穂村弘のレビュー一覧

  • シンジケート[新装版]

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    こんなに短歌がキラキラしているとは。
    読み解く力がないため、解説付き本が読みたいと思った。でも、良かった。
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    さかさまに電池を入れられた玩具(おもちゃ)の汽車みたいにおとなしいのね
    自転車のサドルを高く上げるのが夏をむかえる準備のすべて
    桟橋で愛し合ってもかまわないがんこな汚れにザブがあるから
    声がでないおまえのためにミニチュアの救急車が運ぶ浅田あめ
    査定0の車に乗って海へゆく誘拐犯と少女のように

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    2021年12月22日
  • シンジケート[新装版]

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    オススメされたり授業で紹介されたりして興味を抱いていたが歌集として読んでみると自分が知っていたものがほんの一部だったことを改めて感じ面白いと思いました。

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    2021年12月21日
  • 君がいない夜のごはん

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    ネタバレ

    再読。やっぱり穂村さん面白いな…外で読んでるとちょいちょい笑ってしまいそうになって危ない。食べ物エッセイ集だったことには後書きを読んで初めて気付きました(笑)。

    ―ラーメンを頼む一瞬、心の綾波が叫んだのだ。違う。それは「私のラーメン」じゃない。その声をきき取って、瞬時に正しいラーメンを頼むとは。なんて凄いんだろう。私には私の声がきこえない。本人なのに。(186P)

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    2021年12月18日
  • にょにょっ記

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    穂村弘さんの着眼点や視点にはっとさせられたり、にんまりしたり、クスッとさせられたり。

    印象的だったのは、辞書のカバーの色。
    派手な色はなく、くすんだ色が多いのはたしか。気にもしていなかった。
    何故だろう。

    巻末あとがきが、西加奈子さんなのも嬉しい。

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    2021年12月15日
  • シンジケート[新装版]

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    「風の夜初めて火をみる猫の目の君がかぶりを振る十二月」 水滴が雪になるようにことばが結晶化して歌になる。そんなピカピカの恋を詠んだ、現代短歌を代表する穂村弘のデビュー歌集。本体は背表紙なし糸綴じ。

    新装版を店舗で見て購入してみた。面白かった。

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    2021年12月07日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    穂村弘のエッセイは、面白いのは確実。今回は、微妙な恐怖感という穂村さん独特の感性で日常の本当にちょっとした恐怖につながるものがいっぱい。そう言われればそうだよね。と感じるものも多いと思います。

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    2021年11月22日
  • シンジケート[新装版]

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    とても好きな句を。

    「酔ってるの?あたしが誰かわかってる?」「ブーフーウーのウーじゃないかな」

    愚かなかみなりみたいに愛してやるよジンジャーエールに痺れた舌で

    パレットの穴から出てる親指に触りたいのと風の岸辺で

    眠れない夜はバケツ持ってオレンジのブルドーザーを洗いにゆこう

    「まだ好き?」とふいに尋ねる滑り台につもった雪の色をみつめて

    「おじさん人形相手にどもっているようじゃパパにはとても会わせられない」
    カーネルサンダース

    「鮫のはオルガンの音が好きなの知っていた?」五時間泣いた後におまえは

    「キバ」「キバ」とふたり八重歯をむき出せば花降りかかる髪に背中に


    シンジケート[新

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    2021年11月21日
  • 蚊がいる

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    穂村さんが好きです。
    このゆるい感じというか、しっかりしていない感じが愛おしい。
    かっこつけていない、しっかりしていない感じが人間だなぁと思います。
    彼女と歩いていて、すれ違いざまに「ブース!」と言われたらどうするの正解か、とかデートでサンドイッチを食べるときにハエがとまったらどうするのが正解かとか、普段あまり考えないことを、私だったらどうするかなぁ?と考えてしまいました。
    そういうことを考えさせてくれるからエッセイを読むのはおもしろいです。

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    2021年11月21日
  • にょっ記

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    現実なのか、パラレルワールドなのか。
    穂村さんが書かれる日記は、くすりと笑えたり、可愛かったり、発想にハッとさせられたり、読んでいて心地よかった。
    続編も読みたい。

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    2021年10月21日
  • 鳥肌が

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    (失礼ながら)草食で、ヘタレな穂村さんのコメントが面白すぎる

    世界の見え方ってほんとうに人それぞれなんだと、しみてします

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    2021年10月18日
  • これから泳ぎにいきませんか 穂村弘の書評集

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    穂村さんの読書体験のお話なんかも読めて面白かった。これではない、これでもない、みたいに切迫した様子で本を読んでいくのは、ただ呑気な娯楽として読んできた自分からは想像もつかない激しさだけれど、だからこそこんなに吸収した言葉たち、お話、いろんなものがきらきらするんだろうか。
    詩集や歌集、普段は滅多に手にとらないので、そういうジャンルの気になる本もたくさん出てきて嬉しかった。

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    2021年10月08日
  • 短歌ください 明日でイエスは2010才篇

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    ネタバレ

    前作と同様に気に入った作品に付箋をつけて自分がどういうものに惹かれるのか考えてみた。
    少し寂しさを感じるものが好きな傾向かな?
    好きな作品を3首

    どこにでも行ける気がした真夜中のサービスエリアの空気を吸えば

    正しさが欲しかったから25時赤信号にひとり従う

    長距離ランナー型・短距離ランナー型・六畳間這いまわり型

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    2021年09月13日
  • あの人と短歌

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    俳人やシンガーソングライターなど、同じ歌を生業としていながらも言葉に対する感覚が違い興味深かった。対談相手が歌人ではないから短歌の知識が乏しくても外濠を埋めるように読み進めることができた。

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    2021年09月05日
  • 図書館の外は嵐 穂村弘の読書日記

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    登場人物が3人のミステリー、「おなみだぽいぽい」という絵本、百年前のディストピアSF…。穂村弘が、自身の心をとらえて離さない幅広いジャンルの本を丁寧に読み解く。『週刊文春』連載をまとめて単行本化。

    いろいろ読んでみたくなりました。

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    2021年08月23日
  • 図書館の外は嵐 穂村弘の読書日記

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    ネタバレ

    穂村弘さん、2017年7月〜2020年7月、3年間の読書日記。やはり面白かった!

    「すごく面白い作品に出会うと、その本の世界からいったん顔を上げてきょろきょろする癖があるんだけど」には、私もです〜と心の中で呟きました。

    あと、すごいな、とおもったのは"ぎっくり背中"という自身の状態から、シリアの小説の作家の書きたい内容をそのまま表現できない環境に共通点を見つけた「不可思議の理由」。
    身(?)をもって説明されたのでなんだかものすごい説得力。こんなレビュー書けるのは穂村さんだけだと思う。

    ミステリ、少女マンガ、句・歌集。
    穂村さんの書評は、様々なジャンルから新しい気づきを

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    2021年08月01日
  • きっとあの人は眠っているんだよ 穂村弘の読書日記

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    歌人穂村弘さんの読書日記。ことばを紡ぐ人はどんな本を読んでるの?というシンプルな興味から。ことばのプロの読書日記はすごい。どの本も読みたくなる。風邪で寝込んでるのに松本清張の悪人ばかり出てくるミステリが落ち着くってエピソードに笑ってしまう。題名も翻訳ミステリ小説の台詞から。歌集、詩集、句集もたくさんとりあげられていて楽しい。

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    2021年07月19日
  • 野良猫を尊敬した日

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    穂村弘さんのエッセイ。
    他の作品を読んでから5年ぶり程でしたが、変わらぬ繊細さと益々の哀愁を感じました。
    やるべき事を何年でも貯めておく(やれば一瞬なのに…)という話など、ちょっと大人としてどうかと日頃自分が思ってることを同じように、いやよりダメダメになっており後悔している姿にかなり共感し、安心してしまいました。
    そんな日常の心の動きを掬い出して描ける描写力や感性が相変わらず素晴らしいなと思いました。

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    2021年06月30日
  • シンジケート[新装版]

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    新装版となったシンジケート。
    大好きなヒグチユウコさんの絵、そして本のつづり紐がのぞくおしゃれで贅沢な作りの装丁。おまけの飴玉包み紙もついてくる。

    この時代に生きた同年代の人には響く現代短歌、今の人にはどう映るんだろう。

    穂村さんっぽくない、シンプルでわかりやすいこの歌が今は好き。
    「声がでないおまえのためにミニチュアの救急車が運ぶ浅田あめ」

    ラジオで自費出版したときのエピソードなどを聴いているし、テレビで本のこだわりも紹介していたりと穂村さんをより知るとまた読み方も変わってくる。

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    2021年06月30日
  • あの人と短歌

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    短歌、和歌と言えば恋歌で湿っぽい、ねっとりしている感じがして、ほとんど読まずにいたけれど、そうではないと知る。特に興味を持ったのは明石海人。

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    2021年06月24日
  • きっとあの人は眠っているんだよ 穂村弘の読書日記

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    ネタバレ

    美しい言葉を見つける才能はどこにあるんだろう。

    そんなことを考えてしまった。

    また読みたい本、読み返したくなる本が増えてしまった(^◇^;)

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    2021年06月15日