穂村弘のレビュー一覧

  • 世界音痴

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    穂村弘(1962年~)氏は、札幌市生まれ、上智大学文学部卒、1986年に連作「シンジケート」で角川短歌賞次席(同年の受賞作は俵万智の『サラダ記念日』)、1990年代には加藤治郎、荻原裕幸等とともに「ニューウェーブ短歌」運動を推進した、現代短歌を代表する歌人の一人。エッセイスト、絵本の翻訳家等としても活動している。
    私は50代の会社員で、近年短歌に興味を持ち始め、これまで俵万智、穂村弘、東直子、枡野浩一、木下龍也等の歌集や短歌入門書、また、いくつかの現代短歌のアンソロジーを読み、1年ほど前から新聞短歌に投稿しており、穂村氏にも数首選んでいただいている。
    また、穂村氏の作品では、歌集のほか、入門書

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    2023年01月23日
  • 世界音痴

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    「世界音痴」 タイトルにやられた〜という感じ。
    飲み会が苦手 「自然に」楽しむことが苦手な作者。
    場が盛り上がって来たときに、皆自然に席を移動し始めるが、それが出来ない。トイレから戻って来たときに、どこに座って良いか分からない。
    寿司やのカウンターで、後からダミ声でオーダーした酔っ払いの注文の前に、自分の注文は雨散霧消していまう。
    聞けば作者は、ひとりっ子とのこと。自分との共通点に、そうかそうかと合点がいった。




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    2023年01月22日
  • 世界音痴

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    この人私やん!って思う瞬間が何回もあった。
    自分の事を何より愛していて大切で、でもそんな自分が恥ずかしくて嫌いで、うわぁって情けなくて叫んじゃうような寂しさがある。
    あまりにも自分すぎて後ろめたさしかなかったけど、こんな人でも側からみたら愛おしいのかな?そうだったら救われる。

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    2023年01月16日
  • こどものころにみた夢

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    怖い夢、儚い夢、おもらしの夢…? 角田光代、石田衣良、島本理生、市川拓司、長野まゆみといった豪華作家らが美しい絵と共に綴る「夢物語」。『小説現代』連載に書き下ろしを加えて書籍化。

    実際に読んだのは文庫本ではなく古いほう。

    石田衣良や穂村弘のお話が印象的でした。そんな私は永遠の肛門期…。

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    2023年01月13日
  • 短歌ください

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    本の情報誌、『ダ・ヴィンチ』の読者投稿企画の連載「短歌ください」を文庫化した一冊。読者から寄せられた短歌の中から、歌人の穂村弘さんが選出し、講評が添えられています。

    読者からの投稿とはいえ、どれも日常を鮮やかに切りとった傑作ぞろい。思いもよらない視点、考えたことのない世界を見せてくれます。
    穂村さんの講評がまた良くて、短いながらも歌の本質に触れるような優しい誉め方が印象的です。こんな講評を頂けるなら、短歌を投稿してみたい! という気持ちになりそう。

    読み進めるにつれ、「常連さん」の名前を憶えてきて、推し歌人みたいなのが出来てくるのも楽しいです。
    私は現代歌人に詳しくないのでわからなかったの

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    2023年01月03日
  • 世界音痴

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    エッセイはそれぞれ短いが個人的には当たり外れが激しく、また穂村弘独特の自意識に基づく自虐は続けて読むとあまり気分の良いものではなかった(これは同族嫌悪もあるのだと思う)。
    星3かなと思いながら読んでいたが、最後の『アイパッチ』がかなりの名文だったので星4つ。

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    2023年01月03日
  • 世界音痴

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    どこかツボにハマる部分がある。
    何だかんだ言っても穂村弘さん、おもてになるのでは?と思った。
    世界音痴と恋愛の3大要素が印象的。

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    2022年12月31日
  • もしもし、運命の人ですか。

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    感想
    考えすぎて先に進めない。理性と本能を合わせ持つ人間に特有な現象。それでも最後はえいやだけが頼り。失敗しても良いや次がある。そんな気持ちで。

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    2022年12月17日
  • 君がいない夜のごはん

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    食に関するエッセイなんだけど、斜め上を行く感じ?! ヘンテコなんだけど、共感出来てしまうところもあって、面白かった。

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    2022年12月11日
  • にょにょっ記

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    ネタバレ

    にょにょは公共の場で読める日がにょに比べたら多いです。それでもにやにやします。
    バスローブの人と知り合ってた事があって穂村さんの疑問点の答えは全てYESなのですが、だからといって慣れはしなかったのでわたしもバスローブの人にはなれません。
    あと、「語彙が無いから聞き取れない」にハッとしました。そうだ…!
    今回の解説「偽ょ偽ょつ記」は西加奈子さん。ラスト3日が特に良いです。狐手、穂村さんは牛のつもりだったのは確かにわからない。それになぜ別れの挨拶のときの手が牛なんだろ……

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    2022年12月11日
  • 短歌ください

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    『例えば、「君から電話がこなくてさみしい」という言葉は、次の瞬間に電話がきたら「君から電話がきてうれしい」に簡単にひっくり返ってしまいます。現実の出来事的には勿論それでいいんだけど、歌としてはちょっと困る。
    (中略)
    「さみしい」や「うれしい」や「こわい」や「むなしい」や「おもしろい」を、五七五七七という定型のなかで宝石のように結晶化させたい。
    そうすれば時が流れて現実の状況がどうても、恋が消えても、つくったひとが死んでしまっても、歌の煌めきだけるからです。』

    という筆者が選んだ、様々な年代の読者が送った単価を集めた本です。

    短歌は教科書で触れて以来でしたが、ほんとうに面白かったです。

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    2022年11月27日
  • にょっ記

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    ネタバレ

    『「表現の動機が自己の拡大欲求のみである場合、実際に書かれたものがそれでも人類にとって価値をもつ可能性はありますか」「ない!」即答だった。』
    公共の場で読めない書物があるけどこの本もまさにそれでした。「あたしが、高知城を建てようと思ったとき、…」ってなる武将OLなんだろ。吹き出してしまう。シビア、とかうわぁ…ってなるところもあるけど、どこまでもとぼけていました。
    フジモトマサルさんの挿絵も良かったです。長嶋有さん文・名久井直子さん挿絵の「偽ょっ記」も好き。よく見ると日付がへん。

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    2022年11月24日
  • にょにょにょっ記

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    「私にもその発想に心当たりはあったけど、そこまで発展させて考えちゃうなんて!」の連続。日常を今より少し楽しむコツが隠されているようでした。

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    2022年10月04日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    ネタバレ

    ちょっとした違和感とかぞわってすることを、コミカルな文章で書いてあって、その中には、わたししか怖いって思ったことないと思ってた!ってものもあって、ちょっと安心すると共に、逆に、こんなことこわいんだなぁ、と、人の感性の唯一無二さと無限さを感じる面白い本です。
    そして、装丁がスゴイヨ!
    装丁(鳥肌に見立ててぶつぶつになってる!のと、マットな肌触り)とタイトルと中身と、フォントどこをとっても面白い本でした。

    _φ(・_・
    ■自分フラグ
    自分が何をしでかすかわからないという恐怖、これ本当に自分だけ頭の回線おかしいのかもと思っていたけど、他にもいて(少なくとも穂村さんがそうで)ちょっと安心、、、よかっ

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    2022年09月25日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    何気なくて細かいけれど決定的な違和感が、みたいなのをこころに留めて文章にするのがとても上手いなぁと思った。
    本編にプラスして解説を読んだことで、おこがましくも、穂村さんの感覚というか精神的なキャパシティに似てる部分が自分にもあるというのを感じて、だから余計にそれを絶妙なバランスでするする読める文章に落とし込めるすごさが気持ちよかった。
    楽しくてこわくておもしろい読み物だった。

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    2022年09月20日
  • 君がいない夜のごはん

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    食べ物に関するエッセイです。
    予め言っておくと、本書の穂村さんのへなちょこ度は弱め。
    弱めと言っても捻れたシャイが斜に構えて食べ物関連を語っているので、かなり面白いです。(注:褒め言葉です。私は穂村さんのファンです。)
    逆ソムリエなんて本当にサイテーです(注:私はファンです)
    伊坂幸太郎の小説に逆ソクラテスなんてものもあるが、あの読後の爽快感とは真逆を行くサイテーぶりだ。

    しかし中毒性のある文章、ピュアな心と類いまれなる表現力のギャップ、穂村さんのへなちょこ過ぎてキュートに思えるお人柄、忘れた頃にひょいと投げ込まれる強烈な短歌に、私はもっともっとと穂村弘を求めてしまう。

    穂村さんの文章は、

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    2022年09月14日
  • 鳥肌が

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    リアルに怖い怪談(?)や、穂村さんのメンタリティゆえに感じる恐怖など、もろもろの怖い話があつまったエッセイ集(後者が多い)。

    後者の怖さについて娘と話して共感しあった。どこに怖さを感じるかって、その人のある側面をかなりあらわしてる気がして面白い。

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    2022年09月13日
  • にょにょにょっ記

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    ネタバレ

    シリーズもので3作目だったとは…!
    どこまでが事実でどこまでが空想なのか。でも、考えたことを記すのが日記だとすれば、全て本当。穂村ワールドに飲み込まれて、あっという間に読み終えてしまいました。もちろん、即本屋に駆け込んで1・2作目もゲット。

    言葉の選び方、オチのつけ方、どれをとっても好みです。
    みょんみょんのパンツなんて、そんなの思いつかないのに、言われたらみょんみょんとしか言えない。かわいい、みょんみょん。

    以下、特に好きだったり気になったりしたもの。

    元気さの単位、1ハイジ=10クララ

    眼鏡の話。一回ごとに顔を撫でずにはいられない。見える!ある!

    ロンロン!懐かしい…。ロンロンロ

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    2022年08月28日
  • 図書館の外は嵐 穂村弘の読書日記

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    穂村弘さんの本を読むと、ほんの少しずれた異世界に足を踏み入れた感覚がある。情緒と論理がグルグルしたその先に、これまでみたことのない何かが浮かぶよう。

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    2022年07月24日
  • 短歌と俳句の五十番勝負(新潮文庫)

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    お題を出す人の人選と、その人がどんなお題を出すのかも見どころ。
    壇蜜の安普請とかアラーキーの挿入とか…

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    2022年07月22日