世界音痴

世界音痴

660円 (税込)

3pt

人気歌人は究極のダメ男?爆笑と落涙の告白

末期的日本国に生きる歌人、穂村弘(独身、39歳、ひとりっこ、親と同居、総務課長代理)。雪道で転びそうになった彼女の手を放してしまい、夜中にベッドの中で菓子パンやチョコレートバーをむさぼり食い、ネットで昔の恋人の名前を検索し、飲み会や社員旅行で緊張しつつ、青汁とサプリメントと自己啓発本で「素敵な人」を目指す日々。<今の私は、人間が自分かわいさを極限まで突き詰めるとどうなるのか、自分自身を使って人体実験をしているようなものだと思う。本書はその報告書である>世界と「自然」に触れあえない現代人の姿を赤裸々かつ自虐的に描く、爆笑そして落涙の告白的エッセイ。

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世界音痴 のユーザーレビュー

「夏空の飛び込み台に立つひとの膝には永遠のカサブタありき」――頼りない、イケメンでもない、しかも自己愛炸裂。そんな「ダメ男」なのに、モテる男がいます。その名は「穂村弘」。人気の若手歌人で、あだ名は「ほむほむ」。自意識過剰ゆえに繰り広げられる、なさけない体験や妄想を詰め込んだ初期のエッセイ本。「なんだこいつ」と笑いつつ、ふと「そういえば自分も…」と、ドキリとすることも。
ところで、穂村弘はなぜモテるのか。それは「自分」を見せることが上手いからだろう。本当の自分は言葉には表しきれない。けれどその中から切り取った「自分」をおもしろおかしく語ることができたなら、女の子はぐっと距離が縮まったと感じるはず。それがダメ男なら、なおさら母性本能をくすぐられてしまう。モテたいあなたは、まずダメ男の研究から始めてみてはいかが?

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ほむほむのエッセイ
    ほむほむの短歌は
    あんまり読まないのに
    エッセイはたくさん読んでる
    読む順番はバラバラなので
    年代が前後する
    でも、どこから読んでも
    ワクワクできる
    ほむほむの妄想の虜
    もうやめられない
    ほむほむがモテないなんて
    それは嘘!だと
    いつも思う

    私の頭の中では
    何度も
    愛を語りあっ

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    学生時代ぶりに穂村弘さんの著書を読んだ。相変わらずめちゃくちゃ面白い人でさらに大好きになった。世界音痴ってタイトルからしてもう良い。

    0
    2024年12月31日

    Posted by ブクログ

    友達の推しカプっぽい詩があったので紹介したら本ごと購入してくれて「まめ子ちゃんこんな素敵な世界に日常的に触れてるんだな」と言ってくれたのが嬉しかった。広がれ穂村弘の輪

    0
    2024年10月22日

    Posted by ブクログ

    世界音痴って私のこと!?
    本書のタイトルに惹かれて、購読。

    世界音痴あるあるに共感しながら
    時に著者の感性の鋭さに感嘆して
    どこまでも読んでいたいと思う心地よいエッセイ。

    同じ世界音痴仲間なのに
    穂村さんの才能が羨ましい。
    めちゃくちゃ好きな作品でした

    0
    2024年02月14日

    Posted by ブクログ

    穂村さんの人柄。
    あまり分析しようしようとしていないのに、パッと的確な見解が生まれているという、すごく聡明で、自分は自分で、他人は他人で、事実を事実としてそのまま見ているような、すごく惹き込まれる人柄。

    0
    2023年11月11日

    Posted by ブクログ

    元気が出る。
    笑える。
    ちょっとした空き時間に、短い文章なのに
    軽そうで深い。軽くて深い。
    楽しい。
    短歌はまだよくわからないけど。

    0
    2023年02月16日

    Posted by ブクログ

    私もきっと世界音痴だなと思って読み始めたけど、穂村弘さんには負ける。
    飲み会で「自然に」振舞えないのは共感できるけど、15年住み続けた部屋で換気をした事がなかったは負ける。共感できるとほっとして、負けたー!と思うと笑ってしまう。そういう本でした。

    0
    2023年01月14日

    Posted by ブクログ

    自分かわいさ」が最たる部分を占めていると分かった作者の本エッセイ集は、自分の情けない部分を惜しみなく書いてくれている。

    飲み会で「自然に」席を移動できない、などとても共感できる部分が多い。(今の私では理解できないエッセイもあるが…)

    全編を通して、自分の弱い部分を曝け出しながらも、そんな自分を俯

    0
    2022年12月15日

    Posted by ブクログ

    最近読んだエッセイのなかでは一番面白かった。「毎年、半袖に着替えるのが人よりも一日だけ遅れる」とか、「猿みたいにウキウキ言いながら初めて携帯電話を買う」とか、「一刻もはやく面白い映画を観終わった後の自分になって安心したい」とかが、情けないのに共感できた。映画については、最近『国宝』を見た時に同じこと

    0
    2025年07月31日

    Posted by ブクログ

    歌人:穂村弘のエッセイ集。

    不器用で独特の感性を持つ筆者の文章が面白い。

    女性が苦手で自分は結婚できる人間じゃないと自虐する姿に共感を感じていたけど、その割にはやたら元カノエピソードが出てくるなと違和感を覚えていたら、途中でいきなり妻の話が出てきてガクッときた。連載の途中で結婚したのだろうけど、

    0
    2025年07月21日

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