鳥肌が(PHP文芸文庫)

鳥肌が(PHP文芸文庫)

660円 (税込)

3pt

日常のなかでふと覚える違和感。恐怖と笑いが紙一重で同居するエッセイ集。小さな子供と大きな犬が遊んでいるのを見るのがこわい。自分以外の全員は実は……という状況がこわい。「よそんち」の不思議なルールがこわい。赤ちゃんを手渡されると、何をするかわからない自分がこわい……。ユーモア満載で可笑しいのに、笑った後でその可笑しさの意味に気がついたとき、ふと背筋が寒くなる。そんな42の瞬間を集めた、エッセイ集。第33回講談社エッセイ賞受賞作。解説:福澤徹三

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鳥肌が(PHP文芸文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    穂村さんのエッセイ初めて読んだけどかなり文章の感じがすき、くどうれいんさんとなんとなく似通ったやさしさとユーモアがあってとっても好きかも
    短歌書く方の文章の作り方がすきなのかもしれない。

    ぞわっとしたりこれは恐ろしい回避しておこうの感覚がわかるもの多くて面白かった。
    「あなた」がこわい、と、しまっ

    0
    2024年09月07日

    Posted by ブクログ

    読む前はこわいと感じていないようなことでも、読んだ後は確かにその状況はこわいよなと思わせる説得力がある本。

    0
    2024年03月18日

    Posted by ブクログ

    ふとした日常で思うこと。穂村さんの考えと重なる部分も多々あり、自分を理解してくれているのでは?と錯覚に陥ってしまった。
    「出会いたかった本がここにある」と帯に書かれていましたが、まさに!平積みしていた書店に感謝です。出逢えて良かった!これから何度も読み返します。

    0
    2022年10月19日

    Posted by ブクログ

    穂村弘(1962年~)氏は、札幌市生まれ、上智大学文学部卒、1986年に連作「シンジケート」で角川短歌賞次席(同年の受賞作は俵万智の『サラダ記念日』)、1990年代には加藤治郎、荻原裕幸とともに「ニューウェーブ短歌」運動を推進した、現代短歌を代表する歌人の一人。エッセイも多数執筆している。
    本書は、

    0
    2021年03月05日

    Posted by ブクログ

    怖いもの見たさで、手にした本。大正解!、すごく怖かった 笑。特に怖かったのは「ヤゴと電卓」、怖過ぎて、大きな声を出して笑ってしまった!って、どうして笑ってしまったのかというと、著者の穂村さんの心の葛藤が余りにも臨場感にあふれていたので。
    ・・・・・・・
    「彼女は真顔である。突っ込みを入れたくなった

    0
    2019年08月19日

    Posted by ブクログ


    始めのうちは「考えすぎだよ、穂村さん。」と思っていた。読み進めていると、こわさが増幅されてきた。自分の中に穂村さんがいる?こわい、こわい、こわい。文だけでなく、挿絵もこわい。こわすぎる!「原材料という不安」「鹿の上半分」にゾワゾワ。が、なぜかほっこり!

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    鳥肌が立つのって確かに、自分の目の前に溶け込んでいる風景が、実はかなり異質なものだったことに気づいてしまった時のような、実は○○な事実に静かに気づくような時かも。
    可愛くまとめてる回と真面目なことを言ってる回とのバランスがとても上手だった。世の中の真髄みたいな部分があることで、不器用エ

    0
    2025年08月03日

    Posted by ブクログ

    穂村さんのエッセイを4冊ほど読んで改めて思ったのだが、穂村さんの文章は、小さな日常の出来事をきっかけに、俯瞰した自己分析をする、視野の狭さと広さの行き来が面白い。

    例えば『次の瞬間』という章では、小さな子供と大きな犬が遊んでいる日常の一コマへの恐怖が綴られている。次の瞬間犬が噛み付く妄想(=視野の

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    好きなタイプ
    なんかずっと背中さわさわされてる感覚。
    こえー
    赤ちゃん抱っこするの怖いのと駅のホームで一番前に並ぶの怖いのめっちゃわかる。

    0
    2024年07月12日

    Posted by ブクログ

    穂村弘は、雑誌ダ・ヴィンチの「短歌ください」コーナーに応募をしていた時期もあり知っていた。数年前に「短歌の友人」を読み、短歌だけでなく文才があることも知っていた。
    今回「鳥肌が」を読んで、さらに彼の性格を知ることができた。小心者で、いつも何かにビクビクして怖がっている、そのくせ長生きしたい、美しいも

    0
    2023年03月12日

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