穂村弘のレビュー一覧

  • 短歌ください 君の抜け殻篇

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    ネタバレ

    ダヴィンチで連載?してるシリーズ。
    昔一度だけ応募したなあ。また応募したい。

    ぱっと見の好きな短歌
    誘わなきゃ二万八千五百円出して浴衣を買ったんだから

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    2025年06月13日
  • 短歌のガチャポン

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    やっぱりわたしは誰でも良いわけじゃなく、穂村弘さんが他の方の短歌にコメントつけてくれるのがすごく好きなんだ!!短歌くださいに載ってたものもいくつも取り上げられてて嬉しかった!

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    2025年06月10日
  • もしもし、運命の人ですか。

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    穂村弘さんの恋愛系のエッセイ。
    穂村さんの独特な妄想にくすっとなったりならなかったり。

    好きだったのは、
    ・苺狩り
    ・行為の数値化
    ・一次会の後で

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    2025年05月28日
  • 短歌ください 海の家でオセロ篇

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    感性がすばらしい。お気に入り4首。
    ・両の手で足指持って口に入れ球体となり赤ん坊笑う
    ・抱かれる前に見ていた彗星は帝王切開の刃のひかり
    ・しおりひも挟んだ少し手前から読み返すとき助走の気持ち
    ・残された寿命のうちの10秒を使って君に寄り目を見せる

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    2025年05月26日
  • ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと

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    ネタバレ

    そろそろ自分の親とお別れする時期も近づいているのでは…そんな時に私は耐えられるのだろうか、と思い、死について考える本を手に取ってみたけど、悲壮感のなくユルい対談本。
    結局、『死ってこうだったらいいのにね』というところで落ち着いてしまうけれど、まあそうだよね…
    春日先生、穂村さんとても読書家でいらっしゃるので死にまつわる書籍の話が出てくるのが面白い。

    『君たちはどう生きるか』を「俺たちはどう死ぬのか」というテーマで行こうとするけど、つまりこのテーマは同義であったのね。。

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    2025年05月23日
  • はじめての短歌

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    生き延びる、のではなく生きる、そのことを書くのが短歌。生き延びるのに毎日精一杯で、生きる、瞬間をおざなりにしてしまっているな、わたしは。そう思った。
    ずっとなぜかニヤニヤしなが読んでいた。文体がカジュアルでまるくて、いい具合に感情に触れてくる。短歌、作れるようになりたいな。

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    2025年05月17日
  • 迷子手帳

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    人生でもなんでも迷子になることを肯定してくれる一冊。
    気楽でふんわり。
    情けなくてもそれはそれでとっても魅力的だ。

    やっぱり大好きほむらさん。
    角丸のブックデザインもすてきです。

    私の生活に猫が現れてちいさな変化が起きたように、これからほむらさんも何か変わっていくんだろうか。

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    2025年05月18日
  • あの人と短歌

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    「NHK短歌」のテキスト内の連載という、穂村さんの本業の短歌をめぐるコアなやりとり。
    作家・漫画家・モデル・ブックデザイナーなど様々なジャンルで、
    歌を詠んだり、歌に係わっている人との対談はどれも刺激的だった。
    三十一文字の制限があるからこその表現。
    もっと短い俳句では、今を切り取る表現になるが、
    短歌ではより飛翔感、スケール感を語ることが、1行の中で出来る。
    置きかえ不能な言葉にまで突き詰めること、
    歌=本人と思われがちな部分、神の短歌と世界平和、
    文語が要請する言葉運び、時代に影響される発想、逆張り・二物衝撃。
    文語の型の中では、批評や指導で出来が良くなっていくものでもある。
    歌会・結社の

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    2025年05月13日
  • 迷子手帳

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    ホッコリ穗村ワールド全開。

    歌人て…どんだけ、鋭い感性なんだ!

    短編エッセイ満載で、コーヒーブレイクに調度よかった。

    奥さまも感性が素敵過ぎ!!

    人生に疲れてる方、フッと肩の力が抜け自然体にリセットできる本書、オススメです。


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    2025年05月12日
  • はじめての短歌

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    "生きのびる"と"生きる"の違い。
    ひとが前者に重きを置きがちなのは、他人からの評価を気にする性からかな?
    もっと自分の人生に生きていきたいよね。自分の考えや感性に則って。クリシェとかそういう縛りから解かれたい。

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    2025年05月11日
  • 彗星交叉点

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    「偶然性による結果的ポエム」というテーマに惹かれて購入。
    偶然目にしたり耳に入ってくることばが詩的に感じられた経験があるような気がして、なんでか共感できるエピソードたち。
    以前銀だこのお姉さんが「美味しく召し上がれますように」と言ってたこ焼きを渡してくれたときやけにワードが心に残ってメモしておいたことを思い出した。
    これからももっと日常に潜んでる詩を見つけていきたい。

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    2025年05月10日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    穂村さんのエッセイを4冊ほど読んで改めて思ったのだが、穂村さんの文章は、小さな日常の出来事をきっかけに、俯瞰した自己分析をする、視野の狭さと広さの行き来が面白い。

    例えば『次の瞬間』という章では、小さな子供と大きな犬が遊んでいる日常の一コマへの恐怖が綴られている。次の瞬間犬が噛み付く妄想(=視野の狭さ)をする一方、視野を広げ、そんな妄想をする自己とそんな事を考えもしない他社の差異を考える。そして「想像力には個人差があり、それは単に度合いの問題ではなく、気になるポイントが違うから」と結論付ける。

    穂村さんのエッセイはカメラで例えるなら、単焦点レンズと広角レンズを行き来するような感覚だ。

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    2025年05月05日
  • 蛸足ノート

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    安定の面白さでした。

    掌編だったので寝る前にちょっとずつ読んで読んで。やっと読み終わりましたがとても楽しかったです。
    あとはカバーデザインが蛸がたくさんでとても可愛くて好きでした!

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    2025年04月28日
  • ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと

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    文学に通じた精神科医 春日武彦と、ひとの死に縁のない歌人 穂村弘による対談

    死について話し、その時々のテーマに纏わる小説や短歌を紹介し合うスタイルがとても良かった

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    2025年04月27日
  • 蛸足ノート

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    面白かったです!やはり穂村さん、最高!
    びっくりクイズが一番笑えました。校長先生を追い抜いた話も良かったです。

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    2025年04月24日
  • 迷子手帳

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    寝る前に一話ずつ読むのにピッタリな本でした。ほむらさんの等身大の日常を描かれている素敵な作品。短歌の人は、自分なら見逃してしまっていり何でもない日常の風景や、自分の感情をを切り取るのが上手いなあと思う。

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    2025年03月20日
  • 迷子手帳

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    以前読んだ『蛸足ノート』が良かったので、読んでみました。『蛸足ノート』の続きでいいのかな?
    クスッと笑えるものから、私も一緒です、穂村さんという話もあり、今回も面白かったです。

    特に好きな話。
    倒れないドミノ  
    これはわたしも同じことようなことをやってしまい、反省したことを思い出しました。この中に出てくる詩がとてもいい。

    タイムトリップ体験 四十年ぶりの「再会」
    こういう奇跡的な話好き。

    星の呪縛 誰だかわからない知り合い
    どっちが好きか問題
    この三つの話は私も同じ。

    愛の計測  
    老夫婦の短歌にジーンときた。

    或る夜の出来事
    こんなこと本当に起きるんだ、とびっくり。

    カレー嫌い

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    2025年03月17日
  • 蚊がいる

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    だいぶ軽く読める、現代短歌の第一人者のエッセイ集。ちょっと神経質で、だからこそなんか分かるので、わらってしまう。人生ってこんなもんなんだろうなぁ。

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    2025年03月16日
  • 蛸足ノート

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    穂村弘の蛸足ノートを読んだ。
    穂村弘を知らなかった。
    変換しても一発で出てこない。
    本書の中にも、読者が穂村弘を知らなくて、悔しいと書いてあった。
    本書は、読売新聞に連載されていたものを1冊にまとめたものである。
    1つが全部2ページなので、とても読みやすい。
    著者はよくよく変わり者だと思う。それも夫婦して。
    これだけ変わってるのだから、ネタは尽きないなのだと思う。
    私は変わってないと思うのだが、周りからすると変わっていると言われる。
    しかし、とてもとても著者の足元にも及ばない。
    小さい頃や若い頃を思い出しながら面白く読ませてもらった。

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    2025年03月05日
  • 短歌と俳句の五十番勝負(新潮文庫)

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    お題のとらえ方がそれぞれでおもしろかった。
    たとえば「流れ」出題者鏡リュウジ(占星術)

    流れよわが涙、と空が樹が言った警官はもういなかったから   穂村弘

    わが胸へ流れ弾なす金亀虫   堀本裕樹

    短歌の方はもちろんディック「流れよわが涙、と警官は言った」の本説取り。
    俳句の方は、流れを液体でなく銃弾ととらえた意外性。

    などなど読みどころあり。
    五十番勝負の後にはお互いの作品を論じあうコーナー、本著刊行記念のトークイベントの様子なども掲載されている。

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    2025年03月02日