穂村弘のレビュー一覧

  • 短歌のガチャポン

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    古いのも、新しいのも、ふふっと笑えるようなよい歌選りすぐり。
    軽い気持ちで短歌のことがすきになれる。

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    2024年01月21日
  • 短歌のガチャポン

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    たくさんの歌人の短歌を一度に楽しむのは難しいし、短歌ってかなり好みが分かれる。でもガチャポンだと思えば、どんな短歌と出会えるかは運次第。刺さる短歌も?の短歌もいっぺんに楽しめる。加えて解説つき。その解説の中にもまた関連する別の短歌の紹介ありで、一粒で二度三度おいしい。私にとっては、こんなのありなの?という短歌もあって、短歌の懐の深さは底知れない。

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    2024年01月07日
  • 鳥肌が

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    薦められて、遅まきながらこれが初穂村弘。
    文体と感性が素晴らしいのでスイスイ入ってくるし読みやすく面白い。

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    2024年01月05日
  • こどものころにみた夢

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    文章と絵で綴られた「こどものころに見た夢」をテーマにした短編アンソロジー。夢の世界は辻褄が合わないような不思議な光景、場面展開が見られるけれど、現実とぜんぜん関連がないわけではないですよね?その夢と現実との繋げ方というか絡め方が12人の作家ごとに違うのが面白いです。これは夢の中?と読んでいて戸惑うものもあり。え!これ現実に起きたこと?というものも。ミステリーあり、サスペンスあり、ロマンスあり、回顧録あり、お笑いあり…一つ一つは短いけれど、なかなかに濃い内容でありました。歌人の穂村弘さんのお話が一番印象に残りました(爆笑でした)。

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    2023年12月26日
  • 鳥肌が

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    久しぶりの穂村さん。
    『鳥肌が』。
    本のカバーそのものに鳥肌が立っており、その時点で面白い。(無数の小さな凹凸がある)

    本書はちょっとぞっとしたり、今考えたら怖いかも、というようなことをまとめたエッセイ。
    よくよく考えたら怖い内容の短歌の考察を交えているのが個人的には嬉しい。

    穂村さんの文章を読んでいると、ネガティブなことや、こわがりなこと、なんとなくちょっとダサいことが肯定されているような気がして、安心できる。
    あまりに自身の恥ずかしい体験、格好悪い体験を赤裸々に、おもしろおかしく語るから。
    (どなたかが解説に、その赤裸々さによって女心を掴んでいる、あざとい、と書いているのも読んだ記憶が

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    2023年12月24日
  • 短歌のガチャポン

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    様々な年代や年齢、立場の人の詩があり、どんな人でも書けるという事を改めて感じ取ると同時に、最初に抱いた印象が解説を読んだ後には変わるところが面白いと思った。

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    2023年12月16日
  • はじめての短歌

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    世界音痴を読んで、穂村さんの他者との関わり方を、わかるわかると共感し、その穂村さんによる短歌の指南書を拝読。

    聞けば、短歌は世俗的な価値観よりも、少し「あまりもの」的なものに価値を見いだすそうで。

    学生時代以来、短歌や俳句に触れてこなかった私に、限られた文字数の中に光る、言葉の魅力を示してくれました。

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    2023年12月03日
  • はじめての短歌

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    共感は砂時計、驚きに触れてから常識に戻らないといけない
    生き延びると生きるの違い 純粋さ、価値に矯正されていない物言い
    それらがいい歌を作る
    意味のあることを言ってはならない

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    2023年11月12日
  • 短歌ください

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    短歌には疎いものの、穂村さんのコメントがわかりやすく面白い。
    以前、世田谷文学館で講義を聴いて著者のファンになった(もちろん今までに何冊か読んでいたから講義に参加したのだけれども)。
    その講義で本書に登場するユニコーンの短歌を詠んだ「冬野きりん」と最近対談したそうだ(彼女は現在、女子プロレスラー)。
    最初、あまりにも字余りな句が多く気持ち悪さを覚えていたら、穂村さんが「もうちょっと(定型を)意識しようね」みたいな指摘をされていて、にんまりした。

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    2023年11月01日
  • ラインマーカーズ ~The Best of Homura Hiroshi~

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    景色や持ち物や、時さえもくるくると変わっていく感じが新鮮で良かった。
    穂村弘も短歌も何も知らないまま、事前情報はほんタメのみで読んだ。
    なんかほんとうに、すごい。短歌も穂村弘も。
    ビュッフェで好きなものを選んでるつもりが、どんどん満腹になって苦しむみたいな感じ。
    今回はざーっと流し読みした感じだけど、タイトル通りマーキングしたらもっと楽しいんだろうなって思った。
    感じてるものがくるくる変わっていくから、どんどん頭がパズルの形式でぎゅうぎゅうに埋まっていく苦しみと楽しさが同時にくるの、新鮮だなあ。
    いつかこの本をどこかで読み返す。そのときはラインマーカーを持って

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    2023年10月27日
  • 異性

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    男と女って切り口は結構乱暴なところはあるのだけど、なんとなくわかる、の積み重ねで、うーんそれは違うなぁ、とか、いやーそれはわかる!確かに!がちょいちょい混じってきて、結果それなりに共感ができる、って言うのが実は作家の力なんだろうな、と思う。自分の考えのようで自分を小出しにしかしない、というところが上手い

    2023.10.17
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    2023年10月18日
  • 野良猫を尊敬した日

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    エッセイ書きたくなる。
    元々noteでちらほらと文章は書いてるけど、こんな風なエッセイも書いてみたいと思ってる。

    エッセイみたいな人生じゃなくて、人生をどうエッセイにするか。

    ちょっとそんな目線で生きてみようかと。

    面白く、何だか示唆に富んだ、深いけど、力を抜いて読める。
    良い一冊でした。
    意外と穂村さんの本って読んで無い気が。
    また読もうかな。

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    2023年10月15日
  • 彗星交叉点

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    見逃してる日常が多すぎるのでは?と思うほど、穂村さんが過ごしてる日常の世界線が違う気がした。
    日常ってこんなに詞に富んでるの?
    即答断言ガールズが好き。
    私だったらそれまでポイントになってる判断材料に引っ張られるだろうけど、全く違う角度で判断して、それが確かに...おぉ...!ってなったら、惚れてしまうよね。

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    2023年10月07日
  • にょにょっ記

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    ほむほむの日記。夢なのか現実なのか、曖昧な感じも文章もあったりクスッと笑えて気軽に読める。シリーズ二作目。

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    2023年10月04日
  • はじめての短歌

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    短歌とはと言うことに対して、穂村さんなりの考え方が提示されている。かなり言い切っている部分も多いのでなかなか全てを納得すると言うことができないが、その言い切りのすがすがしさと言うものもある。
    世界音痴、もしもし〜をこれまで読んできたが、その中でもかなり読みやすく、ビジネス向けにかかれたと聞いて納得した
    社会的に適合してきた人(読者)からみて、短歌がかける人というのは、どこか社会でうまく適合していない人たちなのに、そこに魅力を感じてしまうのはなんでなんだろう、どこかにそういった表現をしたいという欲望があるのだろうか、

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    2023年10月01日
  • 彗星交叉点

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    エッセイが読みたくて初めて手に取った本!

    穂村さん、ほんとにおじさん?

    「しかし、ビールで」ー 日常の中でハッとする言葉や出来事に出会った瞬間を、丁寧に面白く伝えてくれる本。何気ない日々も、考え方次第でおもしろくなるんだなぁ☁️✨この本から穂村さんが気になり、短歌にも興味が出ました。

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    2023年09月20日
  • 君がいない夜のごはん

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    え、、と思う事もあったり共感したり。
    とにかく文章が面白い。病院の待合室で笑いに耐え肩を震わせてにやにやしながら読みました。

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    2023年08月12日
  • はじめての短歌

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    短歌を詠むための講座の本ですね。
    まことさんの、おすすめで読んでみました。
    面白くかなりヒントになりました。ありがとうございます。

    「はじめての短歌」の題名になっていますが、副題の「いい短歌の正体とは。」の方がむしろピッタリの気がします。
    慶応丸の内シティキャンパス夕学プレミアム『agora』(アゴラ)における講座「穂村弘さんと詠む【世界と〈私〉を考える短歌ワークショップ】」をもとに、構成のうえ編集したものとのことです。

    作品を一つ一つ吟味しながら、いい短歌とはこんな風に捉えてはどうだろう、といった感じの講座ですね。
    講座ですから、しゃべり言葉をそのまま本に仕立てあげてくれていますので、親

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    2023年08月10日
  • 彗星交叉点

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    穂村さんの本を読むとそういうこと思っていいんだよなといつも安心する。
    仮面ライダーとウルトラマンの話が好き。

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    2023年08月06日
  • 短歌のガチャポン

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    一首ごとにプロとしての評価が書かれていて、一見意味がわからない歌も「ああ、こうやって読むんだ。こんな意味があるんだ」とわかって良かったです。
    いろんな人の歌があるからこそ、自分の好みもわかって面白かったです。

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    2023年07月27日