穂村弘のレビュー一覧

  • 整形前夜

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    ネタバレ

    読み終えた瞬間わたしもほむほむ経。

    誰もが当たり前のようにしていることや、ほとんどの人が経験していることを前に、いちいち驚いたり怯えたりするする著者。そこを笑いや愛嬌の糖衣をかぶせてくる。

    完璧な世界を求めながらも、平凡な日常の暴走に翻弄される生ぬるくも愛らしい記録集。

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    2012年09月24日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

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    う~ん、やっぱり面白いっ!
    私はこのシリーズ(『短歌はじめました。』『短歌があるじゃないか。』。執筆者はこの本と同じ)で短歌を読み始めた人間なので、その続編にあたる本作が出たときは「また『短歌~』シリーズが出たんだ! やったーーー!」と心の中で一人歓声を上げたくらいなのである。
    (この本に収録されているものと『短歌があるじゃないか。』で収録されている内容が、半分ほど被っていると知ったのは、もう少し後のこと)

    短歌同人・「猫又」メンバーの提出作品を、主催の沢田さんを進行役に、穂村・東の両氏が批評するという体制のこの本。
    相変わらず、よく言えば肩の力が抜けた、悪く言えば脇が空きすぎな短歌たちが、

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    2012年08月29日
  • 短歌の友人

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    ネタバレ

    エッセイしか読んでなかった人が読むと衝撃。
    穂村さんのすごさが分かる。
    短歌ってこんなに面白い。

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    2012年03月27日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

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    え、短歌って自分にもできるんじゃ? って思わせてくれるようなかるーいタッチが魅力的。読みやすいし、なぜか有名人のイラスト付きだし、のほほんとしながらうまくなれそうな気がします。

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    2012年02月21日
  • 短歌の友人

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    歌論というものを初めて読む。この人にとって、あるいは歌人にとって、歌というものはそうゆうものなのか。「ひとつのものがかたちをかえてるだけ」。個人的に色々示唆されるものが多い。引用されてる歌集を読んでみたくなった。

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    2012年02月18日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

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    沢田康彦氏主宰の短歌同人「猫又」投稿作品の数々を、穂村弘・東直子両氏とともにコメントしていくという対談形式の短歌入門書。の第二弾。の文庫化。こっそり意外な著名人の歌もあってうれしい。そこのあなた、短歌って古くさいものだと思っているなら本書をご一読あれ。日々のくらしの中で、言葉はこんなにも、軽やかで、楽しい。

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    2012年01月29日
  • 短歌はじめました。 百万人の短歌入門

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    有名無名年齢性別既婚未婚等一切不問のファックス&メール短歌の会「猫又」。穂村&東の人気歌人ペアと「猫又」主催者が、短歌について語ります。

    このシリーズ(もう一冊は『短歌があるじゃないか。』)のおかげで、私は短歌に目覚めまることができました! 
    というわけで、まずはお礼を言いたい。どうもありがとうございます。

    いやー、短歌がこれほど面白いものだとは知らなかった。
    というか、この本を読むまでは、一体何が短歌の良し悪しなのか、そもそも自分が短歌を良い・悪いで判断できるのかすらわからなかった。
    でも、このシリーズを読み進めていくうちに、自分が短歌を読める(詠めるではなく)ことがこんなに面白いものな

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    2011年07月07日
  • 求愛瞳孔反射

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    はじめて、息がとまるかとおもった詩集。
    粘膜の感触や汗に濡れた背中の熱い体温、「喧騒の中で世界にふたりきり」な感覚、時が静止して永遠にすら思えるような一瞬、そういうのがぐぐぐっと立ち上がってきて、眼の裏が灼けるよう。
    キッチュで幼くてしかしものすごくえろい。乱雑で清らか。
    言葉が完璧なリズムで暴力的に美しく迫ってきて、
    この世界に恋してしまう。
    うっとり。

    そう、ここから穂村弘に取り憑かれたのでした。

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    2011年08月26日
  • 求愛瞳孔反射

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    詩集を買ったのは初めてです!
    文芸部の先輩に勧められて読んでみました。

    全身全霊で恋をした人なんだなあと。
    ほどよくえろで、でもそれが全然不快じゃない。

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    2013年01月06日
  • 短歌はじめました。 百万人の短歌入門

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    穂村さんと東さん、大好きな2人の歌人がどんなふうにほかの人の短歌を詠むのか、すごく興味があって読みました。たった三十一文字の中に世界の一瞬を閉じ込める。歌人という人たちは、自分の内と外を誰よりも真摯に見つめる技術を持った人種だと思う。
    一瞬の閃き、それを生かすための技巧。何よりも、短歌という表現への愛情。2人の魅力にしっかりと触れることができる本です。

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    2010年03月25日
  • 短歌ください 君の抜け殻篇

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    ネタバレ

    玄関に知らない靴が落ちている夕暮れ一瞬母を殺した

    (7×7+4÷2)÷3=17

    箱の中暗い空間増えてゆくティッシュ一枚引き出すたびに

    恋人をやめた時から君の目を眼鏡越しでしか見られなくなる

    火葬場に靴靴靴が集合しひとり裸足で来た祖父がいる

    「このほうが本気でやるでしょこいつらも」溶けるティッシュのてるてるぼうず

    伝票をくるりと丸め透明な筒に入れられた瞬間ひとり

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    2026年02月21日
  • シンジケート[新装版]

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    ピースの又吉さんがインターネットの番組で載っていたので購入した。
    正直わかりにくかったですだけど、これは今の自分がまだそこまでのレベルに達していないからだと思っている。
    この短歌を読んだら、俵万智さんのサラダ記念日を読みたくなった。
    言葉の力って、とても力強いものだと思う。

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    2026年02月15日
  • 短歌ください 君の抜け殻篇

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    作れそうで作れない短歌、読むほうはけっこう好きになってきた。謎と発見と日常と密やかなエロス、全て受け入れる短歌。やっぱり余白が想像をかきたてるのかなと思う。
    解説付きで読みやすい本。シリーズの途中から読んだが、他も少しずつ読みたい。

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    2026年02月09日
  • 満月が欠けている  ―不治の病・緑内障になって歌人が考えたこと―

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    穂村弘さんが病という自らの「欠け」に向き合う過程を綴った一冊。
    特に強く惹かれたのは、著者の父の最期の姿だ。医師に「すべてお任せします」と告げる潔さと、「髭剃りを買ってください」という静かな尊厳。死を目前にしてもなお、日常の律動を失わないその姿はあまりにカッコいい。
    終盤に登場する「100歳まで生きるボタン」の問いは重い。この本が描く「不完全なまま続いていく日常」の記録は、答えの出ない不安の中にいる今の自分にとって、一つの確かな手触りとなった。

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    2026年02月08日
  • 蛸足ノート

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    穂村さんの日常が本当に面白い。というか、何気ないことにあれこれ思う穂村さんの考え方が面白い。そして奥さんもすごく個性的で素敵。
    見開き1ページで1つのお話なので気軽に読める。昼休みの10分で何個か話を読む感じで長期間に渡って読んだ。
    好きだったのは、「鉄火巻とさきいか」「時をかける妻」「凄い遊び」「二つのやばい記憶」「『長生きするお水』をもらった」「『昔』の話」

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    2026年01月30日
  • 世界音痴

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    安心感をくれるエッセイで、エッセイの例に漏れず読みやすい。私は1日3食規則正しく食事を摂ることがまずない。朝食は抜くし、昼は丸めた米(見た目的にはおにぎりなのだが、中身はないし塩もふっていないのでおにぎりのおいしさはない)、夜は裂けるチーズスモーク味で済ませてしまう。そんななので、著者の生活に共感を覚えて手に取った次第。著者はベッドで眠りながら菓子パンやチョコバーを貪るそうだ。私もまだまだ、自分可愛さを突き詰められると思う。

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    2026年01月11日
  • 世界音痴

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    不器用な人だ。
    この一つ前に読んでたのが松尾スズキさんのエッセイだったんだけど、続きものかと思うくらい2人とも不器用!笑

    そんな生き方が時に繊細かつ笑えるお話が出来上がるんだろう。
    気を使いすぎて考えすぎてしまうのか、心を読みすぎてしまうのか、シャイなだけなのか。
    けど一言では表せない繊細さがどこか憎めず愛しく思えるポイントなんだろうな。

    残念ながらわたしが大雑把な性格なので共感できる部分は少なかったけど、自虐的かつセンスの良い感性はさすが「世界音痴」と名づけるだけある歌人ほむほむでした。

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    2025年12月24日
  • 蚊がいる

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    毎日のちっちゃいうれしいこと、いやなこと。
    忘れちゃいそうな、そんなちっちゃい記憶を思い出して、わかる〜ってなる本でした。
    クスッと笑えて気が楽になる

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    2025年12月23日
  • よくわからないけど、あきらかにすごい人【毎日文庫】

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    対談の相手はタイトル通り。彼らがどのように創作しているのかを、穂村自身のあり方と響かせながら紐解いていく。

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    2025年12月23日
  • 満月が欠けている  ―不治の病・緑内障になって歌人が考えたこと―

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    一つ一つが短く読みやすい語りだった。
    疾患を持つ当事者の目線で、
    病に対する恐怖や受け止めが語られていて
    医療従事者として興味深かった。多分明日からの仕事に生きていくと思う。
    また、生とか何か、と思いを巡らせるいい機会にもなった。

    穂村さんの感受性と温かな語りが心地よかった

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    2025年12月14日