穂村弘のレビュー一覧

  • にょにょっ記

    Posted by ブクログ

    『テレビで海の番組を観る。
    画面一杯に現れた大きな烏賊が真っ黒な墨を大量に吐いている。
    ぶわぶわぶわぶわぶわぶわぶわ。
    凄いなあ、と思う。
    あれでお習字をしてみたい。
    なんて書こう。
    「いか」かな。
    それから、蛸が出てきた。
    やっぱり墨を吐いている。
    ぶわぶわぶわぶわぶわぶわぶわ。
    これも凄いなあ。
    なんて書こう。
    「たこ」。
    と、みせかけて「いか」。』

    『「うちがわからうちがわから」という呪文を習う。
    そう云いながら、ヨーグルトを嘗めると美人になるらしい。』

    「声をあげて、泣け。昔、私も数多くの失恋をした。片思いをした。破れるたびに、私はダルマのように、強くなった」

    『快適さを追求して

    0
    2014年06月10日
  • 整形前夜

    Posted by ブクログ

    他の著作と比べ穂村さんの硬派な面がなんとか垣間見える(笑)豊崎由美さんの解説も良い。穂村さんにハズレなしを改めて感じた。

    0
    2014年01月24日
  • 整形前夜

    Posted by ブクログ

    講演で穂村さんに会ったとき、この人の人間的豊かさに驚かされたことがある。世界音痴などといいながら、さりげなくこの世界を見事に掌握している人だと思った。なのにそのあとで読んだこれに、また騙されそうな自分がいた。すべてを包み込んで後ろ向きで囁き声の、この人の世界観というか言葉の選び方すべてが好きだ。

    0
    2013年09月23日
  • 短歌があるじゃないか。 一億人の短歌入門

    Posted by ブクログ

    短歌って面白い!作らなくても読んでるだけでも良いんだな。
    女子プロ短歌が面白すぎてズルい!!と言いたくなる。

    0
    2013年08月21日
  • 整形前夜

    Posted by ブクログ

    精度のいい好意のセンサーをわたしも欲しかった。こういう計算のできる男の人はいいんでしょうね。悔しいけれど。

    0
    2013年07月26日
  • 整形前夜

    Posted by ブクログ

    『目先の欲望や安楽に負けるから、そのつけを後で支払うことになるのだ。
    「今」をきっちり生きることができないために、そこから先の未来が次々ち腐ってゆく。』

    『日常的に私がしていることで、女性たちが未体験とか、踏み込めないとか、想像できない習慣や文化って何かあるだろうか。
    ズボンは殆どの女性が穿いたことがあるだろう。
    化粧をしていない感覚も知っている。
    髭剃りはどうか。
    産毛は普通に剃っているだろう。
    ネクタイと云いたいが、会社員をやめてからは私もしていない。
    褌も締めたことがない。
    なのに最近では女性用もあるらしい。
    うーん、私が知っていて彼女たちが知らないことは、ひとつもないじゃないか。

    0
    2013年07月15日
  • 整形前夜

    Posted by ブクログ

    当人曰く「ぴんとこない戦いの連続」という日常や、言葉や文学に関することごとの集積。
    前者などはうっかり電車内で読んでいると口元が緩んで危ない。
    でも、今回特に惹かれたのは後者のほうだ。
    太宰治やレイモンド・チャンドラーからの引用、考察にはほとんど感動した。

    ほむほむ、かっこいい。

    0
    2013年05月31日
  • 短歌はじめました。 百万人の短歌入門

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ダヴィンチに「短歌ください」を連載している穂村弘らによる短歌本。現代短歌の一つの流れに身を投じるのによい。短歌を作ったことがなければ始めるきっかけになるかも。現代短歌の一つの流れを理解するのによい。多くの短歌会が高齢化で縮小を余儀なくされている中、新しい短歌の流れを作るきっかけになるかも。

    0
    2013年05月03日
  • 短歌の友人

    Posted by ブクログ

    短歌論。与謝野晶子、斎藤茂吉の時代から現代に至るまで、様々な時代の短歌が取り上げられている。これまで短歌に触れた経験がなかったので、一つ一つの作品が新鮮で面白かった。短歌は言葉遊びやパズルの印象が強かったけど、作者の世界を見る視点、観察眼を垣間見る楽しみもあることを知った。

    0
    2016年08月15日
  • 整形前夜

    Posted by ブクログ

    ほむほむの文庫化したものはかなり読んでいるが、今回にしてようやく中島らもを思い出した。
    ポップでメロウで唾棄すべき人間への愛と金言に満ちている言葉たち。

    ・好きという気持ちを確認できればセックスなど必要ない。でも確認するにはそれしかない。
    ・逸脱するものこそ本当に生きようとしているのではないか。
    ・フィリップ・マーロウのピンクの虫のエピソード。
    ★「共感(シンパシー)」と「驚異(ワンダー)」。
    ・言葉(以前のエネルギー)が勝手に跳ねまわる度合い。詩歌>純文学>エンターテインメント小説。
    ・我々の生に「変」の可能性が含まれていることが文学を生みだしたのでは。
    ・次の一瞬にまったく無根拠に生を奪

    0
    2013年01月27日
  • 整形前夜

    Posted by ブクログ

    良いタイトル。

    なんだかんだ言って、まともな一人の大人である。

    思春期の心細さを、持ったままきてしまっただけで。

    0
    2012年10月11日
  • 整形前夜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み終えた瞬間わたしもほむほむ経。

    誰もが当たり前のようにしていることや、ほとんどの人が経験していることを前に、いちいち驚いたり怯えたりするする著者。そこを笑いや愛嬌の糖衣をかぶせてくる。

    完璧な世界を求めながらも、平凡な日常の暴走に翻弄される生ぬるくも愛らしい記録集。

    0
    2012年09月24日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

    Posted by ブクログ

    う~ん、やっぱり面白いっ!
    私はこのシリーズ(『短歌はじめました。』『短歌があるじゃないか。』。執筆者はこの本と同じ)で短歌を読み始めた人間なので、その続編にあたる本作が出たときは「また『短歌~』シリーズが出たんだ! やったーーー!」と心の中で一人歓声を上げたくらいなのである。
    (この本に収録されているものと『短歌があるじゃないか。』で収録されている内容が、半分ほど被っていると知ったのは、もう少し後のこと)

    短歌同人・「猫又」メンバーの提出作品を、主催の沢田さんを進行役に、穂村・東の両氏が批評するという体制のこの本。
    相変わらず、よく言えば肩の力が抜けた、悪く言えば脇が空きすぎな短歌たちが、

    0
    2012年08月29日
  • 短歌の友人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    エッセイしか読んでなかった人が読むと衝撃。
    穂村さんのすごさが分かる。
    短歌ってこんなに面白い。

    0
    2012年03月27日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

    Posted by ブクログ

    え、短歌って自分にもできるんじゃ? って思わせてくれるようなかるーいタッチが魅力的。読みやすいし、なぜか有名人のイラスト付きだし、のほほんとしながらうまくなれそうな気がします。

    0
    2012年02月21日
  • 短歌の友人

    Posted by ブクログ

    歌論というものを初めて読む。この人にとって、あるいは歌人にとって、歌というものはそうゆうものなのか。「ひとつのものがかたちをかえてるだけ」。個人的に色々示唆されるものが多い。引用されてる歌集を読んでみたくなった。

    0
    2012年02月18日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

    Posted by ブクログ

    沢田康彦氏主宰の短歌同人「猫又」投稿作品の数々を、穂村弘・東直子両氏とともにコメントしていくという対談形式の短歌入門書。の第二弾。の文庫化。こっそり意外な著名人の歌もあってうれしい。そこのあなた、短歌って古くさいものだと思っているなら本書をご一読あれ。日々のくらしの中で、言葉はこんなにも、軽やかで、楽しい。

    0
    2012年01月29日
  • 短歌はじめました。 百万人の短歌入門

    Posted by ブクログ

    有名無名年齢性別既婚未婚等一切不問のファックス&メール短歌の会「猫又」。穂村&東の人気歌人ペアと「猫又」主催者が、短歌について語ります。

    このシリーズ(もう一冊は『短歌があるじゃないか。』)のおかげで、私は短歌に目覚めまることができました! 
    というわけで、まずはお礼を言いたい。どうもありがとうございます。

    いやー、短歌がこれほど面白いものだとは知らなかった。
    というか、この本を読むまでは、一体何が短歌の良し悪しなのか、そもそも自分が短歌を良い・悪いで判断できるのかすらわからなかった。
    でも、このシリーズを読み進めていくうちに、自分が短歌を読める(詠めるではなく)ことがこんなに面白いものな

    0
    2011年07月07日
  • 求愛瞳孔反射

    Posted by ブクログ

    はじめて、息がとまるかとおもった詩集。
    粘膜の感触や汗に濡れた背中の熱い体温、「喧騒の中で世界にふたりきり」な感覚、時が静止して永遠にすら思えるような一瞬、そういうのがぐぐぐっと立ち上がってきて、眼の裏が灼けるよう。
    キッチュで幼くてしかしものすごくえろい。乱雑で清らか。
    言葉が完璧なリズムで暴力的に美しく迫ってきて、
    この世界に恋してしまう。
    うっとり。

    そう、ここから穂村弘に取り憑かれたのでした。

    0
    2011年08月26日
  • 求愛瞳孔反射

    Posted by ブクログ

    詩集を買ったのは初めてです!
    文芸部の先輩に勧められて読んでみました。

    全身全霊で恋をした人なんだなあと。
    ほどよくえろで、でもそれが全然不快じゃない。

    0
    2013年01月06日