穂村弘のレビュー一覧

  • シンジケート[新装版]
    どうやったらこんな日本語が紡げるのだろうなあと、ただただ感心するばかり。本当にすごい。




    お気に入りのものを下記に記します〜。
    「飲み口を折り曲げられるストローがきらい臨時の恋人が好き」
    「彗星を掴んだからさマネキンが左手首を失くした理由は」
    「「耳で飛ぶぞうがほんとにいるのならおそろしいよね...続きを読む
  • 短歌ください 君の抜け殻篇
    三十一音でも、いろいろできるなあと勉強させていただきました。

    この本をプレゼントしてくれたみずの、ありがとね。
  • 君がいない夜のごはん
    頭が空っぽのまま、こころがあったかくなる本 
    笑わないぞ!と思っても ダメです 笑ってしまいますよ
    今週笑ってない人におすすめします。
  • 短歌ください 海の家でオセロ篇
    俵万智さん以来の短歌集でしたが、面白かった。人それぞれの宇宙が三十一文字に込められていて無限に広がって。いくつかメモしました。
  • はじめての短歌
    ある短歌に対して改悪例を示すことで、どこがその短歌の持つ魅力だったのかを浮かび上がらせる。それは社会的価値(資本主義的的価値)からは逸脱したもの。でもだからこそ短歌にとっては必要なもの。
    社会からはみ出た私が短歌に潜むもの。短歌の魅力って面白い。
  • 彗星交叉点
    ふとした時に見かけた看板の文言や、街中での他人の会話を聞いて感じたことを主にまとめたエッセイ集。

    相変わらずのほむほむ節が炸裂していて、面白い。氏のゆったりのんびりとした文体が好き。「なにそれ、どういうこと?」って前のめりになったり、「わかるわかるw」と共感したりしながら読んだ。

    若者たちに写真...続きを読む
  • はじめての短歌
    短歌イベントのために再読。
    短歌の詠み方を分かりやすく解説しているので、導入に最適である。想像の余地を作る、いつもとは違う視点で物を見る。
    山田航氏による解説が素晴らしかった。
  • 彗星交叉点
    近くのショッピングモールの本屋さんでなんと、この本が三冊並んでました。短歌コーナーが前よりも大きく設けられているような気がします。この本の表紙は今までの穂村本と趣が違って、ジェットストリームのようなシックな色合い。装丁葛西薫さん。
    内容はいつもの昭和感満載で安心します。街角でふと耳にしたことから膨ら...続きを読む
  • 短歌ください 海の家でオセロ篇
    たかだか31文字というのに、様々な感情の繊細さが感じられるので毎巻面白い。穂村弘さんの受け止め方も良く、補足で更に理解を深めることが出来てとても助かっている。以前書いていた『恐い歌はいい歌』という評価に感銘を受けたので、ちょっと恐いくらいに想いの強い歌が好き。
  • 彗星交叉点
    旅のお供にちょっとずーつ読んでいこうと思ったのに、初日のホテルで読み終わってしまった...いや、おもしろすぎ!!!
  • もうおうちへかえりましょう
    着眼点と不安要素が面白くて、ところどころで声を出して笑いました。
    穂村弘さんの本をはじめて読んで、短歌にも興味が湧きました。
  • シンジケート[新装版]
    暴力的で荒々しい言葉遣いだけど美しい言葉の印象を受けました。
    暴力的だと感じるのは、恋人(たぶん)をおまえと呼ぶせいかもしれません。
    それと、女性を女と呼ぶせいもあるでしょう。
    文学で言えばエンタメ系ではなく純文学系の感じがしました。
    もう一人の現代の代表的歌人である俵万智さんはエンタメ系というイメ...続きを読む
  • 短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇
    短歌。
    自由で、瑞々しくて驚きました。
    すぐそばにある風景や言葉に
    グッときたり
    クスッとしたり。

    解説が入っているので
    私のような初心者に最適。
    ハマりそうな予感しかない。
  • 短歌と俳句の五十番勝負(新潮文庫)
    まだ最初の数ページしか読んでいませんが、すでにおもしろいです。穂村弘✖️堀本裕樹の短歌俳句勝負、最後まで楽しみたいと思います!与えられたお題に向き合っている2人の様子が目に浮かび、ふふっと笑みが溢れますよ〜
  • 野良猫を尊敬した日
    今読んでいる最中です。やっぱりほむほむはおもしろい。初っ端の「天職の世界の人々」から共感の嵐でした。どうしてこうもわたしの気持ちがわかるの?と言いたくなるくらい、スッと心に落ちてくる。普段その出来事に出くわすたびに思っているけど、意識的に言葉にしようとせず素通りしてしまう私たち。それが文章になること...続きを読む
  • 世界音痴
    元気が出る。
    笑える。
    ちょっとした空き時間に、短い文章なのに
    軽そうで深い。軽くて深い。
    楽しい。
    短歌はまだよくわからないけど。
  • 短歌という爆弾 -今すぐ歌人になりたいあなたのために-
    昨年の年末に、111108のレビューを読んで購入した。読みごたえがあって何度も読んだ。

    一番印象に残ったのは、5552もレビューで書いていた「オートマティック」な感じになるのはだめというものだ。慣用句的な表現といっていいかもしれない。慣用句的な、みんなが使いそうな表現を使うと、オリジナリティが希薄...続きを読む
  • 短歌という爆弾 -今すぐ歌人になりたいあなたのために-
    「何かをみつけるの何かって、いったいなんだ。これだというものって、いったいどれだ。今すぐにそれをやり始めて、世界と自分を決定的に変えられるような何かはどこに隠れているんだろう。
    経験的に私が示せる答えがひとつある。それは短歌を作ってみることだ。案外そんなところに、「何か」は隠れているものではないか。...続きを読む
  • はじめての短歌
    歌集を何冊か大人買いしたのですが、短歌について無知な為、その頭で読んだらもったいないので、まずこの本を読んで短歌とはなにか勉強しようと思いました。


    以下は、読みながら書いたメモ書きです。


    ・新聞記者で詩人という人も世の中にはいる。穂村さんは総務課長で歌人。でも違う文章の使い方をする。
    ・存在...続きを読む
  • きっとあの人は眠っているんだよ 穂村弘の読書日記
    穂村さんと同じ本を読んでも違うことが思い浮かぶのだなと当たり前のことをとてもおもしろく感じながら読む。

    そして本好きな人の話はおもしろい。

    ちょうどこの本を読んでいるときに、大昔、イベントに来ていただいた時に作って、もらって下さった似顔絵の消しゴムハンコを今もたまに使ってくださっているらしいとい...続きを読む