穂村弘のレビュー一覧

  • 短歌ください

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    本の情報誌「ダ・ヴィンチ」の読者投稿企画「短歌ください」に寄せられた短歌を穂村弘が選び、解説をくわえている。

    発想が素晴らしい短歌ばかりで面白く、著者の解説で短歌の魅力がいっそう際立つ。短歌を詠む時にも生かせそうだ。いくつか紹介したい。

    コンビニで聞こえた遅刻の言い訳が「尾崎にバイクを盗まれました」

    バイキング誰も並ばぬ一品を浮かび上がらすトングの光り

    電子レンジは腹に銀河を棲まわせて静かな夜に息をころせり

    ↑の短歌への著者の解説は“最も日常的なもののなかに宇宙を見出だす鋭さ”

    じいちゃんは、白目と黒目の境目が曖昧になった目で座ってる

    ↑の短歌への著者の解説は“「じいちゃん」の「

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    2023年07月30日
  • シンジケート[新装版]

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    どうやったらこんな日本語が紡げるのだろうなあと、ただただ感心するばかり。本当にすごい。




    お気に入りのものを下記に記します〜。
    「飲み口を折り曲げられるストローがきらい臨時の恋人が好き」
    「彗星を掴んだからさマネキンが左手首を失くした理由は」
    「「耳で飛ぶぞうがほんとにいるのならおそろしいよねそいつのうんこ」」
    「ほんとうに俺のもんかよ冷蔵庫の卵置き場に落ちる涙は」

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    2023年07月01日
  • 君がいない夜のごはん

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    頭が空っぽのまま、こころがあったかくなる本 
    笑わないぞ!と思っても ダメです 笑ってしまいますよ
    今週笑ってない人におすすめします。

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    2023年06月27日
  • はじめての短歌

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    ある短歌に対して改悪例を示すことで、どこがその短歌の持つ魅力だったのかを浮かび上がらせる。それは社会的価値(資本主義的的価値)からは逸脱したもの。でもだからこそ短歌にとっては必要なもの。
    社会からはみ出た私が短歌に潜むもの。短歌の魅力って面白い。

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    2023年05月22日
  • はじめての短歌

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    ネタバレ

    短歌イベントのために再読。
    短歌の詠み方を分かりやすく解説しているので、導入に最適である。想像の余地を作る、いつもとは違う視点で物を見る。
    山田航氏による解説が素晴らしかった。

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    2023年05月13日
  • 短歌ください 海の家でオセロ篇

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    たかだか31文字というのに、様々な感情の繊細さが感じられるので毎巻面白い。穂村弘さんの受け止め方も良く、補足で更に理解を深めることが出来てとても助かっている。以前書いていた『恐い歌はいい歌』という評価に感銘を受けたので、ちょっと恐いくらいに想いの強い歌が好き。

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    2023年04月09日
  • シンジケート[新装版]

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    暴力的で荒々しい言葉遣いだけど美しい言葉の印象を受けました。
    暴力的だと感じるのは、恋人(たぶん)をおまえと呼ぶせいかもしれません。
    それと、女性を女と呼ぶせいもあるでしょう。
    文学で言えばエンタメ系ではなく純文学系の感じがしました。
    もう一人の現代の代表的歌人である俵万智さんはエンタメ系というイメージです。

    考えたのですが、穂村さんが恋人をおまえと呼び女性を女と呼ぶのは穂村さんは平成、令和の歌人ですが、穂村さんが昭和生まれだからで、そんなに暴力的という訳ではないのかもしれません。でも、あなたという呼称もありますが。
    今だったらぼくらとか君とかが多いような気がします。

    拙い的を得ない感想だ

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    2023年03月25日
  • 短歌と俳句の五十番勝負(新潮文庫)

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    まだ最初の数ページしか読んでいませんが、すでにおもしろいです。穂村弘✖️堀本裕樹の短歌俳句勝負、最後まで楽しみたいと思います!与えられたお題に向き合っている2人の様子が目に浮かび、ふふっと笑みが溢れますよ〜

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    2023年03月20日
  • 野良猫を尊敬した日

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    今読んでいる最中です。やっぱりほむほむはおもしろい。初っ端の「天職の世界の人々」から共感の嵐でした。どうしてこうもわたしの気持ちがわかるの?と言いたくなるくらい、スッと心に落ちてくる。普段その出来事に出くわすたびに思っているけど、意識的に言葉にしようとせず素通りしてしまう私たち。それが文章になることで、ついにほむほむは私の気持ちを透視して代弁してくれているのかな?と思ってしまうほどです(笑)穂村さん〜読書が止まらない!

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    2023年02月26日
  • 世界音痴

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    元気が出る。
    笑える。
    ちょっとした空き時間に、短い文章なのに
    軽そうで深い。軽くて深い。
    楽しい。
    短歌はまだよくわからないけど。

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    2023年02月16日
  • 短歌という爆弾 -今すぐ歌人になりたいあなたのために-

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    昨年の年末に、111108のレビューを読んで購入した。読みごたえがあって何度も読んだ。

    一番印象に残ったのは、5552もレビューで書いていた「オートマティック」な感じになるのはだめというものだ。慣用句的な表現といっていいかもしれない。慣用句的な、みんなが使いそうな表現を使うと、オリジナリティが希薄になる、そんな内容を書いていて勉強になった。

    2章の設置法では、歌集の作り方などを著者自身の経験をもとに書いている。歌集のタイトルは自分の名前とのバランスが大事など、他の短歌入門書ではあまり書いていないことも丁寧に書かれている。

    3章の構造図は、いろんな短歌を分析している論文のようで少し難しいが

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    2023年02月12日
  • 短歌という爆弾 -今すぐ歌人になりたいあなたのために-

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    「何かをみつけるの何かって、いったいなんだ。これだというものって、いったいどれだ。今すぐにそれをやり始めて、世界と自分を決定的に変えられるような何かはどこに隠れているんだろう。
    経験的に私が示せる答えがひとつある。それは短歌を作ってみることだ。案外そんなところに、「何か」は隠れているものではないか。
    (中略)
    その時々の景色や感情を封じこめるという点で、短歌は写真みたいなものであり、生き生きと想いを伝えられるという点で、手紙みたいなものでもありますね。
    そしてぼくたちが大昔の歌に感動できたり、逆に未来の読者を夢見たりできるという点で一種のタイムマシンでもある。あと言っておきたいのは、今しか作れ

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    2023年02月05日
  • きっとあの人は眠っているんだよ 穂村弘の読書日記

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    穂村さんと同じ本を読んでも違うことが思い浮かぶのだなと当たり前のことをとてもおもしろく感じながら読む。

    そして本好きな人の話はおもしろい。

    ちょうどこの本を読んでいるときに、大昔、イベントに来ていただいた時に作って、もらって下さった似顔絵の消しゴムハンコを今もたまに使ってくださっているらしいという話がもたらされる。懐かしく嬉しい。

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    2023年01月29日
  • 君がいない夜のごはん

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    初めて読んだ穂村さんの本がこちらでした。タイトルと同じく夜に読んだのですが、ぴったり!
    読んでいるというよりなんだか言葉を食べているという不思議な感覚になったことを覚えています。とっても味わい深かったです。
    講演会の際にご本人からメッセージを書き込んでいただいた思い出深い作品です。

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    2023年01月28日
  • 君がいない夜のごはん

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    うん、やっぱりほむほむはエッセイだよね。
    トップスインに逆ソムリエ。ハングリーウルフ。しかし、ほむほむが私より一回り以上年上だったんなんて。ひとまわりぐらい年下だとおもっていたよ。

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    2023年01月25日
  • 短歌のガチャポン

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    穂村さんが「いいな」と思った歌を集めた100首。

    なかなか解説付きの短歌を読むことがないので、これも楽しみが倍増できて良かった。
    奥深いなぁ。
    素のままの我が身を晒して歌にする。
    こんなふうに表現できれば気持ちいいだろうなぁ。
    憧れの目で読んでいた。

    このなかから特に好きな8首を厳選。

    ①はじめからゆうがたみたいな日のおわり近づきたくてココアをいれる   〈本田瑞穂〉

    ②水無月の崎のみなとの午前九時赤き切手を買ふよ旅びと   〈若山牧水〉

    ③今日君が持ってる本を買いました。もう本当のさよならなんだ   〈福島遥〉

    ④僕らは未だ見えざる五つ目の季節が窓の向こうに揺れる   〈山田航〉

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    2023年01月18日
  • 世界音痴

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    私もきっと世界音痴だなと思って読み始めたけど、穂村弘さんには負ける。
    飲み会で「自然に」振舞えないのは共感できるけど、15年住み続けた部屋で換気をした事がなかったは負ける。共感できるとほっとして、負けたー!と思うと笑ってしまう。そういう本でした。

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    2023年01月14日
  • 短歌ください 明日でイエスは2010才篇

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    一般の方から募集した短歌と、穂村さんによる選評。
    日常生活のささやかなことやディテールを通して普遍的なことが浮かび上がっていたりと、面白い作品が多くて、どんどん読んだ。選評があることで、その作品の面白さが引き立ったり、短歌の味わい方が掴めてきたりするのもいい。

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    2022年12月03日
  • シンジケート[新装版]

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    むずかしいのいっぱいあった、わたしの想像力不足を思い知らされた!燃えるぜ 半年後また読んでみます。ファイヤー!

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    2022年11月30日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    ふとした日常で思うこと。穂村さんの考えと重なる部分も多々あり、自分を理解してくれているのでは?と錯覚に陥ってしまった。
    「出会いたかった本がここにある」と帯に書かれていましたが、まさに!平積みしていた書店に感謝です。出逢えて良かった!これから何度も読み返します。

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    2022年10月19日