穂村弘のレビュー一覧

  • はじめての短歌

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短歌イベントのために再読。
    短歌の詠み方を分かりやすく解説しているので、導入に最適である。想像の余地を作る、いつもとは違う視点で物を見る。
    山田航氏による解説が素晴らしかった。

    0
    2023年05月13日
  • 短歌ください 海の家でオセロ篇

    Posted by ブクログ

    たかだか31文字というのに、様々な感情の繊細さが感じられるので毎巻面白い。穂村弘さんの受け止め方も良く、補足で更に理解を深めることが出来てとても助かっている。以前書いていた『恐い歌はいい歌』という評価に感銘を受けたので、ちょっと恐いくらいに想いの強い歌が好き。

    0
    2023年04月09日
  • 彗星交叉点

    Posted by ブクログ

    近くのショッピングモールの本屋さんでなんと、この本が三冊並んでました。短歌コーナーが前よりも大きく設けられているような気がします。この本の表紙は今までの穂村本と趣が違って、ジェットストリームのようなシックな色合い。装丁葛西薫さん。
    内容はいつもの昭和感満載で安心します。街角でふと耳にしたことから膨らむ、ほむほむ妄想世界へ!本書のテーマは「偶然性による結果的ポエム」ですって。穂村さん短歌はなくエッセイのみです。
    『前にも云ったかもしれないけど』、同じこと言っちゃってます。わかります。
    『昭和?』「私も何かを云った後で、今のは昭和だったかなあ、とよく不安になるのだ。」、同感。
    『名前の教え方』、自

    0
    2023年04月09日
  • 彗星交叉点

    Posted by ブクログ

    旅のお供にちょっとずーつ読んでいこうと思ったのに、初日のホテルで読み終わってしまった...いや、おもしろすぎ!!!

    0
    2023年04月05日
  • シンジケート[新装版]

    Posted by ブクログ

    暴力的で荒々しい言葉遣いだけど美しい言葉の印象を受けました。
    暴力的だと感じるのは、恋人(たぶん)をおまえと呼ぶせいかもしれません。
    それと、女性を女と呼ぶせいもあるでしょう。
    文学で言えばエンタメ系ではなく純文学系の感じがしました。
    もう一人の現代の代表的歌人である俵万智さんはエンタメ系というイメージです。

    考えたのですが、穂村さんが恋人をおまえと呼び女性を女と呼ぶのは穂村さんは平成、令和の歌人ですが、穂村さんが昭和生まれだからで、そんなに暴力的という訳ではないのかもしれません。でも、あなたという呼称もありますが。
    今だったらぼくらとか君とかが多いような気がします。

    拙い的を得ない感想だ

    0
    2023年03月25日
  • 短歌と俳句の五十番勝負(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    まだ最初の数ページしか読んでいませんが、すでにおもしろいです。穂村弘✖️堀本裕樹の短歌俳句勝負、最後まで楽しみたいと思います!与えられたお題に向き合っている2人の様子が目に浮かび、ふふっと笑みが溢れますよ〜

    0
    2023年03月20日
  • 野良猫を尊敬した日

    Posted by ブクログ

    今読んでいる最中です。やっぱりほむほむはおもしろい。初っ端の「天職の世界の人々」から共感の嵐でした。どうしてこうもわたしの気持ちがわかるの?と言いたくなるくらい、スッと心に落ちてくる。普段その出来事に出くわすたびに思っているけど、意識的に言葉にしようとせず素通りしてしまう私たち。それが文章になることで、ついにほむほむは私の気持ちを透視して代弁してくれているのかな?と思ってしまうほどです(笑)穂村さん〜読書が止まらない!

    0
    2023年02月26日
  • 世界音痴

    Posted by ブクログ

    元気が出る。
    笑える。
    ちょっとした空き時間に、短い文章なのに
    軽そうで深い。軽くて深い。
    楽しい。
    短歌はまだよくわからないけど。

    0
    2023年02月16日
  • 短歌という爆弾 -今すぐ歌人になりたいあなたのために-

    Posted by ブクログ

    昨年の年末に、111108のレビューを読んで購入した。読みごたえがあって何度も読んだ。

    一番印象に残ったのは、5552もレビューで書いていた「オートマティック」な感じになるのはだめというものだ。慣用句的な表現といっていいかもしれない。慣用句的な、みんなが使いそうな表現を使うと、オリジナリティが希薄になる、そんな内容を書いていて勉強になった。

    2章の設置法では、歌集の作り方などを著者自身の経験をもとに書いている。歌集のタイトルは自分の名前とのバランスが大事など、他の短歌入門書ではあまり書いていないことも丁寧に書かれている。

    3章の構造図は、いろんな短歌を分析している論文のようで少し難しいが

    0
    2023年02月12日
  • 短歌という爆弾 -今すぐ歌人になりたいあなたのために-

    Posted by ブクログ

    「何かをみつけるの何かって、いったいなんだ。これだというものって、いったいどれだ。今すぐにそれをやり始めて、世界と自分を決定的に変えられるような何かはどこに隠れているんだろう。
    経験的に私が示せる答えがひとつある。それは短歌を作ってみることだ。案外そんなところに、「何か」は隠れているものではないか。
    (中略)
    その時々の景色や感情を封じこめるという点で、短歌は写真みたいなものであり、生き生きと想いを伝えられるという点で、手紙みたいなものでもありますね。
    そしてぼくたちが大昔の歌に感動できたり、逆に未来の読者を夢見たりできるという点で一種のタイムマシンでもある。あと言っておきたいのは、今しか作れ

    0
    2023年02月05日
  • はじめての短歌

    Posted by ブクログ

    歌集を何冊か大人買いしたのですが、短歌について無知な為、その頭で読んだらもったいないので、まずこの本を読んで短歌とはなにか勉強しようと思いました。


    以下は、読みながら書いたメモ書きです。


    ・新聞記者で詩人という人も世の中にはいる。穂村さんは総務課長で歌人。でも違う文章の使い方をする。
    ・存在しなくても死なないもの。
    ・正常の価値観とは違うもの。
    ・本当に好きだと思うもの。
    ・死ぬ日に覚えている思い出が一個でも多い人生がより良い人生なのではないか。
    ・反コンビニ的というか反社会的。
    ・「生きる」の「生きのびる」に対する非対称性。
    ・社会化された訓練からもたらす改悪。短歌とは。
    ・留学生の

    0
    2023年01月31日
  • きっとあの人は眠っているんだよ 穂村弘の読書日記

    Posted by ブクログ

    穂村さんと同じ本を読んでも違うことが思い浮かぶのだなと当たり前のことをとてもおもしろく感じながら読む。

    そして本好きな人の話はおもしろい。

    ちょうどこの本を読んでいるときに、大昔、イベントに来ていただいた時に作って、もらって下さった似顔絵の消しゴムハンコを今もたまに使ってくださっているらしいという話がもたらされる。懐かしく嬉しい。

    0
    2023年01月29日
  • 君がいない夜のごはん

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ穂村さんの本がこちらでした。タイトルと同じく夜に読んだのですが、ぴったり!
    読んでいるというよりなんだか言葉を食べているという不思議な感覚になったことを覚えています。とっても味わい深かったです。
    講演会の際にご本人からメッセージを書き込んでいただいた思い出深い作品です。

    0
    2023年01月28日
  • 君がいない夜のごはん

    Posted by ブクログ

    うん、やっぱりほむほむはエッセイだよね。
    トップスインに逆ソムリエ。ハングリーウルフ。しかし、ほむほむが私より一回り以上年上だったんなんて。ひとまわりぐらい年下だとおもっていたよ。

    0
    2023年01月25日
  • 短歌のガチャポン

    Posted by ブクログ

    穂村さんが「いいな」と思った歌を集めた100首。

    なかなか解説付きの短歌を読むことがないので、これも楽しみが倍増できて良かった。
    奥深いなぁ。
    素のままの我が身を晒して歌にする。
    こんなふうに表現できれば気持ちいいだろうなぁ。
    憧れの目で読んでいた。

    このなかから特に好きな8首を厳選。

    ①はじめからゆうがたみたいな日のおわり近づきたくてココアをいれる   〈本田瑞穂〉

    ②水無月の崎のみなとの午前九時赤き切手を買ふよ旅びと   〈若山牧水〉

    ③今日君が持ってる本を買いました。もう本当のさよならなんだ   〈福島遥〉

    ④僕らは未だ見えざる五つ目の季節が窓の向こうに揺れる   〈山田航〉

    0
    2023年01月18日
  • 世界音痴

    Posted by ブクログ

    私もきっと世界音痴だなと思って読み始めたけど、穂村弘さんには負ける。
    飲み会で「自然に」振舞えないのは共感できるけど、15年住み続けた部屋で換気をした事がなかったは負ける。共感できるとほっとして、負けたー!と思うと笑ってしまう。そういう本でした。

    0
    2023年01月14日
  • もしもし、運命の人ですか。

    Posted by ブクログ

    大人になっても学生みたいなピュアな恋愛観を心に持っていてすごく面白かった。
    後書きの瀧波ユカリさんも言ってるけどこういう人好きだ。

    0
    2022年12月26日
  • 世界音痴

    Posted by ブクログ

    自分かわいさ」が最たる部分を占めていると分かった作者の本エッセイ集は、自分の情けない部分を惜しみなく書いてくれている。

    飲み会で「自然に」席を移動できない、などとても共感できる部分が多い。(今の私では理解できないエッセイもあるが…)

    全編を通して、自分の弱い部分を曝け出しながらも、そんな自分を俯瞰的に観測し、肯定してあげられる作者の人間性を感じ、好きだ。

    また数年寝かして、読み直したい。

    0
    2022年12月15日
  • 短歌ください 明日でイエスは2010才篇

    Posted by ブクログ

    一般の方から募集した短歌と、穂村さんによる選評。
    日常生活のささやかなことやディテールを通して普遍的なことが浮かび上がっていたりと、面白い作品が多くて、どんどん読んだ。選評があることで、その作品の面白さが引き立ったり、短歌の味わい方が掴めてきたりするのもいい。

    0
    2022年12月03日
  • シンジケート[新装版]

    Posted by ブクログ

    むずかしいのいっぱいあった、わたしの想像力不足を思い知らされた!燃えるぜ 半年後また読んでみます。ファイヤー!

    0
    2022年11月30日