穂村弘のレビュー一覧

  • 野良猫を尊敬した日
    微差への拘り、男の幻滅ポイント、めんどくさくて、現実、そのあたり面白かった。
    穂村弘さん、初めて読みましたがすーっと入ってくる文章に驚いた。他の作品も読みたい。
  • 蚊がいる
    穂村弘(1962年~)氏は、札幌市生まれ、上智大学文学部卒、1986年に連作「シンジケート」で角川短歌賞次席(同年の受賞作は俵万智の『サラダ記念日』)、1990年代には加藤治郎、荻原裕幸とともに「ニューウェーブ短歌」運動を推進した、現代短歌を代表する歌人の一人。エッセイも多数執筆しており、『鳥肌が』...続きを読む
  • 短歌の友人
    専門的な言葉(アニミズムなど)や平井弘のところが理解できなかった 面白い短歌がたくさん読めて良かった 俵万智さんの短歌は共感しやすいな〜 今度は盛田志保子さんの歌集を読んでみたいと思った インカと百済が入れ替え可能な歌を詠み、歌には全く誤魔化しようがなく〈私〉が現れると穂村さんは書いてる 私は薄っぺ...続きを読む
  • もしもし、運命の人ですか。
    後の解説を読んで、あぁ私はまんまと穂村弘の罠に引っかかったんだなと思った。

    でも私はどちらかというと穂村弘と似ているなと思った。
    ドラマや映画では表現されてないような細かすぎるところがとても面白くて、くすっと笑ってしまう。

    映画の花束みたいな恋をしたを見たんですがその考え方に似たことがあちらこち...続きを読む
  • はじめての短歌
    穂村弘(1962年~)氏は、札幌市生まれ、上智大学文学部卒、1986年に連作「シンジケート」で角川短歌賞次席(同年の受賞作は俵万智の『サラダ記念日』)、1990年代には加藤治郎、荻原裕幸とともに「ニューウェーブ短歌」運動を推進した、現代短歌を代表する歌人の一人。エッセイスト、絵本の翻訳家等としても活...続きを読む
  • 整形前夜
    笑いながら読めました

    東京というおしゃれな街でうまく生きれない

    初めて入ったスターバックスコーヒーのメニューに「コーヒー」も「紅茶」も「カフェオレ」もみつけられなかったときの恐怖が甦る。

    なぜ男性は
  • 短歌ください 君の抜け殻篇
    「短歌ください」3作目。
    あとがきに書いてあるように、投稿している人の中に詩集を出版する人が出ていたりともはや一雑誌の投稿コーナーに収まる質では無くなってきている。

    最近、好かれる人というのは自己開示が上手いのでは?という仮説に至った。
    自分が何を見て何を考えたのか、その切り取り方と伝え方に妙のあ...続きを読む
  • はじめての短歌
    「煤」「スイス」「スターバックス」「すりガラス」「すぐむきになるきみがすきです」


    社会的な尺度の裏側に佇んでいた、
    もうひとつの自由で愉快な人間生活の世界に丁寧に気付かせてくれた。

    普段見過ごしがちなその人その人の感性を愉しむことだったりや経験に想いを馳せることの豊かさがあった。

    だから、社...続きを読む
  • はじめての短歌
    優しく読みやすい文体で書かれている。講演をもとにした本らしい。

    "生きる"と"生きのびる"の対比がなるほどと思った。
    対比と言っても、相反するものの二項対立ではないことを覚えておきたい。画家、作家、芸人などの生きるためにやってることで生きのびている人もいる。自分で企業する人もそうだと思う。

    自分...続きを読む
  • にょっ記
    穂村弘さん、面白すぎ!!
    にょっ記、にょにょっ記、にょにょにょっ記
    と3作品一気に読んでしまいました。
    世の中を穂村的視点で観察、分析、そして
    謎のノホホン化学反応で
    ほほ〜と感心させたり、ちょっとおチャラけてみたり
    おいおいと心配にさせてみたり
    この方は本当に歌人なのでしょうか。
    エッセイなのに出...続きを読む
  • 鳥肌が
    はっきりとは意識していなくても、言われれば何となくわかるような、いろんな「びくびく」をつづったエッセイ。愛が怖い、可能性が怖い、あなたが怖い…見ていた景色がひっくり返る瞬間の鳥肌を絶妙に心地よい筆致であらわしてくれる。
  • 蚊がいる
    内容は言わずもがな最高。ザ・ほむほむって感じ。穂村弘オススメするときこれを紹介したい感じ。最後に載ってる穂村弘と又吉の対談まで最高すぎた。
  • 君がいない夜のごはん
    穂村さんの言葉は短くて的確だけど、独特の感性があって面白いなというのはダ・ヴィンチとかで短歌の評を読んでいたときに思ったけど、エッセイでもそれは健在。だけど、ご飯のテーマの話なのに、美味しそう〜とはならないのが凄い笑
    ちょっと雑な「ご飯」との向き合い方だけど、愛がある。さらさら呑めるお酒みたい。一つ...続きを読む
  • 蚊がいる
    飛行機の中でニヤニヤしながら、ずっと読んでた。
    飛行機で本読んでると、キャビンアテンダントさんから「読書中すみません、お飲み物はいかがですか」って言われるのすごく好き。というか、それ言われるために読んでる気持ちもある。あれ漫画読んでたら何て声かけられるんだろうか...?漫画でも「読書中すみません」な...続きを読む
  • にょにょにょっ記
    安定の面白さ!
    今回もしっかり笑わせてもらいました。
    いいなぁ、こういう本。
    フジモトマサルさんのイラストにも癒されます。

    “佳代へ”が無かったのと、前2作に比べて天使の出番が少なかった気がするけど何故?

    みょんみょんパンツでニタニタ笑い、
    はらぺこあおむしで爆笑!
  • 君がいない夜のごはん
    着眼点が独特で、B級グルメのように変にやみつきになって定期的に読み返したくなる本です。おしゃれな食べ物に怯えたり、ひとりで飲食店に入れなかったりとダメさが愛おしくも面白おかしいです。
  • にょにょにょっ記
    「にょっ記」シリーズのことはネットサーフィン中にどなたかのブログで知りました。とても面白そうだったので日本の家族に頼んで探してもらった。1作目の「にょっ記」、2作目の「にょにょっ記」は本屋さんの店頭に無かったとのことで、シリーズ最終作のこの「にょにょにょっ記」を送ってもらいました。

    なんともシュー...続きを読む
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)
    怖いもの見たさで、手にした本。大正解!、すごく怖かった 笑。特に怖かったのは「ヤゴと電卓」、怖過ぎて、大きな声を出して笑ってしまった!って、どうして笑ってしまったのかというと、著者の穂村さんの心の葛藤が余りにも臨場感にあふれていたので。
    ・・・・・・・
    「彼女は真顔である。突っ込みを入れたくなった...続きを読む
  • 求愛瞳孔反射
    ほむほむの詩集。
    ちょっとおかしい感じが好きです。
    恋愛ってこんなちょっと過剰でおかしくなる事だよなぁと思い出したりしました。
  • にょにょにょっ記
    穂村さんの裏切らないシリーズです。フジモトマサルさんの絵も秀逸。でも、このコンビもこれで最後かと思うとちょっと寂しい。