穂村弘のレビュー一覧

  • 求愛瞳孔反射

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    分類すると詩集になるのかな。
    言葉よりもリズム。短歌みたい。

    僕が思っていたより、詩は解き放たれているようだ。

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    2012年09月30日
  • 異性

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    人気著作も数多い作家の角田光代さんと、歌人の穂村弘さんが、同じテーマ…主として恋愛について自分の考えをや意見を述べたちょっと風変わりなエッセイでした。

    「1.好きというハードル」「2.内面か外面か」「3.おごられ女、割り勘女」
    ・・・・・・・「17.男の勲章、女の勲章」「18.錯覚と致命傷」
    「21.ファッションがアピールするもの」・・・・・etc

    全部で「24」あるテーマについて、それぞれのエッセイが対比されるように書かれているのですが、こんなにも男女の間で考えが違うのかと、興味深く読めました。

    一つ例にとるなら「おごられ女、割り勘女」。
    女性の角田さんの文章を読んで穂村さんは驚いたと

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    2017年11月09日
  • 求愛瞳孔反射

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    詩集は私にはまだ難しかったです。この本が詩集として良いものなのかどうなのかはわからなかったけれど、読みやすいかなあ、とは思いました。
    「あした世界が終わる日に」「おねがい」「かき氷の日」「クリネックス」が好き。

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    2012年09月06日
  • もうおうちへかえりましょう

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    キモイけど、これはかわいいんだろうな、ある種の女の人にとっては。そして、たぶん、ほむほむは本能的にそういうのをわかっている。し、それしか、できない。(12/6/3)

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    2012年08月07日
  • 結婚失格

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    自身の離婚体験を綴った書評小説。男は物悲しくて女々しいもんだ。
    うん。女々しい。しかしそれが正しい。

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    2012年07月24日
  • 求愛瞳孔反射

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    自由な発想が気持ちいいなあ。でも、谷川俊太郎の詩を読んでも思うのだけど、男の人の詩には自慰がよく出てくる。よっぽどそのことを考えているんだろうなあ、なんて勝手に考える。何もないのに海に行くという趣旨の詩が好きでした。

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    2012年11月20日
  • 求愛瞳孔反射

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    歌人・穂村弘による歌集は、裏表紙の言葉にあるように、甘美で危険な純愛凍結詩集、この一言に尽きる。
    超直球ど真ん中を投げてきたかと思えば、謎の魔球を投げてくる、そんなバッター泣かせの迷投手が放り投げる言葉のボールを全てうまくキャッチしようと思わない方が賢明なのかも知れない。
    中には、女子が思わずひいいいいとなってしまうこわあいのもある。「おねがい」「手をとめて」「海に来たのは」が私は好き。

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    2012年02月21日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

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    「短歌はじめました」「短歌があるじゃないか」は既読。
    時系列からいうと「短歌はプロに聞け」がその間に入る作品。本屋で見付けられなかった、その本が文庫になった。

    編集者の沢田康彦さんが主宰する短歌同人、猫又の歌をプロの穂村氏、東氏が読み方を教えてくれる。
    本の雑誌でお馴染みの吉野朔美さんなど、素人とは言えなかなかの詠み手の同人達の作品。正直、意味が判らない歌もあり、解説でそういうことかと思う。あ~。歌道に暗いなあ。
    同人の皆に作風があって、その人となりが、薄らほの見える。
    だけど、見えすぎるのもどうなんだろ。

    皆さん、巧いなと思うけど、「短歌はじめました」の千葉すずさんのような破壊力のある作

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    2012年06月16日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

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    『短歌はじめました』の続編といった感じ。
    回数を重ねる毎に、素人歌人の方々の個性が浮き上がってきて面白い。

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    2012年02月07日
  • 短歌の友人

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    穂村さんの短歌論。超日常感覚による日常の切り取り、リアリティを歌うということ、酸欠状態。面白く読めた。与謝野晶子と斎藤茂吉を読んで見たくなった。(2012/1/22)

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    2012年01月22日
  • 結婚失格

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    突然別れを切り出される方って、とかく「自分は何も変わってないのに・・・」とか「自分は悪くないのに・・・」って思いがちだよね。
    それをしつこく相手に詰め寄ると、うっとうしがられる・・・。
    そういうことを久しぶりに思い出させてくれた本でした。

    枡野さんの現在を知りたいなぁ。

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    2013年05月25日
  • 結婚失格

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    自伝的小説、短歌、エッセイ。
    不思議な形態の本。
    漫画家の妻との離婚が男性の目線で生々しく書かれている。

    あとがきが説明口調でちょっと冗長的かなと感じたが町山智浩の解説が的確で面白い。

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    2011年07月14日
  • 結婚失格

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    あとがきこそ本編の、リアル離婚調停自伝小説。

    もともと南Q太が好きで、元旦那の視点を読んでみたくなり
    手に取ったのだが、本書は思った以上に主観だらけで根っこの部分がよくわからなかった
    他人がわかる必要がないのか?とも思うが読む限りはもう少し、わかりたかった。

    著者の枡野さんは、よくもわるくも自分に正直なんですね。

    離婚は、だれが悪いとか、明確にする必要はないんだと思う。
    ただ、お互い全く違う人間なので
    わかりあえなくなったら
    わかりあえていたことが夢か幻のようになってしまうんだなあ

    その原因は すくなくとも 片方ではない。

    町山さんの解説は、ほんとうに「解説」です

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    2011年03月05日
  • 求愛瞳孔反射

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    歌人・穂村弘の詩集。
    きみの寝顔を見に行きがてら、バンビからツルゲーネフまで獣姦する
    獣姦爆撃機という作品が印象的でした。

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    2011年01月30日
  • 結婚失格

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    南Q太さんの元夫である枡野さんの本を読んだのは書評の中に銀色夏生さんの元夫であるイカちんが登場するからです。2人の離婚に至る経緯が似ていて面白い。妻もタイプ的に似ているのだろうな。

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    2010年09月06日
  • 結婚失格

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    枡野さんの描く小説が好きで、
    短歌は、買って読もうと思う自分ではないので読まないだけで、
    何かの拍子に目にするものはおもしろいな、と思っていて、
    そういうわけで枡野さんの本を漁っていたときにこの本の存在を知った。
    うわ、そんなこと書いちゃうんだーと、読んでみたくなったのは、興味本位というか、噂好きのおばちゃんの域を出ない感じだった。

    短歌はもともと感情をストレートに表すものだけれど、
    書評部分と言い、解説といい、興味本位で覗いちゃいかん世界だった。濃いいです。

    いや読んでみて良かったよ、でも。
    そこに人が居る、という感じがした。
    男の人と、女の人では、感想が違いそう。

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    2010年07月26日
  • 結婚失格

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    うーん。この人、生きづらいだろうなあ。痛々しい。
    せめて仕事がうまくいってほしい、と切に思いました。
    でも、小説としてはどうでしょう。そっちに行くのでしょうか。

    コントはものすごくすばらしいのに、芝居を書いたらもう全然魅力的じゃなかった人のことを思い出して、あの残念さがよみがえった。
    その人の芝居はもう観に行かなくなってしまったけど(コントは相変わらず鳥肌がたつほどすばらしいのに!)、今は芝居もおもしろいのかなあ。あのがっかりさをもう一度味わうのが怖くてまだ行けない。

    ものを生み出す仕事って、大変だなあ。

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    2010年07月20日
  • 世界音痴

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    たぶん、アタシは妙にイキイキとした人が苦手だ。
    そういう人の言葉は間違いが無さ過ぎてツラくて受け止めきれない。

    穂村氏の言葉は緩くて好きだ。
    妄想族チックなところはついていけない部分もあるが(笑)

    独りぼっちの週末に、ゆったり読むのにオススメ…かな?

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    2024年04月25日
  • 短歌はじめました。 百万人の短歌入門

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    短歌の素人沢田さんがひょんなことから始めた短歌会「猫又」。
    主婦、OL、女優、学生、オリンピック選手、大工、プロレスラーなど様々人たちの様々な歌をプロの二人が批評しています。
    二人の批評も暖かくておもしろいのです。

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    2009年10月04日