ゴールド
レビュアー
  • 後期日中戦争 太平洋戦争下の中国戦線
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    責任不在の戦場

    政治目的 戦略目的が不明確なまま、成り行き 従来通り 空気を読んで ズルズルと続けられた戦いであった という事がよく分かる。特に作戦が失敗したときの責任のなすり合いは、現在の会社社会にも言えることだと感じた。本書の後半になるにつれて戦いが凄惨になってゆくのがとても良く感じられる。

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    2024年07月09日
  • ぶらり鉄扇捕物帳(1)
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    吉原の話や用語

    題名に「捕物帖」とついているが、推理小説 ミステリー要素はあまりなく江戸下町市井モノ人情物 という位置づけの作品である。ギャグ漫画として要素もかなりあるが、絵がとても昭和風なところもあり、かなり古めかしい印象を受ける。ストーリー展開のメインよりも当時の吉原の話や用語に興味を惹かれた。「寄付」や「大引け」などという言葉は、現在では株式取引の場で普通に使われている。

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    2024年07月05日
  • 安吾人生案内 宮様は一級紳士
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    安吾の週刊誌的評論

    敗戦により元皇族方に対する論評 批評 非難が自由になったが、坂口安吾もその風潮にのって週刊誌的ゴシップ的な色合いの文章を残している。敗戦後の皇族方 元皇族方への一般庶民の態度は、芸能人に対する態度にやや似てきている。(秋篠宮家を出た真子さんにも言えるが)坂口安吾のこの文章は、現在のそういう流れにつながるものと思う。

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    2024年07月03日
  • 御用牙1
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    ぱっと見た目はゴルゴ13

    ぱっと見た目はゴルゴ13であるが、キャラクター設定はまるで異なり人間臭い悪者を主人公に仕立て上げている。小悪を行って巨悪を潰すという 基本の流れが、この作品が書かれた半世紀前も今も読者に爽快感を与えている。やや現実離れしたところもあるが、結構楽しめる。一応捕物ミステリーではあるが、ミステリー要素は殆どない。

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    2024年07月03日
  • 虎視眈々1
    購入済み

    昭和の薫りが強い作品

    昭和の薫りが強い作品であるが、かっちりとした絵柄とコミックらしい飛び抜けたストーリー展開で今でもまずまず読み進めることができる。主人公の藤堂高虎は長じては次々と主人を変えるので有名な人物であるが、少年時代はそれなりに純朴な人物として描かれていてなかなかに面白い。

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    2024年07月03日
  • 出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした@COMIC 第1巻
    購入済み

    ストーリーがまるで無い

    RPGをそのままコミカライズしたのだろうが、とにかくストーリーがストーリーになっていない。大半の出来事が唐突でなぜその様になるのかまるでわからない。絵も動きがぎこちなく、アクションシーン 格闘シーンも大変に稚拙である。

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    2024年07月02日
  • 酔うとシたくなる三姉妹【フルカラー】1巻
    購入済み

    絵はきれいだが

    男の願望や妄想がそのままコミックなったような作品である。他に似たような作品がたくさんあるが、この作品もその多くの中の一つといった感じである。フルカラーの華麗な絵なのでその点は結構目を惹く。デジタル描画苦手としている、キャラクターの描き分けもまずまずである。

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    2024年07月02日
  • BOOMB~繋がれた男~(1)
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    常設定と手錠が面白い対比

    冒頭部分からずいぶんと不気味な場面が連続する。カバンと腕を手錠でつなぐという 手法はむかしスパイ映画で見たことがあるが、なかなかに衝撃的なやり方である。よくありがちなブラック企業で働くサラリーマン という日常設定と手錠が面白い対比をなしている。

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    2024年07月02日
  • ヒステリック・ハーレム~搾られる男と堕ちる女~1
    購入済み

    女性用もあって然るべき

    昔から男性用が堂々と存在するのだから女性用もあって然るべき ということでストーリーのフレームワークが組み立てられている。なかなかに読者にアピールするテーマであるが、想像していたとおり相手役がどうにも 言う設定である。主人公の苦悩が思いやられる。デジタル描画のレベルはまずまずである。相手の気持ち悪さがよく表現されている。

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    2024年07月02日
  • 学校のしおり 1巻
    購入済み

    あっけからんとした感じが良い

    女子高校生四人の学園日常ギャグである。女子高校生漫画につきものの恋愛系やいじめ系の話がまったくなく、日常ギャグに終止する。「物足らない」という評価もあるだろうが、私はこのあっけからんとした感じがとても良い と思う。絵柄は決して上手とは言えないが、物語の雰囲気とよくあっている。

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    2024年07月02日
  • 【分冊版】服飾師ルチアはあきらめない ~今日から始める幸服計画~ 第1話
    購入済み

    ヒロインが明るく元気で健気

    服飾関係で努力するヒロインが明るく元気で健気である。あまり暗い影や試練が少なく、どんどん話が進んでゆくところはスピード感があってよいが、逆に物足らなさも覚える。絵柄はまあまあという感じかな。服飾関係だったらもっと繊細な絵柄でなくてはいけないのだろうが。

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    2024年07月02日
  • ハニートラップ・シェアハウス【分冊版】 1
    購入済み

    ふたりともスパイ

    主人公とヒロインの二人がすれ違い.勘違いを連発するスパイ模様のラブコメである。すれ違い.勘違いのパターンは、それほど新味はないが、それでも楽しんで読むことができる。ふたりともスパイということで、ところどころにあるアクションシーンがストーリーを引き締めている

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    2024年07月02日
  • HIMAHAN-Z(1)
    購入済み

    HIMAHAN-Z(1)

    今はAIブームに取って代わられているが、少し前はブームであった仮想現実 VRをストーリーの舞台にしている。安易な異世界転生モノよりずっと面白く読むことができる。絵柄もストーリーも典型的な少年感がであるが、近未来的VRを駆使しているので、結構ワクワクしながら読み進めることができる。

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    2024年07月02日
  • 悪罪 (1)
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    どんよりとした重苦しい気分

    しばしばマスコミ紙上やSNSで取り上げられている、典型的な毒親の話である。ストーリー内容もひねりがなくパターン通りの展開となってしまっている。読んでいてどんよりとした重苦しい気分になってしまう。絵柄はマアマアかな。それほど上手とは言えない。

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    2024年07月02日
  • イジメの時間 (1)
    購入済み

    救いようのない話

    救いようのない話が延々と続くので読み進めるのが苦痛になってしまった。絵柄はそれほど悪くないのでそれがかえってストーリーの陰惨さを引き立たてしまっている。学校 教師の隠蔽体質も赤裸々に描き出されている。現実にこのようなことがあるんだろうな。

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    2024年07月02日
  • 大量絶滅はなぜ起きるのか 生命を脅かす地球の異変
    購入済み

    ミステリー小説のように

    ステリー小説のように様々な状況証拠を上げて検証してゆくという 手法は大変に面白い。しかも重要な指標である「年代測定」が技術進歩とともにどんどん変わってゆき、前提条件が逆転してしまうところなど、謎解きに興味が尽きない。最終章の「現在は大量絶滅時代か」という問題だが、現在議論されている数百年単位の話と本書で主に扱ってきた数百「万」年単位の話と同列に並べるのは無理がありそうな気がする。

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    2024年07月02日
  • ストラテジックラバーズ【分冊版】 1
    購入済み

    パターン化されたストーリー展開

    少年版の小公子 小公女のパターン化されたストーリー展開である。不遇時代の復讐など、取り立てて新味があるわけではない。それでも上がらが可愛らしいし、キャラクター 性格を反映した表情づくりなど、見ていて楽しくなる点は確かにある。

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    2024年07月02日
  • 下心が読めるアプリ~本音はキミが好き好き大好き~【フルカラー】1巻
    購入済み

    確かにいいよね

    確かにこのようなアプリがあったら男女を問わずいいような気がする。しかし、下心 本音が自分にとって好意的なものとは限らない ということも同時に覚悟しなくてはいけない。下心 本音なんてわからないほうがいいのかもしれない。デジタル描画された絵はきれいで、そそられる。

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    2024年07月02日
  • ショートショートガーデン プチコン受賞作品集 遊園地
    購入済み

    切れ味がない

    ショートショートは星新一の例を引くまでもなく、オチの切れ味で作品の値打ちの大半が決まってしまう。この作品集の多くの作品は、その肝心のオチの切れ味が鈍いと思う。それから、本作品集は横書きであるが、多くの電子本が未だに縦書きなので、かなり違和感がある。

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    2024年07月02日
  • ギャルと書店員 #1
    購入済み

    転職店長と孫ギャル

    転職店長と孫ギャルというなかなかに面白い組み合わせである。ギャグ味はあまり強くなく、書店好きの私には嬉しい書店ネタが中心の作品である。孫ギャルがはまり込む紙の辞書上のサーフィンや新旧の見出し語の入れ替えの話などは、三浦しをんの「
    舟を編む」を思い起こさせるような出来である。

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    2024年07月02日
  • Rice 0
    購入済み

    絵はマアマアだが

    大災厄後の世界の話 というストーリーの舞台設定であるが、今ひとつ真実味や生々しさが感じられない。言わんとしていること、訴えたいことはなんとなく感じられるのだが、なんだか絵空事になっているような気がする。絵がマアマアなのが救われる点かな。

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    2024年07月02日
  • 『火山で読み解く古事記の謎』トラベルガイド【文春e-Books】
    購入済み

    文字通りのガイドブック

    文春新書『火山で読み解く古事記の謎』について、いくつかの写真を入れた文字通りのガイドブックである。本編の新書の購買意欲をそそる という目的では、とても成功している。確かに本書を読むと文春新書『火山で読み解く古事記の謎』を読みたくなる。特に鬼界カルデラの発生がずいぶん新しかったので認識を新たにした。

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    2024年07月02日
  • セーラー服の悪魔~先生、私を抱けますか?~1巻
    購入済み

    主人公のオタオタした感じ

    清楚な感じの主人公の妻と文字通り悪魔的な魅力を持っているヒロインの女子高生 のキャラクター 造形の 描き分けがとても巧みである。この魔女によって破滅させられるのだな という感じが最初から漂っている。主人公のオタオタした感じもなかなかによく描かれている。(

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    2024年07月02日
  • わたしはサキュバスとキスをした【分冊版】 1
    購入済み

    女子校にサキュパス

    絵柄がとてもきれいで眺めていて楽しい。ストーリー構成は「女子校にサキュパス」という意外な百合的組み合わせで興味をそそられるが、なれない題材で取り扱いが難しそうである。なんだか話の展開がギクシャクしているような印象を受ける。

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    2024年07月02日
  • 神隠しの楽園【分冊版】 1
    購入済み

    絵柄がなかなかにかわいらしい

    異世界モノ 魔物の跳梁 記憶の改変 とストーリー展開に必要な役者は揃っている。 後はどのように料理するかだが、まずまず標準的な面白さ というレベルはクリアしている。そして絵柄がなかなかにかわいらしい所が良い。

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    2024年07月02日
  • 塀内夏子短編集1~天国への階段~
    購入済み

    ボクシングとマラソンの話である

    ボクシングとマラソンの話である。人間の持つ闘争本能をそのままスポーツにしたようなボクシングのほうが一般的には良い作品が多いのだが、この短編集のボクシングは全くの踏み込み不足である。それに引き換え、マラソンの方はなかなかに力が入っている。

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    2024年07月02日
  • 逃亡者~アスクレピオスの杖~ 1話
    購入済み

    コロナ禍の記憶がまだ新しいので

    コロナ禍の記憶がまだ新しいので、なかなかに読者にアピールするテーマである。ストーリー展開もなかなかスピーディーだし、アクションシーンも多めである。ただ残念なことに絵柄今ひとつ稚拙でアクションシーンがぎこちない。

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    2024年07月02日
  • ヤマ台国 誰にも必要とされなかった私が食べ物の奪い合いが続く弥生時代に転生したので食材や料理、薬の知識でみんなを幸せにしたいと思いました(仮) 1話
    購入済み

    きのこの話

    題名やカバー絵から、魏志倭人伝や古事記の話かと思ったらまるっきりストーリー内容が違う。きのこの話ばかりである。単なるドタバタギャグに終止していてそれほど面白みがない。絵柄がそれなりにしっかりしているところが唯一の救いかな。

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    2024年07月02日
  • 風光る 1巻
    購入済み

    モノマネが

    昔々の典型的な少年スポーツ漫画である。モノマネがそのまま実践に役立つ というストーリーの建付けであるが、やや無理めなような気がする。様々なプロの選手をじっくりと観察し、その真似をするということは、トレーニングの一つの方法であろうとは思うが。絵柄は昔風だが、くっきりとしていて読みやすい。

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    2024年07月02日
  • 天地に夢想 1
    購入済み

    容赦ないやり口

    40年も前の劇画全盛期の頃の作品の復刻版のようである。絵柄は非常に劇画っぽく粗いけれども躍動感に満ちている。しかしストーリー展開が、あまりにも無情で容赦ないものとなっている。単に剣のためにということで剣の腕前を確かめるためにということで、次々と人を斬っている。

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    2024年07月02日
  • 安吾人生案内 衆生開眼
    購入済み

    今は昔

    坂口安吾の様々な事件 出来事に関する新聞などへの投稿である。冤罪事件や人気作家と出版社 ジャーナリズムの関係などのトピックスはほとんどそのまま現代でも通用しそうな話の内容である。誤読による批評の話などはSNS全盛の今では、より深刻になっているような気がする。

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    2024年07月02日
  • 安吾人生案内 人形の家
    購入済み

    今でもある人生相談

    主要大手新聞の一角を今でも占めている人生相談のピックアップである。この作品では2つの相談が取り上げられているが、坂口安吾の回答は隔世の感がある。人形への耽溺は現在では全く問題にならない。画面に展開される二次元アイドルへの押し活が一般化してしまっている。後半の夫婦関係の話は全くの論外である。坂口安吾の小説は現代でも十分に読める作品が多いが、世相を直接反映している人生相談は歴史的資料となってしまっている。

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    2024年07月02日
  • 或阿呆の一生
    購入済み

    芥川龍之介の遺書

    芥川龍之介の遺書 とも言える作品である。短くて才知きらめく文章の端々に、人生に対する不安.いらだち.絶望感を読み取ることができる。しかしこのような境地だからこそ、現在まで読みつがれている数々の傑作を物にできたのかもしれない。健全な精神からは傑作は生まれないのかもしれない。

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    2024年07月02日
  • 開化の殺人
    購入済み

    開化物の傑作

    芥川龍之介のミステリーものには駄作が多いが、この作品は一応ミステリー小説の体裁を取っているが、記述の主体は謎解きなどよりも登場人物の心境 暗い影 嫉妬等である。このような視点からの記述は、さすが芥川龍之介と思わせるところがある。文体が古いのでやや読みにくいが、心情描写には一層適しているかもしれない。

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    2024年07月02日
  • ガンスリンガー・リプレイス(1)
    無料版購入済み

    冒頭部分から全開

    シェイクスピアを持ってきた冒頭部分から魅力全開である。このままガンスリンガー路線 アクション漫画路線を進むのかと思いきや、いきなりの日常会社生活、この落差がとても面白い。作者のストーリーの構成力に感心する。絵柄もしっかりとしていて今後に期待が募る。

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    2024年07月02日
  • 恋じゃねえから(1)
    無料版購入済み

    考えさせられる

    相当に深く考えさせられるストーリー内容である。夫婦間 男女間 師弟間 様々な関係が過去からあり、それをもう一度掘り起こし見つめ直す、一体どのような結果になるのか ずいぶんと興味を惹かれる。もっとも私自身はこのような深刻な話は少々苦手なので読みづらい思いをしたところがある。少し淡い感じのする絵柄はとても良い。

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    2024年07月02日
  • 元ギャル上司ちゃんのカラダがパネぇ!【フルカラー】1巻
    購入済み

    絵柄がいまいち

    軽いノリのチャラ男 主人公と改心した元ギャルという組み合わせがちょっと新鮮である。肩肘張った仕事をしていて疲れてしまって という展開はたしかにありなのかもしれない。絵柄がギャグっぽくてそれほどきれいでないのがやや残念である。

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    2024年07月02日
  • いいなりお姉ちゃん~なんでも許しちゃうカラダ【フルカラー】1巻
    購入済み

    ストーリーが安易

    フルデジタルフルカラーの絵柄はそれなりにきれいで、ヒロインのおねいちゃんはちょっと個性的な美人に描かれていてそれはそれでよい。しかし、ストーリー展開はどこにでもありそうな安易な展開である。

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    2024年07月02日
  • 隣人ガチャSSR!~あなたに触って欲しいんです…~【フルカラー】1巻
    購入済み

    騒音問題

    賃貸マンションやアパートの隣人騒音問題は多くの人にとってみじかな問題である。この作品はその身近な問題を題材にしてストーリーを展開し始めているので、その点はなかなか工夫している。もっともその次の展開はずいぶんとぶっ飛んでいるので、身近とはとても言えないが。絵柄は普通にきれいである。

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    2024年07月02日
  • あなたの筋肉目当てじゃダメですか?【フルカラー】1巻
    購入済み

    絵はきれいだが

    プロテインを飲んでジムでウェイトトレーニングをするのが流行しているようだが、この作品のような下心を持ってトレーニングシている人はいるのだろうか?話がとんとんとうまく行って、このンナ風になれば男冥利に尽きるけどな。フルカラーの絵柄はくっきりとしていてきれいであるが、登場人物の描き方が画一的かな。

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    2024年07月02日
  • ハーレム療法はいかがですか?【フルカラー】1巻
    購入済み

    絵はきれいだが

    リラックスしたいとき頭を空っぽにして読むのには適した作品である。男の妄想通り、男の都合の良いようなストーリー展開である。フルデジタルフルカラーの作画はきれいではあるが、キャラクターの描き分けがやや不完全な気がする。

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    2024年07月02日
  • 小悪魔JKサイコ第1話
    購入済み

    いじめの話

    同じ作者の既出作品「小悪魔教師サイコ」のJK時代の話 という位置づけの作品のようである。ストーリーの基調も既出作品とあまり変わらず、いじめの話とそれに対する反いじめの話が中心となって展開する。もっとも いじめの話だから後味の良い話ではない。

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    2024年07月02日
  • 禁欲シェアハウス(1)
    購入済み

    女性たちの描き分け明確

    この手の作品としては、ストーリーの舞台設定や展開がしっかりしている。題名の「禁欲」がどこまで本物なのか読み進めてゆくうちに興味が湧いてくる。今どき当然のフルデジタルフルカラーの絵柄であるが、女性たちの描き分けも明確でなかなかに良い。

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    2024年07月02日
  • 家庭内ハーレム(1)
    購入済み

    絵は随分きれい

    今どきフルデジタルフルカラーの描画は当然であるが、登場人物の描き分けがしっかりできているので、昔よくありがちだった登場人物がみな同じにみえる、登場人物を取り違える ということはなくなった。もっともこの作品はストーリー設定が安易でありがちな展開に終止している。

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    2024年07月02日
  • ハメを外した彼女は(1)
    購入済み

    絵は随分きれい

    南の島と会社の同僚 という定番の組み合わせであるが、テレワークを絡めているところが新鮮かな。コロナ以来のテレワークが定着した会社もあるんだよな。このような働き方はある意味理想的なのかもしれない。それ以降のストーリー展開はよくありがちなパターンである。絵柄は結構きれいかな。

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    2024年07月02日
  • ラブフレグランス(1)
    購入済み

    嗅覚は脳に直結

    人間の五感覚の中で嗅覚だけが特別での脳に直結している という話を聞いたことがある。それを応用するとこの作品のような香水ができる というのもあながち荒唐無稽な話ではないのかもしれない。フラカラーフルデジタルの絵柄はなかなかにきれいで楽しめる。

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    2024年07月02日
  • 恋に恋するコイビト関係 ストーリアダッシュ連載版 第1話
    購入済み

    一見宝塚風

    長身の男らしい女の子とその周辺の女の子たちのワイワイガヤガヤを描いた作品である。女子高を舞台にするとどうしてもすぐに陰湿な友人関係のもつれや、嫉妬などがストーリー展開のテーマになる場合が多いのだが、この作品は割合とカラッとしているので大変に読みやすい。絵柄もスッキリとしている。

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    2024年07月02日
  • 執事ですがなにか?~幼馴染のパワハラ皇女と絶縁したら、隣国の向日葵王女に拾われたのでこの身を捧げます~1
    購入済み

    ありきたり

    大変によくあるストーリーの舞台設定 登場人物の設定 ストーリー展開である。なんの新鮮味もなくありきたりの展開を取る。その上、絵柄がやや幼く動きもぎこちない。大量生産品としてもありきたりすぎる。

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    2024年07月01日
  • 石神戦記 : 1
    無料版購入済み

    太古の日本列島を思わせる世界

    ありふれたい世界転生モノではなく太古の日本列島を思わせる世界をストーリーの舞台としたファンタジーものである。絵柄はやや幼いところが目につきはするが、くっきりとしてなかなかに読みやすい。ヒロインの石神もなかなかに可愛らしい。

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    2024年07月01日
  • 女の決闘
    購入済み

    凝った構成

    作中作者が原典の小説を翻案し、それを題材にこの作品を書いている太宰治がいる。原作者 作中作者 太宰治と3人の作者が入れ子になっているという、複雑な構成をとっている作品。「私小説」を得意とし、私小説を書くために乱れた生活をした という太宰治らしい作品と言える。作中に 功名心などに対する太宰治自身の考えが述べられていて面白い。しかしストーリー全体はまどろっこしい感じがする。

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    2024年06月08日