じゃがいもさんのレビュー一覧 ゴールドレビュアー レビュー投稿数 3263 いいねされた数 218 401~450件目 / 3,263件<<<12345678910>>> 並び替え レビュー更新順 作品新着順 評価高い順 瓶詰地獄 夢野久作 小説 / 青空文庫 4.3 (10) 購入済み 読む 購入済み 孤島に流された二人が よくある「孤島に流された二人が」をテーマにした短編である。瓶に手紙を入れて流す、という手法との組み合わせが、新味といえば新味なのだがそれほどに意外性はない。最後のオチの部分の切れ味もまあ予想通りだ ということでいまいちである。 0 2025年03月02日 悪魔祈祷書 夢野久作 小説 / 青空文庫 4.0 (3) 購入済み 読む 購入済み 江戸下町言葉の響き 江戸下町言葉の響きがとても飄逸で心地よい。語られているストーリーの胡散臭さを語り口の面からも強調している。今も昔も古本趣味の人というものはこのような性癖を持っているようだが、この作品でもいささか病的な古本趣味をついて、作品に味わいを出している。それにしても「悪魔の教え」というものは現代では「科学」であり「物理学」なのかな。 0 2025年03月02日 犬と笛 芥川竜之介 小説 / 青空文庫 3.7 (3) 購入済み 読む 購入済み 素直で簡単な作品 芥川龍之介の今昔物語モノは「羅生門」「藪の中」などの傑作揃いであるが、この作品は童話という前提なのだろうか、随分と素直で簡単な作品となっている。たとえ童話といえどももう一捻りほしいところである。 0 2025年03月02日 虫の生命 夢野久作 / 海若藍平 小説 / 青空文庫 4.3 (3) 購入済み 読む 購入済み ちょっと幻想的でよい 海若藍平のペンネームで書かれた童話風の作品である。他の生き物を殺さないと生きてゆくことができない生き物の「業」を描いている。「胡蝶の夢」のアイデアを借りているところがちょっと幻想的でよい。他の童話の中によくある勧善懲悪や教訓モノでないところも好感を覚える。 0 2025年03月02日 ああ華族様だよ と私は嘘を吐くのであった 渡辺温 小説 / 青空文庫 2.0 (1) 購入済み 読む 購入済み ごくごく短い作品 戦前の日本の怪しい雰囲気を持った横浜を舞台としたごくごく短い作品である。たしかに雰囲気はある程度味わうことができるが、それ以外の要素はほとんど無く、表題の嘘の果たす役割もどうもはっきりしない。 0 2025年03月02日 オシャベリ姫 夢野久作 / かぐつちみどり 小説 / 青空文庫 4.0 (2) 購入済み 読む 購入済み 童話らしい童話 次々とストーリーの舞台を自由に変えてゆくファンタジー童話らしい童話である。このような作品にありがちな、教訓モノと言って要素もほとんどないし、ましてやエログロ要素もまったくない。素直に読める作品である。 0 2025年03月02日 森の神 夢野久作 小説 / 青空文庫 3.5 (2) 購入済み 読む 購入済み ごくごく短い作品 ごくごく短い作品である。単なる教訓ものとして読むことができるが、自然の恵みを利用しなからそれを使って金儲けをしている人々を非難しているという、世相批判的な見方もできる。 0 2025年03月02日 キャラメルと飴玉 夢野久作 小説 / 青空文庫 2.5 (2) 購入済み 読む 購入済み 和菓子と洋菓子 ごくごく短い作品である。和菓子と洋菓子の争う様子を面白おかしく描き出した。 単なる教訓ものとして読むことができるが、 0 2025年03月02日 きのこ会議 夢野久作 小説 / 青空文庫 2.5 (2) 購入済み 読む 購入済み 童話風の作品 一見童話風の作品である。教訓モノかなとも思ってしまうが、どのような教訓が秘められているのかちょっとわからない。野生の植物と人間との関係を長短両面で描いているということができのかな。 0 2025年03月02日 犬の王様 夢野久作 小説 / 青空文庫 2.5 (2) 購入済み 読む 購入済み 典型的なファンタジー童話風の作 ごくごく短い典型的なファンタジー童話風の作品である。この作者らしいエログロ的なところは全く無く、教訓もの的な要素もまったくない。単なる昔話なんだろうな、として読むことができる。 0 2025年03月02日 犬と人形 夢野久作 小説 / 青空文庫 3.0 (2) 購入済み 読む 購入済み 信じていると実現することもある 大正12年の関東大震災を扱った童話風子供向けの作品である。言霊信仰っぽい要素があって、「信じていると実現することもある。」というようなニュアンスが伝わってくる。ハッピーエンドでしめているところでちょっとホッとする。 0 2025年03月02日 嘘 新美南吉 小説 / 青空文庫 2.5 (2) 購入済み 読む 購入済み こんな作品もあったんだ 新美南吉といえば「ごんぎつね」に代表される童話作家とばかり思い込んでいたが、この作品のような小学生高学年向きの作品も書いていたことを初めて知った。少しファンタジックなラノベ風の味付けもあって、少し興味を惹かれる。「姉」の真相解明も欲しかったな。 0 2025年03月02日 招き猫なカノジョ 第1話 雑音ラジヲ / 古冬夜佐竹 青年マンガ 3.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 猫の恩返し 鶴の恩返し ならぬ 猫の恩返し のようなストーリーの建付けである。登場人物たちのキャラクター設定やストーリー展開には新鮮味はなく、ほぼ予想できるような展開になっている。ただ絵柄がとても可愛らしく、表情の描き方が気持ちをよく表現している所が良い。 0 2025年03月02日 死後の恋 夢野久作 小説 / 青空文庫 3.5 (2) 購入済み 読む 購入済み 読みやすい 幻想 怪奇モノを得意とした作者夢野久作らしい作品である。ありえないことをおどろおどろしく描き出した作品ではなく、戦争中ならたとえ現代でも実際にあり得るかもしれない と思わせるところにこの作品の真価がありそうな気がする。短編ということもあるので、夢野久作の中では読みやすい作品になりそう。 0 2025年03月02日 若返り薬 夢野久作 / 海若藍平 小説 / 青空文庫 2.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 気楽に楽しめる 作者夢野久作の教訓モノの童話である。寿命を少しずつ削って というあたりにアイデア 思いつきがあるがそれ以外は、それほどという感じである。まあ素直に気楽に楽しめるからいいとしよう。夢野久作にもこのような小品を残したのだなと感じる。 0 2025年03月02日 ガリバー旅行記 ジョナサン・スウィフト / 原民喜 小説 / 青空文庫 4.4 (7) 購入済み 読む 購入済み 色々な読み方ができる 最初の1~2章が童話としてあまりにも有名なため本当に面白い次からの章が余り読まれていない残念な小説である。風刺小説 SF ホラー色々な読み方ができるが、当時としては当然 批判を巻き起こしたし、現代でも通用する社会への警告が含まれていると思う。 0 2025年03月02日 ルルとミミ 夢野久作 / とだけん 小説 / 青空文庫 4.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 透き通った童話 ドグラ・マグラの作家 夢野久作の作品とは思えないほど、透き通った童話である。あえて人生訓 や教訓めいた要素を盛り込まず、これと言った悪人も登場させず、ひたすら哀しくも美しい仕立て上げている。女王も多くの生き物を助けるために、やむを得ず二人を犠牲にした ということなのだろうが。 0 2025年03月02日 人間腸詰 夢野久作 小説 / 青空文庫 4.0 (2) 購入済み 読む 購入済み 江戸下町言葉の語り口 江戸下町言葉の語り口がとても快い。陰惨でグロテスクなところもあるストーリーがこの語り口で随分と読みやすくなっている。肝心のストーリー内容も短編でありながら場面展開が多く波乱万丈の趣があってとても良い。数多くの夢野久作の作品の中でも屈指の名作と思う。 0 2025年03月02日 縊死体 夢野久作 小説 / 青空文庫 3.0 (1) 購入済み 読む 購入済み ごくごく短い作品 夢野久作のショートショートと言える作品である。ごくごく短い作品であるが、ショートショートの命とも言える終盤のオチも含めて手際よくまとめられている。意外感などもよく出ているが、ちょっと怖さが足らないかな。 0 2025年03月02日 お菓子の大舞踏会 夢野久作 / 海若藍平 小説 / 青空文庫 3.0 (2) 購入済み 読む 購入済み 他愛もない教訓モノのおとぎ話 ストーリーのあらすじから見ると他愛もない教訓モノのおとぎ話.童話である。読みどころ聴きどころは、お菓子たちが踊っているときの歌である。ちょっと中原中也を思い起こさせるような雰囲気を持っている。ドグラ・マグラで有名な夢野久作がこのような小品を残していたというのも面白い。 0 2025年03月02日 卵 夢野久作 小説 / 青空文庫 4.5 (2) 購入済み 読む 購入済み 童話っぽい体裁を取っているが 童話っぽい体裁を取っているが、「卵」が象徴的に意味する内容が、作者夢野久作が得意とするエロっぽいようなややグロテスクな雰囲気をうまく醸し出している。ところどころに男女間の関係ですよ と示唆する文章が入っているが、このような示唆がまるでない方が、より童話的象徴的でいいような気もする。 0 2025年03月02日 髪切虫 夢野久作 小説 / 青空文庫 4.0 (2) 購入済み 読む 購入済み 幻想的ではあるが 輪廻、生まれ変わり を扱っているのでちょっと幻想的でよい。全体のボリュームの半分以上を「詩」の形にして、変化をつけている。それだけにオチの部分のあっけなさにちょっとがっかりした思いがする。もっとも、それが作者夢野久作の狙いだったような気もするが。 0 2025年03月02日 難船小僧 夢野久作 小説 / 青空文庫 4.5 (2) 購入済み 読む 購入済み オチがどうも ミステリー風のタッチで話が進んでゆくので結構ワクワクして読み進めていった。科学を信奉する船長の考えに肩入れしていたが、オチについては結構がっかりしてしまった。もう一捻りすると面白い作品になったと思うのだが、これでは中途半端な印象がしてしまう。 0 2025年03月02日 戦場 夢野久作 小説 / 青空文庫 4.5 (2) 購入済み 読む 購入済み 今も続いている「戦場」 西ヨーロッパでは第二次世界大戦よりも第一次世界大戦のほうが遥かに被害が大きかった。その第一次世界大戦の中でも屈指の消耗戦 ヴェルダンの戦いの悲惨な一面を描き出している。エログロ的なイメージが付きまとう作者夢野久作であるが、このような作品もあったのだと認識を新たにした。このような塹壕戦が今もウクライナで続いていることを思うと暗然たる思いである。 0 2025年03月02日 青水仙、赤水仙 夢野久作 / 海若藍平 小説 / 青空文庫 4.0 (2) 購入済み 読む 購入済み 童話風 作者夢野久作が描く童話風の作品は、純粋に無邪気で素直な童話そのもののような作品と、寓意 暗喩に満ちたものの二種類がある。この作品は素直な前者に属する作品である。ちょっと哀しさを漂わせる童話っぽい作品で、教訓めいたところがないのもよい。 0 2025年03月02日 キチガイ地獄 夢野久作 小説 / 青空文庫 3.5 (2) 購入済み 読む 購入済み 妄想と現実のあいだ 妄想と現実のあいだの微妙な関係を、精神病者の口を借りて描きあげている。ストーリーの舞台を二重三重に重ねてゆく技法は、なかなかに見事である。いわゆる「キチガイ」の話すことだと言っても、どこか本当っぽいニュアンスが潜んでいて読者をハラハラさせる。 0 2025年03月02日 断れない会長は友江くんにだけしてあげたい【分冊版】 1 沼地どろまる 少年マンガ 2.5 (2) 購入済み 読む 購入済み 他愛もない学園ラブコメもの ストーリー内容は他愛もない学園ラブコメものであり、男子小中学生向きの作品ということもできる。ストーリー内容に新奇な点はないので絵柄が良ければいいのだが、バランスの悪いヒロインの描き方が特に残念である。 0 2025年03月02日 島原心中 菊池寛 小説 / 青空文庫 4.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 悲惨な死 底辺に蠢く人の悲惨な死に様を比較的抑えた筆で描き出している。プロレタリア文学というほどのことはないが、ちょっと社会派的に要素も持った作品である。最後の指輪のエピソードで作者菊池寛は、小説として味付けをうまく行っている。 0 2025年03月02日 父帰る 菊池寛 小説 / 青空文庫 4.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 家族各々の気持ち 二十年前に家出をした父親の帰宅に対する家族各々の気持ちをメロドラマ風のタッチで描き出している。実際に父親を知っているかどうかで態度が変わる ということにしているが、実際のところどうなんだろうか?結末を描いていない所が良いのかもしれない。 0 2025年03月02日 無名作家の日記 菊池寛 小説 / 青空文庫 4.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 焦燥感があふれている 菊池寛のデビュー時の焦り 劣等感 嫉妬を私小説として実にリアルに描き出している。文筆家は劣等感に苛まされ、明日は書けなくなるのではないか という恐怖に怯えているらしいが、その「業」を赤裸々に描いている。気楽な一読者としては、なるほど文壇デビューというものはこのような手順をたどるのだな ということがわかって面白い。 0 2025年03月02日 賤ヶ岳合戦 菊池寛 小説 / 青空文庫 3.0 (2) 購入済み 読む 購入済み 定説通り 定説通りの背景解説、戦況解説である。取り立てて異なった視点や、斬新な解説があるわけではない。豊臣秀吉が一番油の乗っていた時期の戦いなので、采配ぶりが際立っている。 0 2025年03月02日 義民甚兵衛 菊池寛 小説 / 青空文庫 5.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 祭り上げ 福祉制度が整い心身障害者が比較的まともに生活できるようになったのは、ごく最近のことである。それまでは家族の重い負担になっていたはずである。この物語のような話もきっとあっただろうと、リアル感を持って描きだされている。民衆の間で「義民」と英雄扱いされた人々の中にも、このような例があったのではないかと想像される。 0 2025年03月02日 乱世 菊池寛 小説 / 青空文庫 5.0 (1) 購入済み 読む 購入済み なんとも残念 幕末の最後の動乱期の悲しい話である。生死のあわいに立った人間の判断の困難さ 是非を比較的抑えたタッチで、しかしくっきりと描き出している。残念な結果になったことが、更に読者にとって印象深くしている。きっとフィクションなのであろうが、リアル感に満ちている。題名がイマイチな気がする。 0 2025年03月02日 島原の乱雑記 坂口安吾 小説 / 青空文庫 4.0 (1) 購入済み 読む 購入済み キリスト教内部の勢力争い 島原の乱の取材に長崎を訪れた作者坂口安吾のエッセイである。以前読んだ菊池寛の島原の乱と比較すると、遥かに現代的な考え方であり、表現 語り口である。すんなり読めてしまう。作中に描かれていた天主堂の担当者の不可解な態度が、キリスト教内部の勢力争いを連想させて、ちょっと引っかる。 0 2025年03月02日 島原の乱 菊池寛 小説 / 青空文庫 3.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 文語体漢文調の語り口 文語体漢文調の語り口が、数多くの犠牲者を出した闘いの挽歌によくマッチしている。作者菊池寛の描き方は取り立てて新奇なところ、斬新な解釈などはなく定説通りの安定した描き方である。日本では比較的例の少ない「宗教戦争」の体裁をとった戦いであり、宗教というものの持つ怖さをよく描き出している。 0 2025年03月01日 田原坂合戦 菊池寛 小説 / 青空文庫 3.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 戦闘の様子を詳説 元ネタは帝国陸軍参謀本部の公文書なのだろうか、戦闘の様子が詳説されている。しかし、政府軍 薩軍ともに指揮官や部下たちの気持ち感情は殆ど描かれていない。小説ではないな。同じ田原坂の戦闘を描いた司馬遼太郎の「翔ぶが如く」の同じ場面と比較するとよく分かる。 0 2025年03月01日 鳥羽伏見の戦 菊池寛 小説 / 青空文庫 3.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 淡々と 作者菊池寛自身が最後の節で述べているように、どっちつかずの勢力が多くゴタゴタした戦いであったことがよく分かる。作者は一応定説通りの記述をしながらも、幕末の方向性を決めた重要な戦いを、文語調の比較的冷静な語りで表現している。 0 2025年03月01日 長篠合戦 菊池寛 小説 / 青空文庫 3.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 読みやすいが 信長公記を元ネタとした江戸時代の通俗的な軍記物に基づいた、古典的な解釈で描かれた軍記物である。これと言った新奇なものはなくありきたりである。逆にその分読みやすい。 0 2025年03月01日 大衆維新史読本 菊池寛 小説 / 青空文庫 3.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 菊池寛の評価は 菊池寛の新撰組への評価を中心に描かれている。本書の最後に書いてあるが、新撰組が有名になったのは大衆小説のせいである と断じているが、たしかにそのとおりだろう。さらに子母澤寛や司馬遼太郎そして浅田次郎が華やかに描きあげている。それと比べると本書はやや地味であるが、読むのには苦労はない。 0 2025年03月01日 大阪夏之陣 菊池寛 小説 / 青空文庫 3.0 (3) 購入済み 読む 購入済み 命よりも名を惜しむ この作品、述べていることは通説どおりである。 菊池寛がこの作品を書いた頃は「命よりも名を惜しむ」という考え方が、まだまだ市民権を持っていたことが推測されて面白い。このような考え方は、太平が続いた江戸時代に熟成され大日本帝國時代に花開いたような思想と思っている。 0 2025年02月02日 船医の立場 菊池寛 小説 / 青空文庫 5.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 些細なことが 有名な吉田松陰の密航失敗事件を取り上げている。菊池寛の歴史モノには、定説通りのものと斬新な視点から描いたものの二種類があるが、この作品は後者の好例である。もしこの時、密航が成功していたら、松下村塾は開かれず、維新の英雄たちも随分と違ってきただろう と歴史ifを想像して面白い。 0 2025年02月02日 川中島合戦 菊池寛 小説 / 青空文庫 3.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 戦国時代屈指の合戦 戦国時代屈指の合戦、第四次川中島合戦を描いている。通説通りではあるが、江戸時代の荒唐無稽な軍記物にあまり影響を受けていないところに好感が持てる。合戦の内容が優れているので、結果がわかっていても楽しめる。 0 2025年02月02日 身投げ救助業 菊池寛 小説 / 青空文庫 5.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 人生の皮肉 自殺者を助ける副業をしている女が自らも という大変に皮肉なめぐり合わせを描いている。語り口の中に抑えたユーモアが含まれているのがとても良い。短い作品ではあるが、私は作者菊池寛の数多くの作品の中でも名作と言えると思っている。 0 2025年02月02日 小田原陣 菊池寛 小説 / 青空文庫 3.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 歴史if物語を読みたかった 戦国時代の終わりを決定づけた小田原城攻めをほぼ通説通りに描きあげている。面白いのは本文よりも巻末の「余譚」と名付けられている節である。歴史if物語として確かに北条氏を小田原で活かしていれば江戸の徳川がどうしたか、大坂の陣はどうなったか興味が尽きない。 0 2025年02月02日 勝負事 菊池寛 小説 / 青空文庫 3.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 菊池寛の半自叙伝 菊池寛の半自叙伝的な作品である。ギャンブルで身代を潰した祖父への恨みと許しを抑えた筆で描き出している。大変な貧乏を押し付けた張本人なのに恨みばかりではない所が良い。それだけに、最後の孫とのくじ引きの場面がくっきりとしていて大変に印象的である。 0 2025年02月02日 俊寛 菊池寛 小説 / 青空文庫 5.0 (1) 購入済み 読む 購入済み なにが幸せか? 鬼界ヶ島に流された俊寛が流人が自分一人になったあとも、ロビンソンクルーソー的な生活をして家族も持って生き続けるとあっても不思議ではない物語である。終盤のはるばる訪ねてきた都人と、俊寛自身の感じ方の対比が実にくっきりとしていて印象的である。なにが幸せか?を考えさせられる名作である。 0 2025年02月02日 出世 菊池寛 小説 / 青空文庫 3.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 両者の出世 「出世」という題名は主人公の出世と下足番の出世の両方を意味しているように思われる。現在ほどハラスメントなどと規制されることがなかった時代だったので、あからさまに、下足番を貶め 併せてなかなか金を稼げない主人公も貶めている。半分程度は自叙伝なのかなと思ってしまう。 0 2025年02月02日 若杉裁判長 菊池寛 小説 / 青空文庫 4.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 我が身に降り掛かってくると 世間から超然として理想論を述べているような人が、現実に問題が我が身に降り掛かってくると、まるで違った言動を取ってしまう ということがしばしばある。この作品はそのような事態を端的に描き出している。被害者の立場からも見なくてはいけない、というあたり前のことであるが。 0 2025年02月02日 姉川合戦 菊池寛 小説 / 青空文庫 3.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 結構長い古文の引用 通説通りではあるが、激闘だった姉川の戦いを描き出している。途中結構長い古文の引用があって少々読みにくかった。作者菊池寛がこの作品を書いた頃は、この程度の古文は十分読みこなせたのだろうな。 0 2025年02月02日 四条畷の戦 菊池寛 小説 / 青空文庫 3.0 (1) 購入済み 読む 購入済み 大きく評価が変わった武将 作者菊池寛の時代と現在を比べて一番大きく評価が変わった武将は楠木正成.楠木正行親子への評価だろう。菊池寛の時代は大楠公小楠公ということで手放しで称賛されていたのだが、現在は劣悪な南朝方の君臣にいいように使われて戦死してしまった被害者 というような扱いもされている。現代的な解釈のほうが私には腑に落ちる。 0 2025年02月02日 401~450件目 / 3,263件<<<12345678910>>> 表示されていない作品があります セーフサーチ 中 セーフサーチ 強 セーフサーチ 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