吉村昭の作品一覧
「吉村昭」の「新装版 消えた鼓動 ――心臓移植を追って」「ポーツマスの旗」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「吉村昭」の「新装版 消えた鼓動 ――心臓移植を追って」「ポーツマスの旗」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
私立東京開成中学校卒。1958年『密会』でデビュー。『星への旅』で第2回太宰治賞、『深海の使者』により第34回文藝春秋読者賞を受賞。『ポーツマスの旗』、『最後の仇討』などがTVドラマ化された。その他作品に『戦艦武蔵』、『ふぉん・しいほるとの娘』、『破獄』などがある。
Posted by ブクログ
過酷すぎる。児童文学の漂流ものならもっと楽しい無人島生活が描かれているはずなのに、現実の漂流生活は、ただただ餓えぬように食い繋ぎながら、いつ現れるとも知れない船を待つだけの日々である。せめて食料と水が豊富な島であれば、楽しみも見出だせただろうに、やっとのことで辿り着いた先が水も食料もない絶海の孤島だなんて、絶望して余りある状況ではないか。もちろん“ただ食い繋ぐ”と言っても、そこには並々ならぬ苦労と失敗があってのことではあるが、そうはいってもほとんど工夫のしようがないような状況の中ので、本当によく生き抜いたものだと思う。御仏への純粋な信仰心がなければ耐えられなかっただろうし、御仏はもちろんのこと