吉村昭の一覧

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プロフィール

  • 作者名:吉村昭(ヨシムラアキラ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1927年05月01日
  • 出身地:日本 / 東京都
  • 職業:作家

私立東京開成中学校卒。1958年『密会』でデビュー。『星への旅』で第2回太宰治賞、『深海の使者』により第34回文藝春秋読者賞を受賞。『ポーツマスの旗』、『最後の仇討』などがTVドラマ化された。その他作品に『戦艦武蔵』、『ふぉん・しいほるとの娘』、『破獄』などがある。

配信予定・最新刊

作品一覧

2023/03/17更新

ユーザーレビュー

  • 逃亡
    「吉村昭」の長編小説『新装版 逃亡』を読みました。

    この季節になると第二次世界大戦に関連する作品を読まなきゃな… という気持ちになるんですよね、、、

    「吉村昭」作品は、昨年10月に読んだ『漂流』以来ですね。

    -----story-------------
    戦争に圧しつぶされた人間の苦悩を描いた...続きを読む
  • 破船
    おそらく江戸時代。海辺の寒村を舞台に、住民たちの生態を描いている。貧しく情弱な人々の共同体の暮らしぶりや価値感が生々しい。
    たとえば、住民たちは難破船の漂着を「僥倖」として受け止めている。難破船は乗組員たちのとっての不幸なのだが、村の住民たちにとっては天の恵みなのだ。天が与えてくれたものなのだからあ...続きを読む
  • 漂流
    吉村昭の小説は、事実を丹念に検証し、分かり易く読み解いて小説の中に落とし込む。その事実の度合いが司馬遼太郎のそれよりも濃度が高い。だから、『難しそう』な気がして手を出していない人がいたとしたら、その人は読書人生で大きな損をしている。個人的には、そう感じます。

    特に本書。江戸後期に『伊豆鳥島』に漂着...続きを読む
  • 海の史劇
    日露戦争の事は全く無知であったが、この本で旅順戦での乃木将軍の稚拙な作戦行動、バルチック艦隊が喜望峰を迂回して壮絶な大航海の後に日本海に来た事、日本海海戦が僅か2日で決着がついた事などが吉村昭氏の淡々とした書法で書かれており、とても楽しく興味深く、面白く読むことができた。
  • 三陸海岸大津波
    昭和45年に、明治以降の、三陸海岸で起きた3回の津波について調査、聞き取りをした記録。
    実際の津波はもっと多く発生しているが、大きかったものが3回らしい。
    犠牲者は明治29年は26360、昭和8年は2995、昭和35年は105名。いろいろ対策をして、犠牲を減らせるようになっている、今後は亡くなる人も...続きを読む

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