新装版 海も暮れきる
  • 値引き

新装版 海も暮れきる

770円 (税込)
539円 (税込) 2月5日まで

2pt

「咳をしてもひとり」「いれものがない 両手でうける」――自由律の作風で知られる漂泊の俳人・尾崎放哉は帝大を卒業し一流会社の要職にあったが、酒に溺れ職を辞し、美しい妻にも別れを告げ流浪の歳月を重ねた。最晩年、小豆島の土を踏んだ放哉が、ついに死を迎えるまでの激しく揺れる八ヵ月の日々を鮮烈に描く。(講談社文庫)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

新装版 海も暮れきる のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自由律俳句の代表例として「咳をしても一人」があることしか知らないまま読んだ。太宰治もびっくり?の尾崎放哉の生き様もだが、何より作者には放哉と同じ病気の当事者として自分のこれまでの著作の中では「死への激しい恐れ、それによって生じる乱れた言動を私は十分に書くことはせず、筆を曲げ、綺麗ごとに済ませていたこ

    0
    2026年01月21日

    Posted by ブクログ

    読んでいる時と読後と、様々な感情が湧き起こる作品だと思った。そもそも『海も暮れきる』は、尾崎放哉の句の一部だが数ある句の中からこの語をタイトルにした理由を読みながら探したがわからなかった。
    何が放哉をここまで追い詰めたのか、なぜ酒に溺れるようになったのか。私は彼の激しい自尊心が自身を破滅に追いやった

    0
    2023年12月03日

    Posted by ブクログ

    口語自由俳律で知られる尾崎放哉。その小豆島での最期の8カ月を描いた作品。享年41。
    酒乱で酒を飲めば攻撃的になる。人の施しによってしか生きられない。どうしようもない人間だと思うのだが、「結核」を病み、家族から疎んじられ、長くは生きられないと悟ると、そうなるのかもしれない。もっと句を詠みたかっただろう

    0
    2023年01月24日

    Posted by ブクログ

    人生の最晩年、肺を病み、小豆島に辿り着いた俳人・尾崎放哉。
    五七五にとらわれず、自由な作風で知られた。
    放哉の人生も作風と同じく自由であった。
    むしろ自己中心的である。
    俳人としては有能かもしれない。
    しかし、人としては最低だ。
    日に日に痩せ衰えてゆく放哉を冷徹に克明に描き切った大名作。

    0
    2019年01月31日

    Posted by ブクログ

    尾崎放哉の俳句に関心を持つうちに、吉村昭が伝記的小説を書いていると知り、読んでみた。
    あまり調べずに読んだので、てっきり人生が書かれているのだろうと思っていたら、死ぬまで過ごした小豆島での8か月間の記録であった。
    「死に際文学」とでも呼ぼうか。そういえば、あまりそういうものを読んだことがなかった。「

    0
    2026年01月10日

    Posted by ブクログ

    新年早々、クズ男に出会ってしまった。
    男の名は尾崎放哉。
    俳人。
    一高から東大、大手保険会社に就職。役職に付く。
    エリート。
    私生活が破綻。酒癖は悪い。友人知人に金借りまくる。
    奥さんには一緒に死んでくれと言う。
    クズっぷりに付き合いきれない。

    最後まで付き合った。
    小豆島へ渡り寺男として庵で暮ら

    0
    2025年01月18日

    Posted by ブクログ

    物語の半分(か、それ以上)は放哉のお酒の失敗エピソードなわけですが、“酒”というよりは“病”というものが、あるいは、“金が無い”ということがどれだけ人を卑屈にさせ、孤立させるものなのかと恐ろしくなった。

    最初に放哉の心に巣食った病はなんだったのか。
    物語が始まる頃には既に終わりが始まっていて、知る

    0
    2021年08月31日

    Posted by ブクログ

    どうしようもないアルコール中毒の俳人、尾崎放哉の最後をいとおしく描いた吉村昭の小説。戦艦武蔵などの戦記物しか知らなかった吉村だが、この放哉への心の寄せ方にこちらも心を動かされた。

    0
    2020年04月05日

    Posted by ブクログ

    お酒は怖い…。一番の印象はこれ。才能があってもお酒に飲まれてしまう身体では、周囲も自分も損なってしまう。でも、お酒から離れられず醜い自分をさらし、あがきながらも生き永らえようとする放哉の姿は痛ましくも人間らしい。

    0
    2020年01月28日

    Posted by ブクログ

    尾崎放哉の人間として最低な後半生を描く。いや前半生も最低な人間だったことも、章内のところどころで描かれており、典型的な才能のある禄でもない人間の人生と末期の苦しみがこれでもかと描写される。

    0
    2019年05月24日

新装版 海も暮れきる の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

吉村昭 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す