闇を裂く道

闇を裂く道

作者名 :
通常価格 880円 (税込)
紙の本 [参考] 928円 (税込)
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作品内容

丹那トンネルは大正7(1918)年に着工されたが、完成までになんと16年もの歳月を要した。けわしい断層地帯を横切るために、土塊の崩落、凄まじい湧水などに阻まれ多くの人命を失い、環境を著しく損うという当初の予定をはるかに上まわる難工事となった。人間と土や水との熱く長い闘いを描いた力作長篇小説。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
528ページ
電子版発売日
2016年03月18日
紙の本の発売
2016年02月
コンテンツ形式
EPUB

Posted by ブクログ 2017年02月11日

大正〜昭和にかけたトンネル工事の記録文学。

丹那トンネル(東海道本線・熱海−函南間)の工事を題材とした作品。

トンネル掘削による崩落事故の経過は、手に汗握る。

また、関東大震災にまつわる記録も混じっており、重要な記録である。

また、トンネル工事により、その真上にある村落の水の枯渇、村民と鉄道...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年09月17日

大正7年に着工し17年の歳月を掛けて完成した丹那トンネルの困難な工事を詳細に描いた記録文学。その詳細な資料集め、聞き取り調査等により感動的な一大叙事詩ともいえる作品に仕上がっている。途中呼んでてめげそうになるが、中盤からどんどん引き込まれて完成までを読み進むことが出来た。

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Posted by ブクログ 2017年03月16日

世界大戦前の大正から昭和にかけて工事が行われた丹那トンネルにかかわった人々の記録文学(といっていいのか)。吉村昭は「小説」と言っている。
工事の進捗が、ノミで岩盤を穿つような文体で、語られる。歴代の工事所長、主任技師、労働災害、被害を受けた地元の群像で進む。

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Posted by ブクログ 2018年05月27日

大正七年四月一日起工。
昭和九年三月十日完成。
十五年十一ヵ月、延べ二百五十万人の作業員によって完成した丹那トンネル。
当初の甘い予測を遥かに上回る難工事。
付近の住民の非難。
自然災害。
それらを乗り越えて作り上げた大傑作”丹那トンネル”
著者の『高熱隧道』と共に読むと熱いトンネル屋の魂が感じられ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年02月28日

226事件が発生した戦前、67名の殉職者、農業用水枯渇など難関を越えて、まさしく闇を切り裂いて通り抜けた土木屋達。開通した瞬間の嗚咽の描写、切り裂いて明かりがさした瞬間の感動は私自身が担当したトンネルも同じだった。

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