新装版 間宮林蔵

新装版 間宮林蔵

990円 (税込)

4pt

19世紀初頭、世界地図の中で樺太は唯一謎の地域だった。樺太は島なのか、大陸の一部なのか。樺太調査に挑んだ間宮林蔵は、苛酷な探検行の末、樺太が島であることを確認する。その後、シーボルト事件に絡んで思いがけない悪評にさらされ、さらには幕府隠密として各地を巡った、知られざる栄光と不運の生涯を克明に描く。(講談社文庫)

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新装版 間宮林蔵 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    かなり面白かった。歴史物で文章が頭に入りづらいこともあったが、間宮林蔵と海峡について知識を得ることができ面白かった。

    0
    2023年04月30日

    Posted by ブクログ

    間宮林蔵といえば、樺太の地図作った事くらいしか知らなくて、「ひたすら歩いて測量して地図作ってる、クソ地味な男」くらいに思ってたけど、これ読んでほんともうすみません、って思った。
    めっちゃ気合い入ってる漢でした!!
    そーいえば樺太って昔日本領だったもんねーだから地図書いたのね〜とか思ってて、ほんとそれ

    0
    2022年12月27日

    Posted by ブクログ

    吉村先生、記録文学はハードボイルドです。主人公の心情を抑えながらも乾いたと言うより客観的文体で、人物を追います。北方先生が題材【林蔵の貌】にしたのもわかります。凄い日本人がいました。もっと知られて良いですね。NHKでドラマにして欲しいです。

    0
    2022年02月23日

    Posted by ブクログ

    間宮林蔵といえば、江戸時代、樺太を調査し、世界で初めて樺太が島であることを発見。その功績で「間宮海峡」という地名を後世に残した。というのが、教科書的説明。本小説でも、林蔵の樺太探検は詳細に描かれ、当時の乏しい装備で死を覚悟して赴く林蔵の覚悟が伝わってくる。

    しかし、間宮林蔵がアドベンチャーというの

    0
    2018年05月11日

    Posted by ブクログ

    スリリングで緊張感のある展開、面白かった。日本の領土問題の原点。江戸後期、北方沿岸に頻繁に出没するロシア船の脅威が日に日に高まる中、ついに択捉島の集落が襲撃される。世界地図で唯一不明となっていた、樺太が中国東北地域の東契丹と陸続きかどうかを確かめる必要は国防上の最重要課題となった。百姓から立身した林

    0
    2012年05月05日

    Posted by ブクログ

    江戸後期の測量家・探検家である間宮林蔵の人生を描いた壮大な記録。
    歴史の教科書では「江戸後期には外国船が日本沿岸に来るようになり、幕府の警戒態勢が高まった。そのような状況の中で間宮林蔵が樺太を探検し、間宮海峡を発見した。」程度のインプットしか無かった。
    これまで吉村昭の小説を何度か読んで、新たな史実

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    間宮海峡(タタール海峡)の名で知られる、間宮林蔵の知られざる生涯を描いた小説。前半はロシアの脅威から蝦夷地をはじめとした北方の防御を強める幕府の意向を受け、樺太からさらに海を渡ってアムール河口付近も探査するなど、冒険家としての未踏地帯を踏破していくサバイバル活劇となっている。後半は幕府の隠密として各

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    前半の樺太の測量は、鬼気迫る情熱、意志を感じます。
    後半は、隠密として、江戸末期の混乱と革命前夜の様子を知る事が出来ます。

    0
    2024年11月04日

    Posted by ブクログ

    感情的に盛り上げることなく淡々と客観的に綴る文体だからこそ、林蔵の執念というか情熱が強く強く伝わってくるような気がした。
    断片的な史料を想像で繋ぎ合わせた部分が大きいって後書きには書いてあったけど、普通に細かな手記とか残ってたんじゃないかって思ってしまうくらい端々に「実際の出来事らしさ」を感じた。

    0
    2023年06月12日

    Posted by ブクログ

    いやこれはまた重厚な本なのですよ。
    基本的には間宮林蔵がどこで何したかとか書いてるだけ、っちゃあだけなんけどね。
    とりあえず樺太を探検した人って感じの認識だったんで、半分ぐらい読んで探検終わって、あれどうなるんじゃろって思ったら、残り半分は隠密の旅だった!
    というわけで、3へぇ。

    しかし欧米の奴ら

    0
    2023年05月18日

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