ゴールド
レビュアー
  • 武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新―
    購入済み

    筆まめの極地

    ドキュメンタリータッチの導入部から一気に読者を引き込む筆致は、学者の著作とは思えないほど巧みである。描き出し方が上手な上に、描かれている内容が十二分に称賛に値するものである。日記をつけている当人たちは将来この資料がどれほどの値打ちを持つものである ということをまるで意識していないと思われるが、今日 これほど詳細で 些末な 生活記録というのは、実に貴重であると思わざるをえない。
    中国の史書は、将来の人にどう読まれどのように評価されるかを、常に意識しながら書いたようだが、その分 内容が歪められることも多かったように思う。本書のように他人に読まれることを気にしていない資料こそ、精度が高いと思ってし

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    2022年12月16日
  • 林檎物語~彼の裏切り、赦せますか?~ 1巻
    購入済み

    息苦しい話

    「裏切られ不倫されてもなおかつ愛している」というメロドラマとして何度も取り上げられるありがちなストーリー展開である。その分重みはあるが、読んでいて相当に息苦しくなる。絵柄が丁寧ではっきりしているところは良いのかな。

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    2022年12月16日
  • LETHE1
    購入済み

    ストーリーの舞台は大きいのだが

    「死刑の代わりに記憶を消して人格を入れ替える」というストーリーの舞台は大きいのだが、表現方法が全く足が地についていない。説明不足で同じ様な絵柄が続いたり、ストーリーの説明や展開をほぼ全て地の文に依存したりしている。表現手段は、小説のほうがいいのではないと感じた。

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    2022年12月16日
  • 歪愛 ~秘密の代償~ 1
    購入済み

    メンヘラ

    多忙な日常生活に疲れ果てて、ついつい危ない世界に手を出してメンヘラ女に引っかかってしまうという、よくありがちな転落劇である。メンヘラの上にリスカなんで話を聞いただけでゾッとしてしまう。絵柄もどんどん怖くなってゆくメンヘラ女をよく表現できていている。

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    2022年12月16日
  • クラスのぼっちギャルをお持ち帰りして清楚系美人にしてやった話【分冊版】(コミック) 1話
    購入済み

    題名とは違って

    なんだかエロっぽい展開を想像させる題名とは違って、スッキリと素直で正しいストーリー展開である。この巻ではいくらか謎の部分も残っていて、次巻へ興味を繋いでいる展開もなかなかに良い。絵柄も正統な少年漫画でくっきりはっきりしているので読みやすい。

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    2022年12月16日
  • つまり不倫なんてする奴は【フルカラー】(1)
    購入済み

    実際に当事者になってみると

    探偵という職業柄、「不倫」ということを軽蔑していたのに、実際に「不倫」当事者になってみると.....というなんだか身につまされるはなしである。たしかにこんなふうになってしまうかもしれない、という薄ら寒い思いが上手く描かれている。デジタル描画されたことがはっきりわかる絵柄は、どうも情緒が薄い気がして、あまり好きではない。

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    2022年12月15日
  • ほねぬきごはん ~ウブで奥手な半キュバスにハートをください~(1)
    無料版購入済み

    絵のタッチがとても良い

    登場する度の女の子もふんわりと柔らかそうで、それを表現する絵のタッチがとても良い。絵の完成度の高さに比べると、ストーリー構成や展開は、他愛もないものであるが、年頃の高校生男女の葛藤をうまく描き出していて、それなりに良い。

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    2022年12月14日
  • 地獄に堕ちてよ、お兄ちゃん 1巻
    無料版購入済み

    絵がきれいなだけに

    絵がきれいなだけに、なお一層妹ちゃんの度を越した変態ぶりが強調されている。年上の男子大学生のお兄ちゃんが思う存分翻弄されているのが、面白くもあれば情けなくもある。かわいい妹ちゃんの変態ぶりが凄まじいが、見かけとのギャップがこれまたいい。

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    2022年12月14日
  • Waltz 2
    無料版購入済み

    より一層

    この第二巻は第一巻にもまして殺し合いの描写が多く、ほぼ全ページそれで埋め尽くされている。独特の絵のタッチが殺し合いの凄まじさをより一層強調している。主要登場人物の「蝉」のキャラクター表現が凄まじくもあればややコミカルでもある。このややコミカルなところ、洒落たセリフを言わせるところが原作者伊坂幸太郎の真骨頂であろう。

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    2022年12月14日
  • Waltz 1
    無料版購入済み

    原作と同じ臭いを持つ

    数多くの人が殺されてしまうグロテスクな場面が多い作品であるが、とても勢いのある絵柄とストーリー展開が魅力となっている。原作で「蝉」が出てくるグラスホッパーを読んだことがあるが、この作品も同じ臭いを持つ作品である。
    コミカライズの欠陥としてありがちな長い説明文や長台詞はまったくない。オリジナルなコミック作品と言えるのは原作の持つ臭いの成果であろう。

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    2022年12月12日
  • ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ - 【無料お試し版】
    購入済み

    年末のこの時期に

    年末 大掃除のこの時期に最適な本である。「あればいいな」「あっこれもいいかな」とどんどんものを増やす生活からの思い切った脱却 という点で大変に良いきっかけになる本である。ただ注意しなくてはいけないことは、ミニマリストの目的が「生活を快適にすること」のはずなのに、手段が目的化して 物を捨てること 物を買わないこと 空っぽの部屋で過ごすこと になっていないか である。

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    2022年12月09日
  • 最終退行
    無料版購入済み

    様々な要素を詰め込んだ作品

    銀行の企業内部犯罪の暴露、詐欺、謀殺、宝探し、不倫など様々な要素を詰め込んだ作品。要素が多すぎて整理しきれていないところがある。前半から中盤にかけての謎を深めて行くところはなかなか良かったが、終盤のアクション映画まがいのところはとても残念。一気にリアル感 現実感がなくなり作り物めいてきてしまった。
    この作者の小説は終わってしまえばいわゆる勧善懲悪ものになってしまうものが多い。

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    2022年12月08日
  • 半次と十兵衛捕物帳 ふきだまり長屋大騒動
    購入済み

    典型的な江戸下町モノ

    典型的な江戸下町モノである。この江戸時代 江戸下町を舞台にすることには手慣れた作者の作品だけに、時代考証などに不自然なところはないのかと思う。ストーリー内容は大変良くありそうなパターンで、それほど深いものもなく ひねりが効いているものでもない。まあ無難な量産品かな。

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    2022年12月08日
  • 明治断頭台 山田風太郎ベストコレクション
    購入済み

    風太郎の本領発揮

    新旧入り交じって混沌とした明治初年を舞台としたケレン味たっぷりの作品である。1万円札の人 福沢諭吉を始めとして川路利良 東郷平八郎などなど著名人物を次々と登場させて活躍させる、面白くないはずがない という一大エンターメント作品である。さらに、ギロチンにフランス美女 と次々と登場させるが、同じ作者の「忍法シリーズ」のように忍術 魔術 なんでもありという荒唐無稽にまでは陥っていない所が良い。いずれにしても、風太郎の本領発揮 といえる作品である。

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    2022年12月08日
  • 皇帝ナポレオン 1巻
    購入済み

    絵がどうなってしまったんだ

    あの有名な「ベルサイユのばら」の続編 ということなので読んでみた。たしかにロザリーやアランなど懐かしい人物たちが再登場していて嬉しくなった。主人公ナポレオンに関しては数多くの著作.研究があるので、まあそれに沿ったストーリー展開である。ジョゼフィーヌを始めタリアン夫人、スタール夫人など華やかな女性たちも多いが、どうもベルばらのような華やぎがない。主な原因は「絵」である。ずいぶんと刺々しくなって劣化してしまっている。

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    2022年12月06日
  • BOYS BE… next season 1巻
    購入済み

    絵もストーリーも古く

    何度も続き物が出ている 「BOYS BE」シリーズ。絵もストーリーも古くマンネリとも言えるが、ヒリヒリするような高校生時代の恋物語には、時代を超えて心に響くものがある。まあ、このようなものが生き残っているのもいいのではないかと思わせる作品である。

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    2022年12月05日
  • 「食べること」の進化史~培養肉・昆虫食・3Dフードプリンタ~
    購入済み

    ありふれた食文化の本ではない

    ありふれた食文化の本ではなく、食の歴史 文明史 技術史をできるだけ分析的、自然科学的に捉えようとした著作である。料理と科学の関係を一種の哲学的に考える手法はとても新鮮であった。自然科学でも調理でも、偶然ではなく再現性を重んじる点で共通している。いろいろな新奇なテクノロジーが紹介提案されているが、3Dフードプリンターとその基礎情報となる「録食」が印象深かった。
    途中に挟まれた手書きっぽいイラストが微笑ましくてとても良い。

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    2022年12月04日
  • ハーレム×ハーレム【電子単行本版】1
    購入済み

    絵柄がとても綺麗

    かっちりとした絵柄がとても綺麗でずいぶんとえろっぽい。話の内容はずいぶんと都合の良い話の連続で、そういう意味では今ひとつリアル感現実味がない。ただあまり手の込んだどろどろした内容ではないので、その分読みやすくはある。

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    2022年12月04日
  • うちの会社の小さい先輩の話【同人版】(1)
    購入済み

    ほんわか ふわふわ

    ほんわか ふわふわとした絵柄と同じように可愛らしくて色っぽいトピックスが続く作品である。読んでいて心地よいが、とりたてて心に残るようなエピソードはない。ただ似たようなテーマの話が続くので大きな転換がほしいところである。

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    2022年12月04日
  • ヒューストン 1巻
    購入済み

    終わり方が残念

    発想思いつきは大変に面白い。一般に「お金は大事、お金を貯蓄しなさい」と うるさく言われて育つのだが、お金を時間に置き換えるとこのようなことになるのかと、色々考えさせられた。ただストーリー展開はほとんど打ち切りに近い終わり方なのでがっかりした。

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    2022年12月04日
  • PiNKな彼女 1巻
    購入済み

    絵柄が端正

    題名から得たイメージと違って結構純愛もの という印象を受けた。絵柄が端正であまり色っぽくないのでとりわけその印象を強くしている。ストーリー内容はそこそこありふれた内容 展開ではあるが、乱暴なシーンがそれほど多くないので不愉快さはあまりない。

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    2022年12月04日
  • 東京物語
    購入済み

    奥田英朗の初期の作品

    奥田英朗の初期の作品である。読んでいて懐かしくなること請け合いの作品であるが、逆にそれ以外の要素がやや少ないような気がする。イン・ザ・プール シリーズのようなユーモアや、家日和シリーズのようなユーモアと怖さのコラボレーション的なものは、感じ取ることはできなかった。

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    2022年12月04日
  • 世界でもっとも正確な長さと重さの物語 単位が引き起こすパラダイムシフト
    購入済み

    英米は未だにヤード・ポンド

    度量衡は物理学を中心とした科学に必須なのはもちろんのことであるが、日常生活全般にとっても非常に重要なことである。秦の始皇帝が統一を果たしたとき度量衡の統一を行った という話があるが、科学だけではなく政治上の問題としても大変重要なことだと感じた。だから英米は未だにヤード・ポンド法なのだな。本書はやや重ための内容であるが時間をかけてしっかり読むと、それなりに面白く勉強になる。

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    2022年12月04日
  • おじさんはカワイイものがお好き。(1)
    購入済み

    ギャップ萌え

    イケメンでスマートな課長さんが実は...というありそうで案外ないストーリー設定がまず勝因であろう。ストーリー内容に合わせたような可愛い絵柄も大変に良い。いわゆる「ギャップ萌え」を狙った作品であるが、うまくツボにはまっている気がする。

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    2022年12月04日
  • 日本の食はどう変わってきたか 神の食事から魚肉ソーセージまで
    購入済み

    「米」中心

    日本古代から記録に残っている食文化や食生活を比較的わかりやすく列記した作品である。「米」を作り始めて以降、どれほど日本の食生活が「米」中心だったのか改めて思い知らされた。他国と比較して特徴的なのは「肉食」に対する考えである。仏教という宗教上のタブーもあっただろうが、畜産業が発達しなかったor衰退した という要素のほうが大きい気がした。

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    2022年12月04日
  • 朝鮮戦争(上) 血流の山河
    購入済み

    双方の誤認識から戦争へ

    今行われているロシアとウクライナの戦争でも言えることであるが、長引く戦争は当事者両国の双方の誤認識から起こる、ということを70年前の実例でも証明してしまっている。スターリン、金日成、毛沢東 そしてトルーマン、マッカーサー 各人の現状認識の誤りと願望 欲望が、3年半に及んだ泥沼の戦いを生んだということがよく分かる。

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    2022年12月03日
  • 廃用身
    購入済み

    ドキュメンタリーかと思った

    この作家の作品を初めて読んだせいもあって、前半部分は完全にドキュメンタリー 実話の手記かと思ってしまった。それほどのリアル感で描き出されている。現代の医療の仕組み 考え方 思想に、重たい指摘 課題を突きつけている作品である。

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    2022年12月03日
  • 妾屋昼兵衛女帳面 側室顛末
    購入済み

    市井ものとはまた別の楽しみ

    江戸時代モノの作品は、下町の風物や捕物帳などのいわゆる市井ものが面白いうと思ってきたが、この作品のような武家物もなかなかに面白い。登場人物も市井ものと異なって完全に自由自在とはないかないが、その制約の中でどれだけイキイキとした話を作上げることができるかが、作者の力量であろう。その点でこの作品は成功していると思う。江戸時代後期の武家の困窮と商人の活躍もちゃんと描き出されている。

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    2022年12月03日
  • 親鸞(しんらん)(上) 【五木寛之ノベリスク】
    購入済み

    親鸞周辺の登場人物が

    主人公は浄土真宗の開祖ということで大変に有名な親鸞であるが、高名な宗教家を扱っているのしては、あまり抹香臭くない作品である。創作であるとは思うが、親鸞周辺の登場人物が大変に生き生きと魅力的に描き出されている。
    しかし、現代と比べて人の命が門灯に軽かった時代だったんだなと感じた。

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    2022年12月03日
  • 大名やくざ
    購入済み

    軽いエンタメ時代劇

    ヤクザが大名に成り上がってゆくという、なんだか現実離れした都合の良い設定の時代劇である。小説というよりは昔時代劇が華やかであった頃のテレビドラマのような作品である。一応 最低限の時代考証はなされているようだが、よんでいてどうにも違和感がある。

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    2022年12月03日
  • 女だてら 麻布わけあり酒場
    購入済み

    シリーズの第一作

    江戸時代の江戸下町を舞台にした長大なシリーズ者の第一作目の作品である。同じようなストーリーを現代を舞台にすると、なんてことはない話になってしまうのに、江戸下町を舞台にすると、なんとも情緒豊かな話になってしまうのはなぜだろうか?我々読者の心の奥底に、そのような江戸下町の心情がひそんでいるのだろうか。作者はその点を巧みに表現している。

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    2022年12月03日
  • A・Iが止まらない!(2)
    購入済み

    IT関係の古さが目立つ

    AIロボをテーマにした作品の第二巻目。今となっては主要なツールのIT関係の古さが目立つがこれはやむを得ないこと。絵柄もストーリー展開も同様に古さが目立つ。しかし、今あらためてこの作品を読んでみると、ケレン味もなく純朴な作りで、これはこれでいいのかしらん と思わせてくれる。

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    2022年12月03日
  • 黒羊の歩み(1)
    購入済み

    信じられる人がいない

    信じられるものが信じられる人がいない という恐怖感が実にうまく描かれている。絵柄もかなりしっかりしていて、それほどグロテスクではないのに十分な恐怖感を読者に与えることに成功している。しかし転校生ってこのようなストーリー構築に最適なせいかよく使われる設定だな。

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    2022年12月03日
  • メメントメモリ(1)
    購入済み

    個性の描き分けが良くできている

    残り時間が見える超能力 というよくありそうであまり例がないストーリー設定である。それに別の超能力者や学校につきもののいじめ問題が加わってにぎやかな構成になっている。何より、絵柄がしっかりしていて登場人物たちの個性の描き分けが良くできている。
    第一巻のキーとなる小道具 燃え方から判断して 灯油ではなくガソリンのはず。

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    2022年12月03日
  • 報復のススメ(1)
    購入済み

    少々稚すぎる

    サスペンスタッチのストーリー展開はなかなかのレベルで読者に興味をもたせる。問題はあまりにも少年漫画っぽい絵柄である。殺人シーンもあるのでグロテスクさが目立たない という特長があるが、全般的に少々稚すぎるようなきがする。

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    2022年12月03日
  • リセット・ゲーム(1)
    購入済み

    理不尽な箱の中

    冒頭からいきなり理不尽な箱の中で翻弄される少年少女たちを描いている。迫ってくる恐怖にパニックを起こしながらもなんとか対抗してゆく という割合と古典的なストーリーの展開になっている。絵柄は一見上手なようであるが、バランスの悪いところタッチが粗いところが散見される。

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    2022年12月03日
  • マージナル・オペレーション(2)
    購入済み

    ウクライナ戦争

    ドローンが大活躍しているというウクライナ戦争の状況を聞くと、本書が取り上げている 電子戦と実戦の組み合わせというストーリー設定が、現実のものだと思い知らされる。
    本書で取り上げられている少年兵の話も、ウクライナ ロシア両軍に実際にありそうな気がして薄ら寒い思いがする。そういう意味でこの本は予言的な意味合いを持った本だったと評価することができる。

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    2022年11月11日
  • なんでここに先生が!?(3)
    購入済み

    絶妙の配合

    エロと照れと恥ずかしいと教師と生徒という社会的規律となどなどの各要素の配合がなかなかに良い。そして何によりも女性の柔らかさを絶妙に表現した絵柄がいい。またまた新しい組み合わせのカップルが登場するが、結構強引なストーリーの展開である。

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    2022年11月11日
  • なんでここに先生が!?(2)
    購入済み

    第2巻は違う組み合わせ

    第一巻目のカップルが絶妙で大成功だったので、第2巻目も同じ組み合わせで続編を書くのかなと思っていたら、なんと今回は違う組み合わせを出してきた。作者と編集者はずいぶん意欲的だな。第2巻目のカップルは第一巻目とはまるで違ったほんわかな組み合わせであるが、これはこれでまたまたいいな。とにかく絵が綺麗で可愛い。

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    2022年11月11日
  • 渡くんの××が崩壊寸前(2)
    購入済み

    精神的にやや

    登場する女の子たちは、皆 主人公が必要とする以上に可愛いが、どの子も精神的にやや問題ありのように見受けられる。このような状態に陥った場合、主人公 渡くんは一体どうすればいいのか ずいぶんと悩ましい問題である。この間はその悩ましさを描き出して入るが、今ひとつピンとこないところがある。絵柄は可愛い。

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    2022年11月11日
  • 精霊伝説ヒューディー【新装版】1
    購入済み

    骨太の絵が特徴

    今から30年以上前の作品であるが、骨太の勢いがの有る絵柄の特徴のせいか、今読んでみてもそれほど古さを感じさせない。ストーリーの舞台も現在では大変にありふれている異世界ものだが、当時はどうだったろうか?ただ今読んで見ても、登場人物たちの中国名がどうもなじまない。

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    2022年11月09日
  • That’s!イズミコ【新装版】(1)
    購入済み

    雰囲気も良くない。

    アメコミを思わせるかなりごちゃごちゃとした絵柄である。しかもストーリーがあってないようなもので、どうにも分かりづらい。読んでいて途中でわけが解らなくなるところが多々ある。雰囲気も良くない。

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    2022年11月09日
  • ロマンス【合本版】 1
    購入済み

    重厚な作品

    主人公吾郎の生涯と彼の周辺の女性たちを描いた大河コミックである。かなり以前の作品であり絵柄にはやや時代を感じさせるが、典型的ロマン小説のようなストーリー展開は、古典的な意味合いで持って現在でも充分に通用すると思う。重厚な作品である。

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    2022年11月09日
  • EASY愛をさがす女たち(1)
    購入済み

    典型的現代版シンデレラストーリ

    典型的現代版シンデレラストーリーである。大して努力をしなくても、王子様が白馬に乗って幸せを持ってくる という安易なゆめをそのまま作品にした感じである。
    レディコミなので比較的絵柄はきれいでその点では読みやすい。

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    2022年11月09日
  • 大好き愛せない 愛蔵版(1)
    購入済み

    おバカップル

    おバカップルな二人の物語である。基本コミカルな作風であるが、所々に入るシリアスな感じがなかなかに良い。この作者特有のくせの有る画風がこのようなコミカルなストーリーとよくあっている。しかし実際こんなことって有るのだろうか?

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    2022年11月09日
  • 色男色女 愛蔵版(1)
    購入済み

    2時間テレビドラマ

    2時間テレビドラマにそこそこありそうなストーリー展開では有るが、結構楽しめる。第一話はこの作者独特の絵柄がシリアス一辺倒のストーリー展開とあまりあっていないが、第二話はユーモアを含んでいるので、結構相性良くまとまっている。

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    2022年11月09日
  • THE大市民(1)
    購入済み

    私小説風

    作中の主人公に作者柳沢きみおの感想.考え.趣味を語らせた、私小説風エッセイ風の作品である。読んでいて、「そうだそうだ」と納得 同意する点が結構ある。絵柄はこの作者独特の癖のあるもので、なじんでしまうとなんとも言えない味わいがある。

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    2022年11月09日
  • 本田くんのモラル(1)
    購入済み

    絵もストーリーも稚拙

    絵もストーリーも稚拙で読み終わってがっかりするような作品である。一応勧善懲悪の形態はとっているが、ストーリー構成は通り一遍で工夫の跡が見えない。

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    2022年11月09日
  • A・Iが止まらない!(1)
    購入済み

    ある意味先進的な話

    AIが実用化し始めている現在の視点から見ても、機械学習要素の話などがあり、ある意味先進的なストーリー設定である。もっともフロッピーベースのパソコンなど時代を感じさせる点ばかりではあるが。ストーリーの展開はヒロインがAIという点を除けば、典型的な少年学園漫画である。こちらの方はなんてことはない。絵柄も時代を感じさせる少年漫画風。

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    2022年11月09日
  • 黒の魔王 1
    購入済み

    典型的な異世界魔法もの

    いい意味でも悪い意味でも典型的な異世界魔法ものである。登場人物や各人の振る舞い、そして話の展開まで大体読めてしまう。そのぶん 安心感はあるがワクワクするような面白みはない。絵柄も典型的少年漫画風で読みやすくはあるがそれ以上のものではない。

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    2022年11月09日