岡本綺堂の作品一覧
「岡本綺堂」の「半七捕物帳―江戸探偵怪異譚―(新潮文庫nex)」「世界怪談名作集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
明治五年生まれの著者だから、江戸時代はついこの間。江戸時代を生きてきた人もたくさん存命中だったろうし、時代の呼び名が変わっても、中身はすぐに変わる訳じゃない。明治もかなり江戸時代のまんまだっただろう。
だから、江戸もの「番町皿屋敷」がリアルなのは納得。
しかし鎌倉時代の「修善寺物語」、平安時代の「玉藻の前」も、(その時代を生きたわけではないからこう言うのもヘンだけど)とてもリアルに感じた。もちろん本物の平安時代の人が読んだら「違う!」ってところもあるのだろうけど、考え方、行動様式なども、その時代だったらそうだったんじゃないかなと思える。
現代の作家だって鎌倉時代、平安時代を舞台にした小説は書け