【感想・ネタバレ】岡本綺堂 怪談文芸名作集のレビュー

あらすじ

今年、生誕150年という記念すべき節目の年を迎える岡本綺堂。『修善寺物語』をはじめとする戯曲作品や、『半七捕物帳』などの時代小説で、現在も多大な人気を博しているが、その一方で、幻想怪奇文学の名匠としても活躍した。本アンソロジーは、〈妖怪〉と〈怪談〉の両面から、綺堂の新たな魅力を検証する貴重な一冊である。

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Posted by ブクログ

名作集、ってことだし。ほぼ「近代異妖篇」に収録されているので、再読作品ばかりですが。何度読んでも良いものは良い! というより、物語の展開を知っているはずなのに、読むうちにぞくぞくさせられてしまうんですよね。そしてやはり、はっきりとした因縁のわからないものが多いのが怖い!
「猿の眼」「笛塚」「水鬼」「木曾の旅人」「影を踏まれた女」「指環一つ」……本当に名作揃い。むしろこの一冊だけで事足りてしまうのかもしれません。ああでも「岡本綺堂讀物集」にはまだ未読のものが数冊あるので、それもまた楽しみ。

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2022年11月26日

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