ゴールド
レビュアー
  • 男弐 1
    購入済み

    力みすぎ

    絵柄は迫力満点であるが、逆に大げさでグロテスクということもできる。ストーリー展開はある程度 史実に則しているところもあるが、多くは創作だろうな。鎧や武具のデザインには随分違和感がある。まあエンタメと割り切れば楽しく読むことができるが。

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    2024年12月04日
  • かぶきの多聞~大江戸痛快時代劇~ 1
    購入済み

    古典的な時代劇漫画

    勧善懲悪 白黒がはっきりした古典的な時代劇漫画である。タッチもストーリーを反映して骨太であるが、昔の劇画のように荒れた筆致ではないので読みやすい。時代背景を読者に説明しようとするために、長い説明文や長い独白場面があるのがやや鬱陶しい。

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    2024年12月04日
  • 東京ムラマサ 1
    購入済み

    半世紀以上前の昭和の薫り

    今から半世紀以上前の昭和の薫りが漂う作品である.タイムスリップ というきっかけは現在でも多用されているが、この当時も使われていたんだと印象を新たにした。ストーリー展開は全くの荒唐無稽ものであるが、昭和っぽいかっちりとした絵柄が見ものである。

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    2024年12月04日
  • ボクを知りたすぎる清水さん1
    購入済み

    絵は綺麗だが

    少年漫画.青年漫画に非常に頻繁に登場する「陰キャな男がぼーっと口を開けていたら、陽キャな美少女が飛び込んできた。」というタイプの作品である。男のほうが努力も何もしていないのが特徴である。陽キャ少女のタイプも結構典型的である。絵柄はまずまず。

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    2024年12月04日
  • マッド・セキュリティ~復讐のご依頼は私まで~1
    購入済み

    深刻な復讐譚

    勧善懲悪というよりはもっと深刻な復讐譚である。日本の各所にブラック企業 パワハラ がはびこっているという話であるが、「警備員」という存在を活用するのは、復讐の調査.実行においてなかなかに便利ということがわかった。復讐が実行されてカタルシスが生まれるが、それほど愉快ではない。

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    2024年12月04日
  • セックス・アンド・スクール(1)
    購入済み

    スカスカ

    スマホ用の縦読み漫画をすのまま横読みようにした感じの絵柄である。フルカラーフルデジタルの絵はそれなりにきれいであるが、なんともスカスカといった感じである。ストーリー展開はもっと雑で無理やりというった感じが強い。

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    2024年12月04日
  • 後宮メイドの災難~人使いの荒い宮廷書記官と推理する~(1)
    購入済み

    中途半端

    絵柄や描き方は女性漫画風であるがストーリー展開は本格的推理モノを目指しているようだ。しかし、ヒロインのメイドのキャラクターが何とも魅力に乏しい。ここまで怯え症では仕事にならないのではないかと思ってしまうほどである。その他怪しいシーンの伏線がいっぱい仕込んであるのは判るが。

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    2024年12月04日
  • クセ強彼女は床にいざなう【分冊版】 1
    購入済み

    絵がとても綺麗だが

    この作者の作品は過去に何冊か読んでいてなかなかに面白いものも多かったのでこの作品も読んでみた。しかし、ストーリー内容ははっきり言って期待外れであった。幼かった頃のあこがれのお姉さんがすっかり変わってしまって という大変にありふれたストーリーである。絵柄がきれいなのがまあ救いかな。

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    2024年12月04日
  • ラブコメ漫画に入ってしまったので、推しの負けヒロインを全力で幸せにする【分冊版】 1
    購入済み

    異世界転生モノの一バリエーショ

    異世界転生モノの一バリエーションである。ラブコメ漫画な中に入り込んで登場人物のひとりに成り代わる というストーリー設定はなかなかに面白い。対象漫画の知識が役に立つところが異世界転生モノののチートな能力に該当するのだろうな。絵柄も典型的な少年漫画である。

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    2024年12月03日
  • 機密少女と暗号戦争 2巻
    購入済み

    話がぐっと重くなる

    生きている暗号 という思いがけない話が出てきて大いに興味をそそられた。たしかに以前「暗号解読」という本を読んだときに出てきた話だと思い出した。特に日本 そして自衛隊が劣っている暗号 セキュリティの話なのでなかなかに面白い。ただ生きている暗号が可愛らしい少女なので話が重くなる。

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    2024年12月03日
  • 催眠アプリでヤりたい放題1
    購入済み

    絵がとても綺麗だが

    フルカラーフルデジタルの絵柄はとてもきれいでくっきりしている。女性たちの絵はとても色っぽい。逆にストーリー展開は、男の妄想 願望をそのまま絵にしたような感じで、なんとも都合が良すぎる話の連続である。

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    2024年12月03日
  • 創業社長 1
    購入済み

    敗戦後の世情をよく表現している

    劇画っぽい描き方で、敗戦後の世情をよく表現している。敗戦で何もかもが失われた時に、それでもと 事業を立ち上げた主人公の活躍を描いている。特に順調に儲け続けていた闇屋を思い切って売り、小売業に転身する判断など 現代でも参考になりそうな教訓である。

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    2024年12月03日
  • 旅の旗 1
    購入済み

    一匹狼の新規事業物語

    一匹狼の新規事業物語である。半世紀も前の作品であるが、描かれている内容は道具こそ違え現代でも参考になるものが数多くある。そう言えばこんな時代だったよなと懐かしく思い出すところもある。絵柄は当時の劇画テイストが入った画調であるがまずまず読みやすい。

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    2024年12月03日
  • スモールワールズ
    購入済み

    人の悪意.ダメなところを描く

    7篇の短編からなるがすべて描き方 語り口が違う。多彩な語りができる能力を持った作者だなと感じる。7篇の中で「魔王の帰還」のみが明るく 前向きな話である。それ以外は、人の悪意.ダメなところを執拗に描いている。描き方は悪くはないのだが、どうにも主題が合わなくって読みにくかった。あとがきに辻村深月の評が載っていたが、辻村深月の作風と似たところがあるのかな。

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    2024年12月03日
  • プロジェクトぴあの
    購入済み

    久しぶりにワクワク

    久しぶりにワクワクしながら読み進めることができる作品に出会った。作者山本浩司の作品は「アイの物語」や「詩羽のいる街」など何冊か読んだが、いわゆる「説教癖」が鼻について純粋に作品を楽しむことができなかった。しかしこの作品は、最終部分を除いて「説教」は登場せず、素直に読み進めることができた。とりわけヒロインの人物造形が見事で、このような才能 性格の持ち主の典型としてもっと言及されていいような気がする。
    なお、作者山本弘氏は今年3月に亡くなったとのこと。御冥福をお祈りいたします。

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    2024年12月02日
  • あるカップルの話(1)
    購入済み

    イケメン彼女

    高身長のイケメン彼女が随分と魅力的である。低身長の相方も主張するところは主張し存在感を主張している。ありふれているようでそれほど類書もない良いストーリー展開だと思う。絵柄もまずまずかわいらしく描き出されている。

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    2024年12月01日
  • 人間工場【分冊版】第1話(前半)
    購入済み

    意識とは? 自分自身とは?

    AIやアンドロイドの発達を考えると近未来にも実現しそうな話と感じた。現在でもペット相手に発生している問題 気に入った「物」を注文し 飽きたら捨てる が より深刻な問題になりそうな気がする。
    自分自身も人工人間かもしれない 意識とは? 自分自身とは? という より一層深刻な問題も提起されている。
    とは言うもののあまりオリジナリティは感じさせず、さらに絵が少々粗いのが残念である。

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    2024年12月01日
  • ペンと手錠と事実婚 1巻
    無料版購入済み

    本格的なミステリー作品

    文句なしの星5つである。口を利かない女子高生が可愛いだけの作品かと思ったら、なんとなんとかなり本格的なミステリー作品であった。スケッチブックによる筆談がとても斬新で面白い。しかも、絵が下手なところがこれまた良い。翻弄される切鮫刑事がお決まりのパターンとはいえ良い味を出している。

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    2024年12月01日
  • だらしな先輩(3)
    無料版購入済み

    絵はなかなかいいが

    絵はなかなかいいが、ほとんど廃人に違い生活態度の「先輩」にはとてもイライラさせられる。そのような廃人先輩の色仕掛けに、承知の上で引っかかっている後輩男子もまあ情けないといえば情けない。ストーリー展開はこの後対して変化も見られないような気がするのがこれまた情けない。

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    2024年11月23日
  • わがままプロンプト~神絵師AIと売れない漫画家の同棲制作~(1)
    購入済み

    私小説的かな

    自分自身事なので書きやすいのか、大変によくある「売れない漫画家」の話である。更に主役としてぽってりとしたAI搭載アンドロイドを持ってきたところがやや異色である。SF小説によく出てくる「自意識」を考えさせられるテーマであるが、ギャグっぽいコメディタッチの漫画なのでそこまでは踏み込んでいない。

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    2024年11月17日
  • 全部お姉さんに任せてね?~大学デビューはハメチェンで~1
    購入済み

    ふわふわポヨポヨ

    ふわふわポヨポヨ感の絵柄がとても魅力的である。この絵柄のみで鑑賞に耐えることができる。逆にストーリー展開は「男も見栄え」をそのまま描き出したようなもので、素直ではあるが特筆すべきことはない。男の願望をそのまま絵にしただけである。

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    2024年11月17日
  • 風雲の館 1
    購入済み

    バブル時代の香り

    昭和末期のバブル時代の香りを漂わせた作品である。しかし、同族会社経営 後継者問題 政界財界対策 と令和の現在でも変わらない課題が描き出されていて、これはこれでなかなかに興味深い。もっとも現在ならばパワハラ・セクハラで散々もめているだろうが。絵柄は時代がかっていて、男たちの描かれ方は個性が表に出ていていいが、女たちはどうにも没個性的で魅力がない。

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    2024年11月17日
  • 四月馬鹿 2nd Season 1
    購入済み

    ヒロインの表情がいい

    くっきりかっちりとした絵柄が印象的な作品である。とりわけヒロインの表情がいい。ストーリー展開はわざとらしいまでにヒロインが恋愛に鈍感である という設定であるが、まあ少し異色のラブコメと思えば、どうにか読み進めることができる。登場するトピックスの多くは、学園ラブコメの定番ばかりである。

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    2024年11月17日
  • たわわな誘惑1
    購入済み

    絵はいいが

    フルカラーフルデジタルで作り上げられた絵柄は女性たちが、非常ににエロっぽく描き出されている。この絵柄が特徴であるが、ストーリー展開の方は大変に安易で良くありそうで実際にはなさそうな話である。まあスラスラと読めるからいいか。

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    2024年11月17日
  • 道重さんはエッチな正の字を上書きされたい。【フルカラー】1巻
    購入済み

    エロラブコメ

    取り柄 売り物は「正の字で体験を記録している」。この点だけである。それ以外は、凡百のありふれた作品である。絵柄も取りた立ててうまいわけでもなく、エロっぽいわけでもない。主人公の男子高校生も翻弄されるだけで、積極的な役割は果たしていない。

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    2024年11月17日
  • 【単話版】旧友と不倫してみた 第1話
    購入済み

    絵柄だけでも楽しめる

    大変によくある「同窓会不倫もの」である。登場人物たちの心境がそれなりに描かれている。ストーリー展開についてコメントすべき点はない。一方、絵柄は大変に良く、かなり色っぽく描き出されている。絵柄だけでも楽しめる作品である。

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    2024年11月17日
  • 【単話版】マジめにイキたい小名川さん 第1話
    購入済み

    悩みは家庭内

    悩みは家庭内にあり、姉や兄がいつもこのような調子だと流石にストレスが貯まるだろうな と思わず共感を覚えてしまう。とは言うものの流石に少々現実離れしたストーリー展開なのかな。絵柄はまずまず可愛らしく描き出されているし、登場人物の個性の描き分けもちゃんとできている。

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    2024年11月17日
  • 【単話版】ノイパちゃんはアブナイ! Step.1
    購入済み

    妖しい魅力

    いきなり授業中に隣の席の転校生がとんでもない格好をしている という インパクトが有る冒頭部分から始まる。絵柄はちょっとごチャットしているが サキュバスらしい転校生の妖しい魅力を十二分に描き出していてなかなかに良い。

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    2024年11月17日
  • EVIL~光と影のタペストリー~ 1巻
    購入済み

    重い社会派サスペンス

    重い社会派サスペンス漫画である。家庭内暴力や幼児虐待 そして残虐な犯罪 と暗い内容が並んでいる。明るいスポ根漫画を得意としヒットを飛ばしてきた作者が、一転作風の変更を狙って描いた作品であろうと思う。ストーリー内容はそれなりに成功していると思うが、明るいくっきりとした画風と暗いテーマがどうにもマッチしていない。

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    2024年11月17日
  • 漫画 黒川温泉新明館 第1巻
    購入済み

    戦後すぐの話

    民俗学のレポートをそのまま漫画にしたような風合いを持つ作品である。ストーリーを読む、物語を楽しむ というよりは、挿絵付きの民俗学の本を読むような感じである。世の中はどんどん悪くなっている という人がいるが、少なくとも肉体的にはずいぶんと楽になっていることがよく分かる。

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    2024年11月17日
  • エルソナシンドローム 1巻
    購入済み

    永遠の命

    よくある「永遠の命」というものの具体例というストーリー内容である。重要で深刻なテーマであるだけに丁寧に描けばいくらでも考えさせられる作品になることができる。しかし本作はそのような深い思考よりは、アクションシーンに力点をおいた描き方になっており、気楽には読めるがその分深みが足らない。絵柄は少々粗い。

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    2024年11月17日
  • 芋粥
    購入済み

    心情の綾

    平安もの今昔物語を元ネタとした作品群の中の一つである。芥川龍之介の数多い作品群の中でも傑作ぞろいのシリーズである。原作の今昔物語では「利仁」の権力 超能力を主体とした話なのであるが、さすがは芥川龍之介、端役の「五位」を主役に抜擢して、黄昏時の人生の悲哀 機微 そして幸せを巧みに描き出している。

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    2024年11月17日
  • 悪魔
    購入済み

    得意分野の一つであるキリシタン

    作者芥川龍之介の得意分野の一つであるキリシタンものであるが、この作品はぱっとしない。ごく短い作品の上に 暗喩 隠喩があるせいか、何を主張したいのかが一読しただけではわからない。人並みの心を持った悪魔というのは、ヒトそのものではないのだろうか。

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    2024年11月17日
  • 寒山拾得
    購入済み

    シュールな作品

    作者芥川龍之介とその先生である夏目漱石が普通に生活していた頃の東京の話である。夏目漱石は彼の作品「夢十夜」にも登場している運慶が仁王像を刻むのを見物し、漱石の弟子である作者芥川龍之介は、森鴎外が書き、池大雅が描いた寒山拾得の二人が歩いているのを電車の窓から目撃している。他の人達はそれをさほど気にしていない様子である。非常にシュールな味わいを持った作品であり、面白い。

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    2024年11月17日
  • 寒山拾得(新仮名)
    購入済み

    寒山拾得の言い伝え

    寒山拾得の言い伝えを森鴎外が手短にまとめて書いている。同じ題名の芥川龍之介の短文にも登場する世捨て人 瘋狂の僧 寒山と拾得。この作品 鴎外の短文でも、どこが面白いのか 偉大なのか 真価はわからない。ただもったいぶった高官との対比が際立っている。

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    2024年11月17日
  • お富の貞操
    購入済み

    不思議なニュアンスをもった話。

    上野彰義隊攻撃の前日 という危うい日時のがらんとした上野下町のでき事をすっぽりと切り取って短いドラマ仕立てにしたような作品である。後半の20年後の情景の描写との対比が非常に見事である。
    「あの時は ああしないと何だかすまない気がしたのさ、、、。」というセリフが大変に効果的である。

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    2024年11月17日
  • 或日の大石内蔵助
    購入済み

    大事をなし終えたあとの

    大事をなし終えたあとで、ゆったりとした気持ちでたゆたっていたのに という大石内蔵助の気分が大変によく表現されている。世間一般に自分たちの虚像が広まってしまい、その虚像が独り歩きをして戸惑ってしまっている そんな感覚もよく表されている。現在でも大きな賞を取ったときなど、マスコミにもてはやされて同じような感覚を味わっている人がはいるのではないか。

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    2024年11月17日
  • 歯車
    購入済み

    遺書を思わせる

    文章的に読みやすくはあるが、内容は重苦しい。作者芥川龍之介は精神的にずいぶんまいっていて、自殺直前のような状態だったようだ。目の裏に見える歯車は、「閃輝暗点」という症状だそうで、頭痛を伴うがそれ自体に危険性はないそうだ。私もたまに見えることがあり、龍之介になったような気分になる。

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    2024年11月17日
  • 秋
    購入済み

    得意分野ではない

    古典をストーリーの舞台とした作品には傑作が多い作者芥川龍之介であるが、その他のいろいろな分野にも挑戦しようとした作品の一つである。ただ、どうにもこのような一種の恋愛小説との相性は良くないようである。抑えられた筆がいいとも思えるが、機智のキラメキや激情を感じることができない。

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    2024年11月17日
  • 往生絵巻
    購入済み

    戯曲形式

    戯曲形式を取っている。ごく短い作品であるが、一度は劇形式や短編映画で見てみたい気もする。信仰の持つ力 あるいは理不尽さを扱っているが、作者芥川龍之介のシニカルで冷ややかな目が光っているような気がする。

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    2024年11月17日
  • 神神の微笑
    購入済み

    八百万の神々

    古来より日本国に住み着いているという八百万の神々について書いている。いつの間にか海外からの輸入品を同化消化してしまうという 日本の特徴を述べている。現在に続く「日本論」の嚆矢するべき作品だろう。このような考えが行き過ぎると「神国日本」となってしまうのだが、まあこの作品はそこまでのレベルではないような気がする。

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    2024年11月17日
  • 魔術
    購入済み

    杜子春 と同じ流れ

    有名な杜子春と同じ系列に属し、中国ものではなくインドもの として描いている。芥川龍之介のファンタジーである。「欲心」を持つものは「魔術」を使えない という表面的な教訓が描き出されているが、作者芥川龍之介の真意は一体何なのだろうか?

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    2024年11月17日
  • あばばばば
    購入済み

    店番の若い女性

    店番の若い女性への観察が、微に入り細にわたっている。そして、観察者は彼女に対してずいぶんな思い入れがあるように感じられる。ところがしばらく店で彼女を見なかったら、今度は赤ん坊をつれて登場してきた。そして、恥じらっていた以前の面影はなく、強い母親になりきっていた。表題の「あばばばば」に主人公そして作者の哀惜の念が込められていると思う。

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    2024年11月17日
  • 点鬼簿
    購入済み

    不安が書かせた作品

    【点鬼簿】死者の姓名を書きしるした帳面。過去帳。だそうである。精神を病んで、遺伝ではなかろうか との不安に苛まされている作者芥川龍之介の気持ちがありありと表れている 私小説的な作品である。不安に苛まされているためか、工夫 機智 きらめきがすっかり影を潜めている。

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    2024年11月17日
  • るしへる
    購入済み

    流石に読みづらい

    全文文語体で書かれているためさすがに読みづらい。内容はキリスト教に関心を持っていた作者芥川龍之介の、キリスト教に対する疑問をそのまま綴った作品である。現代文でもわかりにくい内容なので、文語体ではなかなかに理解が困難である。逆に「格調高い」と思わせる効果もあるだろう。

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    2024年11月17日
  • 寒さ
    購入済み

    芥川龍之介のエッセイ

    芥川龍之介のごく短いエッセイっぽいような作品である。物理学的な熱伝導の話と踏切事故の話と手袋を落とした話をやや無理やり繋いで「寒さ」という表題でまとめている。巧まぬ技巧が冴える作品である。最も読んでいて読者を感嘆させるところはない。

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    2024年11月17日
  • 世之助の話
    購入済み

    細かな心理描写

    西鶴の好色一代男の経験人数が多すぎるというので、それの謎解きという ストーリーのフレームワークであるが、それほど面白いものではない。むしろ読ませどころは、芥川龍之介らしい細かな心理描写といったところである。

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    2024年11月17日
  • 孔雀
    購入済み

    寸鉄

    おとぎ話や昔話を題材にして洒落た話やウイット アイロニーに満ちた作品にするというやり方は、多くの近代作家がやっているが、芥川龍之介もその代表的な作家である。イソップ物語の多くのエピソードの中からこのエピソードを拾い出し、寸鉄人を刺すような短文に仕上げている。

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    2024年11月17日
  • 金将軍
    購入済み

    大正デモクラシー

    前半は豊臣秀吉の朝鮮出兵の際の朝鮮での伝説を淡々とした口調で述べているだけなので、あれあれと思ったが、最後1ページで作者の思いを述べている。どの国にも嘘でもいいから自国を第一と思う気持ちがあるのだ、と述べている。大正デモクラシーの時代とは、このような内容の本が書ける時代だったんだな。

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    2024年11月17日
  • ミニマム(2)
    購入済み

    とにかく絵が素晴らしいので

    ミニサイズの美女とのやり取りがややガリバー旅行記めいていてなんだか懐かしいような気にさせられる。ストーリーの展開は少しじれったいような気もするが、とにかくエロさをしっかりと盛り込んだ絵が素晴らしいので十二分に楽しむことができる。

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    2024年11月17日