ゴールド
レビュアー
  • キミ以外ノイズ~陰キャ女子がASMRはじめました。~(1)
    購入済み

    人見知りするヒロイン

    人見知りや引きこもりを主人公とする漫画は、主人公が男のケースが大半であるが、この作品は珍しく女である。その分新しく出現した出会いにも危うさがつきまとう。絵柄は割合と雰囲気があり、少し粗いところがあるが読みやすい。

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    2024年10月01日
  • 【合本版】異世界金融王 ~クローネ・ゴルディオンの覇道~(描き下ろしおまけ付き)(1)
    購入済み

    貸し金融業

    大変にありふれた異世界転生モノなのだが、「金貸し金融業」という職業がテーマになっているところがやや新味かな。主人公の職業感倫理観とヒロインのキリスト教的な倫理観の対比が面白いはずなのだが、あまり表面には出てこないのが残念である。少年漫画風の絵柄はくっきりとしていて読みやすい。

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    2024年10月01日
  • 【合本版】異世界蒲田(描き下ろしおまけ付き)(1)
    購入済み

    町工場の実力

    町ごと異世界へふっとばされる というストーリー設定はしばしばあるが、町工場で有名な大田区蒲田をストーリーの舞台にしたところが非常に面白い。異世界転生で常に問題になるインフラ関連の課題を「町工場の工夫」で解決してしまうところが大変にユニークである。

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    2024年10月01日
  • 【合本版】妹無双~テイムしたお兄ちゃんを添えて~(描き下ろしおまけ付き)(1)
    購入済み

    予定調和的

    ありふれた異世界転生モノにありふれた勇者ものにありふれた兄妹もの の組み合わせ技である。ありふれたものも3回組み合わせるとやや珍しいものになる。とは言うもののほぼ予定調和的なストーリー進行である。少年漫画っぽさが表に出ている絵柄は、それなりに読みやすい。

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    2024年10月01日
  • パーソナルトレーナーニタニさん(1)
    購入済み

    ダイエットやトレ-ニングの話

    一応 学園モノギャル漫画の形態を取って入るが、ストーリーの重要点はダイエットやトレ-ニングの話 である。それなりに内容のある話なのではあるが、無理矢理に学園モノのコミックの形態を取っているような気がして落ち着かない。

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    2024年10月01日
  • シアワセな家族【電子単行本版】1
    購入済み

    壊れた家族関係

    どうしようもなく壊れてしまった、親子関係 夫婦関係 恋人関係を残酷なまでにリアルに描き出している。絵柄はシンプルでスッキリと描き出されているため読みやすいが、ストーリー内容が大変に毒々しくて読みづらい。

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    2024年10月01日
  • 青蛙堂鬼談
    購入済み

    得意の怪談モノ

    半七捕物帳で有名な著者であるが、この作品のような怪談ものがより一層得意なような気がする。多くの人が一堂に会して一話づつ話をするという百物語形式をとっているせいで、リアルさが出ている。いずれの話もなかなかのものであるが、私は中国物が好きである。怪談ものと言っても、人の情念 恨みつらみよりは、人外の怪異を描いたものが多いので読後感はスッキリとしている。

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    2024年10月01日
  • 山椒魚
    購入済み

    100年近くも前に書かれた作

    100年近くも前に書かれた作品にしては読みやすい。語り口は平易だが、肝心の推理小説としての内容ははっきり言って食い足りない。伏線やトリックがあるわけではなく、山椒魚の怪異さと桔梗の怖さが印象に残っただけである。

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    2024年10月01日
  • 不沈戦艦紀伊【合本版】2
    購入済み

    ロシアがウクライナに攻め込んで

    ロシアがウクライナに攻め込んでいる今、この様な仮想戦記を読むとゾッとするような印象を受ける。仮想戦記では華々しい戦闘シーンを中心に描き出しているが、その裏側にある 政治 外交は、果たして最善を尽くしたと言えるのだろうか?この作品もその点をあくまで仮想戦記というカテゴリーの中ではあるが、かなり意識して描かれている作品だと思う。荒唐無稽な所も多いが。

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    2024年10月01日
  • 不沈戦艦紀伊【合本版】1
    購入済み

    どっちつかずの労作

    対英米戦を題材とした仮想戦記は、政治 外交 戦略 戦術 兵器など、ほぼすべての面で負けてしまった先の大戦の鬱憤を晴らそうとした作品群である。この作品は荒唐無稽なものが多い仮想戦記の中で「大戦艦同士の砲戦」という夢を実現させながら、しかもある程度のリアリティを保とうと苦労した様子がうかがえる。しかし、どっちつかずの労作 といった感は免れない。

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    2024年10月01日
  • 黒田如水
    購入済み

    序章

    題名は「黒田如水」であるが内容は秀吉や家康が大きな割合を占めている。坂口安吾独特の解釈や見方があるのかといえば、必ずしもそうでもない。吉川英治ほどではないが通説的な解釈見方にとどまっているところが多い。「二流の人」という続編があるそうなのでそれの序章と思えば結末の中途半端さがわかる。

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    2024年10月01日
  • 真田幸村
    購入済み

    クラシカルな真田幸村伝

    真田幸村 大変な有名武将だけに、様々な解釈 新説で持って様々に小説化されている。そのような新説を読んだあとでは、なんとも古典的 クラシカルな真田幸村伝である。 あまり力を入れずに比較的淡々と述べているところがかえっていいのかもしれない。

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    2024年10月01日
  • 恩讐の彼方に
    購入済み

    再就職に有利

    封建的儒教的な「忠孝」とある意味近代的な「公共の福祉」の対比 対立の物語である。近代人である作者菊池寛はある意味当然のことながら「公共の福祉」の方へ軍配を上げている。ただ江戸時代の「忠孝」の中には、敵討ちに成功したら再就職に有利 という下心があるとのことであるが それはどうだか。

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    2024年10月01日
  • 二流の人
    購入済み

    こちらの作品こそ「黒田如水」

    短編「黒田如水」の続編とのことだが、本作のみで十分作品としては完成している。こちらの作品こそ「黒田如水」と名付けるべきかもしれないが、「二流の人」という題名も作者の意図が十分に感じられて良い。主人公黒田如水が一流の人になれず、二流に甘んじた訳が本書を読むとわかってくる。またこの作品が書かれた時期が敗戦直後ということも、朝鮮の戦いの記述の裏から感じられる。

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    2024年10月01日
  • 半七捕物帳 お文の魂
    購入済み

    ちっとも古さを感じさせない。

    今から100年近くも前の作品なのに、回顧談という枠組みのその語り口や話の組み立て方はちっとも古さを感じさせない。テレビで放送された数多くの時代劇の元ネタ本的な位置づけを占めていると思う。文書のあちこちに溢れてくる江戸情緒がなんとも言えずいい。もっとも、推理小説としての純粋な出来はそれほど優れているわけではないが。

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    2024年10月01日
  • 本所両国
    購入済み

    懐かしい雰囲気

    東京下町の典型として本所両国界隈を題材に描き出された、芥川龍之介のエッセイである。大正年間に明治時代や江戸時代の名残を「懐かしい雰囲気」と表現しているところが、いつの世も変わらない解雇のセンチメンタリズムを漂わせているところが面白い。令和時代の今日、本所両国界隈を歩けば、大正年間は愚か昭和時代の名残でも「懐かしい」という評価になるのだろうな。

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    2024年10月01日
  • 仙人5
    購入済み

    大人の童話である。

    短編の名手 芥川龍之介の書いた大人の童話である。どの作品もひねり 皮肉が効いていてできの良いショートショートの味わいがある。とりわけ桃太郎は悪役と英雄の逆転に、幻想味を付け加えて出色の出来だと感じた。

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    2024年10月01日
  • 白髪鬼
    購入済み

    本当に怖い話は日常の生活の中に

    「本当に怖い話は日常の生活の中にある」と言われるが、その法則が典型的に当てはまりそうな作品である。ごく普通の勉学生活から徐々に高まる違和感、終盤の盛り上がりとオチ。なかなか見事である。回収していない伏線があるのだが、意図的なものかな。ただ題名が江戸川乱歩みたいでおどろおどろしく、作品内容を表していない。

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    2024年10月01日
  • 花園の思想
    購入済み

    花園の幻想的な記述

    代表作の一つ「春は馬車に乗って」と同じように、肺結核を患った妻の死を扱った作品である。当時としては唯一の療法であったサナトリウムの花園の幻想的な記述と、麓の漁村の猥雑な力強い風景との対比が面白い。しかし、夫婦の心理状況の記述は「春は馬車に乗って」よりは1段劣ると思える。

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    2024年10月01日
  • 三十年後の世界
    購入済み

    敗戦直後に書かれた未来記

    敗戦直後に30年先を予想して書かれた未来記である。宇宙開発など多くの事項が77年先の現在でも実現していないことに驚いた。ストーリーそのものはSF作品であるからやや荒唐無稽のところが多いが、1945年頃にこのように考えていたのだな と感慨深いものがある。特に各国間の戦争そして防衛に関する記述には現状を情けなく思う。

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    2024年10月01日
  • 豆腐の文化史
    購入済み

    ありふれた食材なのに

    同じ著者の「日本の食はどう変わってきたか」「日本人はなにを食べてきたか」を読んだことがあり、両方ともなかなか面白かったので本書も読んでみた。豆腐という一見単純な食材について一冊の本を書けるほどに様々な材料を調査する苦労がしのばれる。特に日本と中国の間で独特の進化を遂げた沖縄の豆腐の話が面白かった。

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    2024年10月01日
  • 中国農村の現在 「14億分の10億」のリアル
    購入済み

    中国農村の姿

    著者の豊富なフィールドワークを基にして中国農村の姿を描き出した好著である。一見似ているようで根本の考え方が異なる中国農村と日本農村に違い、共産党独裁下における中国社会の安定性、習近平政権の都市化計画など、初めて知り、なおかつ納得できるような解説が目白押しである。トピックス エピソードを並べることによって全体を推測させる という著者の手法にも納得感がある。
    そして最後の「麦の花」の話で全体を締めくくる読み物としての技法にも非凡なものがある。

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    2024年10月01日
  • 忠直卿行状記
    購入済み

    古さを感じさせない率直さ

    生まれたときから忖度され続け、真の意味の自尊心 アイデンティティを見出すことができない青年藩主の悲劇を描き出している。朱子学的な忠義に縛られた家臣群が更にそれを助長してしまっている。現在の日本においても皇室関連の人々が、忠直卿と同じような心情を抱いてしまっているのではないか。100年以上も前の作品なのに、作者菊池寛の筆は近代人としての忠直卿の心情を古さを感じさせない率直さで描き出している。

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    2024年10月01日
  • 女生徒
    購入済み

    文体のテクニックで読ませる。

    太宰治の筆力が存分に発揮された作品である。ストーリー内容は年頃の女生徒の一日の出来事 気持ちの変化を丹念にバカ丁寧なほど几帳面に描き出している。何よりも読んでいて身悶えしてしまいそうなこの文体が特徴の本である。

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    2024年10月01日
  • チャンス
    購入済み

    はにかみや露悪の中に

    かなりの恋愛経験を経て、最期には愛人と心中した太宰治らしい恋愛論である。太宰治らしい、はにかみや露悪の中に、時代を超えた真実性が含まれているような気がする。とは言うものの彼の小説と比べると、エッセイ評論としてはそれほど面白いものではないような気がする。

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    2024年10月01日
  • 女体
    購入済み

    心理描写がくどい

    ストーリーそのものは余り動かず主人公夫婦を中心とした心理描写が大半を占める作品構成である。夫の心理描写が主なのだが、残念なことにほとんど感情移入できない。最後まで乗り切れない後味の悪い作品であった。

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    2024年10月01日
  • グッド・バイ
    購入済み

    残念な未完成

    シューベルトは未完成でもしっかりした味わいの作品を残したが、太宰治の場合は残念なばかりの未完成である。ユーモアをたたえたこの作品をどのように仕上げようとしたのか、想像することはできるが 読むことはできない。このユーモアも太宰治特有の照れ隠し 恥じらいの表現なのか いずれにしても惜しまれる。

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    2024年10月01日
  • 日輪
    購入済み

    異世界ファンタジー

    ストーリー展開は太古の日本を舞台にした話であるが「異世界ファンタジー」を思わせる自由闊達さに満ちている。しかし現在のラノベと違うのはその文体。ふりがなだらけの独特の単語使いで異世界らしい雰囲気を盛り上げている。しかし 当然のことながらやや読みにくく感情移入もしにくい。

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    2024年10月01日
  • 葉桜と魔笛
    購入済み

    はにかむような文体

    太宰治特有のはにかむような文体が特徴の作品である。口笛をクライマックスの道具として使うのなら もう少し強調しても良かったような気がする。
    結核が不治の「死病」として怖れられていた時代はそれほど遠い昔ではないということを改めて認識させられた。石川啄木や梶井基次郎のように結核が名作を生んだ ということも。

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    2024年10月01日
  • 小鳥遊は超恋愛体質 第1話
    購入済み

    絵はちょっと可愛いが

    ヒロインを描いた絵はちょっと可愛いが、話の内容は単なる軽いギャグの連続で、思い込みの激しいヒロインの異常さを描いているだけである。ただ読みやすいのが特徴の作品であり、読後残るものは少ない。

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    2024年10月01日
  • タカハシくん優柔不断(1)
    購入済み

    昭和っぽい絵柄

    昭和っぽい絵柄が見ようによってはとても可愛らしい感じを受ける。主人公とおさなじみの関係はまあまあありがちな話と思ったが、担任教師との話はおよそ現実離れしている。この担任教師、なかなかに魅力的ではある。幼馴染とどちらにするか、優柔不断なのもわかる気がする。

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    2024年10月01日
  • ギャルにぱちゃんはせまられたい(1)
    無料版購入済み

    可愛らしくエロっぽい

    派手派手キラキラギャルに隣の家の幼なじみに非リア充のモブ系男 という大変にありふれたキャラクター設定である。ストーリーの展開も大した工夫はなく、何故ギャルがモブに惹かれるのか具体的な説明がないので全くわからない。ただ絵柄が大変に可愛らしくエロっぽい所が良い。

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    2024年10月01日
  • NTREVENGE(1)
    無料版購入済み

    ストーリー展開がなんとも安易

    いじめに対して同様以上に残虐で陰惨な復讐をする という読後感が大変に悪い作品である。絵柄はかなりしっかりしていて読みやすいのだが、キーとなる要素に悪魔を持ってくるところなどストーリー展開がなんとも安易である。

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    2024年10月01日
  • 俺はあざといを許さない(1)
    無料版購入済み

    学園ラブコメ ツンデレ系の話

    よくありがちな学園ラブコメ ツンデレ系の話である。登場する男女の言動がみんな上滑り空回りなのがわかっていはいても面白い。こういった少年漫画でありがちなことであるが、いつも通り 男にとって都合の良いストーリー設定になっているのがやや引っかかる。

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    2024年10月01日
  • 黄泉のツガイ 1巻
    無料版購入済み

    テンポの良いストーリー展開

    冒頭部分で過去の世界を扱った仮想ファンタジーものかと思って読んでいたら、突然ヘリコプターが出てきて現実世界へ急展開するところはなかなかに洒落ている。テンポの良いストーリー展開はいいのだが、残念なことに絵がはっきり言って下手である。このストーリーなのに大変に惜しい気がする。

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    2024年10月01日
  • 日本三國 1
    無料版購入済み

    なかなかに巧み

    ファンタジーではあるが、まるっきりの架空世界ではなく明治初年あたりの時代を舞台と想定しているところがなかなかに巧みである。世界的には帝国主義、イデオロギー的には王党派.貴族制.資本主義.そして共産主義と勢揃いした頃である。そのような世相を大変にうまく話の内容に取り込んでいる。残念ながら絵はあまりうまいとは言えない。

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    2024年10月01日
  • 南條さんは僕に抱かれたい 1巻
    無料版購入済み

    本当になりたい自分

    本当になりたい自分 というものは何なのかを考えさせられる作品である。付き合う相手の男によって自分を相手に合わせてゆく 男にとっては都合が良いかも知れないが 本当にそれでいいのだろうかと考えさせられてしまった。絵柄はまずまず。女の子は可愛らしく描き出されている。

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    2024年10月01日
  • ギャル嫁の秘密【単話版】(1)
    無料版購入済み

    外剛内柔

    社内恋愛もの プラス 新婚もの プラス ギャルもの という比較的ありふれた作品である。高校生ものではなくIT企業っぽいところがまあ特徴かな。作品の魅力は、ギャル嫁のキャラクター造形に尽きる。外剛内柔的なツンデレっぽいところが魅力たっぷりである。

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    2024年10月01日
  • 不良少年とキリスト
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    その時代の

    現在では国語の教科書の中に偉そうな顔をして座っている太宰治や芥川龍之介、そして小林秀雄や志賀直哉が、現役で良い点も悪い点も世に見せながら、いきいきと活動していた時代の話である。特に同じ匂いのする作家 破滅型 無頼派ということなのだろうが、太宰治に対しての論評が質量ともに多い。なるほどなと思わせるところがある。

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    2024年09月03日
  • 風と光と二十の私と
    購入済み

    二十歳のときの自伝

    無頼派の呼び名の通り日常性が破綻していた坂口安吾が、二十歳のとき教師をやっていたと知って驚いた。およそ子供を教え育てることなどできないと思われる経歴だからである。教員生活を割合淡々と描いているが、生徒への考察や生徒の個性特徴に合わせた接し方には、100年近く経った現在でも参考になるような気がする。

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    2024年09月03日
  • 風博士
    購入済み

    わからん

    100年近くも前の作品である。坂口安吾初期の傑作と言われている作品であるが、読み終わってもちっともわからない。ナンセンス小説のはしりということだが、どこが一体面白いのだろうか?きどった文体もやや鼻につく。

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    2024年09月03日
  • 餅のタタリ
    購入済み

    ナンセンスなユーモア小説

    ちょっと童話風寓話風なナンセンス小説である。これといった教訓が入っているわけではないので、押し付けがましい勧善懲悪物語になってしまうことを免れている。終戦直後の群馬県の農村の様子がよく分かる。特に餅なし正月という風習があったことは面白い。

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    2024年09月03日
  • 紫大納言
    購入済み

    平安ファンタジー

    作者赤口安吾の代表作の一つとも言える「桜の森の満開の下」や芥川龍之介の今昔物語もの とよく似た風合いを持った作品である。単なる色好みや勧善懲悪ではなく、何かを訴えようとしているように思えるが、それがなにかは簡単には読み取ることができない。

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    2024年09月03日
  • アカポリ 1巻
    購入済み

    絵が癖がある

    お気楽警察漫画と思ったが、結構世の中の闇をついたテーマが多くかなり読み応えがある。しかし、お色気中心の少年漫画風の絵柄はかなりおさなめで好みとはいい難いが、まあまあさほど気にせずに読み進めることができる。

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    2024年09月03日
  • シェパーズパース 前編
    購入済み

    戸惑った

    ハードで残酷なストーリーを可愛らしい絵柄で糊塗しているような作品である。ストーリーの背景や前提の説明が殆ど無いので、読み始めてからしばらくは戸惑うことが多い。後半におまけとしてついていたような「雷と砂の雨」のほうがストーリーがちゃんと流れていて面白く感じた。

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    2024年09月03日
  • Y氏の隣人 完全版 1巻
    購入済み

    不思議な魅力を持った短編集

    読み始めから作者独特のヘタウマ絵鞆いうべき絵柄に圧倒されながら読み進めていった。「世にも不思議な物語」を彷彿とさせるような様々なエピソードが描かれている。必ずしも面白い話ばかりではないが、不思議な魅力を持った短編集である。

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    2024年09月03日
  • NINJA WORLD1 USA:1
    購入済み

    アメコミ・ヒーロー

    かっちりくっきりとした絵柄や横書きの台詞も含めて、いかにもアメコミらしい雰囲気を出すことには成功している。しかし、横書きのセリフはどうにも読みづらいし、銃規制問題もなんだか無理やりくっつけたような気がして、どうにも落ち着きが悪い。

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    2024年09月03日
  • 裏切り
    購入済み

    軽い語り口

    まだ終戦の混乱期の中で居酒屋に集う酔客たちや店の人達の様々な言動を、軽い語り口 今でいうとラノベ風の語り口で描き出した作品である。軽くて読みやすいのだが、これと言ったストーリーの骨組み筋道があるわけではないので、なんともとりとめがない という印象を抱いてしまった。

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    2024年09月03日
  • 老嫗面
    購入済み

    伏せ字が多くて

    この作品が書かれた当時の流行なのか私小説的な色合いを持った作品である。本書の真ん中あたりにある、心理分析的な2ページ以上に渡る長広舌 長台詞も、またこの当時の流行だったんだろうな。今となっては大変に読みにくい という印象を受けざるを得ない。何よりも広範にわたって頻出する伏せ字で読む気をなくしてしまいそうになった。

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    2024年09月03日
  • 傲慢な眼
    購入済み

    誰のもの

    この年代の少女らしい 気取り 衒い 潔癖さ 妄想癖 を暗示の形で描き出している。いくらでもロマンチックに思い入れたっぷりに描けるテーマであるにも関わらず、比較的乾いた筆致で描いていることろに好感が持てる。題名の「傲岸な眼」は、年々のものなのか少女のものなのか。

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    2024年09月03日