【感想・ネタバレ】漫画 黒川温泉新明館 第1巻のレビュー

あらすじ

熊本県 黒川温泉。訪れた人が懐かしさを感じるその自然豊かな温泉宿のスタイルは少しずつ全国の温泉地に浸透し、やがては日本各地に大きな影響を与えることになる。その温泉を作り上げたひとりの人物、後藤哲也。この人はどのようにして人の心をときほぐす風景に気づき、それを再現するに至ったのか。
1949年(昭和24年)の戦後間もない混乱の時代の青年期から描く第1巻。

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戦後すぐの話

民俗学のレポートをそのまま漫画にしたような風合いを持つ作品である。ストーリーを読む、物語を楽しむ というよりは、挿絵付きの民俗学の本を読むような感じである。世の中はどんどん悪くなっている という人がいるが、少なくとも肉体的にはずいぶんと楽になっていることがよく分かる。

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2024年11月17日

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