坂口安吾の作品一覧
「坂口安吾」の「木枯の酒倉から・風博士」「犯人当て小説傑作選」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「坂口安吾」の「木枯の酒倉から・風博士」「犯人当て小説傑作選」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
小学生の頃父親の本棚にあった本の中で坂口安吾の本が別格の威圧感を漂わせながら佇んでいた事を鮮明に覚えている。
先月一時帰国する機会があり、今の仕事の話や読書談義をしていた時にふと坂口安吾の事を思い出して父親に好きだった作家の話を聞くと坂口安吾の名前が出てきた。
彼の文体には人を惹きつける力と魅力があり好きだったと話をしており今回手に取ってみた。
なんだか父親の本棚の本を大人になり、読めるっていうのは気恥ずかしくも、少しだけ追いついた気もして嬉しい気分になった。
坂口安吾の文章を見て、一つの事象や人間について深い洞察と、語り口は確かに魅了されるものがあった。
内容について自分がどうこうと語る
Posted by ブクログ
戦後すぐに書かれたとは思えない、現代人と似た考えの戦争の本質を突いた鋭い評論。
堕落と書いてあるが、想像していた堕落と違った。単なる退廃ではない。完璧でなくて良い。人間は堕ちるもの。自分はネガティブに、斜めから物事を見てしまう癖があるが深く考えず、もう少し素直に生きてみようと思えた。
「不良少年とキリスト」が本当に良かった。太宰ファンとしては安吾から見た太宰を知ることができ、感激だ。安吾は「フツカヨイ」と称しているがそんな太宰が私は好きだ。歯が痛いなんて誤魔化しているが、織田にも太宰にも先立たれて悲しかったんだろうな。他のエッセイより文体が優しくて、泣きそうになってしまった。
Posted by ブクログ
太宰さんはフツナヨイ的に亡くなったんだ。常識人だったんだなあ、ああ、文豪って辛いな。坂口安吾さんという理解者がいながら、亡くなったんだ。太宰さんの苦しみ、理解してる人いるの、知ってたら心中しなかったのかな、それとも、亡くなってから思い出して書いてるんだろうか。
「つまり、彼らは、舞台の上のM・Cになりきる強靭さが欠けていて、その弱さを現世的におぎなうようになったのだろうと思う。結局は、それが、彼らを、死に追いやった。」
「虚無というものは、思想ではないのである。人間そのものに附属した生理的な精神内容で、思想というものは、もっとバカな、オッチョコチョイなものだ。キリストは、思想ではなく、人間その