作品一覧

ユーザーレビュー

  • 堕落論・日本文化私観 他22篇

    Posted by ブクログ

    安吾だいすきー(T_T)
    難しいことを言っていてよくわからない部分もあるけど、安吾は文章そのものが大好きなので食いつくように読んでしまう。「無頼派」という括りでまとめられることが多くて破天荒なイメージだけど、矢田津世子や太宰に対して書かれた文章を読むに、誰よりも真面目なんだろうなあと毎回思う。「不良少年とキリスト」苦しい…

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    2026年09月10日
  • 白痴

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全体的に仄暗くて男女の体の関係云々の話が多かった。
    日常が戦争だとこんな精神状態にもなるわな…と想像。江戸川乱歩もだけど空襲を「きれい」と表現するなんて、戦争を経験していない身からすると考えられない。
    一文一文がすごく長いのにとっても美しいのが大変良かった。
    表題作の「白痴」も衝撃的。この時代は本当に障がい者の人権が無かったんだな……まるで人外みたいな扱いに表現。奇妙な愛情のような庇護欲のような不思議な関係。サラっと隣人に「きちがい」がいたり、いつ家が焼けるか分からない、異常な状況の中で、って感じが良い。
    「戦争と一人の女」が1番好きかも。「戦争は怖い、ダメだ。」と言ってないどころか空襲をきれいだと言ったり街が焼けたら喜んで見に行ったり、真逆な言動が描かれているけど、逆にその方が戦争の怖さが伝わってきた。つまり異常ってこと。
    「青鬼の褌を洗う女」も、正直あんまり理解出来なかったけど、暗くて美しかった。
    主人公のあべこべだったり捻くれた感性が面白い。「オメカケ」はフラフラ浮気してすぐ身体を許す女、みたいなイメージで合ってるだろうか。
    男女関係云々·恋愛系の話は、自分が全然共感できないので基本あんま好きじゃないのだけど、
    この本のそれは恋愛というより、生きるために肌を寄せ合うしかない、な感じで、恋愛嫌悪気味な私でも嫌な気がしなかった。

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    2026年09月08日
  • 肝臓先生

    Posted by ブクログ

    ジロリの女って、令和でゆうと、金ない男が、エスカレート昇進する超しごでき女に目をつけて(しかも複数)、でもそんな金なしプライド高杉男になんて微塵も興味ない女たちで、高尚な言葉テクニックで気があるように見せかけておき、最後にどん底へ突き落とす、爽快な物語って感じで、「オレはあ、お前しかいないんだもん、まじで会社の飲み会で男いるなら絶対行かんといて…」って恋人でもない分際で言ってくるやつって感じがして超おもしろかったなあ、個人的には魔の退屈が文体好きだったよん

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    2026年08月26日
  • 堕落論・日本文化私観 他22篇

    Posted by ブクログ

    まだエッセイや批評というものを全くわかっていなかった頃に一度読んでみたのだが
    「よくわからない」
    で終わってしまったのを覚えている
    (そもそも、当時の自分はこれが小説じゃなくてエッセイ集だと言う事すら分かっていなかった)

    今回、改めて読んでみた
    一つ一つの作品が珠玉であり
    読む人の歳が重なっていくたびにその価値が感じられるのではないかと思う

    坂口安吾ってすごい

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    2026年08月10日
  • 日本文化私観

    Posted by ブクログ

    日本の文化を、街並みではなく日本人の生活に見、美しさを、装飾ではなくその必然的な機能に見る。人間の、放っておけば自然と堕ちてゆく弱さと、その救い用もない孤独を見るところから、文学は出発する。坂口は、ずっと「生きろ」と言っている。

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    2026年08月09日

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