恋愛論(乙女の本棚)
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恋愛論(乙女の本棚)

1,980円 (税込)
990円 (税込) 12月18日まで

4pt

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人気シリーズ「乙女の本棚」第36弾は、文豪・坂口安吾×イラストレーター・しきみのコラボレーション!
エッセイとしても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

恋愛は、人生の花であります。いかに退屈であろうとも、この外に花はない。

「人間永遠の問題」だという恋愛。『夜長姫と耳男』などの傑作小説で知られる著者が、その奥深さを語る。

坂口安吾の名作が、有名ゲームのキャラクターデザインなどで知られ、本シリーズでは萩原朔太郎『猫町』、『詩集『青猫』より』、江戸川乱歩『押絵と旅する男』、夏目漱石『夢十夜』、坂口安吾『桜の森の満開の下』、谷崎潤一郎『魔術師』、泉鏡花『夜叉ヶ池』を担当する大人気イラストレーター・しきみによって描かれる。
名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

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恋愛論(乙女の本棚) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2025/11/30
    p.24
     A君とB子が恋をした。二人は各々ねむられぬ。別れたあとでは死ぬほど苦しい。手紙を書く、泣きぬれる。そこまでは、二人の親もそのまた先祖も、孫も子孫も変わりがないから、文句はいらぬ。しかし、これほど恋しあう御両人も、二三年後には御多分にもれず、つかみあいの喧嘩もやるし、

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    「ほんとうのことというものは、ほんとうすぎるから、私はきらいだ」。渇いた心にすとんと落ちた一文だった。ひとは恋愛によってみたされることはない。「苦しみ、悲しみ、切なさによって、いささか、みたされる時はあるだろう」、この一文を読んだときに、心の柔らかい部分が布団でくるまれるような感じがした。想いが伝わ

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ

    恋愛論。と言い切るだけの内容がここにある。
    そうだそうだ、難しいことはない。ただそれを明確に一つずつ定義していくその中身が真っ当すぎて、このどストレートなタイトルがより光る。

    坂口安吾すげぇな。
    メガネの理系男のイメージしかなかったよ
    (某作品の影響ですね)

    2024.9.14
    142

    0
    2024年09月14日

    Posted by ブクログ

    なかなか難しいが今まで読んだなかでは理解しやすかった。恋愛論。
    恋愛によっても満たされることはないが恋無しに人生は成り立たない。
    そして恋愛は人間永遠の問題だ。ただしき恋などというもの断じうるはずもない。
    確かに現代においても永遠のテーマといえる。
    愚かでもある。

    0
    2024年08月12日

    Posted by ブクログ

    坂口安吾は、残酷でセンセーショナルな作品を書くイメージがあったが、この恋愛論は真面目な論説文でそのギャップに驚いた。
    物語でない論説文にイラストが入ると、物語を読んでいるような気分になり不思議な感じがした。普段とっつきにくい論説文もこのようにコラボして、イメージが広がる形でどんどん読めたらいいのに、

    0
    2024年02月28日

    Posted by ブクログ

    人間には「魂の孤独」という悪魔の国が口を広げて待っている。
    これは、強者ほど、上に行くものほど悪魔を見、争う。
    人は、生きていくためにも衣食住は必要だが、他になくてはならないものは
    人からの「愛情」なのではないだろうか。

    0
    2025年08月26日

    Posted by ブクログ

    はい、42おネェ

    坂口安吾が「恋愛」について考えた随筆になります
    内容は「恋」と「愛」の違いから始まって…

    ん?

    ちょっと待って

    わい、随筆って書いたけど、ものによってはこの『恋愛論』はエッセイと紹介されてたりするんよね
    なんとなく違うもののような気もするし、でもそもそも「Essay」の日本

    0
    2025年03月14日

    Posted by ブクログ

    今まで、色んな本や漫画で、困難な道とそうでない道があれば困難な道を選ぶ方が良い、と書いてあっても、意味がわからなかったが、
    本著にあるように(あくまで私の理解だが)、困難な道と無難な道であれば困難な道の方が乗り越え甲斐がある、という区分なら、理解できる。無難ではないのだから、凸と凹があって、刺激と刺

    0
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    少女の本棚の新刊!ぱっと目を惹くやわらかで可愛らしい桃色の背景、しかしよくみると肋骨に守られ頭蓋骨に頬ずりするかのような少女の様子が毒々しい素敵な装丁です。
    読むのはこれが初めて。恋愛とはなんぞや、と坂口安吾が訥々と説いていくのだけれど、これがもう名言の宝庫なのである。
    切支丹が渡来したころ、それま

    0
    2024年03月03日

    Posted by ブクログ

    ここまで真面目に恋愛について考えたことなかったから、新鮮に読めました。
    言葉の表現が易しくて、わかりやすいのも好印象!
    このシリーズはかなり好き!

    0
    2024年02月28日

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