薬丸岳の作品一覧
「薬丸岳」の「Aではない君と」「籠の中のふたり」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「薬丸岳」の「Aではない君と」「籠の中のふたり」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
駒澤大学高等学校卒。日本脚本家連盟ライターズスクール66期卒業。2005年『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。(秋葉俊介名義)ほかの代表作は『刑事・夏目信人シリーズ』、『悪党』など。
Posted by ブクログ
自分は何を選択するのか。
目の前の取り繕いを取るのか、贖罪を取るのか。
罪を自責し続けるのか、全てを無きことにするのか。
ことが大きくなればなるほど、人の顔が浮べば浮かぶほど間違える選択。
そのやりきれない、報われることのない状況をすべて自分の弱さ(選択)であると嘆く。
一つの作品として構成も素晴らしかった。なによりも、ここまで感情が揺れ動くほどのリアリティと取材力に感服した。
"お父さんはひとつ気づいたことがあった。
笑うことができなくなった。
そうなんだ。逃げ続けているかぎり、人は心から笑えなくなるんだと思う。
罪を犯した息子にこんなことを求めたら、被害者のご遺族に
Posted by ブクログ
薬丸岳さん著「最後の祈り」
自分にとって著者の作品はこれで16作品目となる。完全に薬丸中毒に陥っている…
今回の作品は凄くよかった。死刑囚に対しての教誨師の物語。
この物語は倫理的にかなり奥妙で途中何度も罪を負った死刑囚の人間としての心理を窺われていく。
刑が確定し極刑を待つだけの毎日を送る死刑囚達にどんな教誨をすべきなのだろう?
それにどんな意味があるのだろう?
彼らも罪人とはいえ人間であり、その命がある限り人間として生きている。見方によってはその命を奪わないといけない刑務官達。罪は存在しないにせよ、人としての倫理観には絶対的に引っ掛かってくるだろう。
死刑執行、言葉以上に重たい行為…