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Posted by ブクログ
重くて、キツイ気分になるので、薬丸岳さん、しばらく休憩しようと思ったのだが、やはり、読んでしまった。
医者になるための大学受験、予備校からの入学の不正、脅迫、嫌がらせなど、絡んでいく。知らない世界なので、面白かった。ちょっと残虐な内容もあり、読むのがきつかった。物語は、さすが、薬丸岳さん、読ませます。次へ次へと読み進めてしまいます。謎解きミステリー要素あるけれど、いろんな人たちの心情に迫っていて、増愛がえぐい。だけど、奥の奥には愛があると思う。裏の裏の裏側?どうなってるの?いつも、重いテーマで、読むと、悲しくて、やりきれなくて、疲れるけれど、ついつい、また、読んでしまいます。薬丸岳ファンです。
Posted by ブクログ
何度読んでも落涙のベストセラー短編集『刑事のまなざし』に次ぐ「夏目信人」シリーズ、初の長編。
浅川幹夫、予備校生、いとこ水森沙紀、塾友、星野ゆかり、兄洋、須賀邦治: 外科医、妻美智代、義父である松下康則、夏目刑事のパートナー安達涼子、「長峰さん、夏目サン、園部真理、須賀の痴漢被害者、志藤検事の上司、福沢検事正、佐藤次席検事、検事事務官、笹本、刑事課強行犯、菊池係長、安達涼子、夏目信人、福森、医学部専門の予備校の講師峯岸彩子、5年前当時須賀と同じ外科医、被害者夏目サンは、峯岸講師の生徒、岡本美香、須賀の部屋に入った若い女性。弁護士の中尾、峯岸さんの弁護士、いとこ上野さん
「峰岸さんは五年前まで京北医科大学病院で働いていました。須賀さんと同じ外科医です。さらに須賀さんの痴漢を訴えていた園部真理さんですが、彼女は今年の三月まで三栄学院に通っていました。峰岸さんが受け持っていたクラスの生徒です」
須賀さんと峯岸さんは、男女の関係、
「須賀さんはもう一台携帯を契約していたということですね」
「検事長の娘婿だからといって、あまり調子に乗らんほうがいいぞ」
「夏目さんは須賀さんの自殺と、あの暴行事件に何か関連があると思っていたんじゃないんですか」
「そういえば星野の件から、立て続けに人が来なくなってねえか?」 名前は知らないが遠藤の後ろに座っていた男性が言った。 「そうだな。星野が来なくなった後から浅川も来なくなったし、最近では岡本も来てないな。競争相手がどんどん脱落していくのはけっこうなことだけどさ」
検事を志してからの出来事はすべてが運命だと思っている。 あの男を倒すための──
「きみに痴漢のでっち上げを頼んだ人物が殺したんだ。自殺しても不思議ではないという状況を作るために痴漢をしたという汚名をきせようとしたんだ。きみは知らないうちに殺人の片棒を担がされてしまった」
「これからあなたの逮捕状を請求します。容疑は殺人です──」志藤は彩子に視線を向けて告げた。
「あの日の夜、幹夫くんは須賀さんの遺体のあった部屋にいたんじゃないかとぼくは思っている」
「志藤検事は痴漢のでっち上げと今回の殺人事件とをセットで考えているようです。殺人事件の捜査をしている東池袋署の捜査員のほうが何かと都合がいいと考えたのでしょう」
志藤検事は警察に峰岸彩子のことを密告してきたのは浅川幹夫ではないかと踏んでいるとのことです」
「峰岸先生の件に関することじゃない。幹夫くんは虚偽告訴罪で逮捕状が出たんだ」
「須賀さんが殺害され、峰岸がドアノブの指紋を拭った後にやってきたのは浅川ということですね」
「ぼくたちは……きみがこの映像を収めた携帯を見つけてから警察に出頭するまで、どこで何をしていたのかを知っている。きみが何のために部屋を細工して早く須賀さんの遺体を発見させようとしたのか、どうして警察に密告の通報をしたのか、そしてきみがどうしてこんな手紙を書いて、これから何をしようとしているのかを知っている」
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鏡ばかりの部屋で発見されたエリート医師の遺体。自殺とされたその死を、検事・志藤は他殺と疑う。その頃、東池袋署の刑事・夏目は同日現場近くで起こった不可解な集団暴行事件を調べていた。鍵を握るのは未来を捨てた少年と予備校女性講師。人間の心の奥底に光を当てる、著者ならではの極上ミステリー。
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