辻村深月のレビュー一覧

  • 冷たい校舎の時は止まる(4)

    Posted by ブクログ

    未レビュー消化。買ったきっかけはオススメされてたからだとおもう。少年少女たちの思春期ならでは苦悩を顕現させながらも程よいサスペンス要素を描いて面白かった。特に景子のエピソードでは自分の醜くさを受け入れ、自分の真実を素直に吐露しているシーンがとてもキレイに見えました。
     辻村深月作品も余裕ができたら買わなければ

    0
    2013年01月22日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

    Posted by 読むコレ

    人間ドックの待ち時間をつぶすために急遽購入(他書店にてゴメン)

    0
    2012年09月06日
  • 太陽の坐る場所

    Posted by 読むコレ

    名前のトリックが明かされた後も、心理描写で引っ張るあたりは、流石だなぁと・・・

    0
    2012年09月06日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

    Posted by 読むコレ

    初辻村作品、大ボリュームにビビリつつも一挙読了しました。はまる予感

    0
    2012年08月30日
  • 冷たい校舎の時は止まる(4)

    Posted by ブクログ

    雪の降りしきる、閉鎖された学校。止まったままの時計。突如と響くチャイム。思い出せない、自殺したクラスメート。
    閉じ込められた8人の仲間達。
    冷たい校舎にチャイムが響くとき、誰かがひとり、消える。

    原作同様ぼろぼろと泣く羽目になった。
    細かい部分が元と違う設定になっていたけど、登場人物がフルネームで表記されない分ミスリードが生きている気がします。
    (とかいいつつ、原作時も殆ど騙されていたわけですが)

    繊細で強い硝子のように。

    0
    2010年10月24日
  • 凍りのくじら

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ドラえもんの物語を見返したくなります。最初は凍り漬けにされた海に閉じ込められたくじらの様な、息苦しさを感じる「少し・不穏」な物語だと思っていました。理帆子の表面上は上手く接していても心の中でどこか他者を見下す態度や、元彼若尾のプライドだけが高くて中身が全く伴っていない行動に、作者の人間のドロっとした部分を描き出す上手さを感じます。でも最後まで読むと、父の幻影が息苦しさを感じていた理帆子を救ってくれる奇跡に、やっぱりこの物語は「少し・不思議」な物語と表現するのが一番しっくりくるなと思い直しました。

    0
    2025年12月22日
  • オーダーメイド殺人クラブ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    簡単に言うならば「厨二病」を患っているカースト違いの男女の秘密の関係って感じの物語ですが、アンと徳川の関係性は共犯者という言葉がしっくりくるのかな?と思います。普通だったら交わらなかったであろうカーストの違う2人ですが、思春期という同じ時期を生きている子供なんだなと実感しました。やっぱり辻村さんは思春期の子達のドロっとした人間関係を描くのが上手だな…と思います。中学2年生位の時期の、不安定で周りに振り回されるリアルな心情がひしひしと伝わって来ました。

    0
    2025年12月21日
  • 琥珀の夏

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    カルト宗教の話ということで想像していた話とは全く異なっていて、自分の思い込みで決めつけてはいけないなと思いました。世間的には良くないイメージを持たれていたとしても、そこで暮らす子供達にとってはその世界が全てになってしまうのは危うさを含んでいると思います。幼い子供時代に親と離れて暮らさざるを得なかった子供達のやるせない寂しさがひしひしと伝わって来る様でした。

    0
    2025年12月21日
  • V.T.R.

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「スロウハイツの神様」の登場人物であるチヨダ・コーキ著の小説。
    あまり身構えず軽い気持ちで読み進め、わりと淡々とお話が進むかと思いきや、後半の章でやられた⋯と思いました。
    最後の解説が赤羽環なのは胸熱ですが、子供の感性に大人は劣る、大人は愚鈍だと書かれていてちょっと極端だなと⋯少しモヤっとしました。
    あと解説なので、本の内容についてもう少し触れてほしかったなと思いました。

    0
    2025年12月21日
  • かがみの孤城 下

    Posted by ブクログ

    本屋大賞受賞作ということで期待して読んだのですが、個人的にはイマイチでした。
    話しが飛んでしまうピッチが早く、頭に残りにくいと感じた。
    そもそもファンタジーな内容が好きではないので、好みの問題です。

    0
    2025年12月21日
  • オーダーメイド殺人クラブ

    Posted by ブクログ

    中学生のリアル
    自分も世界も
    気持ちの上では何度でも死んでるのに
    外から見れば全く普通の中学生で
    何事もなく可もなく不可もなく
    ただ普通に生活していて
    ただ普通に卒業していくだけ
    それが異常にリアル

    0
    2025年12月21日
  • 噓つきジェンガ

    Posted by ブクログ

    一気に読めてしまった。
    とくにサロン詐欺はわかりやすいストーリーで面白くてページをめくる手が止まらなかった。

    0
    2025年12月21日
  • 琥珀の夏

    Posted by ブクログ

    辻村深月さんの作品は本当に、子供の頃を描くのが上手い。自分の見えるものだけがすべてだったあの頃に戻ったかのような気持ちになる。
    学校以外の居場所を見つけて嬉しいノリコ、小さい頃から寂しい思いを抱えながらも優しいミカ。チトセちゃんの存在が好きだった。
    心がじんわりとあたたまる終わり方。

    0
    2025年12月20日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    重くて、でもあるあるな関係性があちこちに描かれて。女友達の関係、親子(それも特に母娘関係)、怖いくらいに精緻に浮かび上がる感情、リアルな実態が重かった。
    タイトルの真意に気付いた時の鳥肌。
    みんな誰かの娘だ、という言葉も重いなと感じる。
    追伸:翠ちゃんの口調が好きナリよ。

    0
    2025年12月20日
  • 噓つきジェンガ

    Posted by ブクログ

    詐欺は「嘘」から始まる。自分は騙されない、騙さない思っていているけど…。キッカケが身近でリアルだった。

    0
    2025年12月20日
  • かがみの孤城 上

    Posted by ブクログ

    リアルヒューマンドラマ系が好きな自分には
    ちょっとしたファンタジー要素が少し残念に思った。
    下巻に向けて、子供達の闘いがどうなっていくのか、どう成長していくのか期待したい。

    0
    2025年12月20日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

    Posted by ブクログ

    菅原が榊だったことに驚いたり。。自殺した人に驚いたり。。後半読み応えありでした。最後に角田春子が出てきたのは深月が許したってことなのは分かるんだけど。。びっくりでした。

    0
    2025年12月20日
  • ツナグ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    祖母が代々やってきた、満月の夜に死者と一晩だけ再会できるボランティア活動「ツナグ」の手伝いをする少年の話。
    一度会ったら、会った死者も、会った生者も二度とツナグのサービスを利用できなくなる制限がある。

    それでも会いたい理由がある、4人の搭乗人物
    みんなから愛されるギャルタレントに会う、死のうと思ったOL
    弟家族に劣等感を感じている男と母
    親友と嫌な別れ方をした高校生
    フィアンセが行方不明になった男性
    そして主人公自信

    死者と会いたい、というのは生きるもののエゴであり、自己満足かもしれない。
    後悔から解放されたい、と思う願いからかも。

    自分がこれから一度しか会えないとしたら、誰と会うのか?

    0
    2025年12月19日
  • 傲慢と善良

    Posted by ブクログ

    時代(2022年)を象徴するような現代恋愛小説でした。アプリでの恋愛が一般化してきて新しいシステムと思っていたけど、歴史を振り返れば結婚相談所の仲人がアプリに変わっただけなど解釈を改められるようなストーリーが多かったです。アプリ恋愛世代でない人達は、読んでどこまで理解できるのかなとは思いました。

    0
    2025年12月19日
  • ツナグ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    死者と生きた人を繋ぐ「使者(ツナグ)」という役目についてのお話。
    短めのエピソードが何編かの構成なので、長編と比べるとエピソードの浅さが気になりました。
    そのため、個人的にはいまひとつでした。が、どんでん返し的なものがいくつかあり、面白さを感じたポイントもあったので、★3としました。
    人間関係モノが好きな人には刺さると思います。

    0
    2025年12月18日