辻村深月のレビュー一覧

  • こどものころにみた夢

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    怖い夢、儚い夢、おもらしの夢…? 角田光代、石田衣良、島本理生、市川拓司、長野まゆみといった豪華作家らが美しい絵と共に綴る「夢物語」。『小説現代』連載に書き下ろしを加えて書籍化。

    実際に読んだのは文庫本ではなく古いほう。

    石田衣良や穂村弘のお話が印象的でした。そんな私は永遠の肛門期…。

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    2023年01月13日
  • かがみの孤城 1

    購入済み

    ブックライブ かがみの孤城 2

    すごく共感できるストーリーでいじめを受けていた子がだんだん初対面の人達へ心を開いていく流れを感じられた

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    2023年01月07日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

    購入済み

    読みやすい

    はやく下巻が気になります。
    非常に読みやすい

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    2022年12月19日
  • 宮辻薬東宮

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    「人・で・なし」
    宮部みゆき上手いよねえ。
    極めて普通の(もしかしたら宮部自身が遭遇したかもしれない)居酒屋の、よくある話から、「人でなし」のワードを引き出して、ひとつの現代の「怪談噺」が始まる。まあ、やり過ぎ(ありきたり)のオチだったけど。リレー・アンソロジーどうなるんだろ?

    「ママ・はは」
    宮部からバトンを受け取ったのは、辻村深月。話の導入方法と「表題」「写真」というキーワードを引き継いだようです。果たして何処を引き継いで何処を引き継がないのか。ちょっと推理したくなりました。

    「わたし・わたし」
    辻村からバトンを受け取ったのは、薬丸岳。初めて読む作家。確か実際にあった犯罪に取材した小説

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    2022年12月14日
  • かがみの孤城 1

    無料版購入済み

    ○○もの?推理のまだ先がある

    無料お試し後気になったので小説も読みました。読みやすいし読んで良かったと思える本です。
    私の知ってる本だと「カラフル」「トムは真夜中の庭で」とか好きな人にはいいんじゃないでしょうか。
    この1巻は主人公の不登校の事情の苦しさが語られ、親世代ですが、小中高通ってきた道なので当時者目線でも読んでしまいます、
    孤城の謎解きや秘密基地めいたワクワク感ありと、いろんな方向から楽しめると思います。

    #深い #ドキドキハラハラ

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    2022年12月10日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    断然こっちの方が好き。表紙の色合いも好き。
    プロポーズの心得ではこう繋がってくるのか!と感心。
    普段会社のお昼休みにも読むけど、母の心得に差し掛かった時、これは会社で読んではダメなやつだと思い、ここからは家で読む。
    一人娘の心得も想い人の心得も良かったなぁ。
    あそこで話が終わるのか…続くのかな…

    一つだけ気になったのは、あの世で死者同士って会えないのかな、ということ。
    「あの世で会おう」ができないのは嫌だ。

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    2025年04月05日
  • 時の罠

    匿名

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    短編で読みやすい

    読書初心者ですが、どれも読みやすく面白かったです。

    #ドキドキハラハラ

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    2022年11月11日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

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    東京會舘に携わったお一人お一人の『プロジェクトX』のような心温まるストーリー。戦前、戦中、戦後、震災‥2度の建て替えと、今回3度目の建て替えを前にして物語は回想に入っていきます。

    作中に出てくる“小椋”という小説家は辻村深月さんでしょう。ここで行われた直木賞授賞式‥それにこんな秘話があったとは。作中に登場するそれぞれの時代の東京會舘の内装などをネットでググりながら画像を見るとさらに印象がわかります。そんな楽しみを兼ねて読んでいけます。

    『いつかきっと今日のことを、また思い出す。この灯りや、建物の姿とともに。思い出の余韻は、そうやって、ずっと、誰のもとでも平等に続いていく。建物の時間は流れて

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    2024年05月19日
  • かがみの孤城 下

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    上巻より駆け足な印象。
    ストーリーでは、不登校の原因がみなきちんとした原因があったが、「なんとなく」が実際の不登校の原因の一位なので、物語としてきれいにおさめてしまわれた感じがしてそこだけが歯痒かった。

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    2022年10月08日
  • かがみの孤城 上

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    主人公やさしい…。いなくなれ!でいいんだ…。わたしなんか、いじめたやつ、苦しんで死んでくれ!っていまでも思ってるけど…。まあ、やられた方はそのくらい思い続けるってことで。

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    2022年09月29日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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     連作短編ではあるが、前作の最終章から明らかにされた主人公の生活が縦糸となって、全体として一つの物語となっている。前作が好きなら、必読です。

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    2025年12月07日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

    購入済み

    内容に引き込まれたい人へ

    誰もが人生の中で心あたりのある部分に気付かされる作品です。読み終わったあとスッキリするというよりは、改めて自分自身の行いや言動について再考させられました! 中の話はいくつか別々の話で途切れているので、繋がってはいませんが、一貫した共通点があります。

    #ダーク #深い #切ない

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    2022年08月04日
  • ハケンアニメ!

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    架空のアニメが目に浮かぶ。
    自分の仕事に本気の情熱を注げる人たち、の話。
    さわやかで熱くて清々しいなぁ。
    文字だけなのに、
    作中のアニメが見えてくるようだった。
    いや、見えたな。
    登場人物たちのドラマと共に、
    アニメも見た。
    気分。

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    2025年12月06日
  • 鍵のない夢を見る

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    ネタバレ

    作家も進化するんだ。と思わせられた作品。
    あとがきの対談で辻村さんと林さんが話していた。自分はまだまだと思いながら模索し続けたり、直木賞を取った後でさえも成長している。と。私はこの本の中で著者が進化していくのを感じた。1話、2話は少し物足りないけど片鱗は感じて、3話から5話で一気にその成長が加速する。

    どの話にも犯罪が絡めてあり、大人びている印象。というのは、ツナグを読んだ時、ファンタジーよりの中高生にウケそうな文体とお話だなぁと思ったから。そういう感じの作家さんなのだと思い込んでいたから意外だった。

    また、田舎の空気と閉塞感の中で生きる人たちが上手に描かれている気がする。私は田舎育ちでは

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    2025年08月26日
  • 時の罠

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    4人の作家さんの短編集。それぞれ面白かったけど1番気に入ったのは湊かなえさんの物語。
    小学生の頃のタイムカプセルを開けに行く話だったんだけど、小学生時代にこじれたままになっていた友達との関係が見事にほぐれていく感じが読んでいて心地良かった。
    人間関係のゴタゴタって結局は誤解から始まってるんだよなぁって思った。

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    2022年05月10日
  • 図書室で暮らしたい

    ネタバレ 購入済み

    あたたかい日常

    読みやすい文章で、筆者の幼少期から現在に触れられるエッセイ集です。実家から送られてくるという果物の美味しそうなこと!
    さらにファン必見の自作解説が入っています。
    まて浅葱に会えるかも?!という一文に震えました。

    #ハッピー #ほのぼの #癒やされる

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    2022年05月07日
  • 島はぼくらと

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      登場人物それぞれの性格や出来事のおかげで、島の生活の表側と裏側がいいタイミングで顔を出す。人間関係の妙にも感動させられ、最後は、すべてが(標語といった情景も含めて、本当に全てが)、あるべきところに収まっていく気持ちよさ。

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    2025年12月07日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

    無料版購入済み

    思春期特有の繊細で不安定な感性とミステリーが見事に融合しています。青春ミステリーといえばこの小説を思い出します。

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    2022年09月30日
  • 小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記

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    映画で見るのもよいですが、こうして活字で見るのもよいです。ドラえもんには夢があって、月面旅行に行きたくなりました。、

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    2022年04月14日
  • 小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記

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    直木賞作家の辻村深月さんが描くドラえもんの世界。
    ドラえもん好きの作者の描く、ドラえもんやのび太たちの生き生きしていること!そしてミステリー作家らしく伏線もはられていてニヤッとしてしまいます。
    親子の愛、ドラえもんへの愛、ちょぴっとミステリーを楽しみたい方は是非。
    映画は見ていないけど映像が浮かんでくるようです。
    想像力は未来であり、人への思いやり。

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    2022年03月13日