辻村深月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
辻村深月さんのすべてがまるわかり!っと言ったらいいのか、とにかく知らなかった一面も覗ける本。
宮部みゆきさんとの対談から始まり、伊坂幸太郎さんと凄い作家が続くわけで…。
その合間に新作『この夏の星を見る』のスピンオフ書下ろし短編の薄明の流れ星があって…
これがとてもよくて、絶対に新作読むわ!となる。
交流のある作家さんから見た辻村深月ってこんな人っていうのも面白い。
100問100答もポンポンと答えているなかに本音が見えて楽しめた。
西加奈子さんからの夢は何ですか?に死ぬまで小説家でい続けること。
カッコいい。
終わりに全作品リストが載っている。
記憶をたどってみたらツナグ以降しか詳細 -
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Posted by ブクログ
「人・で・なし」
宮部みゆき上手いよねえ。
極めて普通の(もしかしたら宮部自身が遭遇したかもしれない)居酒屋の、よくある話から、「人でなし」のワードを引き出して、ひとつの現代の「怪談噺」が始まる。まあ、やり過ぎ(ありきたり)のオチだったけど。リレー・アンソロジーどうなるんだろ?
「ママ・はは」
宮部からバトンを受け取ったのは、辻村深月。話の導入方法と「表題」「写真」というキーワードを引き継いだようです。果たして何処を引き継いで何処を引き継がないのか。ちょっと推理したくなりました。
「わたし・わたし」
辻村からバトンを受け取ったのは、薬丸岳。初めて読む作家。確か実際にあった犯罪に取材した小説 -
Posted by ブクログ
東京會舘に携わったお一人お一人の『プロジェクトX』のような心温まるストーリー。戦前、戦中、戦後、震災‥2度の建て替えと、今回3度目の建て替えを前にして物語は回想に入っていきます。
作中に出てくる“小椋”という小説家は辻村深月さんでしょう。ここで行われた直木賞授賞式‥それにこんな秘話があったとは。作中に登場するそれぞれの時代の東京會舘の内装などをネットでググりながら画像を見るとさらに印象がわかります。そんな楽しみを兼ねて読んでいけます。
『いつかきっと今日のことを、また思い出す。この灯りや、建物の姿とともに。思い出の余韻は、そうやって、ずっと、誰のもとでも平等に続いていく。建物の時間は流れて