辻村深月のレビュー一覧

  • サクラ咲く

    Posted by ブクログ

    3つの短編のお話。
    それぞれに繋がっている、でも全然別のお話でもある。
    特に、最後の映画の主役の女性をスカウトするお話がよかった。
    3つの短編の主人公は、見た目は内向的、消極的に見えてても、芯があって、迷いながらも思ったことをやり通すその真っすぐな行動力に心が揺り動かされた。

    0
    2025年05月03日
  • はじめての

    Posted by ブクログ

    ユーレイ、ヒカリノタネが今の私に刺さる話だった。
    特にユーレイ。狭い世界の中で息継ぎも上手くできずにパクパク意味もなく口を開けていたあの頃にこんな体験できたら救われただろうなって。
    物語のうしろには暗い影が浮かび上がるんだけど、それをあまり感じさせないユーモアのある話。
    YOASOBIの楽曲も聴かなきゃ。

    0
    2025年05月02日
  • 本日は大安なり

    Posted by ブクログ

    おもしろかった!登場人物の視点が次々に変わるグランドオペラ式の小説はともすると話のスジが見えなくなったりするのですが、色々なことが有機的に繋がり、そして最後はやっぱりホロリとくる、いいお話でした。
    登場人物がみんな個性的でそりゃないだろ、と思うこともありますが、それでもまとまるところにはまとまる、と。

    0
    2025年05月01日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

    Posted by ブクログ

    長いけど一気読み。
    色々推理しながらよんだけど、全然外れてました!
    伏線の回収も気持ち良いし、いろんなキャラの立った素敵な登場人物たちが出てくるので、自分と重ねて考えやすい登場人物も出てきて話に入り込みやすかった。

    0
    2025年05月01日
  • きのうの影踏み

    Posted by ブクログ

    普段見ている世界のすぐ裏側のような現代の怪談の短編集。身近ある・出会うことの多い題材から描かれているだけに怖いと思いました。ひさびさゾックと身の毛がよだつような話もありました。

    0
    2025年04月30日
  • 図書室で暮らしたい

    Posted by ブクログ

    今の私が小説を書いていられるのは、もう二度と会うことはないかもしれないその人たちのおかげだ。もう連絡できないくらいの後悔や過ちの記憶まで含め、彼らが、私と、私の小説を作ってくれた。

    若さというのは傲慢だ。私は、その後、自分が彼女と疎遠になってしまう日がくるなんて、考えもしなかった。私が人生で抱える、大きな後悔の一つだ。その後、自分が作家になれた時、私は、彼女にその報告ができる立場に、もうなかった。

    辻村さんも、僕と同じような経験をしていて、それでも、小説家という人生を歩み続けていて、励まされる思いがした。
     家族とは大好きで大嫌いなものだと気付かせてもらえた。

    0
    2025年04月30日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

    Posted by ブクログ

    どうなっちゃんだろう。
    高校生8人の視点で丁寧に描かれるから割と長いけれど、スリルもあるし、犯人が誰か全くわからないからこそ推測しがいがあって面白い。
    下巻がとっても気になる。
    学生の繊細で不安定で脆い感情の描写が多く、自分の隠してた弱い部分を思い出して胸が苦しくもなった。
    自分の弱さとか、苦しんでる人との向き合い方とか、色々考えてしまうな。

    0
    2025年04月30日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

    Posted by ブクログ

    辻村深月さんは女性作家で一番好きかな!
    人の心理を細かく描くから人物への感情移入が半端ない!病院で生死をさまよう!この人は助かるのか?ページをめくるのが止まらない!
    辻村さんの作品ではかなりヘビーな方である!
    結末は?私は推測出来なかったw
    また、何年か先に再読する時、違った感覚で読めるからその時はわかるかも!

    0
    2025年05月02日
  • 光待つ場所へ

    Posted by ブクログ

    良かった。
    通り過ぎた若かりし頃や幼かった頃を思い出し、あぁそんな事を想ったよな、あったあったとジンと来た。今子どもである者たちに接する時に忘れずにいたいと思います。
    辻村深月さんは、あの頃を忘れずにいられるのが、今でも想像できるのが凄い。
    そしてあの作品のあの人やあの人や色んな人に再会できるのが楽しかった。

    ・樹氷の街
    クラスの中でこんな事あったよなぁ。
    そしてこれは大人になってからの集団でも同じ事がある。
    心当たりありすぎる。成長出来ていないのか、人間が集まればこうなるのは仕方ないのか。
    それでも若い時の方がちゃんとぶつかれた気がするな。う〜ん、若さっていい!
    登場した人たちを含めて一番

    0
    2025年04月29日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

    Posted by ブクログ

    生徒からお薦めされた作品。

    辻村深月。名前はもちろん知っていたけどあんまり読んだことなかったな。
    この作品が高3の頃に書かれたなんて恐るべし。
    それぞれの登場人物の背景や描写が本当に丁寧。
    下巻も楽しみ。

    0
    2025年04月27日
  • クローバーナイト

    Posted by ブクログ

    どこにでもいる親子たちの、どこにでもある事件がいかにグロテスクか。露悪的なのではない。辻村の見る世界に単純な悪人などいない。

    0
    2025年04月26日
  • 青空と逃げる

    Posted by ブクログ

    傲慢と善良の解説で朝井リョウさんがオススメされていたので購入

    夫が交通事故をキッカケに失踪、夫の行方を追う芸能事務所やマスコミから逃れるために東京から様々な地を転々とする親子(早苗と力)、失踪した理由は何か、どこに行ったのか、悶々としながら怯えながら、でも訪れる各土地での地元民の温かい親切心も受けながら過ごす日々

    自分も息子を持つ身として、また自身の少年時代の心境とも重ね合わせながら、早苗や力の心境と重ね合わせながら読み進めました

    夫のしでかしたこと、しでかしたのになにも連絡をよこさず、失踪したこと、その理由な何かわからないまま、追いかけられる理不尽な状況、ある意味早苗はパワフルで、それ

    0
    2025年04月26日
  • はじめての

    Posted by ブクログ

    audible86冊目。

    YOASOBI感はあまりなかったけれど、どの物語もそれぞれ独特の世界観やメッセージがあり、面白かったです。
    作者名をほとんど気にせずに読み始めてしまったけれど、どれも注目の作家さんばかりで後から驚きました。

    「はじめての」お話だから、中高生は共感しながら読んだり、生きるためのヒントを得られたりするかも。
    もちろん大人が読んでも、みずみずしい気持ちを思い出したり、新しい気づきがあったりして楽しめます。

    0
    2025年04月26日
  • 太陽の坐る場所

    Posted by ブクログ

    どうしてこうも 辻村さんの本は
    痛いところを的確に何パターンも用意して、見ないようにしてた気持ちを引っ張りだしてくるのだろう。

    憧れや嫉妬やずるさはもちろん、 自分を嫌いになってしまう滑稽さも、自分に自信を持てる客観性も 辻村さんの本では 全てを許してもらえるような感覚になれる。

    物心ついた幼少期から今までの自分に優しくしてあげれる素敵な本。葛藤と諦めを繰り返し、自分の限界に打ちひしがれたことも感謝できそう。ありがとう辻村先生

    0
    2025年04月25日
  • ハケンアニメ!

    Posted by ブクログ

    あんまり辻村作品っぽいミステリ要素は無かったけど、純粋に職業小説として非常に面白かった。アニメの裏にある多くの人が知らない仕事とか、アニメに対する無意識の偏見とか、色々考えさせられる部分もありつつ、こんなに夢中になれるものがあるなんて羨ましい、と思った。

    0
    2025年04月24日
  • V.T.R.

    Posted by ブクログ

    サクッと読めてすごく面白い。
    スロウハイツの神様を呼んでから、チヨダコーキの書く本がどんなものかと思い読んでみましたが予想以上に良かったです。

    展開が全然読めなくて、アールを探して会うんだろうなとか、トランスハイと戦うんだろうかとか思ってましたが全然違う(笑)

    これからティーはどうなるのか気になります。

    0
    2025年04月24日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    下巻に続き再読です。
    最初に読んだ時には、ただただツラくて痛いてコワイ、そんな感想だったけれど、改めてゆっくり読んでみてちょっと違う見方もできるかもしれないと感じました。

    浅葱の境遇には同情はするけれど、それでもやっぱり狐塚もいうように、浅葱がしたことは到底納得できることではない。心理学的に同情と共感の違いっていうことがよく言われるけれど、これほどわかりやすい例もないな、って思ってしまった。

    辻村深月さんの作品は、過去の登場人物たちが後の作品にも出てたりするのが魅力のひとつでもあるけれど
    この作品で最後に大きな仕事をやってくれた恭司が、後の「本日は大安なり」で当たり前のように狐塚の隣にいた

    0
    2025年04月23日
  • ロードムービー

    Posted by ブクログ

    辻村深月作品7番目に読んだ。
    『冷たい校舎の時は止まる』との関わりが、ところどころで見られる作品。

    辻村作品から感じる「世代も性別も違うけど、なぜか共感する」ところが出て来ている。
    「道の先」と「トーキョー語り」でより感じた。

    『冷たい校舎…』で出てきた人の再登場に少しテンションが上がったけど、「道の先」と「トーキョー語り」の繋がりがわかった時のほうが上がった。

    作品をまたいでリンクするのはこのあたりまでなのかな。
    次作からどんな楽しさがあるのか、期待しちゃう。

    0
    2025年04月22日
  • 家族シアター

    Posted by ブクログ

    家族間の繋がりを描いた7編の短編集。
    あぁ分かるわぁ…ってエピソードが多かった。些細な意見の相違から、ぎこちなくなる感じだったり、家族だからって謝らなくても血の繋がりで許されると思っている、とか。グサグサきて、身につまされる思いで読んだ。

    各章の主人公たちの間で起きる家族間のトラブル。これを乗り越えた先に見えるそれぞれの心情が清々しかった。嬉しいことも嫌なことも共有したり、ぶつかりあったりして、絆が強まっていく。やっぱ家族なんだよな、ってしみじみ感じ入った。

    まだ当分先だと思うけど、『孫と誕生会』のおじいちゃんのような、カッコいいおじいちゃんになりたい。

    0
    2025年04月21日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

    Posted by ブクログ

    越路吹雪さんの慣れない才能の部分が凄く共感した。
    常に全力で手を抜かない。
    すべての仕事に通じるのかなと。
    今仕事に自信をなくしているからか。。

    慣れず、常に謙虚に目の前の事を全力で頑張ろう

    0
    2025年04月18日