辻村深月のレビュー一覧

  • ふちなしのかがみ

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    『きのう影踏み』と似た身近なところにあるホラー、むしろこちらが原点なのかな。だんだんと思考が狂気を帯びていき、ゾクッとする展開。私も「八月の天変地異」は救われた気がした。
    『スロウハイツの神様』や『傲慢と善良』『ハケンアニメ』まで幅広く活躍されていて、どれも面白く読み、これからも期待。

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    2025年05月12日
  • はじめての

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    この本を読んでからYOASOBIの曲を聞くと、あぁあのシーンだ!と頭に映画のようにイメージが浮かび、すごく心に沁みます。
    作家さんもYOASOBIも天才!
    楽曲とセットで楽しむのがオススメです!

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    2025年05月11日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    読みはじめるのに時間がかかったが、中盤までいくと続きが気になってどんどん読み進められた。どういう結末になるのか。
    萩野さん以外は今のところ繋がりの見えない人物が殺害されている。彼らがどう繋がっていくのだろう。
    月子と紫乃の関係性も気になる。
    秋山先生の存在も謎めいている。

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    2025年05月10日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    2人の関係が深まって行くに連れ距離が離れていくのが学生時代を思い出しました
    なんか山梨の青少年化学センターも思い出しました

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    2025年05月10日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    まだ上巻。これがデビュー作なのに大作ですね。そして、徐々に小出しにされていく秋の自殺の真相は。。最初はなかなか読み進められなかったけど、途中から怒涛の勢い。下巻が楽しみでこわい。

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    2025年05月09日
  • ふちなしのかがみ

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    予想以上に怖かった。
    怪談、都市伝説、占いなどなど。
    八月の天変地異が1番好きかな。
    怖い話の中でも何だかホッとした。

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    2025年05月07日
  • はじめての

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    宮部みゆきさんは初めまして。
    たったの47ページなのにすごい世界観。

    森さんはカラフル以来。
    泣いたー!!好きだーこういうの。
    きらきらしていて、今の自分を全肯定してくれてすごい好き。
    そっと力をくれて寄り添ってくれる作品集でした。
    2025.05.06

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    2025年05月06日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    高校卒業後に、田舎から都会に出たので主人公の気持ちが分かりすぎて胸が苦しかった。

    『私が県外に出て学生時代を過ごしていた間、別の場所にもまた等しい時間が流れたのだ。』

    地元を出て10年以上経ったからこそ、この文章が心に響いた。自分が変わったように、地元の友人も変わってしまったと再認識し、なぜか少し寂しくなった。


    だけど、

    『ずっと話つづけていること、義務のように頻繁に会うのばかりが友達でないこと、それがわかる年になったことが感慨深かった。』

    というセリフにも共感した。

    会わない時間が長くても、本当の友達とは繋がれる。それが身に染みて分かる歳になったことが感慨深い。

    タイトルはな

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    2025年05月06日
  • クローバーナイト

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    んでしまう「ファーストが裏切った」、花嫁の感じた“気持ち悪い”探し「花嫁が戻らない」がお気に入り。長編だとやや物足りなく感じる話のたたみ方が、短編だとイヤな感じの読後感に繋がってて良い。

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    2025年05月05日
  • サクラ咲く

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    3つのお話が少しずつつながって、ひとつになる。

    学校は、だれのもの?
    本当の、私って?

    そんな誰もが思春期に悩み苦しんだ気持ちに、
    そっと寄り添ってくれる本。

    ぜひぜひ中高生に読んでほしいなあ◯°

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    2025年05月04日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    8人の生徒が学校に閉じ込められる。思い出せない自殺者。
    一人ひとりの過去を知ると全員に人間味を感じ愛おしく思えます。だからこそ、過去と向き合い全員が成長した最後に感動出来ました。
    途中何度か感じた違和感も、ラストまで読めば納得。もっと若いときに読みたかったなと思ったり。

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    2025年05月04日
  • サクラ咲く

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    3つの短編のお話。
    それぞれに繋がっている、でも全然別のお話でもある。
    特に、最後の映画の主役の女性をスカウトするお話がよかった。
    3つの短編の主人公は、見た目は内向的、消極的に見えてても、芯があって、迷いながらも思ったことをやり通すその真っすぐな行動力に心が揺り動かされた。

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    2025年05月03日
  • はじめての

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    ユーレイ、ヒカリノタネが今の私に刺さる話だった。
    特にユーレイ。狭い世界の中で息継ぎも上手くできずにパクパク意味もなく口を開けていたあの頃にこんな体験できたら救われただろうなって。
    物語のうしろには暗い影が浮かび上がるんだけど、それをあまり感じさせないユーモアのある話。
    YOASOBIの楽曲も聴かなきゃ。

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    2025年05月02日
  • 本日は大安なり

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    おもしろかった!登場人物の視点が次々に変わるグランドオペラ式の小説はともすると話のスジが見えなくなったりするのですが、色々なことが有機的に繋がり、そして最後はやっぱりホロリとくる、いいお話でした。
    登場人物がみんな個性的でそりゃないだろ、と思うこともありますが、それでもまとまるところにはまとまる、と。

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    2025年05月01日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    長いけど一気読み。
    色々推理しながらよんだけど、全然外れてました!
    伏線の回収も気持ち良いし、いろんなキャラの立った素敵な登場人物たちが出てくるので、自分と重ねて考えやすい登場人物も出てきて話に入り込みやすかった。

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    2025年05月01日
  • きのうの影踏み

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    普段見ている世界のすぐ裏側のような現代の怪談の短編集。身近ある・出会うことの多い題材から描かれているだけに怖いと思いました。ひさびさゾックと身の毛がよだつような話もありました。

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    2025年04月30日
  • 図書室で暮らしたい

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    今の私が小説を書いていられるのは、もう二度と会うことはないかもしれないその人たちのおかげだ。もう連絡できないくらいの後悔や過ちの記憶まで含め、彼らが、私と、私の小説を作ってくれた。

    若さというのは傲慢だ。私は、その後、自分が彼女と疎遠になってしまう日がくるなんて、考えもしなかった。私が人生で抱える、大きな後悔の一つだ。その後、自分が作家になれた時、私は、彼女にその報告ができる立場に、もうなかった。

    辻村さんも、僕と同じような経験をしていて、それでも、小説家という人生を歩み続けていて、励まされる思いがした。
     家族とは大好きで大嫌いなものだと気付かせてもらえた。

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    2025年04月30日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    どうなっちゃんだろう。
    高校生8人の視点で丁寧に描かれるから割と長いけれど、スリルもあるし、犯人が誰か全くわからないからこそ推測しがいがあって面白い。
    下巻がとっても気になる。
    学生の繊細で不安定で脆い感情の描写が多く、自分の隠してた弱い部分を思い出して胸が苦しくもなった。
    自分の弱さとか、苦しんでる人との向き合い方とか、色々考えてしまうな。

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    2025年04月30日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    辻村深月さんは女性作家で一番好きかな!
    人の心理を細かく描くから人物への感情移入が半端ない!病院で生死をさまよう!この人は助かるのか?ページをめくるのが止まらない!
    辻村さんの作品ではかなりヘビーな方である!
    結末は?私は推測出来なかったw
    また、何年か先に再読する時、違った感覚で読めるからその時はわかるかも!

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    2025年05月02日
  • 光待つ場所へ

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    良かった。
    通り過ぎた若かりし頃や幼かった頃を思い出し、あぁそんな事を想ったよな、あったあったとジンと来た。今子どもである者たちに接する時に忘れずにいたいと思います。
    辻村深月さんは、あの頃を忘れずにいられるのが、今でも想像できるのが凄い。
    そしてあの作品のあの人やあの人や色んな人に再会できるのが楽しかった。

    ・樹氷の街
    クラスの中でこんな事あったよなぁ。
    そしてこれは大人になってからの集団でも同じ事がある。
    心当たりありすぎる。成長出来ていないのか、人間が集まればこうなるのは仕方ないのか。
    それでも若い時の方がちゃんとぶつかれた気がするな。う〜ん、若さっていい!
    登場した人たちを含めて一番

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    2025年04月29日