辻村深月のレビュー一覧

  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    だから一人少なかったのかー!やられた!
    確かに一人違和感はあった

    めちゃめちゃ映えそうなのに映像化されてない理由も分かった
    けど、十角館も映像化したぐらいだしどうにかこうにか…

    高校生特有の変に大人っぽくて変に子どもっぽい心情が物凄く丁寧に描かれていた
    と思ったら、まさに著者が高校生の頃に書いた作品だとか?!
    辻村深月恐るべし

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    2026年06月02日
  • スロウハイツの神様(下)

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    ちらほらと散りばめられた伏線が無駄なくキレイに回収されてすっきり!狩野目線で語られていく展開の最後にはコウちゃんの目線があって、やっぱりそこがよかった。甘酸っぱいトキワ荘、けれど仕事が主軸なので読んでて楽しかった。
    解説では作家というものがどんなものか語られる部分があったが、本作の作家も常人とはいえないような人たちばかり。そうやってこの世の物語(だけに限らないけど)が作られて楽しませてもらっていると思うと感謝でしかない。
    辻村さんの作品を読むと、あまりにも没入しすぎて、知り合いがたくさん増えたような感覚に陥る。今回も今後を見守るのが楽しみな知り合いがたくさんできた。

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    2026年06月01日
  • 島はぼくらと

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    辻村さんの作品のなかでは、
    私ランキング!3番目の秀作傑作です。
    良かったです。面白かったです。

    この作品の数年後に出された、「この夏の星を……」
    も良かったんですケド、私は本作の方が
    お気に入りです。

    基本的に、高校生モノが好きです。

    自分がろくな高校生カツを送って来なかった呪縛が
    あるからかもしれません。

    でも、どんな高校生活を送ろうとも、
    そこに正解などあるわけなく、
    それでもあの3年間は、人生のなかで

    最も濃密な時間

    だというコトは誰にでも共通したことです。

    その時期の体験値、人それぞれですが、
    その時の,"感じる心は最も感受性豊かです。

    こんな物語を読んでいる最中は、自分も高校生になった気分に浸れるのが、イイです。
    けっしてあの頃には戻れないのですから。

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    2026年05月31日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    上下巻合わせて1000pをゆうに超えるこのボリューム…!毎晩寝る前に夢中になって読んだ。随分と長く、雪景色に囲まれたあの校舎で、あの8人と過ごしていた気がする。

    本を開いていないときも、この作品の世界で生きる彼らのことを考えていた。彼らはどうなるのだろう?分からないことだらけできっと不安で堪らないだろうな…最後まで仲良くやっていけるんだろうか?と。
    自分の日常生活のなかでふとした瞬間に、物語の世界に引き戻される。辻村作品はそういう強い引力があるように思う。

    本作はホラーというかダークファンタジーというか、そういう分類にあたるのだろう。私はホラー要素が苦手なため、読んだことを少し後悔した場面も笑 それでも彼らの行く末が気になって気になって、最後まで止まらなかった。

    「かがみの孤城」の元となった作品らしいけれど、私は読みながら「スロウハイツの神様」を思い出した。どちらも、未熟さも多分にある人たちの群青劇。登場人物一人ひとりの心情にグッと入り込んで物語が繋がれていく。たとえ自分のなかにない考えを持つ人物であっても、物語とともにその心情を追っていくと痛いほど気持ちが入ってしまうからすごい。
    本作は特に充と菅原の話に心が痛んだが、とてもよかった。

    辻村さんが高校生のときにこの作品を書き上げたってすごすぎるなぁ。冗長で回りくどく感じる部分があったり、登場人物が怖がる場面なのになぜかユニークに感じてしまう描写もあったが、それを差し引いても圧倒的な構成だった。

    今月は「かがみの孤城」と「冷たい校舎の時は止まる」、辻村作品を4冊も読めたので大満足!

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    2026年05月30日
  • 島はぼくらと

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    著者を共にする"傲慢と善良"に登場する谷川ヨシノ繋がりで手に取った著作。瀬戸内海に浮かぶ冴島で同学年の仲良し高校生4人(朱里、衣花、新、源樹)の目線から島で生きることの何たるかであったり、UターンやIターン、観光で島と本土を行き交う人々の有様などが、切なくもハートフルな物語に乗せて綴られている。
    残りのページがもう僅かなところまで「え、これオチどうなるの?」と読み進めたが、ちゃんとしっくりくる結末が待っていた。4人の中でもし生まれかわれるのなら、私は新がいいな。

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    2026年05月30日
  • クローバーナイト

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    正直5章で一気に大爆発した!辻村深月さんの引き込まれるミステリー調に描かれるポップな子育て周りの日常事件として読んでて、それはもちろん面白くて読む手が止まらなかった。しかし5章はもうその域を超えてる最高の熱があった。
    子供ができた時、子供が大きくなった時、孫ができた時、要所要所で人生のバイブルになりえる作品。おれは死ぬまでに間違いなくこの作品を読み返す!

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    2026年05月29日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    まるで連続ドラマを見てるみたい
    さすが辻村深月、デビュー作からゴリゴリ心えぐってくるね
    ミツルの「明るい絶望」がよく分かる

    しかし高校の体育祭で、そこまで本気の生徒はいないと思うよ…
    あとそんなイジワルってか幼稚な人も進学校にはそうそういないんじゃ…

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    2026年05月29日
  • スロウハイツの神様(上)

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    ときわ荘物語的なクリエイターの卵達の物語。

    オーナーである環、チヨダコーキら魅力的なキャラ達が夢を語り、お互いを刺激し合いながら生活している。
    まだ上巻の為住人達の説明で終わりそうであるが、最後に起承転結の転を匂わせる終わり方であった…

    下巻が気になる…

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    2026年05月29日
  • V.T.R.

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    小説内小説という初めての作品!
    スロウハイツに完全に没入してる時に読んだので、解説含めなんだか感動!
    ライトノベル自体はあんまり読んだことなかったので、文体とか不思議な感じでしたが、最後は普通に楽しめました。

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    2026年05月29日
  • この夏の星を見る 上

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    ネタバレ

    コロナのあの時代、人との関わりが絶たれて自分もいろんなことに悩んだことを思い出した。
    懐かしいと思えるくらいに過去の出来事になって良かった。
    それと、宇宙飛行士の花井うみかさんの言葉が、好きを手放そうとしている自分に刺さった。たとえ仕事にできなかったとしても、良い付き合い方を見つけていきたい。
    遠い場所の人たちと星を通して繋がる。とても心が熱くなる小説だった。青春だった。

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    2026年05月25日
  • ふちなしのかがみ

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    5つの短編どれもゾワゾワします
    怪談、ホラーなのだけど普通のとは明らかに違う世界観でミステリーホラーって感じです
    毎回思うけど辻村さんは子供の頃の記憶が鮮明にのこってるのかな?
    読んでると今まで思い出したこともない子供の頃の感覚が蘇る
    しかも男の子の心理は経験ないはずなのに…

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    2026年05月25日
  • 闇祓

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    じゎっと怖いホラー小説です。辻村深月さん、すごい!さすがです。「カミハラ」って、この題名、よく付けた。

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    2026年05月24日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    ネタバレ

    いきなり前作のキャラ登場。
    しかも、一番気になっていた嵐。
    傷を抱えながらも生きている姿が尊い。

    ツナグの力を必要としない回があるのが、とても良い。
    読んでるうちから「こっちから言っちゃうの?違うんじゃない?」とハラハラしていたけれど、
    自分で歩き出すのが素晴らしい。

    現実にツナグは(たぶん)いないのだから、自分で歩き出すしかないよなぁ。
    それを、この設定のこの作品で書いちゃうのが最高。

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    2026年05月24日
  • サクラ咲く

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    ネタバレ

    3作品繋がっていないようで繋がってた
    美晴と朋彦、海野とマチ…
    サクラ咲くから時間が経った世界で一番美しい宝石でマチが本好きで変わって成長できたなってかんじられた
    朋彦も未来から来た友人の為に薬の研究してたんだなって3作目にわかってエモい

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    2026年05月23日
  • 闇祓

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    転校生にずっと見られている、主人公。それを助けてくれたイケメンの部活の先輩。元々好意を持っていた。
    元々好意を持っているかどうかで、同じ行動をしてもとらえ方は全然違う。

    そういう人っていると思う。
    この人とこの人がかかわってしまったがために、悪くなってしまったんだ、ということも現実にはある。
    ちゃんと読んでればかなり早い段階で気づけたのに、と少し悔しい。

    周りを不幸にする性質の、それが生きがいというのでもない、それが当たり前な家族。
    まわりではどんどん人が死に、自分に危険が及ぶと、身を捨て乗り移る。
    そういう、イキモノ。

    素質があって、取り込まれてしまって、本来のその人の人生が奪われる。
    戻れればいいけど、その間にしたことはどうなるのだろう。
    それはその人の罪なのか。そうじゃないとどうやって証明するのか。

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    2026年05月21日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    読み返したい、という気持ちが強かった。
    どこからその話してたっけ、どこにも名前は出てなかったんだっけ、と。
    読み返す体力はないけど。
    悲しいけど、すごくいいラストだった。

    虐待というのは傷が残るし、すべてをゆがめてしまう。
    実の親からのそれはより重いだろうし、そのあとの虐待もずっと重い。
    なぜ、自分が、と思うよね。何も悪くないんだよ、と伝えたい。
    あなたは何も悪くない。

    望んで産まれてきたわけではないのに、その特性を兄弟と比べて劣っていると、産むか産まないかを判断できた人がそれを押し付けるなんて。そんなことはあってはならない。それを躾だなんて、言ってはいけない。
    子どもは、所有物ではなく、モノではなく、他人。一人の人間。敬わなくてもいいから虐げないでほしい。

    それが成人したとたん、本人の責任と言われても。人格形成にかかわってきた人たち全員に責任がある。

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    2026年05月21日
  • 本日は大安なり

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    読み進めて一気におもしろくなった。
    途中からミステリー気質あり?
    結婚式という特殊な場所で特別な1日に臨むそれぞれのカップルの話、相手がやったことに対して許容できる人がガッチリハマれば人生は上手く行くのだと思う。こういう人いるよねって人生で感じることってあると思うのだけど、みんな感じてるんだなと思った。

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    2026年05月18日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    ネタバレ

    読み終わってみるとなんてことはないただの中二病なんだけど、本当に実行してしまうんじゃないかっていう鬼気迫る雰囲気があってすごく引き込まれたし面白かった。若さとは本当に痛々しくて儚いものだなと思う。

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    2026年05月18日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    面白かった。信じたいものを信じたいし、周りからどう思われても貫き続けないといけないこともあるよなって思った。
    なりたいものになるためには、きちんと生きていこうと思えた。

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    2026年05月17日
  • 小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記

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    ほっこり。
    さすが辻村深月さんですね。描写がとても素晴らしいです。
    でもやっぱり、映像が1番楽しめます。

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    2026年05月17日