辻村深月のレビュー一覧

  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    辻村深月さんの小説は、自分自身の傲慢さをじんわりと突きつけてくる小説だなあと思った。

    友達と対等でいれない感じとか。
    友達、という表現もすごく難しい表現だよなと思う。
    いろんな価値観があるし、違う価値観とは自然と距離をとることは間違いなくあるし、めんどくさいと思うこともある。
    その上で、その場その場で取り繕うこともあるし、あなたと私は同じよねって顔をする時もある。
    心の奥底では、見下ろしている時もある。
    もちろん見下ろしてたらいつか見下されるでとも、そういうときの自分の考え自体は偏った方面からしか見てないとも理解はしているつもりだけれど、でも瞬間的には人の価値を比べている時は、正直ある。

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    2026年01月29日
  • かがみの孤城 上

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    先に映画を観ているけど、原作も気になったので。
    傷ついた主人公のこころを応援しながら読み進める。
    繊細な心情がわかりやすく伝わってくる。下巻へ。

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    2026年01月28日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    どの短編も、過去の心にガツンと来る。

    噛み合わない会話、自分の何気ない言動が、相手にとっては忘れられない記憶になる場合もある。一種のホラー小説でした。

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    2026年01月28日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    様々な感情が入り混じっていくサスペンスミステリー。どの人物に感情移入するかで楽しみ方は大きく変わりそう

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    2026年01月28日
  • 名前探しの放課後(上)

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    上巻を読み終えました。過去に戻されて「誰か」を探す必要があるという設定は面白く感じました。何気ない日常会話が多く、後半にそれらしき人が現れてから話の進みが遅く感じましたが、下巻でどのような展開が待ち受けるのかに期待したいです。

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    2026年01月27日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    他の方の「善良と傲慢」の前身の話と聞いてなるほどと思った、そんなストーリー展開。友達であっても本当の心のうちはことは分からない、そんな描写と、毒親と言われる家庭に育った行く末、そして予想外の結末、こま切れでサラッと読めました。女性の友情ってそういう感じなのか〜。

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    2026年01月26日
  • 鍵のない夢を見る

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    ネタバレ

    いくつかの話があり、少しずつ繋がっているような形です。

    きれいな話というより人間のリアルさみたいなところが上手く描かれており面白かったです

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    2026年01月25日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

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    主人公の親子エピソードが、一番胸に来た。
    たぶん、似たような親子関係だからだと思う。

    いつかゆるせる、というのが、幻想でないといいのだけど。

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    2026年01月24日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    タイトルの通り、読んでいるとまるで冷たい空気に包まれて、登場人物たちと一緒に自分も過ごしてきたかのような気持ちになった。一人ひとりのこれまでの回想シーンは、短編小説を読んでいるかのように読みごたえがあり、すべての登場人物に愛着が沸く。エピローグはもう少し先まで描いて欲しかったと思うほど、すっかり作品に入り込んでしまった。終盤で色々と、えっ!?そうだったの!?と騙されたり気付かされたりするシーンもあり、楽しめる、面白い作品だった。

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    2026年01月24日
  • この夏の星を見る 下

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    「星を入れる」という表現をさらりと入れてくる天文関係者がカッコいい。コロナ禍のピークが去った後も続く不便さの中で、綿々と受け継がれていく「繋がり」に爽やかな感動を覚える。短編の三高前日譚も味わい深い。

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    2026年01月23日
  • 光待つ場所へ

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    ネタバレ

     「青春ヒューマンドラマを読んだぞ」という達成感があります。どれも面白かったです。学生時代の頃は友達や恋人との付き合い、その背景に学校行事があって、学生もいろいろと大変だなと改めて思うし、自分もいろいろ大変だったなと学生時代を改めて顧みました。
    ・しあわせのこみち
    ・アスファルト
    ・チハラトーコの物語
    ・樹氷の街
    ・冷たい光の通学路Ⅰ、Ⅱ
     辻村小説は、青春ヒューマンドラマを書くのが上手いのかなと思ったりします。これから他の辻村小説も何冊か読みたいと思います。個人的には「アスファルト」が良かったかなと思いました。でもどれも良かったです。

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    2026年01月22日
  • かがみの孤城 上

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    ファンタジー小説があまり得意ではない自分でも読みやすく自然と物語に入り込めた。鏡の中の城という非現実的な設定だが、登場人物たちの悩みや学校の空気感など現実の要素がしっかり描かれていて、「ありえない話」になりすぎないところが良かった。こころの繊細な気持ちの揺れが文章から丁寧に伝わってきて印象に残った。

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    2026年01月21日
  • 家族シアター

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    短編集だけど
    辻村深月の本では久しぶりに面白かった
    なんの違いかは難しいけど
    昔読んだ本に近いかなあ

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    2026年01月21日
  • あなたの言葉を

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    オーディブルで読み聴く。辻村さんの子供たちに向けた言葉は、とても暖かく、力強い。子供に限らず大人も、この本を読んで受け取るギフトがあると思う。

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    2026年01月20日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    面白かった。
    怖かった。
    同じ出来事でも、あちら側とこちら側まったく違って見てえたり。
    記憶なんてほんと曖昧。
    みんな自分に良いように覚えてる。
    誰が悪いとか、そう言うことでもなく、常に起こりうる話。

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    2026年01月20日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    とても怖い話だった。
    タイトルの通り、噛みあわない。
    二人が過去の話をするも、認識が違う…
    でも、こういうことって実際にもある。

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    2026年01月20日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    徳川はなぜ「河瀬良哉は性格悪いよ。」と言ったのだろう?
    徳川の気持ちは汲みとりずらい。
    徳川の本心をもっと知りたいと感じた。
    でもわかりづらいからいいのかもしれない。
    もし嫉妬の気持ちがあって言ったのならとてもかわいい。

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    2026年01月20日
  • 闇祓

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    ネタバレ

    久しぶりに辻村深月さん。
    現代社会に渦巻きまくってるよなぁっていう人間の心の闇、闇を広げて、人を周囲を追い込むのを恐ろしい程に上手に小説として表現している。
    何度か、読むのが不快でしんどくなるシーンもあった。 でも、不快感も全て回収されるラスト。 極まりない不快感に比べると最後あっけない感じで、もうちょっと欲しいのは欲張りかな。
    父と子の再会で家が解体されるのと、今まで巻き添えで亡くなった家庭や人と釣り合いが取れない感じ。

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    2026年01月20日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    ネタバレ

    人間の心理だったり、心の奥にあるものが繊細に描かれていて読み応えがあった。
    榊と菅原が同一人物なのはすごく裏切られた。

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    2026年01月19日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

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    辻村作品26作目。
    文庫で上下巻は『名前探しの放課後』以来?

    青春小説でもあり、戦争文学でもあり、お仕事小説でもある。
    建物を舞台にすると、こんなにも多彩な作風が可能なのかと感動した。

    個人的には、バーや製菓の情熱が胸にくる。

    下巻はどれほど幅を広げるのか。
    とても楽しみ。

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    2026年01月19日