辻村深月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
青春ファンタジー小説みたいなものはあまり読んだことなかったけど面白い。
あることがきっかけで学校に行けなくなった中1のこころが家に引きこもってるときに鏡の中の世界に吸い込まれるファンタジーな話。え?って思うけど、その鏡の中には他の子どもたちもいる。そして、案内役の狼のお面を被った小さな女の子。
こころの心情を中心に物語が進むが、この不思議な世界と現実世界を行き来して、他の子どもたちや家族と向き合っていく中で、こころの心の変化の描写が良い。
学生の頃に読めばこころたちに感情移入するだろうし、大人になって(特に子どもを持って)読めば親たちに感情移入するかも。
いろんな性格、考え方があるけど、 -
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Posted by ブクログ
ちらほらと散りばめられた伏線が無駄なくキレイに回収されてすっきり!狩野目線で語られていく展開の最後にはコウちゃんの目線があって、やっぱりそこがよかった。甘酸っぱいトキワ荘、けれど仕事が主軸なので読んでて楽しかった。
解説では作家というものがどんなものか語られる部分があったが、本作の作家も常人とはいえないような人たちばかり。そうやってこの世の物語(だけに限らないけど)が作られて楽しませてもらっていると思うと感謝でしかない。
辻村さんの作品を読むと、あまりにも没入しすぎて、知り合いがたくさん増えたような感覚に陥る。今回も今後を見守るのが楽しみな知り合いがたくさんできた。 -
Posted by ブクログ
辻村さんの作品のなかでは、
私ランキング!3番目の秀作傑作です。
良かったです。面白かったです。
この作品の数年後に出された、「この夏の星を……」
も良かったんですケド、私は本作の方が
お気に入りです。
基本的に、高校生モノが好きです。
自分がろくな高校生カツを送って来なかった呪縛が
あるからかもしれません。
でも、どんな高校生活を送ろうとも、
そこに正解などあるわけなく、
それでもあの3年間は、人生のなかで
最も濃密な時間
だというコトは誰にでも共通したことです。
その時期の体験値、人それぞれですが、
その時の,"感じる心は最も感受性豊かです。
こんな物語を読んでい -
Posted by ブクログ
上下巻合わせて1000pをゆうに超えるこのボリューム…!毎晩寝る前に夢中になって読んだ。随分と長く、雪景色に囲まれたあの校舎で、あの8人と過ごしていた気がする。
本を開いていないときも、この作品の世界で生きる彼らのことを考えていた。彼らはどうなるのだろう?分からないことだらけできっと不安で堪らないだろうな…最後まで仲良くやっていけるんだろうか?と。
自分の日常生活のなかでふとした瞬間に、物語の世界に引き戻される。辻村作品はそういう強い引力があるように思う。
本作はホラーというかダークファンタジーというか、そういう分類にあたるのだろう。私はホラー要素が苦手なため、読んだことを少し後悔した場面 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ#わたしの講談社文庫
気になって購入。
罪、復讐、罰がテーマだと思った。
無垢で純粋な子どもの視点、紆余曲折あり苦労してきた大人の目線から、それらを話し合っていくところはとても面白かった。
先生が恐らく前作ありきの存在なんだなーってところが、読み進めれば進むほどネタバレをくらっているのか?前作の話をしているのでは?前作のその後の話?知っていればその後こんなふうに生きてきたのかって感動するの?と悶々とした。ただ、魅力的なキャラクターたちが一冊だけで終わってしまうのは寂しい、もっと色んな作品に出てきてほしい!と常々思っているので、辻村さんの本と本同士が少しずつ関わり合っているところはとても好き