辻村深月のレビュー一覧
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ある大安の日、同じホテルで結婚式を挙げる4組のカップルを描いた物語です。
辻村深月さんは直木賞受賞作家であり、人気作家であることは知っていましたが、本作『本日は大安なり』が初めて読む作品となりました。
以前から辻村深月さんの作品に挑戦してみたいと思っていましたが、この本を手に取ったきっかけは、最近読んで感動した原田マハさんの『本日は、お日柄もよく』と題名が似ていたことです。
物語では、4組それぞれの新郎または新婦に事情があり、現実にはこれほど問題を抱えた結婚式が同じ日に重なることはなかなか考えにくいと思いました。登場人物の中には、実際にはあまり関わりたくないと思うような人もいましたが、その一方 -
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ネタバレ最後の最後に名前やニックネームに隠されたトリックに気付いて、読んでいて感じていた分かりにくさには訳があったのかと納得がいった。それを踏まえた上でもう一度サーっと読み返してみたら、発言の真意や作者の伝えたいことがようやく見えてきた感じがして、読み返してよかった、そして自分の読解力の低さも感じた笑
◾️過去の栄光とトラウマ、恨みに取り憑かれた人たち
むしろ今が充実していないと足が遠のく印象だったが、年に数回会うだけなら、多少の誤魔化しがきくから、過去に取り憑かれた人たちの安心の場になっているパターンがあるのか。。。
そんな人たちが、キョウコに諭されたり?、自ら悟ったり、他のことに興味が出たりして -
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今のご時世、なんでもかんでもハラスメントにしてしまう。
そもそもタイトルが闇を祓うで、ヤミハラ・・・
冒頭の説明を読むと・・・
ヤミ-ハラ【闇ハラ】 闇ハラスメントの略。
(; ̄ー ̄)...ン? タイトルの闇祓は、ハラスメントじゃない?
どういうこと??と思いながら読んだのですけどね。
これ、第一章からして、下手に触れないことに気付いた。
ネタバレになるから不用意に書けない(;^_^A
ホラー小説だから、ある意味、誇張されてますが
友人やクラスメイト、職場、恋愛、マウント、承認欲求で
自分以外の標的を蝕み続ける輩はいる。
ものすごくリアルな闇の描写。
リアルだからこそ、感じる恐怖が大き -
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ネタバレ評価:3.5
事前調べの通り上は下で回収するための伏線の散りばめと、人物像の掘り下げのために進んでいく
日常パートがそもそも好きなので、特に退屈することなく読めた
作品作りに譲れないこだわりのある狩野と正義
働きたくもないが自身の作品の営業もできない性格のスー
環に憧れたが越えられないことに耐えられず、家を出ることにしたエンヤ
もちろん黒木や環やコーキもそれぞれの悩みがあったが(黒木は知らんけど)、作家の卵組の悩みの方がリアルで自分には刺さった
また正義とスーの恋愛についても、作家同士ならではの悩みがあった(正義は「女に全力で仕事をさせてやれない男はダメだ」的なことを言っていた)
以上の日常パ -
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よく作り込まれた世界観だなあと惚れ惚れしてしまいました。
家に真田さんたちがカチコミかけてくるのはちょっとアグレッシブ過ぎて、そんなことある?こころちゃんの妄想幻覚?と最初思いました。ご近所の目、突然親が帰ってきたら?など女子中学生は気にしないのでしょうか。やることが突き抜けてて真田さんガッツあるなと妙に感心しました。
こころちゃん、絶対かわいい女の子ですよね。
ちょっと出来過ぎているほどに、終盤こころちゃんはかなり恵まれた環境にいます。最後に示唆された明るげな未来も。東条さんの功績が大きすぎます。
リアリティとご都合主義的なファンタジーが同居している作品という印象でした。
お母さんに正