辻村深月のレビュー一覧
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ネタバレ上巻に引き続き、早速、拝読。
あぁ、面白い。素敵な世界だ。
最後の結末には、感動でき、そしてまた、伏線回収が見事だった。
二月二十九日のお別れの日、こころとリオンが再会した日、喜多島先生の正体、真実が分かった瞬間、最終局面に向かうにつれて、とにかく泣ける。
学校に行けない子、いわゆる不登校。学校に行けないことには、必ず理由がある。両親の思想、影響によるかもしれない、はたまた両親がいなくて拠り所がないのかもしれない、周りからの期待や重圧で、居場所がないのかもしれない、いじめや、いじめに近いことが起きたのかもしれない。
教職を目指している者として、不登校や学校に行けない、行きにくい子達のこ -
Posted by ブクログ
ネタバレ取り敢えず、上巻だけを読み切った。
面白い、いやぁ、下巻を早く見たい。
見ず知らず年齢も性別もバラバラの中学生が集められ、初めは他人行儀だったけれど、徐々に仲間意識が芽生えていき、三学期の一日目だけ皆んなで学校へ行こう、一緒に闘おう、そう約束をして、下巻へ続く。
思春期真っ只中の中学生たち。それぞれ個人の悩みがある中で、人間関係を徐々に築き上げ、信頼していく様が読んでいて、あたたかい気持ちになる。
学校に行くことができない理由、不登校には様々な理由や原因があるということを、改めてこの作品で感じた。
一緒に、闘える。最後の一行が下巻につながる。
さぁ、どうなる。
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Posted by ブクログ
ネタバレ個人的に、いい話だったと声を上げたくなる話と、始終胸糞悪い話の両極端だった。
どの話の主人公も特定の誰かにモヤモヤを抱いていたり、価値観が噛み合わなかったりする(7話目の「タマシイム・マシンの永遠」以外)のだが、最終的には分かり合い、暖かな日常に戻るというのが大体の流れだ。
だがこのモヤモヤが、話によっては理不尽だったりする。「お前その性格どうにかならないの?」と、主人公に対して憤ることもあった。具体的には1話目と3話目。
特に3話目は、主人公である母親が娘の進路等にモヤる話なのだが、そもそも母親が無自覚な毒親である。オマケに、今まで培ってきた価値観も、歩んできた人生も、常人では理解