辻村深月のレビュー一覧

  • ぼくのメジャースプーン

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    難しかった。
    でも考えさせられる。
    講義を聞いているようだった。

    正義とは何か?
    正しいとは何か?

    人間は自分のためにしか泣けない
    そうなのかな。

    私の好きな加速する系ではなかったけど
    じっくり見つめられるような本だった

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    2026年02月11日
  • この夏の星を見る 下

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    コロナ禍で失われた日常。2026年の今は、そんなことがあったなんてすっかり忘れそうになっているけど、子供たちは本当に大変だったんだろうなぁ。部活や修学旅行とか行事の中止。周りとギクシャクしてみたり、本性みたいな見えなくてもいい所見えちゃったり…。青春って蜜だ!ってどこかで聞いたことあるけど、思い出たっくさんとなる青春真っ只中をコロナ禍で過ごして…。でもそんな中でもあきらめず今できることをやろうとしている若者たちがたくましくまぶしい。コロナ禍だから気づいたことやできたこと、出会えたこともあったよね。見守る大人たちもすてきでした。

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    2026年02月11日
  • 鍵のない夢を見る

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     辻村小説を何冊か読んでますけど、辻村さんは学生や社会人としては微妙な年頃の若者を主人公にした小説が上手いと思いました。今回のこの短編5話も主人公が若者でした。
    1話:仁志野町の泥棒
    2話:石蕗南地区の放火
    3話:美弥谷団地の逃亡者
    4話:芹葉大学の夢と殺人
    5話:君本家の誘拐
    個人的には5話が一番面白かったです。育児によるストレスから、ふっと置き去りにしてしまうというトラブルの所は印象に残りました。自分も考えさせられる内容でした。他の1~4話も良かったです。2話の放火事件も良かったし、4話の女性が転落した事件も本質が分かって面白かったです。4話は特に「辻堂ゆめ」作の「今日未明」に出てきそうな

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    2026年02月11日
  • この夏の星を見る 下

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    読んでる時は夢中になってた感じはないけれど、後日振り返ると良かったなぁって思える物語。
    別作品での登場人物にまた会えたのが嬉しい。
    天体観測したくなった。

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    2026年02月11日
  • サクラ咲く

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    青春って感じで中高生向けかもしれないけど、仕事して疲れてる年齢になっても、瑞々しい文章で心にささやかな希望をくれる。

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    2026年02月09日
  • かがみの孤城 上

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     重いテーマだが、ファンタジーの要素があったため柔らかい気持ちで読むことができた。

     中学生になったこころに振りかかってきたいじめ。不登校になり、家から出られなくなってしまう。
     そんな時に部屋の鏡の中の城で同世代の子たちと出会う。
     終盤で明らかになった事実をきっかけに、「助け合える」「一緒に闘える」気持ちを強く持つことができた。

     中学生という難しい年代の人間関係を、こころのような思慮深い子はどのように受け止め、どのように乗り越えていくのだろうか。
     現実問題を考えると同時に、下巻での展開が楽しみだ。

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    2026年02月08日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    いやあ〜、容赦なかった!!
    他人の自意識はどうしてこんなにも恥ずかしく思えるのか…。イタすぎて共感性羞恥心って感じ。

    視点が変われば捉え方も変わる。主人公目線と、相手目線で全然違う記憶になるところが面白かった。

    ドスドス突き刺される感覚が好きな人におすすめ。

    辻村深月は教師に対して恨みでもあるのだろうか….とか思ってしまう。アイドル然り、カリスママダム然り、小説家然り、有名人になるって大変よね(他人事)

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    2026年02月08日
  • 鍵のない夢を見る

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    5つの短編集で構成されているので、移動の隙間時間でちょっとずつ読むことができました。
    こういう短編集だと登場人物が連動しているのを期待したがそれぞれの話が独立していて、その繋がりはなさそうでした。けれど後書きの対談で林真理子さんは繋がりが感じられたと言っていたので、何か見落としてたようです。
    5人の女性視点で話は進んでいくが、5人とも主人公らしくないというか、少しズレた感性を持っているところが独特。読んだ後のちょっとした後味の悪さは、自分自身に多少でも通じるものを感じてしまったからなのでしょうね。

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    2026年02月08日
  • 青空と逃げる

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    逃げながらもそれぞれが家族のことを思っていた。
    子どもだと思っていた力が1番大人だったかもしれない。

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    2026年02月07日
  • 図書室で暮らしたい

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    辻村先生は、本を読むことで世界と繋がり、文章を書くことで自分の世界を広げていったのだなと感じた。
    強くてあたたかい文章に何度も涙が出そうになる。
    これを機会に『オーダーメイド殺人クラブ』は絶対に読もうと決めた。

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    2026年02月06日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    母親を殺して逃亡した娘

    内容はこんなにも重いのに
    最後になんでこんなにも虚しく悲しくなるのだろう
    余韻がいつまでも残り続ける物語です。

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    2026年02月06日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    ネタバレ

    読み進めていくごとに、それぞれのキャラクターが分かっていって最終的にはみんな好きになっていた。充の優しさのところとか、本来の自分を出せなくなった景子とか、友達のできなかった清水さんの悩みとか、共感できる部分もたくさんあって思い入れが深まった。
    榊さんの正体が判明するところ、お坊ちゃんのヒロ=鷹野でみーちゃんが深月と繋がるところは、声が出てしまうくらい衝撃的で、『辻村深月』を感じることができた。

    マイナス面として、自殺したのが誰かということが気になって、それぞれの過去話でなかなか話がすすまないところに少しもどかしくなったり、7人に対してそこまで怖がらせる必要ある?みたいに思ってしまったところも

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    2026年02月06日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    ネタバレ

    上巻から続けて、いろんなことを犠牲にして読みまくった。
    一気読みできる量でもないのに、一気読みしないと気が済まないような展開組まないでほしい。

    なんだよ結局悲劇のヒロインかよ、と読めなくもないのにギリギリそれで終わらせない塩梅が凄い。
    全員がひとりひとり深く描写されてるからめちゃくちゃ話に潜り込めた。
    最後の方はもう、ヒロじゃん!とかみーちゃんじゃん!とか、あの頃の友達に再会したみたいな感覚で楽しかった。
    そもそも誰かの精神世界に周りの人間が閉じ込められるって発想がすごいよね。
    普段世界をどう見てたらこんなストーリー思いつくんだろ。

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    2026年02月03日
  • 光待つ場所へ

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    読後感がとても綺麗で心が澄み渡るような気持ちになれる一冊。短編集だけど、凍りのくじらやスロウハイツの神様、冷たい校舎の時は止まるや、名前探しの放課後、ぼくのメジャースプーンをもう一度読み返したくなるほど、辻村さんの世界に入り込んでしまう。まだまだこの先続いていって欲しいな、この先が読みたいな、と思える作品。

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    2026年02月03日
  • ハケンアニメ!

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    久しぶりに読後感が爽やかな作品が読めた。
    アニメ好きとしてはたまらないアニメ裏のお話だった。
    もっと王子監督と有科さんが本筋で進んでいくのかと思ったが、斎藤監督や和奈さん目線でのアニメ界が見られて良かった。

    猫を拾った男の子どうなったのかぁ〜、アニメに少しでも救われているといいなぁ〜

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    2026年02月03日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    読書友達にクローズド・サークルでオススメを訊いたところ勧められた作品。校舎に閉じ込められた学生達に共通するのはある同級生の自殺事件。その面々ということは分かるのに、誰も亡くなった生徒の名前も、その事件の詳細も思い出せない。そんなあらすじがまず印象的で、全く想像つかないストーリー展開に期待して読み始めた。
    まず登場人物のキャラクターが立っていて掛け合いが純粋に面白いのと、表面上の付き合いではなく友人の家庭環境や過去の出来事等内側まで理解している皆が人として出来上がっていて、嫌な気持ちにならずに読み進められる。ではそんな出来た彼らが閉じ込められてるのは、同級生が自殺してしまったのは何故か?と考えて

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    2026年02月02日
  • 家族シアター

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    家族だからこその苛立ちやわだかまり。だけど家族だからこその繋がり、優しさが描かれた短編集。
    我が家は家族仲、兄弟姉妹仲が良くない繋がりの薄い家族でそれが劣等感でした。
    友達の家が仲良く集まったり旅行など行く話を聞くたびどこか落ち込んだりして、、、
    この本を読んでいて私のところだけじゃないのだなんて今更ながら思えた。

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    2026年02月01日
  • 太陽の坐る場所

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    ネタバレ

    めーちゃくちゃおもしろかった❕
    辻村先生の心理描写、本当にすごい共感できるところもあって、読み進める手が止まりませんでした

    途中でキョウコのことがよく分からなくなっていって、
    謎が解けた時の爽快感もあって、さすがでした

    今回、語り手にならなかった人たち(キョウコ、貴恵、清瀬など)視点の話も見れたらいいなあと思ったり。笑

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    2026年02月01日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    全体のバランスがいい作品だった。
    構成は最初に親友の子がチエミちゃんについて色々事件の真相を探るために知人や友人とのやり取りが多い。その後、チエミにフォーカスしたやり取りへと進んでいく。半分以上が親友の子視点で、真相に迫っていくハラハラ感が楽しめる。
    チエミちゃんのパートに移ってからも、すぐに真相がわかるわけではなくサラッと出てくるので、反芻してからその真実に驚愕させられるのが面白い。そのサラッと事実が判明する感じが、チエミちゃんのパーソナリティに基づいている感じなのかもしれない。

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    2026年02月01日
  • 名前探しの放課後(下)

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    上下巻で870ページ。読み応えがありました。著者の小説はどれも優しい世界観に浸れます。

    最後は驚く展開でしたが、体育倉庫の件など手が込みすぎている感じも。エピローグに分からない箇所があり、考察記事を見たところ、別作品から読むべきことを知りました…

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    2026年01月31日