辻村深月のレビュー一覧

  • 噓つきジェンガ

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    読みやすく3日で読完。3つの詐欺にまつわる話が、テンポが良くて引き込まれた。「信じる、すがる」という人間の弱みにつけ込み、詐欺話が進んでいく。
    信じること、すがることは、決して悪いことではない、と思いたい。

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    2026年01月04日
  • 噓つきジェンガ

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    詐欺がばれてどうなるのかと、3話ともドキドキしながら読み進めました。
    自分は騙されない!と思っていても、こういう形で加害者側になる可能性もあることを知れました。

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    2026年01月04日
  • 傲慢と善良

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    めっちゃ読みやすかった!2日とかで読み終えた!結婚や恋愛に悩んでる人はマストで読んで欲しい作品
     登場人物の心の内が詳細にこれでもかと、くどく言語化されていたのが印象的だった。初めは、真美が可哀想、女友達最低すぎる、架って鈍感だなとかそれぞれの登場人物を評価してたけど、読み終えた後、果たして自分だったらこの人たちとは違う行動を取れたと言えるのか、そこまで善良に生きてこれただろうか、登場人物を客観的に評価してたその行為が傲慢なんじゃないかと思えた。
     それぞれ誰もが持ってるはずの善良さと傲慢さ
    これは自分では気づけないことが多くて、人を傷つけたり後悔したりする。
     私は仲のいい人に対して、傲慢に

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    2026年01月04日
  • 傲慢と善良

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    善良な人は嘘や打算がないから生きにくい。
    子供の頃、正しいと信じてきた道が大人になるにつれこんなにも自分を苦しめ、間違いだったのではないかと思い知る瞬間は絶望だと思う。
    真美の、親に言われるがままの姿勢や無意識の傲慢さに憤りを感じる場面も多々あるが、そんな"自分"のない善良な人生を歩んできたからこそ、架のようなスマートで社交性のある外見の良い男性に好きと言われることだけが自分が存在していることを肯定できる唯一の手段であることに虚しくも強く共感してしまった。


    善良さと傲慢さの表裏一体な部分を上手く表現している作品でした。

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    2026年01月04日
  • 琥珀の夏

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    理想を盲信する教育者(大人)と、そこに十把一絡げに押し込まれる子どもの体感が、生々しく描写されている。子どもの頃、自分もそうだったなと共感しつつ、大人であれ我が身を省みる習慣がなければ、弱さ幼さを残したままの未熟な存在でしかない。そう思った。

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    2026年01月04日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    『母の心得』で信じられないくらいグッときた。
    続編なだけあって繋がるところがあった。
    歩夢の人間性が読んでいくにつれて感じれて大人になってるのを客観的に見れて、自分もこんな感じになれてるのかなと感じる部分もあった。
    とりあえず人間の心忘れてる人には読んでほしい作品。

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    2026年01月04日
  • 傲慢と善良

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    傲慢さと善良さの共存
    それがあるから婚活がうまくいかない

    傲慢さ、自分を高く評価している
    善良さ、良い人すぎて自分で決められない、欲しいものがわからない

    誰かを選ぶときの、自分でも言語化できていない「ぴんとこない」「ピンときた」の解像度

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    2026年01月04日
  • スロウハイツの神様(上)

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    読みやすく、ペラペラとページは進む。

    でも結果的に下巻に繋がるために必要なストーリーなので仕方がなく、これと言ったハプニングや驚きといった展開がないので、読むのに苦労するかもしれない。



    だが、しかし、、下巻で色々と明らかになる伏線が幾つも散りばめられているから、どうしようもない。流石としかいいようがないだね。

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    2026年01月04日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    死者と生者が一度だけ会える…。
    その案内人としての使者を「ツナグ」という。

    生きている者の願いで死者を呼び出すのは
    意味があることなのか?
    と、主人公は悩む。

    …どうなのだろう?
    今までの人生でそこまでして会いたいと思った人は
    私には幸いいない。

    文中にある

    『死んでからも会いたいと思ってもらえるなんて私の人生も捨てたもんじゃないのかも』

    と、あるように会う会わないは別としてもそれはそれで良い人生を歩んできた証拠かもしれないな…と、思う。

    (Word)
    やりたいことは、生きてるうちに全部やった方がいいよ。私は、全然、できてなくて、心残りだらけだから

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    2026年01月04日
  • かがみの孤城 下

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    下巻も上巻同様面白かったです。
    私は高校生ですが、特に中学生に読んでもらいたい作品だと思いました。中学3年生の受験、人間関係、などの難しさが繊細でとてもリアルでした。実際、私の身近にも同じような子がいました。この小説はそんな子を助けることができる作品だと思いました。高校生になり、夏休みが終わってから不登校になった私にもとても刺さりました。ずっと2025年9月から2026年1月まで不登校でしたが、2026年1月5日から、新しい学校に行くことになりました。

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    2026年01月04日
  • 島はぼくらと

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    辻村さん作風幅広いよなー、登場人物が横で出てくるのも楽しいわよね。仕事で瀬戸内海の島に昔よく行っていたので、瀬戸内のフェリーの感じがとっても懐かしくて感情移入しました。海なんだけど本当に波一つなく湖のように穏やかで、沈む夕日がとってもきれいで、そんな島の暮らしに思いをはせました。淡い恋模様とかもあって楽しい感じ。

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    2026年01月03日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    自分は死者と対話するとしたら、だれと対面したいだろうと考えてみた。そう思うと、まだ身近で亡くなった人がいないことに気づく。両親は健在だし、家族も元気だ。そう思うと幸せに暮らせてるよなとも思うし、実はきわどい所でたまたま運が良いだけで今に至っているだけであって、一寸先は闇だよな、とも思う。
    ツナグ思い人の心得を読んだのだが、実はこれ二作目で、1作目があるという、でも1作目読まなくても十分楽しめた。

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    2026年01月03日
  • 朝が来る

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    辻村さんの作品は個人的に当たり外れがあって、実は途中で読むのをやめちゃったものなんかもある。これはとても読みやすく、あっという間に読み切ってしまった。これの1つ前に佐藤正午さんの「熟柿」を読んで、わたしの中では皆さんほど響かなくて、きっと読むタイミングが違ったのだなと思っていたから、同じ母親をテーマとしたこちらを次にチョイスした。
    不妊治療の末に養子を迎える「佐都子」と、中学生で妊娠してしまう「ひかり」、その二人を繋ぐ男の子「朝斗」の物語。
    文末の映画監督さんの解説に、「同じ出来事が「佐都子」「ひかり」「朝斗」の視点で描かれる場面があることで、人生には自分の想いだけではどうにもならないことが存

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    2026年01月03日
  • 朝が来る

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    愛する人と その血が流れる尊い命を授かる。
    そんな憧れでもありながら何故かライフステージの中で当たり前に描かれている世界線を自分も辿ると思って疑わない。
    私もそう、だけどこの本に出会って家族とは何かとか様々考えさせられるものでした。
    沢山傷ついて人生に失望と絶望を繰り返して、そんな人達だからこそだとは思うけれど、佐都子さん夫婦の覚悟に胸を打たれた。
    後半は感情移入してしまって、苦しい思いで胸がいっぱいになりました、そんな中 朝が来たという表現がはぁと息を飲む感じにやって来て。
    泣くというよりいつの間にか感情と涙が零れていました。
    明けない夜はないのだと
    朝が来ればなんとかなる気がした、
    朝が来

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    2026年01月03日
  • 噓つきジェンガ

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    どの話も自分とぴったり重なる環境ではないのに、ハッとさせられる場面がある。一穂さんの解説にある見放さないという安心感に納得した。

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    2026年01月03日
  • 噓つきジェンガ

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    何の気なしに、愛ゆえに、祈りのように。
    私たちは嘘をつく。

    嘘は脆く、いつかは暴かれてしまうもので
    嘘は悪かもしれないけど、
    嘘は時に切実で。誰かの救いになることもあるかもしれない。

    ハラハラヤキモキしながら読んでいたはずが、最後はじんわり心が温まる。辻村先生だいすき。


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    2020年のロマンス詐欺、読んだことがあると思ったら「神様の罠」という短編集にも収録されていたんですね。こちらも読み返してみよう。

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    2026年01月03日
  • 鍵のない夢を見る

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    短編集でしたが内容が素晴らしくて長編小説みたいな満足度でした。最後の終わり方が良かった。人によって(男性と女性)好き嫌いが分かれるかなと思う小説かな。

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    2026年01月03日
  • 朝が来る

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    タイトルの意味を知った時そうだよなと思った
    私自身不妊治療中で先の見えない長い長いトンネルにいる気分だからこそ名付けた気持ちもそこに至るまでの過程も理解できる部分が多くあった

    徐々に追い込まれていく少女の物語を読むのは苦しかった
    若さや無知だけが原因ではない
    信用できる大人を見極めて困った時に頼る力は生きていく上で重要なことだと思う
    子どものうちは親がその役目をするのが理想的だけど世の中そう上手く関係構築をできている家庭も多くない
    自分の知らないところで親戚たちにまで知られていたことが親さえも頼ることができなくなった決定的な出来事だと思った
    親戚だからといって全てを曝け出す必要も無いしそうや

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    2026年01月03日
  • 噓つきジェンガ

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    主人公達は、自分自身の悩みから抜け出せず、何かを求めていたと思う。悩みをどう解決するかがこの小説の面白さでした。

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    2026年01月02日
  • 本日は大安なり

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    ネタバレ

    こんな結婚式場は嫌だ!

    いや、嫌な原因の大半は式場のせいじゃないですけどね。同日同会場で開かれる4組の披露宴を巡るあれやこれや。新郎も新婦もよくもここまで、と呆れるばかりの曲者揃いです。確かに結婚式場ってある意味人生の縮図ではありますけど、ちょいとカオスすぎませんか。

    …などと目をつり上げてはいけません。これ純粋にエンタメ作品ですから。破天荒を心ゆくまで楽しむのが正しい読み方です。話がランダムに進むので、最初は「えっと、この人の話どこまで進んだっけ?」といささか混乱しましたが、それぞれの事情が明らかになるにつれのめり込まされました。いや、人間模様って面白い。

    出来れば関わりたくない人たち

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    2026年01月02日