辻村深月のレビュー一覧

  • スロウハイツの神様(上)

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    購入済み

    読み始めは、話に角を感じて四角い話を転がしている気分でしたが、読み進めていくと少しずつ角が取れて読み終わった時には、もう一度読み直したい不思議な感覚でした。何回も読み直した今ではとても暖かいお気に入りの丸いお話です。

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    2012年10月21日
  • 冷たい校舎の時は止まる(1)

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    全巻まとめて。

     愛があふれている。高校生活に対する、限りない愛がある。
     高校を終えて永い時間がたって、あの日あの時あの場所で何を失い喪ったか、それを思う時、本書が起爆剤となって、懐かしさと愛しさと、どうしようもないかなしみが心に溢れる。

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    2011年03月07日
  • 冷たい校舎の時は止まる(1)

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    非常に良かった…!!

    展開はミステリーなんだけど、
    これを読んだら、青春の大切さや切なさがわかるというか、
    青春時代にあった欲しかった本。

    読後感も良くて、これは自信たっぷりにお勧めできます。

    辻村さんの他の作品も読んでみたくなった。

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    2010年05月24日
  • 冷たい校舎の時は止まる(2)

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    意外に昭彦がかっこよく描かれてた。
    榊はかっこよさそうだけど、菅原はもっともっとかっこよくても、とか思った。コミックでは清水が一番いいかも。
    でも本命は菅原です。

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    2009年10月04日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    ネタバレ

    読みやすく、1時間ほどで一気に読み進めてしまった。蘭花と留利絵の視点から描かれるこの物語だけれど、美波の視点からはどのように見えているのかも気になった。
    蘭花にとっては留利絵は親しい友人のひとりだけれど、留利絵は彼女の唯一になりたがったがために、結局誰よりも愛しく思う彼女を破滅へと導いてしまった結末に胸がいたんだ。

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    2026年07月13日
  • 闇祓

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    表紙もタイトルもいかにもホラーで怖いものみたさで読み進めたけれど、やっぱり怖かった。
    何が怖いって、人間が怖い。

    高校生、ママ友、会社の同僚、小学生、章ごとに場面が変わるので飽きない。

    優しくて頼りがいがあり憧れていた先輩に心を許して相談しているうちに、だんだん先輩が本性をあらわして、一方的な考えを押し付けてきたり行動を指図してくるようになった。
    何でも愚痴を聞いてくれて悩みも丸ごと受け入れてくれて、常に肯定され同僚に気持ちよく話を聞いてもらっているうちに、自分は間違っていない、自分は正しいと思い込み、暴走していく。
    洗脳にもいろいろなやり方があるのだなと思ったし、洗脳されているときは自

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    2026年07月13日
  • 傲慢と善良

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    なんだこいつ、みたいなのが
    たくさんいました
    丁度彼と年齢的に結婚を考えていて
    環境が重なって見えたので刺さりました。
    でもなんだこいつ、ってなりました。

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    2026年07月12日
  • ファイア・ドーム 上

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    さすが辻村美月さん。
    描写が細かくてどんどん引き込まれていく。
    設定もまた面白い。
    わたしはやっぱり教師の気持ちに引き込まれて
    苦しくなってしまった。

    人って怖い。
    噂って厄介。

    なかなか進まなくて
    焦ったい部分もあったけど
    後半一気に加速。
    これは下巻をすぐ読まなくては。

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    2026年07月12日
  • スロウハイツの神様(上)

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    下巻は星5つ。
    上巻は下巻の伏線回収を味わうための住人紹介。

    同じ家に住むと互いの色んな所に気付き、口を出したくなりそうだけど濃いキャラが多い割に上手くやっているのがすごい。

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    2026年07月12日
  • 凍りのくじら

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    三宅かほさんがオススメしていたので気になって読んでみた。

    タイトル、ドラえもんの道具がでてくる?SF?の事前情報のみだと自分では選ばなさそうな本でしたが、読んでよかった!!

    気が付いたら読者側がスコシフシギな体験をさせてもらっていた。

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    2026年07月12日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    ネタバレ

    こんな展開だろうなっていう予想をひっくり返される。それも2度程…。さすがな黒辻村作品です。
    盲目的な恋も友情も、どこか共感できてしまう。友達に対する嫉妬は、ヒートアップすれば私もこうなってしまうのではないか。完全なる独占欲へと歪な変化を遂げて。

    「何故、多くの女は男がいなければダメだと思いこむのか」
    「女友達はどうして男に、敵わないのか」

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    2026年07月12日
  • 傲慢と善良

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    架目線でのストーリーの時はあまり共感できず、
    んー、と思いつつ読んでいたけど、真実目線のストーリーの展開に共感できる部分や、嫌悪する気持ちや、色々な感情で飲み込まれた

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    2026年07月12日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    あらすじを読んだのがかなり前でその当時はあらすじだけで「面白そう」と思っただけだった。
    読み始めたら、「ああ、よくあるドラマのような話だなぁ。はいはい、あるよねこういう恋愛の展開」と思ってたら、半分ぐらいまで読み進めたら…

    おやおや??え…??鳥肌もん。
    続きが気になってついつい2日で読み進めてしまった。
    半分以降は、もう一気読み。最後に「ええ?!?!」とおったまげてしまった。
    さすが辻村さん。私の大好きな斜め上展開。
    これはぜひ実写化して欲しいなぁ。似たような話ありそうだけど。

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    2026年07月12日
  • ファイア・ドーム 上

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    勝手な憶測による人の噂によって、事件の被害者、その家族だけではなく、その周囲の人達まで普通に日常生活を送れなくなっていく様子が、細かく描かれていて、ほんとうに怖く感じた。
    まだ下巻に続くので、感想はまとめてそちらに…

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    2026年07月12日
  • ファイア・ドーム 下

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    下巻になってからの力強さが並ではない。
    しかも真相が判明してからの展開が、伏線回収だけの尻すぼみにならないところが、作者の力量を感じる。
    ミステリーというだけでなく、社会派小説であり、文学作品であるということかな。

    下巻の途中までは作者の熱量が上回っているように思える表現もあり、ちょっと気になったのだけど、無責任な他人の介入がどれほど罪深いか、怒涛の如くに展開する後半部分できっちり落とし前をつける作者の技はさすがです。
    群像劇でもあり、それぞれの視点で事件の見え方が違うところも見事に書き分けて、それぞれに深く納得できるのも読み終わって感慨深い。

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    2026年07月12日
  • 傲慢と善良

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    ネタバレ

    激刺さり。中盤ぐらいまでは苦しくて苦しくて仕方がなかった。自分の今の状況と重なっているからなのか何なのかは分からないけど。「自分が100点だと思った相手に、自分は70点だと思われている」なんて苦しくて辛すぎる。でも、自分も今そうなのかもしれないし、もしそうだったら立ち直れないかもしれないからそれを確かめることもできない気持ちも良く分かる。最終的にはそれでも良い、となって結婚したわけだからハッピーエンドではあると思うんだけど。婚活とかについてちゃんと考えたことはなくて、タイトルの「傲慢と善良」について考えるきっかけになった。付き合いたい、と思う相手は自分の価値と釣り合う人ということなんだな、と改

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    2026年07月12日
  • 家族シアター

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    ネタバレ

    最後の作品の、「のびちゃんがこれからランドセルを背負うところもその先も見ていたいけど、それはできないんだろうね。」「覚えててね」っていう言葉に祖母が重なって泣きそうになった。

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    2026年07月12日
  • 琥珀の夏

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    子どもの頃の、ひとりになりたくない、仲間はずれにならないようにと必死になっていた感情がありありと思い出され胸が苦しくなった。
    最後は涙があふれた

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    2026年07月12日
  • かがみの孤城 下

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    上下巻まとめ

    成長=忘れないことではなく、受け継ぐこと。

    かがみの孤城は、孤独だった子どもたちが、誰かに救われた記憶を胸に、いつか誰かを救う人になる物語。

    スピンオフみたいのが出たら是非読みたい。

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    2026年07月12日
  • ファイア・ドーム 上

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    自分は何もしていないのに、友人から『何か仕出かした』側の人間として扱われるのは辛いだろうと想像した。事件後の整体院のオーナーの振る舞いには腹が立ったが、現実にはあの態度が自然なのかもしれないとも思った。

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    2026年07月12日