辻村深月のレビュー一覧
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めっちゃ読みやすかった!2日とかで読み終えた!結婚や恋愛に悩んでる人はマストで読んで欲しい作品
登場人物の心の内が詳細にこれでもかと、くどく言語化されていたのが印象的だった。初めは、真美が可哀想、女友達最低すぎる、架って鈍感だなとかそれぞれの登場人物を評価してたけど、読み終えた後、果たして自分だったらこの人たちとは違う行動を取れたと言えるのか、そこまで善良に生きてこれただろうか、登場人物を客観的に評価してたその行為が傲慢なんじゃないかと思えた。
それぞれ誰もが持ってるはずの善良さと傲慢さ
これは自分では気づけないことが多くて、人を傷つけたり後悔したりする。
私は仲のいい人に対して、傲慢に -
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死者と生者が一度だけ会える…。
その案内人としての使者を「ツナグ」という。
生きている者の願いで死者を呼び出すのは
意味があることなのか?
と、主人公は悩む。
…どうなのだろう?
今までの人生でそこまでして会いたいと思った人は
私には幸いいない。
文中にある
『死んでからも会いたいと思ってもらえるなんて私の人生も捨てたもんじゃないのかも』
と、あるように会う会わないは別としてもそれはそれで良い人生を歩んできた証拠かもしれないな…と、思う。
(Word)
やりたいことは、生きてるうちに全部やった方がいいよ。私は、全然、できてなくて、心残りだらけだから
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Posted by ブクログ
辻村さんの作品は個人的に当たり外れがあって、実は途中で読むのをやめちゃったものなんかもある。これはとても読みやすく、あっという間に読み切ってしまった。これの1つ前に佐藤正午さんの「熟柿」を読んで、わたしの中では皆さんほど響かなくて、きっと読むタイミングが違ったのだなと思っていたから、同じ母親をテーマとしたこちらを次にチョイスした。
不妊治療の末に養子を迎える「佐都子」と、中学生で妊娠してしまう「ひかり」、その二人を繋ぐ男の子「朝斗」の物語。
文末の映画監督さんの解説に、「同じ出来事が「佐都子」「ひかり」「朝斗」の視点で描かれる場面があることで、人生には自分の想いだけではどうにもならないことが存 -
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愛する人と その血が流れる尊い命を授かる。
そんな憧れでもありながら何故かライフステージの中で当たり前に描かれている世界線を自分も辿ると思って疑わない。
私もそう、だけどこの本に出会って家族とは何かとか様々考えさせられるものでした。
沢山傷ついて人生に失望と絶望を繰り返して、そんな人達だからこそだとは思うけれど、佐都子さん夫婦の覚悟に胸を打たれた。
後半は感情移入してしまって、苦しい思いで胸がいっぱいになりました、そんな中 朝が来たという表現がはぁと息を飲む感じにやって来て。
泣くというよりいつの間にか感情と涙が零れていました。
明けない夜はないのだと
朝が来ればなんとかなる気がした、
朝が来 -
Posted by ブクログ
タイトルの意味を知った時そうだよなと思った
私自身不妊治療中で先の見えない長い長いトンネルにいる気分だからこそ名付けた気持ちもそこに至るまでの過程も理解できる部分が多くあった
徐々に追い込まれていく少女の物語を読むのは苦しかった
若さや無知だけが原因ではない
信用できる大人を見極めて困った時に頼る力は生きていく上で重要なことだと思う
子どものうちは親がその役目をするのが理想的だけど世の中そう上手く関係構築をできている家庭も多くない
自分の知らないところで親戚たちにまで知られていたことが親さえも頼ることができなくなった決定的な出来事だと思った
親戚だからといって全てを曝け出す必要も無いしそうや -
Posted by ブクログ
ネタバレこんな結婚式場は嫌だ!
いや、嫌な原因の大半は式場のせいじゃないですけどね。同日同会場で開かれる4組の披露宴を巡るあれやこれや。新郎も新婦もよくもここまで、と呆れるばかりの曲者揃いです。確かに結婚式場ってある意味人生の縮図ではありますけど、ちょいとカオスすぎませんか。
…などと目をつり上げてはいけません。これ純粋にエンタメ作品ですから。破天荒を心ゆくまで楽しむのが正しい読み方です。話がランダムに進むので、最初は「えっと、この人の話どこまで進んだっけ?」といささか混乱しましたが、それぞれの事情が明らかになるにつれのめり込まされました。いや、人間模様って面白い。
出来れば関わりたくない人たち