辻村深月のレビュー一覧

  • 噓つきジェンガ

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    詐欺を扱った3つの短編オムニバス小説。
    ロマンス、受験、オンライン詐欺。2篇は騙される側、1篇は騙す側の物語で普通の人たちが詐欺に関わっていく様子が書かれている。詐欺というのは心の弱さや隙間につけ入ってくるんだなと改めて思う。
    みんな詐欺なんて引っかからない、そんな上手い話に私は騙されない、カモになんかされないぞと思っている。ただ一方でほんの少しぐらい夢みてもいいだろう、これぐらい許されていいだろう、だって今まで我慢してきたんだもの、苦労してきたんだもの。こういった欲というものも人間は持ち合わせている。そういう危ういバランスの中で何かの拍子に詐欺にはまり込んでいく様子を辻村さんは絶妙に書いてく

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    2026年02月23日
  • ぼくのメジャースプーン

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    ネタバレ

    「ぼく」が寝込んでいる時に、ふみちゃんがずっとお見舞いに来てくれていたことを知った場面で涙が出てきた。

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    2026年02月23日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    大学院生で同じ研究室の木村浅葱と孤塚孝太を中心とした超長編ダークミステリー。
    上巻では、事件発生と登場人物の描写があり、伏線を散りばめているのかなと注意して読み進めていました。
    ゲームという殺人を企てた「i」とはいったい誰なのか。
    下巻が楽しみです!
    (けっこう長い…)

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    2026年02月22日
  • 琥珀の夏

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    長らく忘れていた自分の小学生時代の頃を思い出して胸が苦しくなりました。幼いながらにあの頃沢山の苦悩を抱えて過ごしていたけれど、両親はそれ以上の苦悩を抱えて私を育ててくれたのだと思うと、両親へ感謝の気持ちが溢れてきます。
    改めて教育と環境の大切さを考えさせられました。

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    2026年02月22日
  • 島はぼくらと

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    「傲慢と善良」の巻末解説をきっかけに読んだ。
    あの小説とは正反対の、明るくて甘酸っぱいような物語で、振れ幅が印象的。
    続編も期待してしまうが、これ以上の終わり方はないのだろうなと思ってしまう。あってもスピンオフかな‥
    登場人物みんな、幸せになってほしい。

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    2026年02月22日
  • 朝が来る

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    前半と後半でいずれも重いが雰囲気が少し変わる。後半の話は、そんなことになるかなあと思う部分もあるが、何もかも上手くいかずいたたまれなくなる。両親との関係やその後の様子ももう少し膨らませてほしかった。

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    2026年02月21日
  • この夏の星を見る 上

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    ネタバレ

    オーディブルで読み聴く。面白い。コロナ禍の行動制限の中で、茨城、東京、長崎の五島の中高生がオンラインで繋がり、天体観測のため天体望遠鏡を自作していく。コロナ禍にある中高生の様々な想いを表現しながら話が進んでいく。下巻も楽しみ

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    2026年02月21日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ここまで友情にスポットが当てられるのは珍しい作品だと思う
    キャッチで書いてあったちゃぶ台返しがどうくるのか、楽しみに読み進められ…
    もしかして、スピーチでぶちまけるのか?
    と思ったが、やはり読めなかった
    るりえからしたら、美波が許せない存在なんだろうな

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    2026年02月20日
  • 凍りのくじら

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    ネタバレ

    まだ、親子というものを子どもの立場でしか体験したことが無い為色々考えさせられた。
    本を読んで賢くなろうと思った

    お葬式の場面で何故か分からないけど涙が止まらず、その後の内容があまり入ってこなかった

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    2026年02月20日
  • かがみの孤城 下

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    社会人になって初めて上下巻ものを読んだ。
    最後の終わり方はとても素敵で、あれ?これってまさか!?となるような伏線回収でほっこりしました。

    ただ、途中で読むのをお休みしていた期間も長く、この本は一気見することをオススメします。

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    2026年02月20日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    いじめを受け不登校の子どもたちが「かがみの孤城」で出会う。現実では居場所がなくなってしまったが、孤城ではだんだん仲良くなっていく様子にほっこりした。孤城で仲良くなった子たちと現実で会えばいいじゃん!って思った。

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    2026年02月19日
  • ぼくのメジャースプーン

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    ネタバレ

    最近『傲慢と善良』を読んだこともあり、本作もまた「自分本位」について深く考えさせられる一冊になった。作中、何度か出てきた「人は、人のために泣けない」という言葉。読んでいる間もずっと、この言葉の冷たさが頭を離れなかった。でも、物語の終盤で先生が示した「愛」の解釈に、ちょっと救われたような気がする。誰かを想う動機が、たとえ「自分が苦しいから」「自分が失いたくないから」というエゴだったとしても、その結果として相手のために何かを想い、行動し、人生を共に歩もうとする。その不器用で、泥臭い執着もまた、人間ができる精一杯の「愛」の形なのだと教えられた気がする。
    執着のない清らかな愛は、それはそれでどこか他人

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    2026年02月19日
  • 名前探しの放課後(上)

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    3ヶ月前にタイムスリップした高校生が3ヶ月後に自殺する同級生の未来を変えよう(少なくとも自殺を食い止めよう)と懸命に動く物語

    中途、恋愛要素もあるが冗長でなく中だるみすることもない

    単なる友情で物事が進むわけなく、高校生らしい互いの利害が絡む描写は丁寧で、難解な部分はない

    ボリュームあるが、下巻への布石
    辻村作品の後半の爆発力に期待◎

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    2026年02月19日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    復讐ばかりを集めた短編集。どのお話もタイトルがピッタリくるのがすごい。自分の気持ちや考えは、無意識のうちに発言に出てしまっているのだと自分も気をつけようと思った。こんなに重い、怖い話なのにするする読んでしまって面白いと思える、、辻村深月さんやっぱりすごい。

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    2026年02月19日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    騙された!こんなに重いのにこんなに先が気になって驚かされる展開になるとは、やっぱり好きな作家さんだな。心理学もしっかり勉強されていて、最後まで驚かされた。面白い作品だった。

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    2026年02月19日
  • ハケンアニメ!

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    辻村作品はやっぱり面白い!お仕事小説かと思いきや、ほんのり恋愛要素もあり、ものすごく楽しめた。スロウハイツやVTRとリンクしているのも最高だった。

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    2026年02月19日
  • スロウハイツの神様(下)

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    ヒューマンドラマでもあり恋愛小説でもありミステリでもあり、非常に楽しめる作品。これほど綺麗に伏線回収されるとは、お見事、圧巻!伏線だと気づかないほどの細かなセリフやエピソードも、しっかり最後に回収される緻密さ。辻村作品はやっぱり面白い。

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    2026年02月19日
  • 朝が来る

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    よかったです。
    読んでて辛かったけど、物語に引き込まれて、辻村さんの文章力の凄さを改めて実感しました。

    感動を押し付けるような、綺麗事ばかりの物語ではなくて、どちらかというと厳しい現実を突きつけられるような話が淡々と語られている印象でした。

    後半、産みの母の出産後、どんどん荒んでいく姿が辛くて、なんでもっと周りはサポートしないの、寄り添ってあげないの、と思ってしまいました。

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    2026年02月19日
  • 水底フェスタ

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    ネタバレ

    青春ものみたいで眩しいと思ってたら、終盤にかけて全く違う様相だった。面白かったし終わり方も個人的には好きだったけど、落差もあってか閉鎖環境の怖さをより強く感じた。

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    2026年02月18日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    辻村先生はこの年代の内面を描くのが本当に上手い、グルーピングや教師とのやり取りや恋愛、加えて死への渇望も。もがき苦しんできた過程を読んできたからこそラストは感じるものがあった。良作でした。

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    2026年02月18日