辻村深月のレビュー一覧

  • 島はぼくらと

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    ふとしたキッカケで「傲慢と善良」という作品を読んだ。こーれがもう面白くて、辻村深月さんに即ハマってしまった。

    彼女の作品は「クロスオーバー」といって、ある物語の登場人物が、他の作品にも登場することがある。

    その情報を知って次に選んだ作品が、この「島はぼくらと」。

    自分は旅が好きで、たまに離島に行ったりもするのだけど、「子どもは生まれる場所を選べない。離島に生まれた子たちは、日々何を思って暮らしているのだろう」と、いつも思っていた。

    舞台は瀬戸内の島ということで、数年前に訪れた、小豆島、豊島、男木島といった数々の島や、そこで会った地元の方々を思い出しながら読み進めた。

    途中で

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    2026年06月26日
  • かがみの孤城 下

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    2日で上下読み切って、下巻に関しては2,3時間くらいで読み終わった。そのくらい軽くサクッと読める感じなのも良かった。

    もしかして、っていうのは節々で感じていたからどんでん返しではなかったかなーと。でも、色んなところが点と点で繋がっていくのはすっきりした!

    中学生にとっての学校って世界のすべてだと思い込んでたよね。たかが学校なんてその当時は到底思えないよ。学生時代に出会いたかった本だなぁ

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    2026年06月26日
  • かがみの孤城 上

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    2日で上下一気読みしちゃった。

    自分が中学生のときにこの本に出会えていたらまた少し変わっていたのかなぁ、とか思ったり。
    一人ひとりのキャラクターが愛おしさがあってよかった。フウカが好き!

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    2026年06月26日
  • この夏の星を見る 上

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    いつも辻村深月さんの本は 胸がキュッと締め付けられる。嬉しいような悲しいような切なくて懐かしい 色んな感情が出てくる。

    コロナが猛威を振るってた頃、大人だけじゃない子供達もこんなに苦しんでたんだ。と。
    それなのに自分は想像することも
    まわりを見渡すことも出来てなかったんだ。
    あの頃 仕事してる人だけじゃない、主婦だって、老人だって赤ちゃん、子供だって みんなみんな何かを諦めたり、辛い思いをして過ごしてたんだ。

    けれど嘆くだけじゃない苦しむだけじゃない、
    人間は考えることが出来る。チャレンジすることが大事であって、きっと いい経験になった!といえる未来を信じよう

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    2026年06月26日
  • 噓つきジェンガ

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    辻村先生っぽいなあ〜という短編集。
    主人公3人全員に甘えや他責思考を感じてイライラするんだけど、それが人間らしさで自分にもある弱さで、イライラするけど共感できる。そんな人間味みたいなところが絶妙に上手い。みんなそうなんだって思うと少し楽になれるし、反面教師にして自分の人生を内省できる、等身大な小説。自分を守る嘘や自分のエゴで大きな失敗をした人、職場や学校で自分の嘘から何かを失った人にまず読んでほしい一冊です。

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    2026年06月25日
  • 凍りのくじら

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    面白かった。
    これ主人公があの芦澤さんである必要はあるのかなとずっと思いながら読んでしまって読み終わったあともそう思う。 いっその事見ず知らずの女の子が主人公の方が変に勘ぐりせずに読めたかなと思う。

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    2026年06月25日
  • 島はぼくらと

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    瀬戸内の島での物語。

    本土の高校に通う高3の仲良し4人組。

    幻の脚本を探しに来た胡散臭い青年から
    物語が更に広がっていく。

    島は、
    はつらつとしていて誰からも好かれているヨシノの奮闘のお陰で、
    移住する人も沢山いる。

    とある日、
    取材させてほしいとの話が本土から。

    思いがけないテレビの密着取材の打診で、
    喜ぶ人もあれば、
    島の成功体験を自分1人のお陰だという風に
    取材してもらおうと目論む人、
    大事な友達を守ろうとする人などで
    島はゆれる。

    中学までしかない島で避けられない
    出会いと別れ。

    結末まで爽やかに読みきれる小説だった。

    辻村深月さんの小説は
    色々リンクしているらしく、本

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    2026年06月25日
  • 噓つきジェンガ

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    ネタバレ

    嘘を嘘で重ねていった結果のような話だった。闇バイトに手を出した大学生。息子を裏口入学させた主婦。その裏口入学が嘘で実力で受かってたのに息子を信じられなかった。有名漫画家のフリをする無職おばさん。自業自得だけどやりきれない。全部の話が嘘がバレるからジェンガが崩れるんだなと思った。他責する時もあるし自己嫌悪する時もあるのが人間っぽいな〜と思った。嘘がバレる時の居心地の悪さというか頭に血が昇る感覚が読んでて伝わってくるのが怖かった。ハッピーエンドにはならないけど嘘がバレてジェンガが崩れても人生は終わらないし終わらせる人もいなかった。

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    2026年06月25日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    自分の中で綺麗なものだと思っていた思い出も、蓋を開ければとても皮肉で後味が悪い思い出にもなる。

    いじめをする側の人や自分が優位になっていると思う人は、皮肉にも皆そろって無自覚に相手を卑下している。

    今の言葉で言う、フレネミーにも該当するのかな。

    無意識の言葉が誰かを傷つけてしまう。ましてや過去のことなんて、言った側は覚えてなくても言われた側は鮮明に覚えてる。
    怖い。

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    2026年06月25日
  • 鍵のない夢を見る

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    ネタバレ

    仁志野町の泥棒
    …今でもぼうっとあのお母さんが瞼の裏に浮かぶ。安っぽい言い方だけど、因習村ものと言えるのかも。
    芹葉大学の夢と殺人
    …1番の衝撃。ここまで若さ故に起きる過ちもそうそう無いのでは。最近読んだおいしいごはんが食べられますようにでもそうだったが、人は自分より夢だけ追いかけた貧乏人が許せない。ヒロインの最期にはこんなに呪われた祈りがあっていいものかと。
    君本家の誘拐
    …わかっちゃいけないけれど、わかる。他人からしたら滑稽な事でも今すぐ辻褄を合わなきゃ安心して眠れないから人は嘘のために嘘をついてしっちゃかめっちゃかになる事あるよねぇ。
    途中の不服そうな友人のシーンは、何一つ正解が書いてな

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    2026年06月25日
  • 家族シアター

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    家族は一番近いようで距離がある。距離が生じやすい。私も一人暮らしをしているから物理的な距離はある。些細なことで距離ができたとしてもクラスのようにはリセットできない。
    今実家は帰る場所ではなくてもう訪れる場所になっていて、身近に感じられる小さないざこざもなく、お客さんになっていることに少し寂しいな〜と思った。

    家族は毎日の積み重ねで大きな喜びじゃなくて小さな喜びがたくさんあってそれを共有することで成り立ってるんだなって7つのエピソードを通して思えました。

    これから結婚して新しい家族ができる可能性もあるし、一人暮らしをしてなかなか家族に会えてないから小さな喜びだったり、実家を帰る場所としてたく

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    2026年06月24日
  • 噓つきジェンガ

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    詐欺にまつわる短編3つ。なので嘘つきジェンガなんだなと。
    これ、どう結末迎えるんだろう?とそれぞれの話を一気読みした。
    心の機微が丁寧に描かれているから主人公に感情移入してしまう。

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    2026年06月24日
  • 家族シアター

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    ステキに辻村ワールドが広がる作品です!

    酸いも甘いも、光も闇も、細かなところまで文章にできるのが本当にすごい!

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    2026年06月24日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    辻村深月さんってほんとにねじ曲がった人間の解像度が高い。
    必ずしもハッピーエンドになるわけじゃないところが尚良かった。

    ただこの作品に限らないが、この作者の作品、ラストでギュイーンって上手くまとめすぎているような気がする。丁寧に説明されなくても それまでの物語を読むだけで十分説得力があるし、もうちょっとこちらの感じ方に委ねた終わり方でも良いのかな、と思った。

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    2026年06月23日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    辻村深月さんの作品はすごく精神が削られるので、覚悟して読み始めました。
    あまり深く入り込まないように気をつけながら…笑
    前回別の辻村作品を読んだ時、体調壊したので…(そんなに?!笑)

    今回は殺人事件を扱っていますが、相変わらず引き込まれて続きが気になって気になって、こんなに分厚いのにあっという間に読んでしまう…

    iは一体誰なのか?
    このあと姿を現すことはあるのか?

    今はまだ闇に包まれたように周りが見えないけど、下巻でスッキリできることを祈りつつ、下巻に入りたいと思います。

    個人的には、浅葱が救われたら良いんだけど…と思っています。

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    2026年06月23日
  • 鍵のない夢を見る

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    日常でこんな出来事に出会うことはまあないのだけど、まるで近くで起こりそうな、埃っぽさや匂いなんかが伝わってきそうな体温のある描写が素晴らしかった。

    人間のどうしようもなさやモヤモヤとする気持ちも、近い感覚を味わったことあるような感じ。

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    2026年06月23日
  • 朝が来る

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    ネタバレ

    さまざまな感情が入り交じりながら読んだ作品でした。
    物語は養子を授かった夫婦のもとに「私の子供を返したください」という一本の電話がかかってくるところから始まります。
    電話をかけた実の母親のひかり。そんな彼女がこの電話に至った経緯。そして、ひかりが過ごした6年間と子供を養子に出した過去。明るみになればなるほど胸が痛くなったのを覚えています。物語のラストにはまさに雷に打たれた衝撃が!?
    どんなに辛い人生でも明けない夜はない。そんな想いを背負ったひかりの実子。朝斗
    若者の望まぬ妊娠により失われる命や傷つく人々。そのような存在と特別養子縁組という制度を多くの人に知ってもらう良いきっかけにな

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    2026年06月23日
  • 琥珀の夏

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    主人公の小学生時代の心理描写が私の幼少期のなんとも言えない気持ちとリンクして、言語化するとこんな感じなのかと妙にしっくりきた。

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    2026年06月23日
  • 朝が来る

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    ネタバレ

    ひかりの堕ちていくところや借金取りの描写は読み進めるのが辛かったけど、最後に救いや光が見れてよかった。
    我が子は光、まさに光である。ほんとにそう思う。

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    2026年06月23日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    恋愛と友情は対照的な概念のように捉えられるが、独占欲や嫉妬を孕んだ友情は恋愛とほとんど変わらないのかもしれない。時には、ある種異常性をもたらすしてしまう側面を持つものでもある。

    ありきたりな痴情のもつれ的なストーリーかと思いきや、想像以上にダークな展開だった。

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    2026年06月23日