辻村深月のレビュー一覧
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いやーすぐ読み終わってしまった。
なんというかなんでこんなタイトルなんだろう?と思っていたYOASOBIのある四曲がスッキリした気がする。
一個目は「ミスター」の原作。アンドロイドが大量に生産されて、それでいて生活を助けるあるアンドロイドが持ち主の命令を聞いて、最後の命令を聞いてアンドロイドだけ逃げ出すっていう。どうやらそのアンドロイドとある研究者とで文通をしてるんだけど、そのある研究者が驚きの正体。
二個目は「夜のまにまに」の原作。自殺するために遠くの街まで片道分しか切符を買わずに電車に乗ったけど、夜の海に惹かれて切符の最終地点まで行かずに降りちゃう。そこで出会った女の子に自殺を止められて、 -
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「〇〇しなければ✕✕になる」という呪いをかけられる能力を持った小学生の男の子。
小学校で飼育しているウサギたちが惨殺され、その現場を目の当たりにした大切な女の子が心を失ってしまう。
許せない!その犯人に呪いをかけてやる!って話。
能力の設定が細かくて、自分ならどう使うか?を考えながら読み進めていた。
また、女の子のためじゃなくて自分のために能力を使うんだと、責任の対象が誰なのかを考えさせていて興味深い。
最終的な男の子の呪いの使い方は予想外だったが、小学生にしては賢すぎるでしょ、という印象はずっとあった。
ウサギが惨殺される描写はなかなかしんどい。
アキ先生が別作でも登場していたらしく、そ -
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この本を読んで、感想を一言くださいと言われたら、「すごい」。
想像上の世界であるはずなのに、設定がしっかりしてて、描写が生々しくって最後の章で全ての伏線が回収されて、、ってたくさんの要素を含めて一言出てくる言葉が「すごい」。
自身が本を読み終えて、平瀬さんが「アイドルってすごい。」って感想を述べたその言葉の意味がわかった気がする。
親友の怪我を願う、どうにか貶めて自分の思い通りにしたいっていうところ。正直に言うと私も、自身の向上よりも相手が劣っていたら、という考えに至ってしまう時がある。なんて卑しい人間なんだろうと自己嫌悪に陥ってしまうのだけれど、数々の作品でそういうシーンがある以上、このよ -
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「人らしさ」を考えさせられる1冊だった。
りほこが付ける「スコシ・ナントカ」。
見下していても離れられない人間性。ストーカーになるまで意地になって固執してしまう感情。友達同士の考え方。
人には様々な考え方があって、全て相手を理解することは難しいけれど、それを許容しあって生きていきたい。
そして、別所あきらの存在。
これがまた不思議だった。
物語途中、別所とりほこが恋愛をしていくオチなのかなと思っていたけど、りほこにしか見えない父の存在だった(?)
正直ここは微妙だったかも?
本筋かどうかは分からないけれど、人との繋がりを大切にしようと思った。
家族や友人、ふと知り合った人達。