辻村深月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「占いですか?」と尋ねた私に、彼は曖昧に笑って、「これは占いではないです」と答えた。
「別口で感じたものですから」
──その“別口”が一体何だったのかを、私は今も知らない。(『私の町の占い師』より)
『傲慢と善良』『かがみの孤城』等の作品で知られる、人気作家・辻村深月氏の全13篇のホラー短編集。と、一口にホラーと言っても、怪異っぽいのもあるし、ヒトコワ系もあるし、不思議系もある。なので、一辺倒ではないところが読み手を飽きさせない。
短編なのにディテールがすごい。メチャ引き込まれる作品がわんさか。
個人的には『手紙の主』『私の町の占い師』『だまだまマーク』『噂地図』『七つのカップ -
Posted by ブクログ
5つの短編
すごいとしか言えないかもしれない、子供と大人の境を描く苦しくも輝きある辻村氏の十八番
物語は優しいだけじゃない理不尽とも呼ぶべきものが重なって目を背けたくなる。それでも真っ直ぐ向かう姿がとても輝いて映る
解説でもあったように今と過去の自分を繋ぐ思い出のスイッチがそこにあった
読んでて学生のころ外されてた子を助けてあげられなかったそんか後悔がずっと残ってることもあり、さくらみたいになるべきだったと悔しいる自分もいる
そしてロードムービーには冷たい校舎〜との繋がりがあり、その記憶がほぼないなってたので哀しかった。薄っすらとこんな人物だったはずとしか思い出せず…
表題作の叙述トリックや雪