辻村深月のレビュー一覧

  • 噓つきジェンガ

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    詐欺の被害者側や加害者側の視点で描かれていて、とても面白かった。スラスラと読み進められるのに、深い話だった。誰もがこういう状況になってしまいそうだなと思った。

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    2026年03月25日
  • かがみの孤城

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    本屋大賞受賞作かつ前から気になっていた辻村深月さんの作品だったため購入した.

    ミステリー小説はいつもスラスラとページが進むが、この作品はいつも以上に一気読みしてしまうくらい面白かった.
    この物語の全容を理解するためのキーとなる伏線が張り巡らされているが、他のミステリー本に比べてその伏線がわかりやすく表現されているように感じた.そのため、真偽によらず、こうなんじゃないかという自分の予想を持ちながら読み進め、その答え合わせに一喜一憂するというミステリー小説の醍醐味を味わうことができた.

    また、この本を読み進めるなかで、自分の固定観念に当てはめた決めつけが恐ろしいものであると思った.相手を理解す

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    2026年03月25日
  • 噓つきジェンガ

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    『短篇集』とのことで特に期待せず手に取った一冊。話は全部繋がっていないがどれも詐欺の加担者、被害者、首謀者視点で繰り広げられる。三つの物語は短いのに中身はとても濃密。お気に入りは首謀者視点の「あの人のサロン詐欺」

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    2026年03月25日
  • 傲慢と善良

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    今の自分にはまだ実感しきれない部分もあるが、
    この先、人間関係や選択に悩む場面に直面したとき、この作品で感じた違和感や問いがきっと意味を持つと思った。

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    2026年03月24日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    ネタバレ

    はーあ。母娘の話で泣いちゃった。
    ずっとドイツ語で会話したかった。
    でもそれより、生きててほしかった。
    でブワーー

    ツナグ①で出てきた美砂(私はもう完全に橋本愛でしか再生されない)が再び、、?!と思ったけど、かすっただけだった。
    使者が少女に代替わりしたと思ったら、親戚の子だった。そんな1話。

    歩美、恋に落ちるの巻。
    2人が結ばれたら、工房のおじさんは喜ぶだろうねえ

    「あの人だったら何て言うだろう」って歩美が言ってたけど、それ、私もすぐ心の中で唱える。
    一緒に過ごした時間よりいなくなってしまってからの方が長くなってしまったけど、それでも尊敬していた祖父、今でも生きていたら、
    私がこう思っ

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    2026年03月24日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    夢中になりました。まとまった時間があまりとれなくて、少しずつしか読めなかったことが残念。一気に読んで話に浸りたかった。月子と狐塚の関係、月子が秘めてた浅葱への想いと、浅葱とその浅葱自身が作り出したもう1人の人格。月子と浅葱の対話では切なくて悲しくて、外出先にも関わらず涙腺が緩んで困った。最初から最後まで楽しく読めました。大好きです。

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    2026年03月24日
  • 噓つきジェンガ

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    続きが気になってハラハラして、あっというまに物語の世界に引き込まれた。
    特に好きだったのはふたつめの受験の話で、息子がこんなにいい子に育ってるんだからそれだけでもう子育て成功だな…と自分の立場に置き換えて読んでしまった。
    面白さ、という意味では最後の漫画家の話。
    紡がやばい奴すぎてドン引きしつつ、これバレたときどうなっちゃうの?!と頁をめくる手が止まらなかったところへまさかの展開。予想のはるか斜め上をいく構成、さすがだった。
    どの話にも共通して、ジェンガは崩れてしまって元には戻らなくても、ちゃんと救いのある終わり方だったのがよかった。
    一穂ミチさんの解説にも唸った、、!

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    2026年03月24日
  • ぼくのメジャースプーン

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    ぼくの周りで1番物知りだったふみちゃん。
    いつも味方でいてくれたふみちゃん。

    でももうそんなふみちゃんはいない。
    あの事件を機に心を閉ざしてしまった。

    「人間って、絶対に他人のために泣いたりできないんだって。」
    いつか、どこかで見た言葉。
    ふみちゃんのことを思っているはずのぼくでさえ、本当に彼女のためなのか分からなくなる。
    人間は身勝手だ。

    もう、何もかも信じられなくなったぼくに、
    秋山先生が「愛」について語る。
    とても感動した。

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    2026年03月24日
  • 傲慢と善良

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    ネタバレ

    進学、就職、婚活とあらゆることを親が望むように善良な娘を続けてきた真実。親の勧めで入会した結婚相談所で会った男性にときめかず、この時ばかりは親のいいなりにはなれなかった。地元の前橋から上京し、自力で婚活を進めた真美が出会った、架にときめき、恋をする。彼にとっての理想の彼女になろうと本音を言い合う衝突を避けてしまう。そんな彼女に限界が来た。様々な葛藤に苦しみながらも自分の人生の選択に向き合う心をつぶさに描くのがとても上手でここまで丁寧に描写してる小説は初めてでした。今、パートナーがいる人もいない人にもオススメできる、他者を慮る想像力がつく本です。

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    2026年03月23日
  • 傲慢と善良

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    婚活時の話や登場人物の心理などはとてもわかりやすく、理解共感できる。
    中盤からは先が気になり一気に読み進める事ができた。
    ただ、驚きやワクワクなどはあまり無かった。

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    2026年03月23日
  • あなたの言葉を

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    子供向けに書かれた新聞の記事をまとめたもの。
    大人が読んでもおもしろい。
    むしろ今だからこそ共感したり、尚学びになるメッセージがたくさん込められている。
    なぜ本を読むのか、言葉とは何か、友達とは、、
    生きる上で様々な悩みを抱えるみんなに沁みると思う。

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    2026年03月23日
  • 凍りのくじら

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    辻村深月さん初読みだからか
    最初共感できない主人公、暗めな物語のスタートに自分と合わないのかな…なんて思っていたが、もしもボックスあたりから物語に入ることができ一気に読むことができた。
    最後の方で郁也を探しに行く場面での心理描写とスピード感に圧巻された。まさかののファンタジー落ちにたまげてしまったが逆にドラえもんがテーマなのでファンタジーでよかったのでは…
    作者の才能を感じれる作品であり他の作品も読みたいと思う。
    SすごくFフィットした笑

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    2026年03月23日
  • かがみの孤城 下

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    辻村深月の作品を読むのは、「善良と傲慢」に続いて2作目だが、作風はかなり違う印象。上下巻あるものの、続きが気になり、読む手が進んだ。

    いじめや不登校を扱った題材で、中高生向けに書かれている印象。難解な表現は少なく、スラスラ読める。いじめや不登校がほとんどない中高生活を送った私としては、深く考えさせられることは少なかった。

    7人が現実世界で会えない理由はだいたい予想通り。一方で、それ以外の伏線にはあまり気づけなかった。

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    2026年03月23日
  • かがみの孤城 上

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    辻村深月の作品を読むのは、「善良と傲慢」に続いて2作目だが、作風はかなり違う印象。上下巻あるものの、続きが気になり、読む手が進んだ。

    いじめや不登校を扱った題材で、中高生向けに書かれている印象。難解な表現は少なく、スラスラ読める。いじめや不登校がほとんどない中高生活を送った私としては、深く考えさせられることは少なかった。

    7人が現実世界で会えない理由はだいたい予想通り。一方で、それ以外の伏線にはあまり気づけなかった。

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    2026年03月23日
  • 傲慢と善良

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    【傲慢さも善良さも使い所の問題⁉︎】
    婚約者の坂庭真実が突然姿を消し、主人公・西澤架が失踪した彼女を探す物語。彼女を探す中で、人間誰しも持っているであろう「傲慢さ」と「善良さ」を恋愛、婚活、人間関係などから浮き彫りにしていく。無自覚な「傲慢」さが人を傷つけ、良い子故の「善良」さが人間関係を拗らせるというのは読んでいて心にグサグサと刺さった。どっちもないの問題だし、どちらかだけでもダメ。傲慢な部分も善良な部分も、それこそ意図的に使い分けなきゃなーと感じさせられた。
    第一部の架のパートは納得感しかなかった、逆に第二部の真美のパートはちょっと読み進めるのが難儀だったかな...あまり共感出来ないシーン

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    2026年03月23日
  • 鍵のない夢を見る

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    傲慢と善良、嘘つきジェンガが面白かったので3作目として手に取ってみた1冊。

    本書も嘘つきジェンガと同様複数の短編が収録されており、かなり満足度が高い1冊であった。
    短編であってもこうもしっかりとオチをつけることができるのだ、と感心した。

    特に最終編の「君本家の誘拐」は自分も子育てを経験したこともあり、かなり読みいってしまった。
    子どもはとんでもなく可愛いが、子育ては信じられないほどに忙しく大変で精神がすり減ることも多い。
    個人的には、こんなことないだろ、と読むのではなく、全国の親がこんなに大変な経験をしてる中でも、ギリギリで耐えて作中のような悲劇に繋げずしっかりと子育てをしてるんだ、と読ん

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    2026年03月22日
  • 青空と逃げる

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    ロードムービーみたいな雰囲気に、ミステリーっぽさがあって、ほのぼのとざわざわのコントラストでワクワクしました。
    事件?の真相は何も分からないし、想像もできない様子だけど、親子の成長物語として良かったです。親が子供が、外の世界だと別人に見えて、頼もしくもこちょばゆい感じ、感情移入しちゃいますね。

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    2026年03月22日
  • かがみの孤城 下

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    面白い!
    続きが気になる・止まらないというよりかは、文章の易しさですぐに読み終わった感覚

    学校集合の件や、現実世界での関係性に関する展開はある程度予想できたけれど、予想できたとて王道な展開は良い

    エピローグで更に驚き要素があったのも好き
    完全に油断してた

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    2026年03月22日
  • 噓つきジェンガ

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    ネタバレ

    本作は三つの短編小説で構成されている。3作品の共通点は「嘘」。

    一つ目の物語は、大学入学直後にコロナの流行で学校にも行けずバイトもできなかった燿太が、友人の紹介で詐欺に手を染める内容。カモリストの1人であった未希子から、夫にDVを受けているから助けて欲しいと言われる。未希子に恋心を抱いていた燿太が、未希子の夫を殺そうとしたが、実はメッセージのやり取りをしていたのは未希子の高校生の娘、一華であった。家庭に不満があった一華による事件だと知った両親は事件を示談で済ませ、燿太は大学に通い続ける事ができた。一華が燿太の大学に現れて事件について謝罪し、2人の関係値が少し動き出したところで物語は終わる。

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    2026年03月22日
  • かがみの孤城 上

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    長いこと積読になっていたが、読み出すとすらすら進んだ。部屋の鏡を通り抜けると“オオカミさま”が待っているというファンタジー感満載の設定でありながら、現実世界との交錯やキャラクターの心の機微に関する丁寧な描写もあり、比較的容易にストーリーに入っていけたように思う。これから読む下巻が楽しみ。

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    2026年03月22日