辻村深月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ表紙がヒグチユウコさん!
美しく繊細でひっそりと不気味でとても好き。
さて、中身は怖かった。
冒頭から、かつて愛した人が死んでしまい、別の人と結婚式をする主人公の独白からスタート。
前半の「恋」のパートは蘭花視点で指揮者・茂実との恋のお話。
後半の「友情」のパートは蘭花の友達の留利絵視点で蘭花との友情のお話。
業界で力のある室井に気に入られ、将来安泰であったはずの茂実が(自業自得ではあるが)業界を干され人生を転落していき、それでもなお、茂実に執着する蘭花の気持ちはちっともわからなかったし、出てくる登場人物の誰にも共感できなくて、私には縁のない華やかな世界のお話という感じだったが、続きが気に -
Posted by ブクログ
500ページ超の作品なので読むのにだいぶ時間がかかってしまいました。
最初は少し・不在な主人公の理帆子の内面からはじまり、高慢で挫折を味わったことがない少し・腐敗したダメ男の若尾と拗れていく。
そんななか、少し・フラットな別所と出会い、彼をきっかけに複雑な家庭背景をもつ郁也と出会う。
読み進めていると、出会いをきっかけとする理帆子の成長過程を描いていくのかな、どういった結末になるのかな、と思っていましたが、最後に怒涛の展開、そしてSF的なドラえもんらしい伏線の回収に、流石だなと感じました。
少し・不在な彼女のような人は多いし、不器用なんだなと思うところもあり、名作のひとつだと思います。
確かに