辻村深月のレビュー一覧

  • 鍵のない夢を見る

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    狭い世界、価値観で生きている人間(特に女性)の心理描写がうますぎて登場人物もれなく全員うっすらと苦手

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    2026年03月01日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    泣いた、とにかく泣いた
    辻村作品すぎる、人間の感情を言葉にするのが上手すぎる
    ごっちゃごちゃになって全然訳わかんなくてムズいターンもあったけど、とりあえず読み進めるが吉

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    2026年03月01日
  • ぼくのメジャースプーン

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    ネタバレ

    なかなか読んでいて辛く切ない物語だった。
    ちょっとみんなよりも早熟で、クラスの誰からも好かれているけど一歩引いたところにいるふみちゃんと、そんなかっこいいふみちゃんのことが大好きで憧れを持つ僕。そんなふたりに大きな事件と凄惨な暴力が降りかかり、ふみちゃんは心を閉ざしてしまう。そこで僕はお母さんに禁じられた能力を使って犯人に復讐しようと試みる、というのがざっくりとしたあらすじだ。


    ▶僕という人物の大人顔負けの成熟ぶり
    齢10歳にして、同じく能力を持つ秋山先生の複雑な説明に対しても理解を示し、かつその内容を実践で確かめ習得していく姿には凄すぎる、の一言に尽きる。また、ふみちゃんの早熟さや優しさ

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    2026年03月01日
  • かがみの孤城 上

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    辻村深月氏の本屋大賞受賞のSFファンタジー。 上巻。
    ある出来事をきっかけに学校へ通えなくなったこころを始め、それぞれの事情を抱える7人の中学生。導かれるように通り抜けた鏡の先にあった孤城。そこにいた「おおかみさま」に告げられたこととは。
    大人のなると忘れてしまいがちな思春期ならではの心の機微や思い悩みがとても丁寧に描かれている。そして物語の特性上ネガティブな感情も多く、時折きゅっと心が痛くなる表現も多い。そこに対して同じ境遇を抱える仲間たちに共感し傷つけられ支えられ心境と行動が変化していくこころらの描写がとても素晴らしい。ひょっとすると場面によっては優柔不断や気にし過ぎという感もあるが、それ

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    2026年03月01日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    短編集。
    過去が噛み合わない人たちの噛み合わない過去の話。
    短編集だから読みやすいけど、実はどれもうっと苦しくなる。そしてどれも面白いすごい。
    ネガティブな経験や記憶が、当事者であるはずの相手の中で捻じ曲げられていたり、なんなら忘れられていたり。
    きっと、誰でも、この短編集の誰かに共感を覚えるのではないかと思った。わたしも然り。
    そして、私がねじ曲げている側である可能性も大いにあるわけで。人は自分に都合が良すぎる。

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    2026年03月01日
  • 名前探しの放課後(上)

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    プロローグの文章にすごく惹き込まれた。内容でなく文章に価値があるようで、小説の書き出しとして完璧なのではないかと感じるほどだった。上巻の終盤にかけて、自殺者ではなく、それを救う側の人間にもフォーカスを当てて描写しているところも良かった。

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    2026年03月01日
  • 噓つきジェンガ

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    失敗しても、続けるほかない。

    超個人的には、鍵のない夢の方が好きで、
    でも、それはあの頃よりも自分が大人になったからなのか?自分の感性が歳を重ねたのか…?とか思いながら読んでたけど…
    そんなことなかったかもしれないと思ったラスト。


    *(各人に)やりきれない窮屈さがある。
    *人は目的や理由がなくやりたいことがあってもいい。
    *良くも悪くも、お母さんはその家のルールを作る人。
    *同じものを見ても、同じように覚えているわけではない。
    *心は他人事のように感覚が遠い。
    *いつまでも続くと、信じて、疑わない。
    *理由や物語を求める気持ちは欺瞞。
    *終わった方が楽でも、悔しいけど人生は続く。
    *嘘の

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    2026年03月01日
  • ぼくのメジャースプーン

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    「正義とは何か」「罰は誰が決めるのか」を問いかける物語だと思います。

    世の中は誰かに「〜した」「〜された」で成り立っていて、悪いことを「した」人は「加害者」、「された」人は「被害者」となる。
    「被害者」の方が立場上強いが、手を出すと「加害者」と同じレベルになってしまう。
    こと復讐においては、このあたりがネックとなる。
    しかし、感情には抗えないのが人間。
    「被害者」がただ黙って忘れようとすることは難しく、罰を与えたくなる人がほとんどではなかろうか。
    倫理と感情のアンバランスな性質を持つ人間が上手く描かれた作品でした。

    また、「愛」についても。
    人間は自分のためにしか泣くことができない。
    他人

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    2026年03月01日
  • ぼくのメジャースプーン

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    僕とふみちゃんのサンタクロースとピアノの発表会のエピソードがすごく好き。

    犯人への言葉はそう来るかと驚いた。小学生なのに僕、頭よすぎでしょ。同い年なら私はあの言葉は思いつかないどころか、正しくルールを理解できるか怪しい。

    秋先生って聞いたことあるかもと思って調べたら、「子供たちは夜と遊ぶ」と「名前探しの放課後」にも出ているキャラだった。

    けど、何年か前に読んだから内容がうろ覚えに。この機会にもう一度読み返そうと思った。

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    2026年02月28日
  • 闇祓

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    闇ハラスメントっていう言葉がもっと浸透すれば、闇ハラは少なくなっていくんだろうか。
    そもそも自分の闇や他人の闇(この本の中での"闇")は気付きづらく、各生活のすぐそこら辺に転がり落ちているようなものな気がする。
    私も闇ハラしていないかドキッとした。
    多分してる。

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    2026年02月28日
  • 噓つきジェンガ

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    誰でも持っているような心の中の欲望が、ちょっとしたきっかけにより、犯罪として実現してしまう。自分にももしかしたら当てはまりそうだと思う怖さと、でも、この作者ならではの優しさに満ちた短編集。

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    2026年02月27日
  • 噓つきジェンガ

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    騙す者と騙される者の切実な葛藤と後悔を描く、スリリングな短編集。
    辻村さんの作品は何作か読んでいますが、短編集は初めて。どの作品も内容が濃く、長編並みに読み応えがありました。
    特に『あの人のサロン詐欺』の主人公・紡の心境の描き方はさすがです。虚栄心を満たすための嘘がどんどん大きくなり、取り返しがつかなくなる。自分が何者でもない苦悩がひしひしと伝わりました。
    一穂ミチさんの解説もさすが。
    また辻村さんの長編が読みたくなりました。

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    2026年02月27日
  • スロウハイツの神様(下)

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    上の伏線も下の伏線も全部回収するのに話の濃度が濃い
    時系列が行ったり来たりするから自分で整理しながら読む必要がある
    途中で伏線がどうやって回収されていくかなんとなく検討つけながら読めた


    多分環は自分と似ている

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    2026年02月26日
  • 噓つきジェンガ

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    物語に引き込まれる度合いははさすが辻村さんの本です、面白かった!

    子供の中学受験を体験してきたので、詐欺に引っかかる母親の気持ちは理解できた。どの話も時代を、とらえていて、新しい本を読むのは良いなと思った。

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    2026年02月26日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    衝撃的な結末でした。
    寝不足で目を擦りながらも、読むのが止まらず、2日で読み終えました。

    執着は人を変える。恋愛も、独占欲も、人を変える。
    茂実も被害者の1人でしょう。
    "あの人"がいなければ、別の人生を歩めたのかもしれないのに。
    登場人物全てに、人としての儚さを感じました。

    果たして"彼女"は幸せだったんでしょうか。

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    2026年02月25日
  • 闇祓

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    いや〜な話
    でもうまいから引き込まれる
    途中で読むのやめようかと思ったけど、やめなくてよかった
    でもいや〜な気分にはなる

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    2026年02月24日
  • ハケンアニメ!

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    面白かった!子供が読んでもわかりやすく面白いし、社会人が読んでも仕事に向き合う気持ちを捉え直せる。
    物語はアニメにかかわる3人の女性視点で語られる。それぞれがそれぞれの役割を果たして作り上げる過程はアニメ好きにとってはたまらないと思う。
    アニメもそうだが、あらゆる創作物に触れたときその製作過程に思いを馳せたくなるような作品だった。

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    2026年02月23日
  • 朝が来る

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    とても心に刺さる物語だった
    子供がどんな気持ちで過ごしているのか、目に見えるようだった
    まだ私には難しい内容かも

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    2026年02月23日
  • 朝が来る

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    ネタバレ

    くるじい〜〜
    読み進めたいのに目を背けたいような展開が続く

    不妊治療も家族に受け入れられないのも、どっちも本当にとても辛い
    近い友人に不妊治療をしている子がいるから、よりグサッと刺さったりした

    辛い状況にどうしても運命を恨んでしまうけど、どうすることもできなくて、逃げた方がより現実に向き合うことになる

    日本で、ひかりのようなことが起きていないなんて断言はできなくて、自分にもこの人生を歩む可能性があったのかとどこか恐ろしさも感じた

    最後の展開に光が差したことだけが救い………

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    2026年02月23日
  • スロウハイツの神様(上)

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    バイト先で、
    人間関係に悩むスーさんに
    アドバイスする環さん。
    環さんって、コメント力が凄い。
    そうね、、。人間って弱い生き物だよね。
    環さんの、言葉に引っ張られながら
    読みました。

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    2026年02月23日