辻村深月のレビュー一覧

  • 東京會舘とわたし 下 新館

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    東京會舘
    辻村さんのエッセイで彼女にとって特別な場所であるとは知っていたが、それ以外の知識はなく読み始めた

    東京會舘の創業開始から3代目の新館が出来上がるまでの建物を主役とした大河ドラマ
    建て替えをしつつも、同じ位置に立ち続けた建物目線でこの国の変遷を追うことができて、とても楽しい読書だった
    時代の流れに関わらず本作で東京會舘に関わる人は皆「あたたかい」人ばかりだ
    一度も足を踏み入れたことがないのに読んだあとには東京會舘のファンになっている

    いつか表紙にもイラストが入っているシャンデリアを眺めたり、「舌平目の洋酒蒸ボンファム」や「コンソメスープ」、「會舘風ジンフィズ」「パピヨン」などを味わ

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    2024年08月23日
  • 時の罠

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    四人の作家によるアンソロジー。「時」を題材にした作品集。

    タイムカプセルの八年 辻村深月
    主人公は大学教授だが、自身の研究に没頭し、父親らしい姿は今まで見せられた事がない。
    どことなく自分に投影できてしまう人物で、息子のクリスマスプレゼントを買い忘れた際のいい訳もある意味で納得してしまった(笑)。父親というだけで煩わしい人間関係やコミュニケーションに巻き込まれていく事への疑問は自分勝手に感じるが通じる部分もあり彼の人間臭さを感じたが、合わせて「タイムカプセル」の事実を知り、行動してしまう矛盾、もう一度父親の会メンバーが集合し、意気投合する様子に温かみと少し滑稽な感じがした。
     彼自身が見る彼

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    2024年08月15日
  • ツナグ(新潮文庫)

    QM

    ネタバレ 購入済み

    おもしろい

    こんなからくりがあったなんてなぁ。嵐と御園のお話は、嵐の御園に対する嫉妬の気持ちややり場のない怒りみたいなものは理解できるから読んでいてとってもしんどかった。御園が生きていた間は憎くて目障りで仕方なかっただろうし、いくら凍った水が死因ではなかったものの実際は御園に敵意も殺意も見透かされ、失ってから親友の存在をありありと感じ、そのうえ親友が主役を務めるはずだった劇もやり遂げた嵐はどんなに胸が張り裂けそうなほどつらかっただろう。

    #泣ける

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    2024年08月09日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

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    下巻は昭和51(1976)〜平成31(2019)年までの短編集。上巻と同様、前の話との繋がりが感じられ、
    伝統として継承されるもの、新しく移り変わっていくものがあり、どこかノスタルジックで、人々の「東京會舘」への想いが詰まった作品。

    特に8章の、料理教室の話が好きでした。

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    2024年07月06日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

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    全然知らない建物だったが、東京會舘に行ってみたくなった。章を跨いで登場人物が出てくるのもうれしく、東京會舘と人々の繋がりがとても感じられた。暖かい話が多く、上下巻ともよかった。どの話も好きだけどお土産菓子の章が好き

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    2024年07月02日
  • ユーレイ

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    希望の話

    YOASOBIの海のまにまにから読みにきましたが、本当に情景が頭にスッと入ってきて美しい物語だな、と感じました!
    鬱蒼とした電車の雰囲気→幻想的な夜の海での雰囲気→現実的だけど明るい朝の雰囲気と、雰囲気の変化もすごいと思いました!

    #エモい

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    2024年07月01日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

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    東京會舘に訪れた客や従業員の短編物語。
    上巻では大正12(1923)〜昭和39(1964)年まで、
    戦前、戦後の荒波を生きる者たちの全5編を収録。

    フィクションとは思えないほどに生々しく、非常に良い雰囲気を纏った作品だと思いました。

    前の年代の話で出てきた人物が、次の年代の話でも経験を経て成長した姿で登場するのが嬉しく、下巻も楽しみです。

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    2024年06月29日
  • クローバーナイト

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    辻村深月は私が言語化できないモヤモヤした気持ちをいつも表現してくれるので、読んでいて気持ちが良いし、知らないストーリーを読んでいるはずなのに自分のことが分かったような気にさせてくれる。今回は子育てについて。

    何かとラベルを貼られがちな女社会においても、「みんなそれぞれ頑張っていてそれぞれの正義や事情があるんだよ」ということを随所に感じた。辻村深月は多くの本で、こうした色んな立場の心情に触れることが多くとても優しさがいつも伝わってくるし、幼少期に結構苦労されてきた方なのかなと勝手に思っている(違ったらすみません)。

    最後の秘密のない夫婦は、母と娘の微妙な関係についての言語化が素晴らしく唸った

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    2024年06月24日
  • スロウハイツの神様(上)

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    クリエイター同士がひとつ屋根の下で暮らし、良い関係を築きながら切磋琢磨している状況がまず面白い。辻村深月作品で一番好きです。

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    2025年03月26日
  • かがみの孤城 下

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    最後の怒涛の展開が感動で胸がいっぱいになりました。

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    2024年06月08日
  • 水底フェスタ

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    住んでいる県にダムがあるのですが、なんだかこの本を思い出してしまいます。
    まさか、という人が本当に、狂った人で、、

    辻村さんと生まれた環境が田舎という点で似ており、共感する部分が多く、辻村さんを好きになりました

    田舎の閉鎖的な環境の怖さを物語っている、この本は多くの人に読んで欲しい本です



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    2024年06月05日
  • かがみの孤城 上

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    鮮やか!

    読み進むうち、凝った作りになってるな〜と感嘆する。手が止まらなかった。
    何重にも「なぜ?」の箱があって、次から次に謎が出てくる。解ける時はそうだったのか!の連続だ。

    絶望的に話が通じない人、伝わらない人、理解できない人をしっかり描いていて、この苦いものを噛み締めた感じ、辻村深月節といえるのでは。

    毒親という言葉を使わずに、あらゆるどうしようもない親や大人の姿を見せてくれ、この切り込み方は辻村さんの真骨頂だよなぁと思う。
    問題のある子どもなんていないんだよ。
    問題があるのはすべて大人。子どもを生きづらくさせてる元凶は大人。
    責任も取れないバカな大人は昔からいたけれど増えこそすれ減

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    2024年05月24日
  • 神様の罠

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    乾くるみ、米澤穂信、芦沢央、大山誠一郎、有栖川有栖、辻村深月のアンソロジー。
    短編で読みやすく、コロナの初期の様子や日常のちょっと不思議なミステリー。
    特に江神二郎シリーズが好き。

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    2024年05月14日
  • クローバーナイト

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    ミステリと日常の混ざり合い具合がちょうどいい!文体や心情描写はいつも辻村さんのものだなぁって感じなのに、物語は毎回違った味わいがあるから、作家さんってすごい。

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    2024年05月14日
  • かがみの孤城 下

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    〈登場人物〉
    上巻とおなじ
    〈アニメとくらべて〉
    アニメとくらべて、ちがうところが、下巻にもあった
    〈下巻の感想〉
    上巻で気になった、ストロベリーティーのことは、アキちゃんときたじま先生の関係は、きたじま先生は、アキちゃんのみらいのすがたです!
    それと、しろによばれた、7人のひとは、こころと、リオン以外、生きている年がちがう!!スバルは、1985年アキは、1992年こころとリオンが、2006年マサムネが、2013年フウカが、2020年ウレシノが、2027年になります。
    やっぱ「かがみのこじょう」はおもしろいですね!!

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    2024年05月01日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    〈登場人物〉
    こころ、アキ、リオン、ウレシノ、マサムネ、フウカ、スバル、おおかみさま、など
    〈アニメと、くらべて〉
    アニメとくらべて、ちがうところが、いくつかありました。あたりまえだけど、アニメより、本のほうが、くわしくかいてありました。
    〈上巻の感想〉
    こころちゃんが、真田さんや真田さんの友達に、いじめられているとこが、かわいそうだと思いました。アニメでもなったのですけど、女子だけでお茶するとき、アキが、ストロベリーティーをもってきていて、心の教室の先生、「きたじま先生」も、こころちゃんに、ストロベリーティーをあげていたから、関係あるのかな?と思って、下巻をみると、すごくかんけいがありました

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    2024年05月01日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    表紙の動物さん(ねずみ?)のイラストがあまりにかわいくてつい購入。

    怪奇小説7篇、どれも本当におもしろくていずれの作家さんももっと読んでみたいと思えるものばかりでした。

    なんかおもしろい短編小説読みたいなという方にはほんとにおすすめです。
    表紙がかわいい。

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    2024年04月28日
  • かがみの孤城 下

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    素晴らしい!これだけ見事に伏線回収されるとは。ストーリーはティーン向けですが、擦れた大人にも読み応えじゅうぶん。わたしも苦しかった子供時代の葛藤をこえて大人になったけれど、今、娘の目にわたしはどんなふうに映るのか?大人の矜持も問われます。

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    2024年04月17日
  • かがみの孤城 1

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    まずは結論から、
    本当に素晴らしい出来栄えで、小説を読んだ方にもおすすめです。

    小説「かがみの孤城」は最高で、あまりにも好きすぎたため、映画版、そしてこのコミックス版にまで手を出してしまった次第。

    映画版は時間制限があるため小説の素晴らしさを十分には表現できていないと感じたため、映画の方しか見ていない方には、ぜひとも小説の方を読んでいただきたいと思っていました。そんな中、

    次にこのコミックス版を読んでみたところ、驚くべきことに、こちらは小説の素晴らしさを完璧に表現できており、傑作だと感じました。小説を読むのがあまり得意ではない方には、ぜひこのコミックス版を読んでいただきたいです。

    コミ

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    2024年04月17日
  • かがみの孤城 下

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    児童書でこんなにも涙が次から次へ止まらなくなったのは初めて。本当に沢山の人に読んでもらいたい。とても温かい気持ちになれる素敵な本。この出会いに感謝。

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    2024年04月13日