辻村深月のレビュー一覧
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匿名
購入済みよかった
映画化をキッカケに本作に興味を持ち読みましたが、
個人的には期待以上におもしろく、感動しました。
機械があれば、ぜひ劇場にも足を運んでみようかと思いました。 -
匿名
購入済み感動しました。
今月に映画化されるということもあり、視聴前に興味本位で読んでみたのですが、個人的に非常によかったです。
映画がどのような作品になっているか気になるので、みてみようかと思います。 -
購入済み
まさかまさかの
とにかくラストが圧巻。
全ての伏線が回収されます。
作中に出てくる「わかり合えない相手」について、共感しました。同じ言語を話しているのに、通じない人っていますよね。。。
初めて読んだ時は涙しました。
ミステリーのような群像劇のような、繊細なこころの話。 -
Posted by ブクログ
『ハケンアニメ』スピンオフ短編集。6話からなる。
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とてもおもしろかった。
一般的にスピンオフ短編は、本編の付け足し程度の軽いものになりがちです。
けれど、さすがに辻村深月さん。細部にまで心配りされており、見事なヒューマンドラマに仕上がっていました。
嬉しかったのは赤羽環のゲスト出演。とんだサプライズです。ますますパワフルになっていた環に思わず笑ってしまいます。
それに斎藤瞳の出番が何度もあったこともよかった。いいなあ、あの感性と才能。
ストーリー的に気に入ったのは「声と音の冒険」です。完全に裏方である音響関係の仕事についての物語なので -
Posted by ブクログ
この本は2回(以上)読むことをおすすめします。
話の内容を知った上で読み返すと、環やコウちゃんの行動、思い全てに心をガシッと掴まれてせつなくなる。
○○がコウちゃんの本を読んでる時に頬の骨が少し上に動くのを見て、わぁと声を出しそうになったと言うコウちゃんが可愛すぎて、コウちゃんの嬉しさがものすごく伝わってくる。気持ちわかるなー、こういう表現たまらない。
辻村深月さんの作品はどれも登場人物が丁寧に描かれているので、登場人物への思い入れが深すぎるくらい心に残ります。
環とチヨダコーキは他の辻村深月さんの作品で色々と出てくるのでいちいち嬉しくなる。
この本が気に入ったら島はぼくらともおすすめ。 -
Posted by ブクログ
私には一年に一度だけ訪れる街があります。
数年前からその街に行く事が家族の行事となり街の成長が私の密かな楽しみです。
そんな街の雑貨屋さんで発見したのが本書です。
まず、驚いたのが私の好きな作家だけの短編集であり、時という言葉に弱い私の掌に収まってしまうのは必然でした。
辻村深月さんの作品:子育てが苦手な父親が登場、身近な人にこんな人が居るなぁと思いながら読むものの、物語は途中で反転する!?
万城目学さんの作品:神様の言動が非常にコミカル!万城目学さんの他の作品に出て来る超常現象はこんな神様が起こしていたりして!なんて思ってしまいました。
米澤穂信さんの作品:長い歴史の物語、山の意志と -
ネタバレ 購入済み
怖いけど面白い。
犯人が誰かなって考えながら読んでたけど、ある1人がそうなってたの!?そんなのあり!?ってくらい驚かされて、そこめっちゃ繋がってるじゃんって感動しました。
とにかく伏線回収が気持ちいい。
回収後に振り返ると確かに散りばめられてる。でも考えすぎるとドツボにハマる。頭柔らかくフィクションだという事を念頭に考えていけばもう少し正解導けたかな…。 -
ネタバレ 購入済み
辛い
自殺者がクラスメイトの中にいた。その事実が後の進学に影響を及ぼすのではないか。噂されるのでは。っていう不安や悩み。ものすごくわかる。それと同時に自分が助けられたのではという後悔。あの日あの時ああ言っていればという自己嫌悪。そしてまた自分のクラスメイトが自殺しようとしてるかもしれないなんて…。自分は自殺に引っ張られないよう必死だったから自殺を止めようと頑張れる昭彦がとてもかっこよく見えた。
この作品ミステリーって聞いて読んでるんだが、結構ホラーテイスト、リアリティもあって読むのつらいけど面白い。