辻村深月のレビュー一覧
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東京會舘
辻村さんのエッセイで彼女にとって特別な場所であるとは知っていたが、それ以外の知識はなく読み始めた
東京會舘の創業開始から3代目の新館が出来上がるまでの建物を主役とした大河ドラマ
建て替えをしつつも、同じ位置に立ち続けた建物目線でこの国の変遷を追うことができて、とても楽しい読書だった
時代の流れに関わらず本作で東京會舘に関わる人は皆「あたたかい」人ばかりだ
一度も足を踏み入れたことがないのに読んだあとには東京會舘のファンになっている
いつか表紙にもイラストが入っているシャンデリアを眺めたり、「舌平目の洋酒蒸ボンファム」や「コンソメスープ」、「會舘風ジンフィズ」「パピヨン」などを味わ -
Posted by ブクログ
四人の作家によるアンソロジー。「時」を題材にした作品集。
タイムカプセルの八年 辻村深月
主人公は大学教授だが、自身の研究に没頭し、父親らしい姿は今まで見せられた事がない。
どことなく自分に投影できてしまう人物で、息子のクリスマスプレゼントを買い忘れた際のいい訳もある意味で納得してしまった(笑)。父親というだけで煩わしい人間関係やコミュニケーションに巻き込まれていく事への疑問は自分勝手に感じるが通じる部分もあり彼の人間臭さを感じたが、合わせて「タイムカプセル」の事実を知り、行動してしまう矛盾、もう一度父親の会メンバーが集合し、意気投合する様子に温かみと少し滑稽な感じがした。
彼自身が見る彼 -
Posted by ブクログ
辻村深月は私が言語化できないモヤモヤした気持ちをいつも表現してくれるので、読んでいて気持ちが良いし、知らないストーリーを読んでいるはずなのに自分のことが分かったような気にさせてくれる。今回は子育てについて。
何かとラベルを貼られがちな女社会においても、「みんなそれぞれ頑張っていてそれぞれの正義や事情があるんだよ」ということを随所に感じた。辻村深月は多くの本で、こうした色んな立場の心情に触れることが多くとても優しさがいつも伝わってくるし、幼少期に結構苦労されてきた方なのかなと勝手に思っている(違ったらすみません)。
最後の秘密のない夫婦は、母と娘の微妙な関係についての言語化が素晴らしく唸った -
Posted by ブクログ
鮮やか!
読み進むうち、凝った作りになってるな〜と感嘆する。手が止まらなかった。
何重にも「なぜ?」の箱があって、次から次に謎が出てくる。解ける時はそうだったのか!の連続だ。
絶望的に話が通じない人、伝わらない人、理解できない人をしっかり描いていて、この苦いものを噛み締めた感じ、辻村深月節といえるのでは。
毒親という言葉を使わずに、あらゆるどうしようもない親や大人の姿を見せてくれ、この切り込み方は辻村さんの真骨頂だよなぁと思う。
問題のある子どもなんていないんだよ。
問題があるのはすべて大人。子どもを生きづらくさせてる元凶は大人。
責任も取れないバカな大人は昔からいたけれど増えこそすれ減 -
Posted by ブクログ
ネタバレ〈登場人物〉
こころ、アキ、リオン、ウレシノ、マサムネ、フウカ、スバル、おおかみさま、など
〈アニメと、くらべて〉
アニメとくらべて、ちがうところが、いくつかありました。あたりまえだけど、アニメより、本のほうが、くわしくかいてありました。
〈上巻の感想〉
こころちゃんが、真田さんや真田さんの友達に、いじめられているとこが、かわいそうだと思いました。アニメでもなったのですけど、女子だけでお茶するとき、アキが、ストロベリーティーをもってきていて、心の教室の先生、「きたじま先生」も、こころちゃんに、ストロベリーティーをあげていたから、関係あるのかな?と思って、下巻をみると、すごくかんけいがありました -
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Posted by ブクログ
まずは結論から、
本当に素晴らしい出来栄えで、小説を読んだ方にもおすすめです。
小説「かがみの孤城」は最高で、あまりにも好きすぎたため、映画版、そしてこのコミックス版にまで手を出してしまった次第。
映画版は時間制限があるため小説の素晴らしさを十分には表現できていないと感じたため、映画の方しか見ていない方には、ぜひとも小説の方を読んでいただきたいと思っていました。そんな中、
次にこのコミックス版を読んでみたところ、驚くべきことに、こちらは小説の素晴らしさを完璧に表現できており、傑作だと感じました。小説を読むのがあまり得意ではない方には、ぜひこのコミックス版を読んでいただきたいです。
コミ