辻村深月のレビュー一覧

  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    めまぐるしく次々に判明する真実。
    予想もしなかった展開がこれでもかと続く。最後の数ページになっても、まだ続く。
    読みながら何度混乱させられたことか。
    iは一体誰なんだ???
    浅葱とは誰だったんだ??
    孤塚ですらなぜか怪しく見えてくる自分に笑ってしまった。
    下巻を読むまでは、iは誰なのか、浅葱は兄と会えるのか、いずれはみんなにバレて、苦しい展開になるのだろうかと予測を立てていたが、見事に裏切られた。まず月子がこんなことになるなんて。そしてまさかの兄弟だったなんて。それを知らずして両想いなのにすれ違う悲恋。

    iが好きだった浅葱。手記を書くことで落ち着いていた浅葱、人間らしい浅葱は偽のiとの出会いで不安定になってしまう。攻撃的な浅葱が目覚めてしまった。iは終わらせなければと思った。人間らしい浅葱はすでにいなくなってしまった。でも本来はこれが正しいのだ。iは死に、攻撃的な浅葱が生き残ってしまった。全てはそこから狂い始めてしまっていた。

    二重人格の設定はこう言ったミステリーで定番ではある。けどいつも自分では予測できないし、今回に限っては顔が違った、まるで別人だった、そんな記載が目立っていて読者側の二重人格説をいつのまにか否定されていたように思う。まんまとはまってしまった。
    二重人格だとしたら浅葱は可哀想だと思ったが、まさかの浅葱が攻撃的だったという。作り出された偽人格の方が人間らしく、みんなが好感を抱いていた。この矛盾もなんとも言えない感情になる。
    月子と紫乃との関係もなんとも気持ちが悪い。どうして付き合うんだ。好きだから故に相手に合わせてしまうのか。月子は強いはずなのに。優しすぎるのか。そこだけは理解できなかった。

    最後に2人が会えたのはハッピーエンドと信じたい。月子が愛した浅葱は戻ってきてるよね?でないと恭二のふりなんて出来ないはずだ。月子だって全然怖がってない。そう考えるとこれでよかったのかな。切ない。

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    2026年06月17日
  • 本日は大安なり

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    複数の登場人物の視点から物語がつながり、最後の伏線回収にもすっきり!続きが気になり、読む手が止まりませんでした。個人的に、自分の仕事にこんなに熱量を持って最後までプロフェッショナルで臨む山井の志に心打たれました。私もやっぱり熱量を持てる仕事がしたい。

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    2026年06月15日
  • ハケンアニメ!

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    このストーリーで表紙がCLAMPなんてほんと素敵。読むたびにすごく明るい気持ちになれる。私は別にアニメが好きではないけれど、アニメ好きのためだけの小説じゃないと思ってる。

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    2026年06月15日
  • スロウハイツの神様(上)

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    あまりにも好きすぎて、職場の後輩に買わせた。
    上巻は面白くはない。ただ、上巻こそしっかり読んだ方がいい。
    下巻込みで星5です。

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    2026年06月14日
  • ファイア・ドーム 下

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    面白いです。
    でも、タフでしんどい話なので心身のパワーを削られまくって、クライマックスで一度数日リタイアしました。頑張って最後まで読みましたが。


    ー 殺さないでくれてありがとう!

    何という言葉だろうと思う。 
    この言葉が焼き付いてしまう私もまた、喪失を知っていると言うことなんだな。


    このしんどい話の中で、
    光汰朗君、速斗君、一樹君が出てくる場面が救いでした。

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    2026年06月14日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    大泣きしました。
    お子さんがおられる方は、母の心得を読む時にはハンカチかティッシュを準備してください。

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    2026年06月13日
  • この夏の星を見る 下

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    よかった...!!電車で読んだので何度も泣くのを我慢した。この作品に出てくる子どもたちがみんな素直で、全員を抱きしめたくなる。大人以上にいろんなものを奪われて、やるせない思いをしたはずだけど、そんな子たちがそれぞれ過ごした時間までなかったことにはならない、そんな先生たちの言葉も良かったなぁ。きっと登場する生徒たちはこの夏の経験を大人になっても忘れないだろうし、その後の人生を生きる力にもしていけるだろうな。大人も子供も、絶対読むべき作品!

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    2026年06月13日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    大どんでん返しって感じ!!!なんだ!?菅原と榊が一緒の人物だったのか!?!?!それそれひろのストーリーや深月のストーリーも世界観に引き込まれ読むのに飽きる暇がなかった

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    2026年06月12日
  • スロウハイツの神様(下)

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    下巻まで読んでよかった。自分の外に出たものにもう自分では責任は持つことはできないけれど、それと向き合うこと、信じること、愛することはきっとできる。辻村さんの作品への向き合い方もそうなのかもしれない、と勝手に思ったりする。

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    2026年06月11日
  • この夏の星を見る 上

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    長らく積んでいたけど、辻村作品を読んだ勢いで読み始めた!(「本日は大安なり」の登場人物がこちらにも出てくると思っていたら勘違いで、出てきたのは「家族シアター」の方だった!こっちも再読したい..)
    辻村さんの青春物語、やっぱり最高だ〜と思いながら、上巻だけでも何度もジーンと泣きそうになりながら読んだ。もうコロナ最盛期から何年も経つけど、当時の空気を思い出す。たしかにいろんな制限があったけど、医療関係者でもない自分と比べたら、ほとんど学校の中の世界が全てである子どもたちの苦しさ、悔しさはどれほどだったろうと考えて胸がぎゅっとなる。でもこの物語に出てくる大人たちが、しっかり子供たちと向き合ってくれる人ばかりで、そこに救いがあったな。天体観測をきっかけにだんだん仲間が集まる感じがすごく良い!下巻も楽しみ。

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    2026年06月11日
  • 本日は大安なり

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    辻村さんの作品が好きで手に取りました。
    様々な事情を抱えたカップルたちの視点から、"結婚"というテーマに向き合うストーリー構成です。
    目まぐるしく視点が切り替わるため、少し忙しい印象を受けるかもしれませんが、スピード感があってサクサクと読み切れます。
    300ページほどの中に5人の視点が詰め込まれているため、ある程度展開が読めるところはありましたが、それでも最後にはしっかりと心を動かされました。

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    2026年06月10日
  • はじめての

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    1話1話読み終わるごとにYOASOBIの歌を聴いた。今まで何度も聴いたことがある歌だったけど、こういうお話がベースにあったんだ、こういうことを言っていたんだとわかってより曲の中に入り込めた感じがした。どのおはなしも読みやすくて良かったな。

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    2026年06月07日
  • スロウハイツの神様(下)

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    今までの話の全てが繋がってきて、怒涛の展開だった。全てが元に戻るわけではないが、それでも前へと進んで、それぞれが頑張っている。みんなそれぞれが、お互いのことを思いあって、影で支え合って前へと進んでいるのだなと思った。本当にいい作品だった!

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    2026年06月06日
  • スロウハイツの神様(上)

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    ずっとこれからどうなっていくのか気になるような展開で、作家とはどういうものなのか、売れない人、売れている人、そこのリアルさがとても面白かった、

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    2026年06月06日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    めーっちゃ面白かったんだけど!
    初めの頃はうわー女子のこの感じ懐かしいすごい嫌な気持ちになる〜って思って読んでた
    大人になって一番楽になったのって女子グループに属さなくていいことだ
    班決めの人数や体育のペアを気にしなくっていいってこと、すごく楽だ
    社会人サイコー!

    徳川どんどん魅力的に見えてきて怖い
    ラストの徳川完全に私の中で河瀬よりもイケてた
    どんな話やねんと思ったしちょっと所々表現がグロかったけど(グロ耐性ないのでこの程度でウワっとなる)オーダーメイドってそういうことねって感じだった
    読み終わるとタイトルの意味納得
    それで事件はやらないんだ、これどうやって終わりつけるんだろって思ってたけど不自然じゃないすごく綺麗なおさまり方だった、納得
    ほぼ1日で読み切っちゃったまじおもろかった

    途中で出てきた「chiyoda」というラノベ作家ってスロウハイツのチヨダコーキのことかな?

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    2026年06月05日
  • 本日は大安なり

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    先が気になってどんどん読み進めてしまいました。登場人物が全員魅力的。読み終わってなんだか晴れ晴れした気持ち。久しぶりにいい小説に出会えました。

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    2026年06月04日
  • あなたの言葉を

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    とっても素敵な本!
    短編がたくさん入ってるので読みやすいし、
    小学生向けに書かれたものの総まとめだけど、
    だからこそ、大人が読んでハッとさせられる。
    また読みたい

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    2026年06月04日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    学生ならではのカーストや10代特有の家族との微妙な距離感がとても現実的に描かれていました。後半からラストにかけてこれまでのドロドロとした展開が少しづつ晴れていくようで、どこか切なさも残る、とても満足度の高い作品でした。

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    2026年06月02日
  • 名前探しの放課後(下)

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    とんでもない話で、何度衝撃を受けたことか。
    辻村深月さんの作品を色々読んできたからこそのこの感動と驚きでした。

    あすなと仲良しの志緒ちゃんは、どのような関わり方だったのか気になったままですが。

    自分だけでは理解し切れず、他の人の感想を読んでさらにびっくりを重ねました。
    本当に面白過ぎました…

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    2026年06月02日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    連続殺人に予想できない展開、読む手が止まらず一気読みしてしまいました。もちろんミステリというだけでは終わらず、この先大切にしたい言葉がたくさんあった物語。

    「君が生きているというそれだけで、人生を投げずに、生きることに手を抜かずに済む人間が、この世の中のどこかにいるんだよ。不幸にならないで」

    自分以外のしあわせを願うとき、そこに純粋な愛情以外を持たないようにしても、執着、嫉妬、孤独、いろんな感情が混ざって、大切な関係をいつのまにか壊してしまう。大切にしようとしたのに、気づいたら壊れてしまってた…誰かのために生きたいと願う感情は綺麗なだけではない危うさを持つ最大のエゴなのではと思いました。

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    2026年06月07日