辻村深月のレビュー一覧

  • はじめての

    Posted by ブクログ

    好きな作家さんたちの短編集で、全部楽しめた。
    島本さんはこんなテーマで書くんだなと驚き。
    辻村さんは変わらず優しい世界。
    宮部さんは難しいところは流してしまったけど、面白い世界。
    森さんは他の作品ももっと読みたいと思った。

    0
    2025年03月19日
  • ハケンアニメ!

    Posted by ブクログ

    アニメ制作の現場の大変さが分かりました。登場人物全員が憎めないというか、悪い人がいないのも良かったです。スピンオフもあるとのことなので、そちらも楽しみにしたいです。

    0
    2025年03月17日
  • レジェンドアニメ!

    Posted by ブクログ

    ハケンアニメを読んでからしばらくたってから、
    スピンオフのこの作品。
    懐かしいエピソードが出てきて、覚えていたり
    忘れていたり。
    各ストーリーでも、登場する人がリンクしたり
    するのも面白い構成だった。

    ハケンアニメの映画を観た影響か、王子=
    中村倫也のイメージしか湧いて来なかった

    0
    2025年03月15日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    途中殺人の場面が多くてしんどかったです。

    月子の苗字、そういえば出てきていないな、と思っていたら孤塚孝太の妹…!びっくり…!
    月と対応する名前?と思ってどこが?!と思ったけど太陽だったんですね〜!
    浅葱もそのことを知っていたらこんなことにはならなかった、いやどうだったんだろう…

    浅葱と藍もそんな関係だったなんて、というのがびっくり、こんなのを思いつく辻村さん、本当にすごすぎます。

    0
    2025年03月13日
  • ふちなしのかがみ

    Posted by ブクログ

    ゾクッとまではいかない、
    ホラーまではいかない、
    でも背筋をソッと撫でられているみたいな、そんな感じ

    0
    2025年03月13日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

    Posted by ブクログ

    辻村深月作品では珍しい、寝る前に読むと怖くて眠れなくなるような話だった。500ページほどあるが読みやすく、早く下巻を読みたくなった。

    0
    2025年03月11日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻でまいた種をしっかりと下巻で収穫。
    他の辻村作品とはテイストが違いますが、これも面白かった。
    多重人格は何となく感じていた。自分が感じるくらいなのだから多くの人がそう思っていた事だろう。
    しかしそこから一捻りも二捻りもする。さすが辻村深月。
    藍とiに愛子が絡んで、なるほどそんな感じだったか。

    そして月子ちゃんはそうだったか!盲点でした。
    暴力的な記述も多く、人間の、子どもの持つ残酷さについて考えさせられました。ですが、友情とは親愛とは、そして愛情についても考えさせられます。

    狐塚家、いい家族だなぁ。

    0
    2025年03月10日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何だ何だ?
    下巻までの種まきの上巻かな〜と思ったけど、それでも面白い。
    興味深く読めました。
    登場人物みんなそれぞれ魅力的で、浅葱くんもしかして多重人格なんて思ったりしたけど、そんな単純じゃなさそうとも思ったり。
    すっかりこの世界に嵌ってしまいました。
    狐塚くんいい人だな〜、浅葱くん辛かったね、月ちゃん何かありそう、恭司くんも何かありそう、秋山先生魅力的だけど何か裏があったりして。色々ありつつ下巻期待。

    0
    2025年03月09日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第六章 金環のお祝い
    第七章 星と虎の夕べ
    第八章 あの日の一夜に寄せて
    第九章 煉瓦の壁を背に
    第十章 また会う日まで
    新章 「おかえりなさい、東京會舘」

    第八章は東日本大震災の時の話。料理教室に通い始めても決して料理を作らなかった旦那さんが、遥か逗子までようやく帰った奥さんにカレーを初めて作るラストシーンは泣けた。

    第九章は直木賞受賞作家の話。辻村深月本人と若干オーバーラップしているような?デビュー年同じに設定されてるよね。直木賞受賞日も、田舎出身っていうのも、親が公務員だっていうのも同じだね。
    母親の性格がなんとなく、辻村深月が他作品で描いている母娘の独特な関係性を暗示させるような雰

    0
    2025年03月08日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ツナグ待望の続編。前作を読んでから数年経ってしまっていたので、設定や登場人物をかなり忘れてしまっていたのが残念。読みながら思い出していく形でページを進めていった。

    感動的なストーリーは相変わらずで、本作も楽しむことができた。

    0
    2025年03月08日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第一章 クライスラーの演奏会
    第二章 最後のお客様
    第三章 灯火管制の下で
    第四章 グッドモーニング、フィズ
    第五章 しあわせな時の記憶

    ミステリー仕立てというより、歴史を舞台にしたストーリー。第三章あたりまで「好みじゃないなぁ」と読むのが若干苦痛だったのだが、第四章で多少持ち直し、第五章は「いい話だなぁ」となった。
    我ながら現金なものである。

    第五章から、私の好きな箇所を抜粋。
    「合理性よりおいしさを。ロスが出ても、それが東京會舘(うち)らしさなのだと思います」

    合理的、効率性に流され支配されがちな現代において、大事にしたい精神ではないだろうか。

    それにしても、美味しいクッキー食べた

    0
    2025年03月07日
  • 太陽の坐る場所

    Posted by ブクログ

    辻村さんの作品の登場人物(特に女性)に共感できない、だがそこが面白いといった事を何度か書いたように思いますが、本作は"その共感できない度合い"がちょっと突き抜けていたように思います。特に貴恵さん、怖いです。男も一人は論外ですが、もう一人はただのいい人。でも彼の大人になりきれない感じが、ある意味この話の根底なのかも知れません。

    青春って素晴らしいけど、いつまでも固執するわけにもいかない。昔の歌詞じゃ無いけど、大人の階段昇るシンデレラ達の夢から覚めていく瞬間。そこを「一人ずつ連絡を絶つ」というミステリ仕立てにした構成は素晴らしいと思います。

    ただ、登場人物の心の揺れ動きとト

    0
    2025年03月02日
  • 名前探しの放課後(上)

    Posted by ブクログ

    はじめはなかなか進まなかったけど途中からさくさく読めた。どうなるのかわからず面白い。 あすなといつかでタイプが違うからどう関わっていくのか楽しみ。

    0
    2025年02月28日
  • はじめての

    Posted by ブクログ

    「はじめて」が共通のテーマで「人を好きになった」「家出した」「容疑者になった」「告白した」の4つの物語が書かれていた。どの話もそれぞれの作家さんの持ち味が出ていてとても良かった。どれも楽しくあっと驚く話で大好きです。

    0
    2025年02月24日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

    Posted by ブクログ

    上下巻にするほどの長さが必要なのか? と思いながら読んでいたら、途中から怒涛の展開。夢中でどんどん読んでしまった。そして今までに読んだ辻村作品の中で一番ヘビーだった。メンタルが低調でない時に読むのがオススメ。しかしまさかこんな…いやいや詳細は秘す。
    生きること、共依存、そんなテーマを持つ作品。女性の友人関係のややこしさがひたすら興味深い。

    0
    2025年02月23日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良かった。登場人物一人ひとりの心が感じられて何度も泣かされた。

    それぞれの時代に時代ごとに、さまざまな立場から見え東京會舘の姿を切り取った短編小説集だと思っていたら、最終話で見事に伏線回収してきた。

    まさか出だしのあそこがここに繋がるとは。
    それぞれが人生を物語にしようだなんて思っていなくて、ただ必死に生きてきただけのはず。それが、自分の意図していないところで「縁」となってつながっていく。その事実になんだか生きる希望を感じる。

    この物語は東京會舘というフレームで切り取った人生の集まり。個人はただ必死に生きることしかできないしそれでよくって、それはちゃんと縁としてつなかっていく。何かのフレ

    0
    2025年02月22日
  • V.T.R.

    Posted by ブクログ

    チヨダ・コーキのデビュー作で、赤羽環が解説を書いていて、王子千春監督で映画化も予定されているという前提を含めて楽しむ作品だった。

    色々語られないことが多いけど…、
    アールの「ねえ、ティー。一人ぼっちにならないで。アタシはあなたを愛してる」という言葉がすべてなのだろうと思った。

    0
    2025年02月22日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

    Posted by ブクログ

    再開発の予定の丸の内界隈の歴史を知ることができた。東京會舘は偶然通りかかったことがあるが、容易に入れないオーラのようなものを纏っている建物。でも大切に思うたくさんの人々の温もりがある建物と思った。ひょっとしたら私なんかでも温かく迎えてくれるかもしれないな。

    0
    2025年02月20日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    4.5
    いやものすごい読後感。いろんな感情からため息が止まらない。正直最後の方の怒涛の展開は全て理解できていない。かなり難しかった。これから考察読みまくります。ミステリ的展開でどんどんひっくり返される。下巻の後半はもう最後まで安心できないくらいひっくり返されまくった印象。そして登場人物たちの間の関係や感情が独特で面白い。面白い。辻村深月さんの小説は全部違う作者なのか?って思うほど、作品によって感じが変わる。でもこの小説は「スロウハイツの神様」を書いた辻村深月さんだなって感じた。登場人物同士の関係性の描き方が同一人物だった。

    浅葱、会いにきてくれたの。なんか嬉しかったよね。
    複雑な多重人格の構

    0
    2025年03月05日
  • 太陽の坐る場所

    Posted by ブクログ

    初めは登場人物の「違い」に戸惑った。最後にようやくその「違い」が理解でき、それとともに色々なことが腑に落ちてきた。

    0
    2025年02月19日