辻村深月のレビュー一覧

  • 名前探しの放課後(下)

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    心温まる
    長いけど展開もよかった
    ゆるい伏線もいい感じ
    ぼくのメジャースプーンとつながってるらしいので、そっちも読みたくなった
    周りの人との時間を大切に過ごそうと思った

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    2025年06月26日
  • 朝が来る

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    「終わりがない、長く暗い夜の底を歩いているような、光のないトンネルを抜けて。永遠に明けないと思っていた夜が、今、明けた。 この子はうちに、朝を運んできた。」

    今まで自分が先延ばしにしていた子供のことを、夫婦で話すきっかけになった。その意味で夫婦が前に進んだと明確に言える、読む前と後で自分の価値観を変えられた読書体験でした。

    物語前半、主人公夫妻が養子を授かるまで、不妊治療の現実的な辛さと向き合うことになりますが、治療に行く途中で崩れ落ちるシーンはかなりショックなものでした。子供はいてもいなくてもどちらでもいい、そんな価値観は割とありふれていると思いますが、いざ欲しいと思った時には、すでに遅

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    2026年01月05日
  • 家族シアター

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    家族は切っても切り離せないものだと思っていた。でも今ではそんなこともないとわかってきた。色んな形の家族がある。それでも、お互いの気持ちを、本音に気づければやっぱり家族っていいものだなあと思う。

    最後の解説で、あのときの感情は取り戻せないようなことが書いてあったが、まさしくそうで、私はまだ実家暮らしで家族との距離は近いけど、家を出たとき、戻るときでは少しだけ違う関係になるのかもしれないなーなんて感じた。

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    2025年06月23日
  • サクラ咲く

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    普段スポットライトの当たらない、目立たない、普通の学生たち。時には思い通りにならない気持ちを抱えながら、不器用に生きている。でもそれは時間とともに変わるもの。生徒の数だけ心があり、人生がある。どれも青春なのだ。

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    2025年06月22日
  • 島はぼくらと

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    胸がきゅっと苦しくなる青春物語だった。冴島で暮らす4人の高校生が、それぞれ苦悩や葛藤と向き合って進んでいく姿が切なくも眩しくて。そして途中に「あの人」が出てきて思わず涙が出てしまった。辻村さんらしい後半の展開に読む手が止まらなかったです…

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    2025年06月21日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    チエミの感覚が自分に似ていて、苦しくなった。だからみずほちゃんみたいになりたいという感覚にとても共感して読んだ。打算的じゃない人ってどう生きればよいんだろうなと少し虚無になった。

    p164「本当に反抗期がすごかった家は、やり合っちゃった後でもう戻れないんだよ。チエちゃんの家、みんな子供みたい」

    p182 山梨に戻って、チエミと再会したとき、驚かされたのは、彼女たちの圧倒的な関心のなさ、考える力のなさだった。 

    この二文が印象に残った。

    自分の家の事のように思えてドキッとした。僕の家庭環境はチエミ側だろうなと気づかせてもらえた。

    自分の知らない世界に飛び込む事を恐れないようにしようと思

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    2025年06月21日
  • 光待つ場所へ

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    樹氷の街が1番好きだった。名前探しの放課後が好きだからってのもあるかもだけど、やっぱこの学生の感じが好き。合唱コンクール懐かしい。樹氷の街、動画で観てみたけどこりゃ難しい!さらっと弾ける松永くんはさすがやし、梢ちゃんには荷が重いなと思った。
    ついにすごろく終わりましたー!!(VTR飛ばしたけど)全部読むつもりなかったけど、途中からは完全にハマって読んでた。辻村さん最高すぎる!ほかの作品も読みたいけど、読み終えちゃうのもさみしいから一旦他の人も読もうかな。

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    2025年06月19日
  • 傲慢と善良(2)

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    色々な方に勧められて読んだ作品。年齢が近くなるにつれて、理解できる部分もあるし、とても現実的だと感じた。

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    2025年06月16日
  • 神様の罠

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    6人の作家の短編アンソロジー。
    巻頭作品、乾くるみさんの「夫の余命」にはやられました。騙されたと言っても良いかな。
    「イニシエイション・ラブ」、「セカンド・ラブ」と騙され続けたのにまたまた。
    本作を読みながら乾さんの作品って時系列を追いながらってパターンが多いなあとそちらに気が入っていたのもあって罠にはまった。
    「イニシエイション・ラブ」の時、「必ずもう一度読み返したくなる」というコピーが貼られてあったが今回の作品も読み返してしまった。

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    2025年06月15日
  • 名前探しの放課後(上)

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    上巻。3ヶ月過去にタイムスリップした主人公が自殺した同級生が誰か、を探すお話。辻村深月さんの設定は似ている部分もあるけど、人物、情景が違うのでやはり違う物語として成立している。下巻も楽しみ。

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    2025年06月14日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    描かれる14歳相応の苦悩や、踏み切れない不甲斐なさを恥ずべきものと片付けることは出来ず、エピローグにもあるようにあの日の自分と薄い壁一枚で生きていることに気付かされた。やるせなかった過去を、人に目を向けるきっかけへと昇華させた結末が好きでした。

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    2025年06月10日
  • 名前探しの放課後(下)

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    騙されたー!なんとなく違和感とか回収されない伏線があるなと思いながら読み進めてましたが、そうくるとは、、
    ただ高校生にしてはうまくシナリオを運びすぎというか河野君演技うますぎかなと思ったり若干釈然としない気もしました

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    2025年06月07日
  • レジェンドアニメ!

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    過去作『ハケンアニメ!』のサイドストーリー集にして、天才クリエイターたちが一期一会する群像劇。
    絶対に本編を読んでから読んだ方がいい。登場人物が言う「アニメ業界には悪い人がいない」という言葉を体現する作品で、ひたすらに良いものを作りたいと願う人たちの苦闘と感動が詰まっている。
    個人的には「音と声の冒険」が特に好きで、本編では「強い主張がなく扱いやすいから選ばれたのだろう」とされていた音響監督の五條さんが、王子監督との古く強い信頼関係で選ばれていたことがわかる。本編から落ちた伏線の回収という感じで、とても良いと思う。

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    2025年06月07日
  • 本日は大安なり

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    11月22日(いい夫婦の日)で大安吉日の休日という日にあるホテルで結婚式披露宴を行う4組のカップルとウェディングプランナーをめぐる物語。
    同時進行で進む物語が時には少し交錯したり、辻村深月の他作品の登場人物が出てきたり。
    どの新郎新婦も幸せな様で、裏ではいつ爆発して結婚が台無しになる様な爆弾を抱えている。
    結婚式というハレの日だからこそ抱えてしまう問題だったり、そんな日そんな場だからこそ色々と考えてしまったり。
    主役である新郎新婦はもちろんの事、ウェディングプランナーってのも大変なんだな。
    双子の話が気に入りました。

    狐塚君、恭司君お久しぶりです。二人とも変わっていない様で懐かしかった。月ち

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    2025年06月05日
  • 図書室で暮らしたい

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    小さい頃から作家になると信じて疑わず小さい炎をずっと大切に灯していた強さと文章力を持つ。努力はさることながら作家になるべくしてなった人だと思う。子育てネタが微笑ましかった。これからも楽しみ。

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    2025年06月05日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    問題は解けなかったーーー!そして「やられた」感と清々しさ。
    上巻の120ページくらいまでは「何やねんかったるいなぁ、さっさと物語を始めろよ」とイライラしてたのですが、途中からはもう止まりませんでした。一気読み。

    自分自身と重なる登場人物や心情などなど、苦しい場面もたくさんあった。でも読んで本当に良かったです。
    人それぞれが持つ、心の闇。
    自分の中の思いとの付き合うすべの模索。
    共感するところがたくさんあったな〜。

    正直、重いです。でもこれが辻村深月だな、としみじみ「原点」を感じました。

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    2025年06月04日
  • Another side of 辻村深月

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    辻村深月さんの永久保存版ガイドブック…と帯に書かれているが、内容的にも物理的にも(!)重厚で、ファンのために作られた公式ファンブックのようなもの。

    この本で必読なのは、何と言っても辻村さん本人による作品解説だ。デビューから2022年までに刊行された、全39作品についてそれぞれ語られている。
    普段読んでいる小説では、作品に対する作者の思いに触れることはできない。だから「こういうのを求めていた…!」という気持ちで嬉々として読んだ。
    だが欲を言うならば、執筆にあたってどういう経緯でペンを取り、どういう取材を行い、どういう悩みがあったのか、もっと詳細に知りたかった。各作品1ページしかないというのは、

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    2025年06月04日
  • 本日は大安なり

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    かなり面白かったです。
    双子の話と薬剤師の話は特に感動しました。
    浮気野郎が最後まであまり痛い目を見なかったのはすごく残念でしたが、暖かい気持ちになれるカップルが多かったように思います。

    結婚式をテーマにした4人のカップルとウェディングプランナーのお話でしたが、辻村深月らしい展開で、驚きと感動、ハラハラするところもあってすごく良かったです。
    結婚式ってこんな感じなんだなぁとしみじみ思いました。

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    2025年06月03日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    読書がどうのこうのではなく、泣いたり戦慄したり怒ったりしたことを含めて、この本を読んでた時間が忘れられないものになりました。読み終わった事実をまだ受け止められない…

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    2025年06月03日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    ある大雪の日に高校に登校した7人の生徒たちが、誰もいない校舎に閉じ込められ、時計が止まった冷たい空間の中で「文化祭で自殺したのは誰か」を思い出すまでを描いたミステリ。
    直木賞作家、辻村深月先生のデビュー作であり、僕はこの本の文庫版が出た頃に読んですっかりファンになってしまった。下巻では、文化祭で自殺したのは誰なのか、なぜみんなそれを忘れているのか、閉鎖空間にみんなを閉じ込めた力の正体は何なのか、といった伏線が回収される。舞台が「何でもあり」な空間なせいでミステリとしてフェアとは言えないが、青春の光と影を写し取った美しい作品だと思う。

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    2025年06月02日