辻村深月のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
辻村深月の2作品目。
デビュー後の初作品で上下巻の大作。さすがです。
ただ、冷たい校舎〜で感じた読みづらさを冒頭から感じた。
描写が詩的というか、抽象的というか。場面を想像するのにエネルギーを使う。
過去形よりも現在形が多いのも特徴。最近の作品からは感じないから、書きまくってるうちに彼女の文体が完成していったんだろうか。
やはりアラは見える。
・教授と学外でも会うくらい親しくなる理由が不明
・時が2年経過しているのが分かりづらい
・三人称多視点における視点の変化が多いように感じて読みづらい
でもそれを吹き飛ばすほどに入り組んだストーリーと人物の深掘り。
藍と翼の公園のシーンには心震わされ -
Posted by ブクログ
大好きな辻村深月先生×ホラー
まず「ヤミハラ」言葉の使い方が上手すぎる。
タイトルの闇祓の祓って何だ?ハラスメントだけの話じゃないの?と思ってたらしっかり祓う人いた…(笑)
居そうで居ない人だけど実際は居るんだよなぁ…
懐に入るのが上手い人には気をつけよう!!!!
と思いましたね!笑(単純なので笑)
自分は大丈夫だと思ってても知らない間にねぇ…そうなったらもう手遅れだ!笑
最後は線と線が繋がる大好きなパターン!
特に、団地・同級生 面白かったです、心霊系の怖さはずっとないので読みやすいです。
☆5にしたいけど個人的に最後の終わり方が、「あ、ここで終わり?」って思ってしまった。
そういう -
-
-
Posted by ブクログ
辻村作品をデビューから追うチャレンジ中。
ずいぶん進んだ。
家族のツンデレ集。
2作目くらいから、読んだことあることに気づいた。
手に取るまで(というか手に取ってからも)全く気付かない。
でも楽しめた。
家族という関係に甘えて、言わなくていいことを言ってしまうこと、ある。
きちんと謝ることが大事だし、他の家族がいることで、素直になれることもある。
最後の作品、短いけれど、これで終わるのがいい。
作風は全然違うけど、村上春樹の『神の子どもたちはみな踊る』の中の「蜂蜜パイ」的なポジションだな、と感じた。
色々あるだろうけど、未来に期待しようよ、と言うスタンス。