辻村深月のレビュー一覧
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ネタバレ個人的に、いい話だったと声を上げたくなる話と、始終胸糞悪い話の両極端だった。
どの話の主人公も特定の誰かにモヤモヤを抱いていたり、価値観が噛み合わなかったりする(7話目の「タマシイム・マシンの永遠」以外)のだが、最終的には分かり合い、暖かな日常に戻るというのが大体の流れだ。
だがこのモヤモヤが、話によっては理不尽だったりする。「お前その性格どうにかならないの?」と、主人公に対して憤ることもあった。具体的には1話目と3話目。
特に3話目は、主人公である母親が娘の進路等にモヤる話なのだが、そもそも母親が無自覚な毒親である。オマケに、今まで培ってきた価値観も、歩んできた人生も、常人では理解 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ後輩に借りた本。短編集で読みやすいし全部優しい感じの話で良かった。YOASOBIの曲は本を読み終わってから聴いたけどMVともマッチしてて面白いし本と曲2つで楽しめて良かった。はじめて家出したときに読む物語のユーレイが一番印象に残った。辻村深月さんは鏡の弧城の時も思ったけど女の子のいざこざとか心情とかの描写が上手いというかリアルだと思う。ちょっと微ホラーな感じだったしなんとなく次の日の朝がどうなってるか、どういう結末かって想像出来てたんだけどまさかの結末で裏切られて少しクスッときた。あと色違いのトランプも自分の名前が出てきたから印象に残った。曲は色違いのトランプが原作になってるセブンティーンが格
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Posted by ブクログ
学生時代に初めて読んでから、もう何回も読んでるこの作品。
久しぶりに読み返してみました。
結末を知っているので、読み返すたびに「ああ…ここが…」となる文章が違うので面白いです。
これがデビュー作なのだから辻村さんは本当にすごい…。
昔は高校生真っ只中の主人公たちに自分を重ねたり胸を痛めながら読んでいたけれど、大人と呼ばれるような年齢になった今、榊さんの「いつか大丈夫になるから」と言う言葉にとても共感でき、学生時代の自分自身にも言ってあげたい言葉だなと感じました。
ノスタルジーな気持ちになりました。
また歳を重ねてもう一度読みたいと思います。 -
Posted by ブクログ
星空案内人という資格をとって、天体観望会を主催して10年になる。
たくさんの人たちに星を見せてきたし、コロナ禍もなんとかできた。
野球場という広い屋外で開催していたこと、
イベントをした施設の方の後押しもあったこと、
スタッフみんなが「やりたい」ってなってくれたこと、
イベントが次々と中止になる中、観望会を求めてくれる参加者がいてくれたこと。
いろんな人たちの想いが、いつも以上にあった。
そういう経験があるので、砂浦高校の天文部や五島の天文台が観望会ができない状況を自分と重ね合わせていた。
あのときどれだけ試行錯誤したか・・・
でも、それがあって今がある。あの時の試行錯誤は財産だ。
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Posted by ブクログ
幼い時から本と小説が大好きで、作家になることをどれほど夢見てきたか。大きな賞を取り、小説を書き続けられていることがどんなに幸せか。作家として自分を成長させてくれたたくさんの読者や周りの人たちへの感謝…等々が誠実で謙虚な言葉で綴られている。夢を叶えて作家になれた自分を心から幸せだと言い切れる。その素直さ、潔さに憧れるし、そんな作家を読者は応援せずにいられない。これからもいい作品を書きつづけて、たくさんの人たちに届けるのだという、作家の強い決意表明がソフトな文章の中にも随所に見え隠れする。この本を読む前と後とで、辻村作品の楽しみ方がわたしの中で増幅したような気がする。
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ネタバレ辻村深月さんのデビュー作品、デビューとは思えない。伏線の張り方だけじゃなく一人一人、特に目立たない子のうちに抱えたものの心情があまりにリアル…
雪の日、クラス委員だけ学校に閉じ込められる。学祭の最終日にクラスメイトが飛び降り自殺したのにその人が誰か思い出せない。時刻も自殺のときに止められたが充の消失を機にまた動き始める。
4、5階が増えた
クラス委員
辻村深月 角田春子に嫌われ摂食障害に。
鷹野廣嗣 深月の幼馴染。陸上部 生徒会長 榊の従兄弟 B級特待生
片瀬充 リスカする子に告白される。明るい絶望。最初に消える 梨香が好き。
梨香 元々ヤンキー気味だが榊を好きになり更生。妹二人おり両親の