辻村深月のレビュー一覧

  • 太陽の坐る場所

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    今まで読んだ辻村深月氏の中で、1番トリックに驚かされた。ゾワゾワとさせられた。
     キョウコの同窓会は、十数年後くらい先にしたいという発言に共感した。

    p246狭い教室には、狭いからこそ曲がった法や支配がまかり通ってしまう。

    p384扉は私の内にこそあり、そしてまた、私の内にしかない。

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    2025年11月23日
  • 太陽の坐る場所

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    スクールカースト、序列、女王様など学生の時の立ち位置や自分の居場所、関係性などを形容する言葉はあるが、アマテラスの神話を織り交ぜこの関係を表したのは、なるほどうまいなと思いました。

    太陽は信仰の対象でもあり、畏怖の対象、天上にあって強烈な光を放つ唯一の存在。スクールカーストの頂点に立つ者を表現するのに、これほどピタっとハマるのはないのではないかと思うぐらい自分の中でストンときました。
    女王だった同級生を語るクラスメートは太陽神アマテラスの伝説や寓話を語る市井の人々のようで面白かった。
    このまま太陽の元で蠢く人々の話で終わるのかな、と思いましたが、その太陽が…という展開はさすがでした。

    最後

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    2025年11月23日
  • 太陽の坐る場所

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    辻村深月さんは、子供と大人の狭間で揺らぐ思春期の中高生を描くのが本当に上手いと感じる。
    こんなドラマチックな青春を過ごしていなくても、何故かしみじみとする懐かしさとチクチクとした痛みを覚える。
    大人となった今では教室という狭い世界で、なんであんなに一喜一憂していたのかと思うが、学生時代は家庭よりも大きな世界だった。
    社会に出てからの人生に比べて、一瞬で過ぎゆく学生生活は、いつまでも心にこびりついて離れない。
    大人になってからも引きずって、あの教室から一歩も進めない人も少なからずいるのだろう。

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    2025年11月17日
  • 図書室で暮らしたい

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    好きな作家さんの好きなものを知れる最高な一冊

    子育ての前に読めてよかったし
    自分の好きなものとちゃんと向き合おって思えたし
    特別付録にある短編の舞台が広島で
    今年の夏にちょうど旅行行った時に感じたとことと同じこと書かれてて嬉しかった! 

    心が辛い時にまた読みたいっておもえた

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    2025年11月16日
  • 名前探しの放課後(下)

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    負けず嫌いで完璧主義なあすなと自分が重なって
    でもあすなはしっかり逃げたことと向き合ってて
    うちもちゃんと自分の苦手な事と向き合わないとなって
    元気もらえた

    終盤のどんでん返しがすごくて
    ハルくんにずっとムカついてたけど
    ごめんって謝った笑笑 

    あとあの作品の2人が成長して出てきてくれたの
    むちゃくちゃ鳥肌たって感動した! 

    辻村さんほんまに隠すの上手い

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    2025年11月13日
  • 名前探しの放課後(上)

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    最初読み進めてるときに【冷たい校舎の時は止まる】と似てるんかなぁ?って思ってたんやけどまた違う切り口でどんな伏線が貼られてるのかワクワクしてる

    ずっと辻村さんの作品読んでて思ってんけど
    辻村さんって、児童文学とか童謡好きやったんかな?って
    この作品も童謡、物語の内容を踏まえて物語が進んでて
    うちも改めて童話とか児童文学読み直したいって思った!

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    2025年11月10日
  • かがみの孤城 上【試し読み】

    購入済み

    リアルないじめが描かれていますね。中学生くらいだと真田さんのような人は実際にいる。人を傷つけることを何の躊躇も無くできる。

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    2025年11月08日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    ネタバレ

    ここまで全力で中二病に突っ走る人は滅多にいないだろうし、登場人物の中でもアンは特別。
    それっぽく見える徳川もアンが好きだから合わせていただけと感じる部分もあり……
    本題の中二病もだけれど、そんな状態からあっさり卒業する切替の早さもすごくて名前の由来になった赤毛のアンとどこか似てる。

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    2025年10月29日
  • はじめての

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    しばらくぶりに、やっと本を読み終えた。そんな今の私に、ぴったりの本だった。今度ははじめて..じゃなくなるけど、また、出会えるよね?

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    2025年10月27日
  • 名前探しの放課後(上)

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    ネタバレ

    3ヶ月前にタイムスリップ。
    同級生の自殺を止めるべく仲間たちと奮闘する。
    いじめの描写があるものの、それ以外は前向きな学園物語な雰囲気で読みやすい。
    印象的なのは終盤の水泳の場面。
    あすながいつかに対して「別の世界に住む人間」だと壁を感じて絶望するところがリアルで鳥肌が立った。

    僕のメジャースプーンと繋がっているらしく、そちらから読めばよかったと後悔しているがもう遅いですね。
    とにかく後半が楽しみ!

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    2025年10月26日
  • 名前探しの放課後(下)

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    ネタバレ

    本当に死ぬ予定なのは誰かは上が終わるくらいにわかったけど、最初から全員で騙しにかかってるとは思わなかった。演技うますぎ

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    2025年10月25日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    辻村深月の2作品目。
    デビュー後の初作品で上下巻の大作。さすがです。

    ただ、冷たい校舎〜で感じた読みづらさを冒頭から感じた。
    描写が詩的というか、抽象的というか。場面を想像するのにエネルギーを使う。
    過去形よりも現在形が多いのも特徴。最近の作品からは感じないから、書きまくってるうちに彼女の文体が完成していったんだろうか。

    やはりアラは見える。
    ・教授と学外でも会うくらい親しくなる理由が不明
    ・時が2年経過しているのが分かりづらい
    ・三人称多視点における視点の変化が多いように感じて読みづらい

    でもそれを吹き飛ばすほどに入り組んだストーリーと人物の深掘り。
    藍と翼の公園のシーンには心震わされ

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    2025年10月24日
  • 水底フェスタ

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    黒辻村深月の本領発揮した作品。特に、序盤から見下していた母親と自分がだんだん似ている事が分かってくるのが皮肉的で切なくて印象に残った。

    睦ッ代村全体の隠蔽気質が恐ろしく、いつも登校中に笑顔で座っているおじさんの豹変する場面で鳥肌が立った。

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    2025年10月23日
  • きのうの影踏み

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    朝ドラ、ばけばけの影響で怪談を読みたいなと思い!

    怖いけど今ここで読むのをやめてしまったら先が分からずもっと怖い、、
    そんな気持ちで最後まで読んでいました。

    (後味を想像するのもまた怪談、、、)

    ファンタジー系から、子供時代にあったあったこんな話し、怪談にも色々種類があるのだな〜っと

    特に最後のお話しは
    別視点から見た怪談の話もあるのかと
    自分は普段大丈夫だろうか、無意識に誰かを傷付けていないだろうかと思ってしまいました。

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    2025年10月17日
  • 名前探しの放課後(下)

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    後半楽しい‼︎彼らの頑張りが実ってハッピーエンド‼︎ほっと胸を撫で下ろしました。おじいちゃんのあすなへの愛情。あすなのおじいちゃんへの愛情。とても良かった。やはり家族愛は泣ける。
    この作品は過去作のいろんな人が出てきて楽しかった!あっ、松永くんが喋れるよーになってる!あっ、写真家の光ちゃんに家政婦さんだ!声が出なかった女の子が賢い子になってる!とか1番驚いたのは最後かな。ふみちゃんとぼく。。ぼくの名前がやっと分かった!色々繋がっていく⭐︎知り合いの子供の成長を見ているみたいで楽しいし嬉しい♪

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    2025年10月15日
  • ハケンアニメ!

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    ラストの爽快感?と締め方が素晴らしい.ᐟ.ᐟ

    サバクもリデルも観たくなる~ .ᐟ

    表紙は下から有科、斉藤、並澤
    裏表紙は右から王子、宗森、??
     かなぁ

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    2025年10月12日
  • 光待つ場所へ

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    やっぱり大好き 辻村深月さん。
    優しい気持ちになって何故か読んでて泣きたくなる。
    大好きな人物たちのその後。
    もっともっといつまでも読んでいたい。そう思える本をありがとうございます!

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    2025年10月11日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    上下巻どちらも分厚くて読み応えがあった。
    途中からなんとなく結末が見えてきたが、最後まで楽しく読むことができた。
    虐待、いじめ、殺人など辛い表現も出てくるが、最後はすっきり終われたと思う。

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    2025年10月09日
  • ハケンアニメ!

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    自分が小説にハマるきっかけを作ってくれた本。
    アニメ好きにはたまらなかった。
    アニメ制作の裏側だったり、大変さを知ることができつつ、内容もとても面白かった。
    章ごとに話が分かれてると思いきや、どんどん繋がっていくところも良かった。
    この本を読んでから、アニメを見ているときに、少し制作の裏側を想像するようになった。
    楽しすぎて、すぐに読み終わった。

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    2025年10月07日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    なんだか爽やかな読後感の、でも心が暖かくなるような本が読みたい気分になって選んだのがこの本。やっぱり読んで良かった。素敵なお話。
    私が1番心に残ったのはやっぱり親友の心得かなぁ。依頼者は高校生の女の子、会いたいのは最近事故で亡くなった親友。
    親友なのだけど、1番近い存在だからこそ自分との違いが目について、比較して、嫉妬とも羨望とも形容できない焦りのような虚栄心と、曖昧な、でも確かにある2人の間の小さな感情の歪み。でもこれが思春期の友情のリアルだろうなという、ある種の諦観のようで逆説的にポジティブな気持ちになった。それがリアルでも、思春期の友情は美しいしかけがえのない思い出であり続けるほどの眩し

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    2026年06月17日