あらすじ
警視庁の仲間を守りたい。
全身穴だらけの死体が上野で発見。原因不明。
安田怜の願いに立ちふさがるは、蒼ざめた馬の騎士。
異常な事件を処理する大人気警察シリーズ第六弾!
ーーー
上野恩賜公園で通報。全身六十一ヵ所に穴が空いた変屍体あり。
霊視の青年・安田怜と病に冒された少女・真理明が紡いだ絆は、
冷徹な異能処理班を変えつつあった。
だが、彼らの雪解けと裏腹に怪異事件は加速する。
穴あき屍体に続いて発見されたのは蒸し焼き屍体。
手がかりは、蒼馬に跨る異界の騎士。
だが、この怪異には、動機が存在しなかった――。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ハマってしまい、Audibleで6作連続で聴き続けてしまいました。
全てのキャラが魅力的で、心根が綺麗な人ほど異能が備わるのかな、なんて考えました。
読み進めながら自分の心も浄化されるような気がしています。
続きを早く読みたいです。
Posted by ブクログ
小埜さんの暗躍。
幽霊という自分の使い所よく分かってますね。
そう言うのも使わないといけない切羽詰まった状況でもある訳で。
説明している暇も無いし、その行動によって阻止出来なくなる状況で。
極意さん、地獄の犬を見てしまったから、敵わないというかどうしようも出来ないと思ってしまったのかな。
だから完全な悪魔になる前に死のうとしたのか。
それも広目さんの前で。命を縛り合う人の前で。
どうか諦めないでほしい。絶対助かるという保証はないけれどまだ諦めないでほしい。
死霊たちも助かりたく無い訳が無い。ただこれ以上苦しみたく無いから、躊躇う。けど一緒に戦ってくれるから、助けてくれるというから立ち向かう。
全てものがかっこいい。
三婆ズは相変わらずかっこいい。
死ぬかも知れないけど覚悟を決めて助けてくれる。
でもちゃんと無事終わった後の準備もしてる。
Posted by ブクログ
仲間と戦う一体感があり、善と悪の対比が気持ちよかった。
シリーズ通して、徐々に信頼関係が築かれて、変化して行く流れがあった。
流れに身を任せるシーンもあり、凄惨な内容だが心地いい読後感。
Posted by ブクログ
第6弾〜!w
前のレビューとは、180度違う…
まぁ、いつもに戻る〜!w なんやろな。
いきなり変死体!何か、規則的に穴開いてる…
これか!これでやられたのか↓
『鉄の処女【てつのしょじょ】』
中世ヨーロッパの刑具。中空になった等身大の鉄の人形で,前が扉(とびら)になっており,その内側にとげがある。中に入れた人を,扉をしめてとげで刺す仕組み!
どっかで、見たことはあるか、人の形してて、開くと針の嵐!
こんなのの中入って、扉閉められたら…
その後も、拷問処刑具での殺しの嵐〜!
『異端者のフォーク(英:heretic's fork)』
両端がフォーク状に尖った長い鉄をベルトやストラップにゆるく括り付けた拷問具である。自白用の道具みたい。
でも、何ヶ所か、貫通して死亡っと!
『ファラリスの雄牛』
内部に人を入れて下で火を焚き、焼き殺すための処刑道具。悲鳴が鼻の穴を通って外部に響くと、牛が鳴いているように聞こえるそうな…
蒸し焼きにされとった…
近所で、拷問処刑具の展示会みたいなのがあって、そこが諸悪の根源か…
殺された人らはみんな悪人…
何故、悪人を更にジワジワと殺すのか…
でも、関連性はない。
怪異なのか?
それには、壮大な計画が!
三婆ズも大活躍!
何人、成仏させたか分からんわ!
どんなけ、拷問処刑具に、憑いとんねん!
ミカヅチ、思ったより、人類の存亡がかかってて、めっちゃ責任重い〜!
ほんの数人の組織かと思ったけど、凄い人数動いてそう。
まぁ、組織のメンバーが三途の川にもいっぱいおるから、引退ないし…(−_−;)
表面上は、
殉職→交代要員でプラスマイナス・ゼロ
なんやけど、
殉職→ミカヅチ三途の川支部に、一名増員
になるので(^◇^;)
更に、引退して寿命になった人
→ミカヅチ三途の川支部に、一名増員
組織の歴史が長いと五月雨式に増強されていくやん〜!w
凄いと思う!この組織!!!
赤バッチ、悪魔の手から、逃れられるかが気になるな…
早く次出て〜
***************
金曜日は、
「グラディエーターⅡ」
( ◞•̀д•́)◞⚔◟(•̀д•́◟ ) ( ◞•̀д•́)◞⚔◟(•̀д•́◟ )
観て来た〜!
金かかってるわ〜感が凄い!
(壮大って意味です^^;)
デンゼル・ワシントンの悪役ぶりも、たまには良いね!
やはり、グラディエーターなんで、闘いのシーンが良い。
コロシアムに、海水にサメまで入れての模擬海戦は凄い!ほんまに、そんな事できるのかは、分からんけど、迫力あったわ〜!
ストーリー的には、そう前作と変わってるんか?って言われると…やけど。
これが、グラディエーターなんや!
これで、ローマが良くなるか?
そこは、魑魅魍魎が蔓延る政治の世界やし、どうかは…微妙な気も(^◇^;)
そんな大昔から、政治の世界は、一個も変わってないやんけ!( *`ω´)
三部作って話もあった気がするから、もう一作あるんかな?
今後の予定
『ふたりで終わらせる』
『クレイヴン・ザ・ハンター』
は確定!
Posted by ブクログ
怪異を処理した後のやり取りは、毎回、泣かされます
それぞれの思いに、胸がしめつけられます
気持ちだけは、その場にいるみたいに参加してるんで、悪意には、負けん!みんなと戦うぞって、読み終わると、次に向けて態勢整えてます
次が待ち遠しいです
Posted by ブクログ
大好きなシリーズ。ミカヅチ班が一丸となり三婆ズの活躍もありひと段落かと思ったラストに登場した異様に怖さを感じた少女は一体何者なのか、極意さんの呪いは解けるのか、その時 が少しずつ近づいている気配がありますます続きが楽しみ。
Posted by ブクログ
怖かったなぁ。
人とはなんと恐ろしいんだろう。
「鉄の処女」検索しちゃったよ。こんなの作るってどーゆー神経だったのだろうか。
ミカヅチ班がさらに一丸となって、対処にあたる。三婆ズのトークが和む。
なんとか光が見えてきたのかもと思ったラスト。
少女との一瞬の邂逅と、赤バッチの考えが恐ろしかった。
でも赤バッチにしたらそーなるよなぁ。
Posted by ブクログ
シリーズ第6弾です!
再読。audibleにて。
audibleちょっとイメージがと思いつつ、楽なのでaudibleで聴きました(^^;;
今回も長編。
蒼い馬に乗った騎士が異界から怜たちの前に現れて‥。
連続殺人事件が起こるも死体はひどい状況で殺害方法がわからない。
前回の移動する怪異(黒仏)は和物だったけど、今回の異界から来る蒼い馬に乗った騎士(死神?)は洋物って感じ。
だんだん佳境に入ってきて、先を一気読みしたい!
真理明さんもだんだん良くなってきて、このまま良くなるといいし、この先のキーパーソンになるような予感。
Posted by ブクログ
上野恩賜公園で全身穴だらけの変死体。その情報がミカヅチに来る前に赤バッジに死霊OBの小埜が声をかける。変死体の続く、犯人の手がかりはわずかミカヅチ班はどう動く。
いつものミカヅチの事件と違って、捜査一課が先に動きだした。拷問器具による連続殺人、怜の呼びかけに応えない被害者たち、いつもと違う赤バッジの行動、序盤からミカヅチ班の物語に引き込まれていった。中盤に入って、少しずつ情報が入ってきて、真相に近づくためにみんなで考え動き出すミカヅチ班、読者としては1歩1歩前進していく雰囲気が楽しい。終盤に犯人が分かり、解決に向かうミカヅチ班+三婆ズ、ドキドキとハラハラな展開に読む手が止まらなかった。
広目の優しさと厳しさがよく出ていた、赤バッジが心配過ぎる。
Posted by ブクログ
今までの事件とは違う。
蒼馬に跨がる騎士の目的に、これから起きることを想像させられゾッとした。今回の事件で更にミカヅチ班たちの結束力が高まった気がする。
Posted by ブクログ
今回は赤バッチメインだった。
拷問器具を使った殺人、馬に乗った死神のようなもの。どれもが不気味で怖くて最悪で良かった。
個人的に、西洋の幽霊や拷問器具などにも興味があるので楽しく見れました
以前出た、きもきも呪具集めおじが出てしかもそいつが犯人って繋がったのも素晴らしい〜
ああ、どうにか、、赤バッチも妹ちゃんも助かって欲しい……
Posted by ブクログ
今度は幽霊が敵だった。拷問器具に取り憑き悪魔の軍団を作るために死者の魂を騙して殺していた。赤バッジも悪魔に冒されてきてやばい状態。最後はどうなるのか気になる展開で終わってしまった
Posted by ブクログ
好奇心と少しの後ろめたさを持って、拷問器具やエピソードに惹かれていくという自分の黒い心をまじまじと見せつけられた感じがしました。
それらが人間の弱さだとしても、隙を見せると魔に引きずり込まれてしまう結末を迎える。
ミカヅチの面々、特に広目さんと土門さんが揺れているのに驚きました。いつも冷静沈着とばかり…でも、それほど切羽詰まっているこの世と極意さん。
ミカヅチ班が、協力して事にあたっていく。
変わりましたね、としみじみしている土門さんがよかぅた。
自分の運命を呪い神を棄てた人を、魔は仲間にいれていく。終盤ちらっと、今後重要になってくるかも?な天心の笑顔で凄まじい悪意の幼女がでました。
中ボスくらいなのか…?続きも楽しみです。
それにしても、伝説の拷問器具のレプリカ作って、実際に使ったものを企画展にシレッと送り込むとは、敵はなかなかやります。国立西洋美術館には辞めてほしい…来場数は最高に集められるだろうから、人々の恐怖・憎悪・邪な好奇心も増幅されて集め放題。
Posted by ブクログ
『ミカヅチシリーズ』6作目。
いよいよ、戦うべき敵が見えてきた。
これからクライマックスに続いていく予感。
伶くんの力がますますパワーアップしているような気がする。
死んだ人も生きている人と同じに見えるなんて、子供の頃は苦労が尽きなかっただろうなぁ、と思うと痛ましい。
素敵な仲間に出会えて本当に良かったと思う。
Posted by ブクログ
アイアンメイデンを聴きながら読みました(笑)。しかしお恥ずかしながら知らなかったのです、その名の由来を。「鉄の処女」って何やろと思ってはいましたが、世にも恐ろしい拷問具の名前だったとは。こんなものをバンド名に採用したら、そりゃヘヴィメタは有害視されますよねぇ、私はメタル好きだけど。これ1冊で拷問具にかなり詳しくなったような。
そんなことよりも、ミカヅチ班の結束力が高まっているのが嬉しくないですか。赤バッジを心配するアマネの様子には涙が出ます。死霊にも尊厳あり。いつもいたって軽いのに、きちんと敬意を払う三婆ズを見習いたい。
青屍
悪魔と契約して妹の命を助けたが、死んでないと言うだけの苦しい病から助かったわけではない…。極意さんは悪魔に身体を乗っ取られ意識まで悪魔に取られようとしている…内藤さんの描く小説は読んでいると映画を観ているように想像しながら読めてしまう。ありえない話なのに。だから読むのをやめられない!
Posted by ブクログ
内藤了『青屍 警視庁異能処理班ミカヅチ』講談社タイガ。
シリーズ第6弾。
さらりと読めるホラー警察小説。今回は悪魔憑きの赤バッチこと極意京介の妹で、全身の臓器が腐敗する奇病と闘う真理明が事件の謎を解き明かす鍵を握る。
今回も異能集団のミカヅチ班と三婆ズが怪しい事件の真相に迫る。
上野恩賜公園で全身61ヵ所に穴が空いた男性の変死体が発見される。それに続いて発見された女性の蒸焼き死体。2人とも中世のヨーロッパで使われた拷問具を使って殺害されたと思われた。
霊視の青年・安田怜が目撃した蒼馬に跨る異界の騎士の正体は……
本体価格680円
★★★★
Posted by ブクログ
シリーズ第6弾。
悪魔ことダーセニーが拷問処刑で斬殺のところはハラハラ。今回は読みやすくおもしろかった。赤バッチと真理明の謎がすこしずつ解き明かされてきた。極意さんもどうなっていくのか。
Posted by ブクログ
ミカヅチシリーズ、6作目。
前作も怖かったけど、今作も怖かったー。というか、エグい。うーん、和モノにもえげつないものはあるけど、西洋モノってそれとはまた違ったえげつなさを感じる。宗教観の違いからなのか、日本の化け物とか幽霊の類とは異なり、西洋の悪魔って人間の心を弄ぶ意地の悪さが際立っていて、恐怖とともに不快感が伴うんだよね。人間への恨みつらみが形となった日本の化けものとか幽霊はその背景に少なからずの同情とか共感も覚えたりするものだけど、悪魔にはそういうのがなくて、人間をただ遊びのゲームの駒にしか考えてないような、そんな非情さを感じてしまう。そこが余計に極意兄妹を気の毒だと思ってしまう要因なんだろうな。だって、折原警視正には全然悲壮感を感じないし、むしろ面白いものww
このシリーズも何となくラスボスとしての相手が見えてきたような?お願いだから、極意兄妹を無事に救ってあげてほしい。