あらすじ
警視庁の仲間を守りたい。
全身穴だらけの死体が上野で発見。原因不明。
安田怜の願いに立ちふさがるは、蒼ざめた馬の騎士。
異常な事件を処理する大人気警察シリーズ第六弾!
ーーー
上野恩賜公園で通報。全身六十一ヵ所に穴が空いた変屍体あり。
霊視の青年・安田怜と病に冒された少女・真理明が紡いだ絆は、
冷徹な異能処理班を変えつつあった。
だが、彼らの雪解けと裏腹に怪異事件は加速する。
穴あき屍体に続いて発見されたのは蒸し焼き屍体。
手がかりは、蒼馬に跨る異界の騎士。
だが、この怪異には、動機が存在しなかった――。
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Posted by ブクログ
小埜さんの暗躍。
幽霊という自分の使い所よく分かってますね。
そう言うのも使わないといけない切羽詰まった状況でもある訳で。
説明している暇も無いし、その行動によって阻止出来なくなる状況で。
極意さん、地獄の犬を見てしまったから、敵わないというかどうしようも出来ないと思ってしまったのかな。
だから完全な悪魔になる前に死のうとしたのか。
それも広目さんの前で。命を縛り合う人の前で。
どうか諦めないでほしい。絶対助かるという保証はないけれどまだ諦めないでほしい。
死霊たちも助かりたく無い訳が無い。ただこれ以上苦しみたく無いから、躊躇う。けど一緒に戦ってくれるから、助けてくれるというから立ち向かう。
全てものがかっこいい。
三婆ズは相変わらずかっこいい。
死ぬかも知れないけど覚悟を決めて助けてくれる。
でもちゃんと無事終わった後の準備もしてる。
Posted by ブクログ
怖かったなぁ。
人とはなんと恐ろしいんだろう。
「鉄の処女」検索しちゃったよ。こんなの作るってどーゆー神経だったのだろうか。
ミカヅチ班がさらに一丸となって、対処にあたる。三婆ズのトークが和む。
なんとか光が見えてきたのかもと思ったラスト。
少女との一瞬の邂逅と、赤バッチの考えが恐ろしかった。
でも赤バッチにしたらそーなるよなぁ。
Posted by ブクログ
今回は赤バッチメインだった。
拷問器具を使った殺人、馬に乗った死神のようなもの。どれもが不気味で怖くて最悪で良かった。
個人的に、西洋の幽霊や拷問器具などにも興味があるので楽しく見れました
以前出た、きもきも呪具集めおじが出てしかもそいつが犯人って繋がったのも素晴らしい〜
ああ、どうにか、、赤バッチも妹ちゃんも助かって欲しい……
Posted by ブクログ
今度は幽霊が敵だった。拷問器具に取り憑き悪魔の軍団を作るために死者の魂を騙して殺していた。赤バッジも悪魔に冒されてきてやばい状態。最後はどうなるのか気になる展開で終わってしまった
Posted by ブクログ
好奇心と少しの後ろめたさを持って、拷問器具やエピソードに惹かれていくという自分の黒い心をまじまじと見せつけられた感じがしました。
それらが人間の弱さだとしても、隙を見せると魔に引きずり込まれてしまう結末を迎える。
ミカヅチの面々、特に広目さんと土門さんが揺れているのに驚きました。いつも冷静沈着とばかり…でも、それほど切羽詰まっているこの世と極意さん。
ミカヅチ班が、協力して事にあたっていく。
変わりましたね、としみじみしている土門さんがよかぅた。
自分の運命を呪い神を棄てた人を、魔は仲間にいれていく。終盤ちらっと、今後重要になってくるかも?な天心の笑顔で凄まじい悪意の幼女がでました。
中ボスくらいなのか…?続きも楽しみです。
それにしても、伝説の拷問器具のレプリカ作って、実際に使ったものを企画展にシレッと送り込むとは、敵はなかなかやります。国立西洋美術館には辞めてほしい…来場数は最高に集められるだろうから、人々の恐怖・憎悪・邪な好奇心も増幅されて集め放題。