あらすじ
仁明と「占い師」をめぐる一連の騒動に決着が付き、澪は次郎との約束通りまとまった休暇を取ることになった。
そこで訪れたのは憧れの国、イギリス!
澪はしばらく仕事を忘れ、溜まっていた有給を使って観光を楽しむつもりだった。
けれどリアムからの相談で、なんとイギリスでも第六リサーチとしての仕事――心霊調査を請け負う流れに。
それはリアムの兄・サイラスからの相談で、ブロードステアーズにてホテルに改装予定だった邸宅に、突如幽霊が現れだしたのだという。
邸宅を手放すことに対して亡き妻の霊が怒っているのではないかと考えた所有者は、売却の契約を白紙に戻すと言い出してしまい、どうにか霊の正体を突き止められないかというものだった。
果たして、次郎と晃も合流し、「第六」初の海外心霊調査が行われることに。
言語も文化も違う土地での、心霊物件調査の行方とは……!?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回はイギリスの御曹司リアムの兄からの依頼で、舞台はイギリスでした。残留思念が読み取れる澪がまたもや活躍しましたね。
イギリスと言えばイングリッシュガーデン。最後の方にグレート・ディクスターが出てきたのでネットで見たら、すごく素敵でした。ゆっくり散歩をしてみたいなぁ。
毎回収録されている過日の事件簿。今回はリアムが育った家での出来事。じんわり、温かい気持ちになり読後感は最高です。
丸の内で就職したら幽霊物件担当
澪ちゃんの暴走は大分コントロール出来るようになりましたね。イギリスの幽霊も怖かったですね。リアムが思い出の家でおばあちゃんの愛情に触れられて良かった。
Posted by ブクログ
今回はイギリスが舞台、そしてほとんどをリアムと共に行動。
結局やってしまったことがバレたくなくて、見つかってほしくなくて怒ってたなら、見つかってあっさりいなくなって解決するものなのか...?と疑問に感じました。夫婦が温かくて、最後はご都合主義っぽかったけれど生前の想いも聞くことができていてよかったです。