馳星周のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
競馬というとただの公営ギャンブルとしか思っていなかった子供の頃、周りに馬券を買う大人や成人後も競馬に興味を持つ友達がいなかったこともあり68歳になった今でも馬券一つ買ったことのない人生であったことに気付く。
お金に少しばかり余裕が出来た今、馬というロマンにかける人たちの手助けに少しでもなるなら、そういう気持ちで馬券を買ってもいいかなという気持ちにさせられた。
どんなに投資して準備しても本番は一度きり、幸運が伴わなければ栄光を得ることはできない。
ひょっとすると競馬というものは、そういう悟りというか人生を達観させてくれるようなそんな人を成長させるものなのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
ロイヤルファミリー人気からのフェスタ!やっぱり馬はいいなぁ。馳さん、馬と犬と競馬が本当に好きなんだろうなぁ。秋から年末にかけて負けることが多かったけど今年は午年だしもう少し血統と競馬場を研究して今年はなんとか勝率を上げたい。競馬、サラブレッドの光と影の両方が描かれていて、競馬ファンとしてはこれからもその両面を理解しつつ、ホースマンたちの熱い想いと大勢の関係者やファンの夢を背負って走るサラブレッドを応援していきたいと切に思った。競馬は奥が深くて本当に面白い。そして馬は可愛い。このカムナビ、そしてゴールドシップ、ステイゴールドといった言うこと聞かない自由奔放で荒ぶる系の馬の魅力がたっぷり詰まった実
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Posted by ブクログ
物語は、新興宗教〈真言の法〉を立ち上げた教祖・十文字、その教団運営を取り仕切る弁護士の幸田、18歳で十文字に傾倒し出家した青年・太田、そして左遷された公安刑事・児玉。
彼らそれぞれの視点を往復しながら、教団と社会が不可逆的に崩壊へ向かっていく過程を描いていく。
宗教組織としての基盤は、教祖の薬物中毒、選挙活動への介入、弁護士一家殺人事件など、すでに脆く揺らいでいる。
そこへ、教団を資金源として利用する警察官、その資金を上納させる政治家が絡み合い、権力者たちは自らの都合で教団をコントロールしようとする。
しかし、教祖の反社会的な意識は次第に狂気を帯び、物語はあのサリン事件へと突き進んでいく。
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Posted by ブクログ
カリスマ教祖"十文字源皇率いる、〈真言(マントラ)の法〉。弁護士・幸田は侍従長の高位にあり、外界との交渉を担っている。組織に罪を背負わされ失脚した児玉警部補は、この新興教団に目をつけた。ここは金のなる木だ、と。両者の間に奇怪な盟約が結ばれる。教祖が敵対する弁護士の殺害を命じたとき、黙示録の扉は静かに開かれた――。欲望と狂気に憑かれた男たちを描き切る、群像サスペンス。
この作品は長編すぎて、とてもレビューできそうもないので、まずは書籍の紹介をお借りします。
紹介文にあるように、本作は明らかにオウム真理教を思わせる設定で進む。もとはヨガ教室にすぎなかった新興宗教が、どのようにして信者