馳星周のレビュー一覧

  • 鎮魂歌 不夜城II

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    不夜城の続編。本作では前作の主人公である健一は主演ではなく助演といった役どころである。しかし話はやはり健一を中心に回る。歌舞伎町の暗部を描いた第二作目。

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    2009年10月04日
  • マンゴー・レイン

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    不夜城シリーズも好きなのですが、コレも!登場人物の絡みが面白いんですよ…。次にどうなるか分からない感じとか。雰囲気とか。

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    2009年10月04日
  • 少年と犬

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    ネタバレ

    苦手な作家さんだと思っていたが、なんとまあ読みやすいこと!
    するすると一気に読みました。

    名犬多聞の旅。
    犬を必要とする人間にピンとくるのか、出会う人間達のやるせなさや切なさに共感したりハッとさせられたり。

    「夫婦と犬」のターン。
    妻側の苛々に共感する人は多いのでは。
    悪い人ではない夫。
    でも。
    それが故に余計に苦しくなる。
    妻を思っているようで結局自分の事しか考えず、相手の気持ちに思い至らないあの感じ。
    結末は予想外で衝撃だったが幸あれと願う。何ならすっきりして少し羨ましい。

    「老人と犬」の結末もそうか…と少し辛い気持ちではあったが、九州に渡すいい仕事をしてくれた。
    実家のご近所さんに

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    2026年06月15日
  • 帰らずの海

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    過去に◯◯をしたサツカンと秘密を共有した恋人との甘く切ない物語。
    現在と過去を巧みに織り交ぜながら進行していく内容は展開が素晴らしく、ハラハラドキドキが止まらない。
    15年待ち続けた約束の地に、あの日のキーホルダーを持って立ち竦む恵美の想いと、それに応えることが出来ない稔の想いが切なくて、、
    吉田秀人との関わりが最後にどうなったのかが気になるところ。
    柏村雪との関わりがどうなったのかは、もっと気になるところ。

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    2026年05月26日
  • ゴールデン街コーリング

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    馳さんの自伝的物語。
    令和になって初めてゴールデン街を訪れてみたところ、昭和の伝説のような雰囲気は街並みのみに感じられる安全なところでした。
    お酒を飲まない私にとって夜の街の臨場感はないものの、人々が活き活きと綴られていて楽しい作品でした。
    ウルフガイを読みたくなりました。

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    2026年04月29日
  • 少年と犬

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    飼い主から離れた野良犬と出会う何人かの訳あり人物たちとの交流がとても鮮明で残酷に描かれていた。
    犬との生活は自分の内面と向き合う作業に似ているのかもしれない。他者を世話することによる浄化作用により多聞と出会う人間たちは今の生活に自問し行動を変えていく。
    もっと早く多聞のような大切な存在に出会えていればと思う場面も多かった。人間は一人では生きていけないそれが決して人間との繋がりだけじゃなくても良いと思わせてくれる作品だった。

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    2026年04月27日
  • 飛越(ジャンプ)

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    障害競馬界で躍動する2人の翔吾の話。勝ってほしいけどもういいから人馬共に無事でと祈りながら応援読みしてる。入り込みすぎて終盤どうしたら良いか分からんこの感情どこにどうしたら。ずっとifを考えながら思い返す。オジュウチョウサンがモデル見たいでまたレース探して見よ

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    2026年04月19日
  • 飛越(ジャンプ)

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    著者の競馬シリーズを読んで、競馬はともかく競走馬にはすごく興味を持ちました。
    馬ってなんて賢くてかわいくて美しくてかっこいい動物なんだろうと思わせる。そんな競走馬の過酷な状況についても、初めて知ることばかりです。
    若く美しい女性が主人公の中年男に夢中になるというオッサンずドリーム…そのくだり、要る?と毎回思ってしまいます。

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    2026年04月03日
  • 少年と犬

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    さっと一気に読めた。
    苦悩する人を救っているのか、死への渡し守の役目なのか、不思議な存在。自らの命を犠牲にしたときだけ、誰も死ななかった。あとはかかわった人間は皆死んだ。

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    2026年03月30日
  • 少年と犬

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    1匹の犬を中心に、犬が出会っていく人たちの人生の一瞬を感じられる本。
    犬を飼ったことがないけれど、犬が人の心を溶かしたり、特別な不思議な力を持っていることは信じられる。震災後から始まる物語でもあり、一冊通して、死が身近にある登場人物が多く、ちょっとずしんとくる読み心地だった。

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    2026年03月28日
  • フェスタ

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    凱旋門賞を獲りたい執念により生まれたカムナビの話。ステゴの血統による気性難にホースマン達も読んでる私も引っ張り回される。この馬に惹かれない訳がない。レースはとにかく声を出したいくらいのめり込み、カムナビに笑ってしまうだいすき。道悪の得手不得手とかもあるんやな?

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    2026年03月17日
  • 少年と犬

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    この作品で描かれる犬は天使なのか悪魔なのか。
    彷徨い続ける犬が辿り着く場所には、必ず死の匂いが香る。
    これは既に運命的に決定されており、犬はそれを通達しているだけなのか。
    ノワールのような危うい要素もある、犬と死にまつわるストーリーであった。

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    2026年03月16日
  • 蒼き山嶺

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    ハマりそう。山岳小説、景色の描写も良き、軋む身体の描写も良し、ギリギリのところで出る人間の本音。他の山岳小説も読みたい。

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    2026年03月13日
  • 雨降る森の犬

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    いろんなことが盛り込まれたとてもいい内容だった。
    端々に優しさを感じることが出来る作品。
    情景が目に浮かび没頭して、あっという間に読めた。
    山登りの経験はないけど「登りたい」と言う気持ちになれた。

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    2026年03月10日
  • 暗手

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    久しぶりの馳ワールド。
    読んでいて、これだこれだと思いながら駆け抜けて読んでしまいました。夜光虫続編という事もあり、心が躍った作品。

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    2026年03月07日
  • アンタッチャブル

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    警視庁公安部のアンタッチャブル。
    上司と部下の軽妙なやり取りと、
    何が本当か嘘か。
    惑わされた部下の苛立ち。
    身近で起きている事は、虚構か真実か
    最後に何が起きる?
    ワクワクが止まらない…

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    2026年02月27日
  • フェスタ

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    馳先生の本は不夜城とその2作目しか読んだ事がなくイメージとしてはバイオレンス的な感じの本としか思っていなく、馬がメインの本は初めて読んで競走馬のロマンを感じさせる本でした。
    とにかく読みやすく競走馬の名前が分かる人だったら更に面白く読める1冊だと思います。

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    2026年02月25日
  • 9・11倶楽部

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    織田さんと子供達の絆が深くなるにつれ、こちら側のストーリーへの引き込まれ度数も上がっていくのが手に取るようわかった。
    これまで読んだ馳さんの中でも描写が秀逸だと感じたし、喩えが突出して上手く感じられた。
    爆破後の子供達はどうなってしまったのか⁈気にはなるが、このエンディングがスッキリして良かったのかな。

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    2026年01月30日
  • フェスタ

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    競馬というとただの公営ギャンブルとしか思っていなかった子供の頃、周りに馬券を買う大人や成人後も競馬に興味を持つ友達がいなかったこともあり68歳になった今でも馬券一つ買ったことのない人生であったことに気付く。
    お金に少しばかり余裕が出来た今、馬というロマンにかける人たちの手助けに少しでもなるなら、そういう気持ちで馬券を買ってもいいかなという気持ちにさせられた。
    どんなに投資して準備しても本番は一度きり、幸運が伴わなければ栄光を得ることはできない。
    ひょっとすると競馬というものは、そういう悟りというか人生を達観させてくれるようなそんな人を成長させるものなのかもしれない。

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    2026年01月24日
  • 少年と犬

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    ネタバレ

    短編集的な感じで、実は繋がってる!お話、とても好きです。
    賢く崇高なわんこと、そのわんこに関わった人たちのお話。老人と犬。切なかったな。★5にしたいけど、ラストが大号泣だったので、マイナス1。
    序盤、わんこは『守護神』と言われるのだけど、『死神』なんじゃ?と疑ってしまった。中盤、この子も連れてったら、この本最悪!と思ったけど、そうならずにホッとし、老人へ・・・。老いも病気もわかるけど、やるせなかった。
    5年もかけて、会いたかったヒトに会えて、短い期間だったけど、キミは幸せになれたんだよね?

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    2026年01月23日